「金乗院」は江戸期の1840年に再建。「延命地蔵菩薩」を本尊とし、千体地蔵・不動明王を安置。
正面が開いて地蔵尊を拝し、お祈りできる上、頭上にはたくさんの絵馬が奉納されていた。
絵馬は、さらに頂上の「奥の院」の「如法堂」にも、亡くなった子供の写真や着飾った人形とともに多く納められ、入学や結婚など、生きていれば体験できた様子を描いて供養している。
|
|
山の西の極楽院(今は性相院に吸収)の東の岩洞にも地蔵が祀られ、子供は子供で、死んだために出来なくなった父母の供養に、あの世で小石を積み上げる「賽の河原」に当たるといい、鬼が来て、積み上げた石を崩してしまうので、夜にはガラガラと石の落ちる音の後に、崩された事を嘆く、子供の泣き声が聞えて来るという。
さて、この「金乗院」からの眺めは↓ |