上記の通り(笑)。
前回(1月)の最後にお届けした「東武ワールドスクウェア」のさらに先を行く(^_^A)。
前回は灰色の所「現代日本ゾーン」までお届けした。↓
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展示数(内、世界遺産)
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他、展示物
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合計
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現代日本ゾーン |
12(0)
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9
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21
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アメリカゾーン |
7(1)
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6
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13
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エジプトゾーン |
5(5)
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0
|
5
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ヨーロッパゾーン |
32(16)
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0
|
32
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アジアゾーン |
11(7)
|
0
|
11
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日本ゾーン |
35(13)
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3
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38
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合計
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102(42)
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18
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120
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↑今回はその続き、ピンクで表示してる「アメリカゾーン」「エジプトゾーン」「ヨーロッパゾーン」「アジアゾーン」まで進む。
それから、今回から「世界遺産」がいよいよ出て来るので、ちょっと説明(^^ゞ。
「世界遺産」は「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」に分類され、この東武ワールドスクウェアで言う「世界遺産」は、その中の「文化遺産」、正式には「世界文化遺産登録物件」とされてるが、省略して「世界遺産」で記させて頂く。
<アメリカゾーン>
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さて日本を離れ、「太平洋」の向こうに奥深く入って行くとしよう(^^ゞ。先にメニューを紹介。
013:自由の女神(世界遺産)
014:A桟橋
j:グランド・アーミー広場
k:プラザ・ホテル
015:ワールド・トレード・センター・ノースタワー・ビル
l:ワールド・トレード・センター・サウスタワー・ビル
016:エンパイア・ステート・ビル
m:アメリカンスタンダード・ビル
017:クライスラー・ビル
n:セントラルパーク
018:フラットアイロン・ビル
o:ニューヨーク・ハーレム
019:ホワイトハウス |
以上がパンフレットにある出展物一覧。
「015:ワールド・トレード・センター・ノースタワー・ビル」と「l:ワールド・トレード・センター・サウスタワー・ビル」は、この二つを総称して「ツインタワー」と言われる。私もテロ事件が起きる当時まで上記の正式名称を知らず(少なくても覚えられず)、二つあわせて「ツインタワー」と覚えてればいい、と思っていた(^^;)。。
長い名前で話すと大変なので(笑)、この先も「ツインタワー」で進めていく(^^ゞ。
↓まずは「自由の女神」(世界遺産)。 |
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そして超高層の三つ→。 |
↑左「エンパイア・ステート・ビル」と右「ツインタワー」。
(右の写真は人物との比較大)
この「ツインタワー」はホントに高くて、エジプトやヨーロッパからも見えていた(笑)。
また三つの超高層建築物の足元には、パンフレット通りだと以下の世界が広がっている(はず)。
中央に「 プラザ・ホテル」その前を「 グランド・アーミー広場」右手前が「 A桟橋」
ちなみに、上におられるお二人さんは、単なる通行人の方々(^_^;)。ちょうど比較大にもってこいの所に立っておられたのと(笑)、まぁ背も向けておられる事だし、って事で使わせて頂いてます。
今度はツインタワーの向って右隣側に行ってみる。↓
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ツインタワーの「サウスタワー」側、階下の広場。
ちなみにこのビルの正式名称で検索したら、三件ほど出て来た記事の全てが、この「東武ワールドスクウェア」のレポだった。
誰もがあの飛行機の突っ込んだ日を振り返り、「今はもう無い、でもここには再現ミニチュアがある」と反芻する声もあった。
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さて、このツインタワーの裏側(奥)も見てみよう。↓
まず左の写真。
左が「アメリカンスタンダード・ビル」。真ん中にノペッと黒いのが「フラットアイロン・ビル」。その手前の背の低い建物が「ニューヨーク・ハーレム」。背景に聳え立つ白く背の高い建物が「クライスラー・ビル」。
そして右の写真は、手前の「ニューヨーク・ハーレム」横面と裏通りを撮影。
同時に「フラット・アイロン・ビル」(一番右)のすご〜く薄い横面が伝わるかな〜〜(^_^;)↑
最後はアメリカ・ゾーンの中で唯一、別区画になっている一郭。
ド〜ン。「ホワイトハウス」!
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横面からも一枚(^^ゞ
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<エジプトゾーン>
さてお次の「エジプトゾーン」だが、出展物は以下。
020:メンカウラー王のピラミッド(世界遺産)
021:カフラー王のピラミッド(世界遺産)
022:クフ王のピラミッド(世界遺産)
023:スフィンクス(世界遺産)
024:アブ・シンベル大神殿(世界遺産)
全てが「世界遺産」という、ある意味すごいコーナーなんだが、何せ出し物が少ない(^_^;)。
エジプトというと、「王家の谷」とか「ハトシェプト女王葬祭殿」とか「カルナック神殿」とか色々なのを聞くが、そういうの全部となると、エジプトだけ多くなって他とのバランスが悪くなるのかな?(笑)
で、まずはピラミッドの並んでる順だが、入って手前が「メンカウラー王のピラミッド」、真ん中に「カフラー王のピラミッド」、一番奥に「クフ王のピラミッド」の順。いわゆる「ギザの三大ピラミッド」(世界遺産)である。
左から、メンカウラー、カフラー、クフと三つ並んでる。
真ん中一番大きな「カフラー」の右下に「スフィンクス」があり、「クフ」の奥に一つだけ離れて「アブ・シンベル大神殿」がある。
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ラクダで遊ぶこたつバカ夫婦。 |
私らなんか、こういうのも面白ろがるが(笑)、リアルさ追及が主旨らしく、こういう子供向けっぽい仕掛けはそう多くはない(^^ゞ。
ただ狭いので、周囲の山の緑が目に入って来るし、よほど細部拡大かカメラ撮影の角度に気を使うなどしないと、このゾーンで「砂漠っぽさ」にトリップするには難がある(^^ゞ。例えば……↓
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背景の山(これは本物)は仕方ないとして、「ツインタワー」も視界に入る(笑)。↓
ただ細部については、やはりかなりリアルで、↓
↑砂漠に道筋をつけながら走る様子なんか、写真で見ると本物っぽい(^^ゞ。
↑「カフラー王ピラミッド」前の「スフィンクス」(世界遺産)。細部を拡大。→
砂漠を行く行商っぽい人影と言い、スフィンクス周囲のバスツアーっぽい見学客と言い、スフィンクスに組み立てられた骨組みと言い、「現地で写しました」と言われたらちょっと騙されそう(笑)。
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さらにこちらは最後に聳える「クフ王ピラミッド」↓。やはり細部だけ拡大すると……。↓
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ピラミッドに上り下りしたり、砂漠にまばらにいる人々などが妙にリアル。ピラミッドの影って日差しが避けられて涼しいんだろうな〜、なんて思ったり(笑)。
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そして、もうこれなんかは「エジプトに行って来ました〜!」とか言って見せたら、誰もニセ物とは気付かないかもっ(笑)。↓
↑唯一「ミニチュア」である事を物語る、亭主の頭の影(爆)。
我々はここで一息入れた(^_^A)。
このエジプトゾーンからヨーロッパゾーンに移る地点がちょうど折り返し地点。「すふぃんくす」という喫茶コーナーがある。他の飲食店はどれも土産コーナーとともに入口付近に寄せ集まっているが、1店だけ、ここ「すふぃんくす」のみ園内にあり、軽食や甘味など扱っていたので我々は座ってソフトクリームを食べた(^^)。
店はアブ・シンベル大神殿の裏側にある。↓ |
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店のテラスから先はヨーロッパゾーン。→
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さて、ここまでの所を振り返って、私の試算は「ま、せいぜい500円ってトコだな(^^ゞ」であった(爆)。←前月分参照(笑)
それが思わぬ計算違い(と言うより驚愕の連続)が始まったのは、何もかもこの先の「ヨーロッパゾーン」なのである(^^;)。。
<ヨーロッパゾーン>
出し物は以下。↓
025:パルテノン神殿(ギリシャ/世界遺産)
026:コロッセオ(イタリア/世界遺産)
027:ピサの斜塔(イタリア/世界遺産)
028:サン・ピエトロ大聖堂(バチカン/世界遺産)
029:ミラノ大聖堂(イタリア)
030:サン・マルコ寺院(イタリア/世界遺産)
031:シャンポール城(フランス/世界遺産)
032:ヴェルサイユ宮殿(フランス/世界遺産)
033:サクレクール寺院(フランス)
034:ノートルダム寺院(フランス/世界遺産)
035:凱旋門(フランス)
036:エッフェル塔(フランス/世界遺産)
037:ベルベデーレ宮殿(オーストリア)
038:ボルグンド教会堂(ノルウェー)
039:ピョートル噴水宮殿(ロシア/世界遺産)
040:聖ヴァシリー寺院(ロシア/世界遺産)
041:平和宮(オランダ)
042:マハレの跳ね橋(オランダ)
043:キンデルダイクの風車(オランダ/世界遺産)
044:ザーンセ・スカンスの風車A(オランダ)
045:ザーンセ・スカンスの風車B(オランダ)
046:ノイシュバンシュタイン城(ドイツ)
047:バッキンガム宮殿(イギリス)
048:ドーバー城(イギリス)
049:タワーブリッジ(イギリス)
050:ウェストミンスター寺院(イギリス/世界遺産)
051:ビッグベン英国国会議事堂(イギリス/世界遺産)
052:サグラダ・ファミリア(スペイン)
053:アルハンブラ宮殿(スペイン/世界遺産)
054:グエルパーク(スペイン/世界遺産)
055:カサ・ビセンス(スペイン)
056:バルセロナ大聖堂(スペイン)
●ギリシャ
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まずはギリシャ「パルテノン神殿」(世界遺産)。
←正面に聳える第一の門を下側から。 |
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↑横合いから見ると、神殿から崩れた石材が散乱しているのがよく見える。 |
これを見た時には、流石に「うっ(・・;)!」と唸り声が出た事を白状する(笑)。
折よく昼下がり〜夕方にかけての時間で、何とも美しく西日が差し、まさによくテレビや写真で見る「パルテノン神殿」に続く坂を、非常にリアルに再現してる事が唸った理由。
そしてこれまでの所、日本やアメリカなどの最近の建築物が多かった……つまり精巧で、それこそ飛行機でも激突しない限り、寸分の崩れもありえぬ建物ばかり見て来た。
が、この「パルテノン神殿」では、「世界の建築物」というのはそういう事ではなく、つまりは「世界遺産」を見に来たのだと、改めて、そしてハッキリ悟った気がした(^_^;)。。
ちょっと軽く解説すると……。↓
上の写真にあった(↓左)最初の門から「神殿」(↓右)に到達
神殿には、見学しに来た大勢の観光客が、登って来た疲れを癒したり、古代に思いを馳せるなど、思い思いの「居座り」の様子が再現されている。
無論これらは全て人形だが(笑)、人影あらばこそリアルさも倍増。
そしてここに上って来てから、改めて見える光景……つまり普通だったら、そこまで上らないと見られないハズの光景が、ここでは労なく一望。↓
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崩れ果てた神殿の残骸(これもよく見掛ける光景だが)
↑こういった具合に、ほんの数歩の段を上るなりすれば、これらも全て見えるのだ(^_^;)。
ビルなどの現代建築に、古代文明に馳せる程の「郷愁」なんか味わう人は居ないだろうが(笑)、こうした遺跡の類には付き物の「時間の経過」を、こうまで緻密に再現して除けた努力には敬意を表する(^^ゞ。
●イタリア・バチカン
お次はイタリア「コロッセオ」(世界遺産)。↓
左の写真、右端に柵が見える↑。ここに階段がつけられ登って上から見られる仕掛け。
というわけで内側。一枚で撮り切れなかったので二枚パノラマで(^^ゞ。
全てに対してやってるとキリが無いので(笑)、程ほどにしておくが、これもリアルで迫力あった〜。
↑上を一部拡大↓観光客が説明を聞いている。 |
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一方、外側の開き窓からも、いちいち人の見学したり歩く様子が見られる。→ |
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←続いて、イタリア「ピサの斜塔」(世界遺産)。
ただでさえ傾いてるのを、さらに傾いて撮影したかも(汗)。 |
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↑そして大物が近付いて来る!
バチカン「サン・ピエトロ大聖堂」(世界遺産)である。 |
「ピサの斜塔」はとても小さかった(^^ゞ。
比べて「サン・ピエトロ大聖堂」はかな〜りデカイ!
この「東武ワールドスクウェア」の中でも……5位ぐらいに入るかなぁ。
いやまぁ前回出した「飛行場」なんてのがデカくても眠いだけなんだが、一個一個の彫刻類やら人出やらの緻密さがハンパじゃないから、これは見たら圧倒される。
でもページの都合(笑)で正面一枚と周囲の一部を拡大で。↓
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←この雑踏も死ぬほどリアルだけど、周囲を取り巻く石像の一個一個がこうだから(^_^;)↓ |
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そして次。この「東武ワールドスクウェア」で一番感動したかな〜。↓
イタリア「ミラノ大聖堂」。
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細部拡大。本物と区別つかない(汗)。
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これは、周囲にズーーーッと粘って、長い時間をかけて写真撮影する人が常にいる、という模型で、また、一人が済むのを、その周囲のみんなが自分も撮れる機会を窺っているから、撮影のタイミングを得てからも始終ヤキモキさせられる場所だった(笑)。
何に感動するかと言うと、一つは上のように細部を拡大して撮れば、もう殆ど本物以外に見えない事(笑)。
二つ目には、右の写真の通り、細長い一個一個の塔の上には、一人一人の聖人像が乗っているなど、素晴らしく細かく緻密な造形美の連続という点である。
が、これは当然本物の聖堂も賞賛を浴びている点に違いないから、鬼怒川でそれを言っては叱られよう(笑)。
そして三つ目には……。↓ |
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↑写真で伝わるだろうか……。
これ、本物だとどう感じるのか判らないが(^^ゞ、この「ミニチュア」の場合は、どれもかしこもすぐポキと折れちゃいそうに細くて、白い「砂糖菓子」のように繊細でいて、全体の「トゲトゲ」しさはまるで「針山」のよう(爆)。
この「ミラノ大聖堂」は園内でも小さい方では無いが、かと言って、決して大きな模型にも入らない。要するに一つ一つの細工は気が遠くなるほど細かい作業だったに違いない(^_^;)。。
私は本物の「ミラノ大聖堂」を作った人に興味は無いが、この模型を作った人にはぜひ会ってみたい(爆)。
●フランス
そして舞台は、イタリアからフランスへ(^^)。↓
イタリア「サン・マルコ寺院」(世界遺産)
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フランス「シャンポール城」(世界遺産)
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↑「サン・マルコ寺院」には船着き場がついていた。
さてフランスと言えば、やっぱコレでしょ〜(笑)。
これはデカかった!(^^;)
背の高さはご覧の通り、せいぜい三階建てぐらい? その25分の1ぐらいだから知れてるとして、問題は広さ。この模型の敷地に実物の家が作れそうな広さがあって、「うっひょ〜贅沢ぅ〜(≧▽≦)」と思ったな(笑)。
敷地としては、この東武ワールドスクウェアで、前述の「飛行場」についで第二位ではないかと。
あまりにハバがありすぎて、人影を入れずに前から全体を撮るタイミングがついに取れず、上の写真でも実は両端部分が切れている(^^ゞ。
マリー・アントワネットの贅沢三昧と王妃ボケ(パンが無いなら菓子を食え)の話はよく聞くが、この建物にこそ、あまりにも庶民の目にイタイ「権力の象徴」を思ったな(汗)。
で、これ。どうやって撮影するかな〜とかなり困ったのだが(^_^;)、上の殆ど「街」と言っていい建物群の裏が、あの有名な庭園ゾーンで、とりあえず裏に廻ると……↓。
奥に芝生の、真ん中にプールの、手前に刈り込み植木(花壇)の順で庭園が並んでる。
↑さらに裏にベンチ(これは実物大の観客用(^^ゞ)があって、ここに座れば全体は見渡せるんだが、距離が浅いので撮影は区切らないと全体を撮れない。
というわけで、まずは手前の庭園。↓
そして奥の二面。↓
さて続きもドンドン行こうか。
↓フランス「サクレクール寺院」
フランス「エッフェル塔」(世界遺産)→
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そして、 フランス「凱旋門」↓ |
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↑「凱旋門」はかなり小さかった(^^ゞ。
フランスの旅も次でそろそろ終わりっ。 |
最後はフランス「ノートルダム寺院」(世界遺産)
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怪物クン達の彫像
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●オーストリア
お次はお国変わって、オーストリアから一展。
●ノルウェー
お国また変わってこんどはノルウェー「ボルグンド教会堂」。
ここは先ほどの喫茶コーナー「すふぃんくす」を出てすぐの所にあって、地味で目立たない(^^ゞ。
だもんで残念ながら撮りそびれたが、牧場の羊の模型もあって地味なりに情緒がある♪ |
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さて、ギリシャ→イタリア→フランス→オーストリア→ノルウェーと、あっと言う間に南から北に移動して来た(笑)。
いよいよ北の大国ロシアに渡ろう(^^ゞ。
●ロシア
ここの楽しい点は、「噴水」の再現(^^)。
左右に大きな噴水池
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中央、階段ごとに両脇から小さな噴水が……
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ちょっと写真では「水」が透明で写ってないが(^^ゞ、じかに見ると、あちこちからシュウシュウ音を立てて水が噴き出ていて楽しく、「本物はもっと豪勢なんだろうね〜」と言いながら見た(笑)。
次は、ロシアと言ったらコレでしょ〜という感じの……。↓
ロシア「聖ヴァシリー寺院」(世界遺産)
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裏側も撮影〜♪
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子供の頃、これを見て「お菓子で出来てる!」と喜んだ覚えがある(笑)。
大きくなってからは、これを「クレムリン」だと思っていた時期が長い(爆)。ソ連(懐かしい単語だ:笑)のニュースをやる時、決まってこれのある「赤の広場」付近で、各局の特派員がマイクを構え、時事報道をしていたからだろう(笑)。
ハッキリ言って、今でも「聖ヴァシリー寺院」という単語はパッと出て来ないけどね?(爆爆)
さて、今度は北から南へ戻る旅となる。まずはオランダに行く。
●オランダ
オランダ「平和宮」。→
このオランダはちょっと残念な事に、整備の人が入っていて、じっくり見られたのはこれだけ(^^ゞ。
他はパンフレットによると、右から左に、「マハレの跳ね橋」、「キンデルダイクの風車」(世界遺産)、「ザーンセ・スカンスの風車」と並んでるハズ。↓
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こちらオランダ風車村〜。ただいま整備中につき、しばらくお待ち下さい(爆)
鬼怒川の自然とともにミニチュアが見られるのは、客としては嬉しい限りだが、これほど繊細な模型を屋外で展示する苦労は並大抵じゃないだろう。動く機械はしょっちゅう点検が必要だろうし、植木なんてすぐ形が変わるから始終手入れしてるのだろう。
●ドイツ
そして深い森の合間からは……
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ドイツ「ノイシュバンシュタイン城」
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↑女の子が「一度は行ってみたい!」と思うか本気で言い出しそうな、テンケー的ロマンチックな城で有名だが、実際には何やら大変な場所にあって、これのためだけに旅程を調整できない、という話を、行った人やら行こうと思ったが諦めた人(大抵は後者)からよく聞くんだよな(^_^;)。
諦めてはいけない。鬼怒川で見る、という手が辛うじてまだ残ってます(爆)。
さて、お次は海を渡ってイギリスに入る。
●イギリス
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←イギリス「バッキンガム宮殿」 |
イギリス「タワーブリッジ」↓
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↑この「バッキンガム宮殿」前の、昔ながらの軍服を着た兵隊さんの行進は、音楽もついて、ずっと動いて広場をグルグル廻っていた(笑)。
↑「城砦」となると見入る癖があるのか、「あそこから入って行って、物見櫓から兵士が見下ろしていて……」と空想しながら、ちょっとここで時間を食う(笑)。
次は、イギリス「ウェストミンスター寺院」(世界遺産)。↓
まずは正面から。そして→
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←の右、横腹の細工がスゴイ!
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イギリス最後は、「 ビッグベン英国国会議事堂」(世界遺産)。
さすがはイギリス。どれも色合いに派手さが無く、遊びも少なく、キチッカチッとした建物が多いと思った(^^ゞ。こうやって文字通り「瞬く間」(笑)に世界旅行が出来ると、お国柄の違いを目の辺りに実感する。
●スペイン
「ヨーロッパ歴訪の旅」(いつの間にか(^_^;))の最後は……スペイン!
まずは、これもスペインと言えば、そして「世界の建築物」と言えば……という感じ(笑)。
ジャジャーン!「サグラダ・ファミリア」!
こっちが正門だっけ(笑)
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で、こっちが裏かな(^^ゞ。
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建築中の現場もリアル(笑)。
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以下、細部を拡大。↓
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←今度は裏側。
細かく見ると、華麗な色付けと、ウネウネした特徴的な曲線美もイイ感じ(^^)。 |
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↑こっちは横面と言うか、殆ど工事現場のように、運搬トラックが行き交う様子がリアルに再現(^^ゞ。
これってどうしてるんだろ(^_^;)。新しい部分が出来あがると、また模型も作り直すのかな(笑)。 |
そして続いて次も有名。スペイン「アルハンブラ宮殿」(世界遺産)。↓
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↑横合いに階段があって、登って上から覗けるようになっている。亭主が今上から見てるトコ(笑)。
上から街の内部を写した。→
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「へ〜(゚.゚)、アルハンブラって、全体はこうなってるんだね〜!」とバカ夫婦は感心(笑)。テレビとか本で見ると、だいたいカメラが既に路地の中に入ってて、等身大の目線で内部を追い駆けるショットが多いから、「これが全体像」ってのを見た事が無い気がする(^^ゞ。
しかしその分、「上からの視点しか無い」のもここの現実(爆)。 ↓
それにしても、壁とか窓枠についた「染み」とか「ススケ」も、めっちゃリアルに再現されてるのには恐れ入った。
「ここまでする〜〜〜?(≧▽≦)」と思わず指差し確認(笑)。
↓一部拡大→ |
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次は「サグラダ・ファミリア」と同じガウディ設計の二種。↓
↓スペイン「グエルパーク」(世界遺産)
スペイン「カサ・ビセンス」→
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スペインも次のが最後。スペイン「バルセロナ大聖堂」。↓
隣「カサ・ビセンス」から見える側面↓ |
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そして正面。→
そろそろ日暮れが近付いて来て、少し暗かったが、黄色がかったステンドグラスが綺麗だった(^^)。 |
ふぅ〜、やっとヨーロッパが終わった(^_^A)。
レポも大変だったが、それよりこのゾーンを見終わった時は、もう「恐れ入りました(^_^;)」の一言だった(笑)。
というわけで、「現代日本」→「アメリカ」→「エジプト」までで「せいぜい500円」だった私の試算は、この「ヨーロッパ」に来て、一気に「1500円」に跳ね上がった!
これもその前の3ゾーンで模型に見慣れるとか、期待が上がって来る過程あればこそなのだろうが、どうしても急いで見たい人には、3ゾーンはさっと通り過ぎて、いきなりこのヨーロッパに来る事をお薦めする(笑)。
<アジアゾーン>
アジアの出展は以下。
057:マスジット・イ・シャー(イラン/世界遺産)
058:アーナンダ寺院(ミャンマー)
059:アンコール・ワット(カンボジア/世界遺産)
060:タージ・マハル(インド/世界遺産)
061:故宮(中国/世界遺産)
062:天壇(中国/世界遺産)
063:敦煌・莫高窟(中国/世界遺産)
064:雲崗の石窟(中国)
065:万里の長城(中国/世界遺産)
066-A:ソウル南大門(韓国)
066-B:景福宮 勤政殿・香遠亭(韓国)
067:高雄龍虎塔(台湾)
↑パッと見で、「ヨーロッパに比べるとだいぶ少ない(゚.゚)」とは正直思った。
ただこの辺りに来ると、もうだいぶ疲れてるし、いつの間にかかなりの時間を食ってしまったので、それが不満とまでは思わなかったけど(笑)。
●イラン
入った途端「ここからアジアだぁ〜!」と実感する建築物が一発目にあって、すこぶる満足(^^)。
ちょっと影にある感じで、暗かったので明度をいじったが、本物は中央の青色がすごく新鮮に感じた。これもコーランの声とともによく映像で見る建物だが、名前を知ったのは実はここで初めて(^^ゞ。
●ミャンマー
オレンジの衣を来たお坊さんが外を歩いてる様子が、仏教寺院らしさを醸し出していた(^^)。
この辺りまでは、華やかなヨーロッパの建築物の後に見ると、ぐっと抑えた印象を受け、地味と言えば地味なんだが、一方で落ち着いた感じもあって、何となくホッとする(^^ゞ。
折しも日暮れが近付いて来て園内の人影も減り、夕日が模型に映えて一層本物らしく見え、本当に寺院巡りでもしてる気分になった(笑)。
●カンボジア
パンフレットにこの名を見てから、「どんな風だろう(^^)」と興味があったのがコレ。
正直「こうなったか〜(^^ゞ」という感じはあった。これはエジプトのピラミッドを見た時もそうだったが、周囲との違和感は無くもない。
記憶してる遺跡の印象は正確にはどうだったのかな、と試しに写真を出してるサイトを見てみたら、単に周囲の密林が多いだけではなく、遺跡自体がかなり緑に囲まれてたり水辺が写ってた。
しかしやはりピラミッドと同じで、細部の出来はめちゃリアルで(笑)……↓
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←拡大。石肌の色合いとか手で触ったように感じる。
↓また右の階段を登って上から見ると、かなりそれっぽい。 |
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ちなみに後ろにあるのは万里の長城(^_^;)。。
●インド
こたつ「亭主! いよいよ来たぞっ!」
亭主 「ワンワン!!」
こたつ「どうだっ、世界遺産だっ!」
亭主 「クゥ〜ン?」(人ケが少なくなったものだから、遠慮なく犬声となる(^^;))
↑左端、覗き込んでいるのは亭主の頭(笑)
「亭主とタージ・マハルの関係」(何それ)については→2005年「2月のたわごと」最後の下り。
これでも読んで(^_^;)。
亡き王妃を悼んで建設された事で有名。ただよく聞くのは「月光に照らし出される……」という描写だよね(^^ゞ。夜になるまで潜んでいるわけにも行かないから次に進む(笑)。
●中国
わりとあっと言う間に中国に至る(笑)。まずは「故宮」(世界遺産)から。↓
これもデカかった(^^;)!
ヴェルサイユ宮殿と殆ど同じぐらいの敷地を取っている。辛うじてヴェルサイユが2位で、「故宮」は第3位になるかなぁ……(^^ゞ?
1箇所からは写し切れなかったので、3枚パノラマで↓
ただ、ヴェルサイユ宮殿に感じた「無駄に広い」(と言っては語弊があろうが)って感じが不思議と無かったのは何でだろう〜(^^ゞ。
では、ちょっと近付いて見よう(^O^)。まず↑正面右にある大きな入口付近。↓
よく見ると、真ん中の扉が開いて→
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→奥が見えるっ(^O^)v
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今度は中も見てみよう〜(^O^)。
広場には文武百官が整列して膝づく光景(゚.゚)。
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階段には観光客も続々
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↑左に構えてるのは……大掛かりなカメラセット?
つまり「映画ロケが行われている」という設定なのかも(^^ゞ。そうそう、ここでは「ラストエンペラー」とか「火龍」といった映画ロケが行われたよねっ。
それと、そうそう、ここは「紫禁城」とも言うよね(^^ゞ。
あと、右やその上の観光客が行き来する階段は、これらの映画で、最後の皇帝、溥儀が自転車で踏みすぎて行った通路。溥儀自身は皇帝時代にはこの「外に繋がる通路」には出られず、紫禁城内のまでだったが、この通路、周囲には階段、真ん中には豪華な彫り物(「雲龍階石」と言うらしい(^^ゞ)がしてあり、ミニチュアにも細々と再現されていた!
映画や写真に写る実物を見ると、「うっわ〜中国だぁぁぁ〜!」と凄く感じるのに、こうしてミニチュアで見ると、それまで異国情緒タップリの建物を見続けてから見たせいか、「意外と建物の雰囲気は日本に近い(゚.゚)」と驚いた(笑)。
完璧に通り過ぎてから、また一枚。……さらば紫禁城!
↑敷地面積はここ東武ワールドスクウェア中、第4位には入ろう広さなのだが、ハッキリ言ってこれを見た瞬間は、「こんなトコ知らないよ(゚.゚)?」と思った(爆)。
「皇帝が星に祈願する場」と説明書きにあったから、この模型の奥の骨組みを見て、「う〜ん変わった仕掛けだ、星を観測するとかのために、あの骨組みが必要なのだろうか」とか要らぬ想像を逞しくしてしまったが、もしかしてこれは↑工事中なのかも?(爆)
というのも、後で検索したら「天壇公園」と出て来て、その写真を見たら「見た事あった(^^ゞ」と思い至った。
本物は屋根が三重ぐらいに積み重ねてあったから、これ↑の奥には何か別の模型が置かれる予定なのかも(笑)。
お次は、中国「 敦煌・莫高窟」(世界遺産)
(パノラマ3枚)
これも「シルクロード」とかのNHKの番組でよく出て来る(^^)。映画「敦煌」でも、戦火を前に、この洞窟にせっせと文献やお経を運ぶ描写があったのを思い出す。
壁面なので面積は取らないが、横にズラーーーとエンエン広がっていた(^^ゞ。
そして中国の最後は、アジアゾーン最長の遺跡、「万里の長城」(世界遺産)。↓
「アジアゾーン最長」と書いたが、「東武ワールドスクウェア最長」かも(^^ゞ。
また、これまで敷地面積について「現代日本ゾーン」の「飛行場」(新東京国際空港・第2ターミナルビル)が最大、と書いて来たが、或いはこの「万里の長城」の方がデカイかも(^^ゞ。
……と言うのも、長城の占める範囲は、純粋にはその「道筋」だけだが、その背景を占める築山の占める割合がすごくデカイから(^_^;)。
万里の長城は、さすがに長くて全長は写せない(^_^;)。
緑のある箇所もあれば、岩肌の箇所もあり、一番のスポットには脇に階段がついてて、そこからカメラで接写できる工夫がされていた。
上右の写真の縦長の坂がその部分で、うねり流れて下降し、その途中を4体の人形が絵物語のように降りて来るシーン。
その人形をマジマジと見ると……。↓
三蔵法師ご一行(笑)。
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さらに山の向こう側に長城は続き……
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しかし、まだアジアゾーンは残ってるので、少し戻す(^^ゞ。
●韓国
屋根の色とか、中国より一層日本に近い感じがするが、それだけに屋根にベタッと塗る真っ白な色とか、微妙な違いが返って際立つんだな〜と思ったり(^^ゞ。
右の「景福宮」はツツーと繋がっていて、↓に至る。
●台湾
東武ワールドスクウェアで、ミラノ大聖堂に次いで気に入ったのがコレ(≧▽≦)!
「漢詩紀行」だったかで見た事あったんだけど、こんなに面白い顔してたかなっ、と思った(笑)。それと、こんなに激しくジグザグの橋になってるのも初めて知った。
どっちかの口から入って、もう片方の口から出て来るのが「吉」で、その逆はダメだとか書いてあったな(^^ゞ。
というわけで、アジアゾーンもおしまい(^^)。
この「アジア」。展示数は少なく、もうちょっとあってもいいかな〜とは思ったが、試算はさらに加算され「2000円」に跳ね上がった(^_^;)。
そうだよね。だってこれだけの展示物を現物で見ようと思ったら、こんな金額じゃ済まないもんね〜(爆)。
実は最初にパンフレットを手渡され、チラと並んでる建築物名を見た限りでは、「え〜、こんなにズラズラ書かれても、自分は建築史とか疎いしなぁ〜(^^ゞ」としか思わなかった。
それが実際に目の当たりにすると、「あれ? これどっかで見たなぁ(゚.゚)」と思う建物が意外と多かった!
これは勿論、「いや、そんな事は無かったよ? 自分はどれもサッパリだった(^^ゞ」という人もいるだろうし、しかし、そういう人は楽しめないかと言うと、たぶん楽しめると思う(笑)。
要は、「自分が知ってる」あるいは「見た事があるような気がする」でもいいんだけど、そういう建物の名前が覚えられたり、何らか印象に残るという効能はピカイチだろう、と(笑)。
そうなると、「世界に山のようにある」というだけで、ウンザリして覚えることに苦手意識があった建築物を、かなり前向きな興味を持って見る癖だけでも身につく。
これは人の書いたレポを見ても、なかなかそこまでの思い入れは出来にくいと思う(^^ゞ。私も行く前に色んな人のレポを見たがそうだった(笑)。
けれど、人の作ったレポを見て「世界旅行には体力も金も行く気も無いが、東武ワールドスクウェアには行ってみようかな」と思ったのも事実である(爆)。公式サイトを見た限りでは、距離と料金の点で躊躇するだけだったから(笑)。
さて次回はいよいよ「日本ゾーン」。その後の森林浴の旅も交え栃木旅行の完結版。さらに同じく5月にいった箱根旅行をお届けの予定〜!
<つづく>
2006年02月08日 |