「城主のたわごと4月」は、白井の聖徳太子像☆ミ

柏ニッカウヰスキー工場、そして古河城!古河公方ですー(≧▽≦)





     
  出来ま〜したー☆ミ
土日が入ったのと、桜祭りに1日行ってたので、ちょっと空きました。
あと、今回は後半に歴史ネタ、それも古河が来たので(≧▽≦)、ちょっと時間かけちゃいましたっ☆ミ

今回は、まず日常編を8月〜11月まで、ドーッと通しでやります(^^)。
歴史ネタはあまり無いですが、唯一、「西輪寺・太子堂(村雨丸伝説と聖徳太子像)」があります。
そして、中世近世じゃないですが、ニッカウヰスキー柏工場をレポしますー。「マッサン」ネタだね(笑)。
途中、夏や秋の風景、特にこの秋はススキにえらくこだわった気がします!

そして、いよいよ古河です(^^)。
日帰りだったので、次回と2回で行けそうです。
今回は、まずは関宿を経由しますので、関宿城の遠景がちょくちょく入りつつ、簗田氏の話から入ろうと思います。
そして古河城、今は歴史博物館になってますが、なかなか上品でセンスの良い建物&庭園なので、古河公方の話もノリノリです!

宜しゅうご堪能下さいませ( ^^) _旦~~

04月08日

城主
 
     




桜も満開\(^O^)/(チョイ過ぎですか(^^ゞ)

「マッサン」も終わって、あと「花燃ゆ」だけですかー☆ミ





     
  去年のご挨拶を見たら、桜の話をしてますねφ(。。)m。「例年、桜の話をする」とも言ってます(笑)。

開花を聞いて、数日経って、さぞ咲いてるだろうと先週末見に行ったら、三分咲きぐらいでした!
今週は真っ盛りかしらーと思いつつ、見ずに3〜4日と過ぎてしまいっ(≧▽≦)!

一昨日ツイッター確認したら、京も大阪も東京も満開!の話題と写真に満ちてました〜♪
見に行かなきゃっε==(/^o^)/……と昨日、行って見て来た所です。

うう〜ん、綺麗でしたーーーーー\(^O^)/!<わぁ〜い♪

もうだいぶ散って、道路には花びらがいっぱい風で転がってましたが、枝にはまだまだいっぱい花がついてて、満開をやや越えたかな、という塩梅(^^)。

桜祭りはまだこれから、なんですがー(笑)。
でもピグライフ(ブログ先(SNS)の育成ゲーム(^^ゞ)でも、桜の木を一本貰っちゃいましたー☆ミ

去年の今ごろ、3月後半ですかφ(。。)m、茨城北部に旅行に行ったので、去年は梅の花を見放題でしたねー☆ミ
あれから一年以上たつんだなー。

今年は夏ころまでに、どっかへ行きたいと思ってるんですが、なかなか亭主の仕事廻りの都合もあって、予定が立ちません(>_<)。。

でも、いいんだ、私も去年の11月ごろから、専念する用(執筆(≧▽≦)! 残念ながら仕事じゃないですが(^_^A)))が増えたので、当分旅行はお預けでも、わりと充実気分で過ごせてます(((つ^o^)つ♪

3月は出て来れませんでしたが、3月と言えば、震災から4年が経ちました。
今年は当日、地震の起きた時刻、家に居る事が出来たので、ツイッターとテレビの前で黙祷に間に合いました。

追悼では、「行かないで」という母親を離れて助かった方が、多くの人の応援に感謝をし、復興への決意を述べておられました。
この方の強さに、思わず涙が出ました。感謝の念のようなものも湧きました。

勿論、この方のお母さんは、後で遺体で発見されたのです。
作り物ではない、本当の体験には、こうした事は数えきれない程あったと思います。

あの困難な状況の中では、助けあう美談も多くあったでしょうけど、身を切るほどツライ決断も多かったはず。

作り物の世界に浸り切ってる人の走る方向が、いかに嘘づくめで、ひ弱で神経症的かハッキリします。
比べれば一目瞭然。

去年は震災当時を再現するドラマ(脚本=藤本有紀)(→2014年「4月のご挨拶」内
その前月、復興詐欺疑惑。12人の戦犯リスト(→2014年「3月のご挨拶」内2

やたら「場の空気」だとかに「気を配れるワタシはエライ!」みたいな人って、心底イタイな〜と、つくづく思います。

この頃は、こういうのは撮影世界に限らないのかもしれません。

どんな修羅場でも、髪の毛を縦ロールにセットアップするような女、そういう女を「みんなで盛り上げよう!」とか無責任に廻りを追いこむ無能なリーダーに限って、組織の上層部にいる事が多いのには呆れます(-_-;)。。

さて、3月が終わり、「マッサン」も終わりましたねー☆ミ
実は今書いてる「たわごと」には、「マッサン」のニッカウヰスキーの柏工場を取り上げてます(^^)。

ここはドラマには登場しませんが、最終回の後の竹鶴政孝(マッサンの史実上モデル)が過ごした軌跡を、ちょっと垣間見れる所かも?と思いながら書きました。

この「マッサン」も、今年の大河「花燃ゆ」も、夫を支える近代女性という点では同じなので、「八重の桜」の事を書いた一昨年(2013)と去年(2014)の「ご挨拶」をリンクしておきますね(^^)。

「八重の桜」
2013年「3月のご挨拶」内
2013年「5月のご挨拶」内
2013年「7月のご挨拶」内
2014年「3月のご挨拶」内1
「マッサン」
2014年「11月のご挨拶」内
2015年「2月のご挨拶」内

「マッサン」は、同じような設定の繰り返しが多かったです(笑)。

一番多かったのは、親子の軋轢。

マッサンとエリーは、元々は両親と仲が良かったんですが、二人の国際結婚が発端でもつれてしまいます。

しかし「親子の軋轢劇」ソースは、主にこの夫婦以外に巻き起こり、むしろ二人は他人の親子の間に割って入って、解決に導く役割を演じます。

まず大阪。
マッサンが最初に勤めた住吉酒造で、性格のひねくれた社長の娘に、エリーが友達となって、新しい女性の生き方を伝授。

次に、やはり大阪で、大家となった父と娘の軋轢を解決。これは娘の母が亡くなった後、後妻に入った継母との確執でした。

次に、マッサンが二度目に勤めた鴨居商店の社長(鴨居の大将・欣次郎:サントリー初代・鳥井信治郎が史実上のモデル)と、その息子・英一郎の間の軋轢。

これはその後、北海道に渡ると、ソックリ同じ構図が、元の家主(森野熊虎)とその息子・一馬との間との間でも、デジャブーのように繰り返されます。

すなわち、父と子の軋轢を、マッサン夫婦が解決する。
英一郎(一馬)が、マッサンのウィスキー作りの作業員(見習い)になる。
英一郎(一馬)が、若くして死去。

この大阪父子と北海道父子は、大阪大家の父娘と合せて、「子が幼い内に母が死去し、残された父と子の間が上手くいかない」というもので、そこに母性を秘めたエリーの入り込む隙間(活躍の場)が出来る……というもの。

同じ設定・展開を、複数回繰り返す(使い回す)手法については、賛否あって当然ですが、驚くのは、それでいながら、それほどマンネリ感が強くなかった事でした(^_^;)。

最後まで見て、「なるほど」と思えたのは、二段に渡ってあります。
まず、二度目の息子のほう、森野一馬が残した麦が、長い間マッサンが解決できなかった、日本人に受け入れられるウィスキー作りの決め手となる段。

そして最終回、マッサンが「オールド・ラング・サイン」(スコットランド民謡・日本題「蛍の光」)を口ずさむ時です。

この二つの展開は、同じ事の繰り返しに過ぎない、二人目の少年、一馬の存在があって、初めて成立するものなので、「繰り返しが無駄になってない」のです(^_^;)。

このドラマは、日本語をまるで知らない女優さん(シャーロット・ケイト・フォックス)をヒロインに起用しており、その撮影は想像を絶する過酷さだったと聞きます。いや〜そうでしょうね(^_^;)。。

脚本をまず日本語(ローマ字)で書き、その下に英語で意訳を書き、その間に、日本語の単語ごとに、それに相当する英単語を一個づつ書いて、どの日本単語に、どういう意味が含まれてるのかを、実感しながら演じる……。

実はこの手法は、1984年のNHKドラマ「日本の面影」で、小泉八雲の役をやったジョージ・チャキリスが、そのようにして欲しいと頼んで始めた手法でした。

「私はあなたを愛しています」
「I love you」
↑この二行だけだと、「あなたを」の所で、相手を手で示してるつもりでも、「愛しています」のタイミングで指してしまうからですね(^^ゞ。

これは書く方も面倒ですが、演じる人は、イチイチに感情移入しなきゃならない、つまり半ば日本語を(音だけでなく意味も)覚えなくてならないから、すごく大変だったと思います(^_^;)。。

だから、もしかしたら、もう少し幅のあるストーリーにしたかった所を、そうできずに終わったという展開もあったかもしれません(^_^;)。

歴史的に大きな成功を果たし、偉業を成し遂げた偉人の伝記……という一面では、「ゲゲゲの女房」(私はたまたま、どちらも見たのですが(^^ゞ)とも通じる所があります。

「ゲゲゲ」も、NHKが随分な力を入れて作ったドラマで、二作品とも、朝ドラという枠からややはみ出たスケールを持つ点でも共通します。

「出来」については、そりゃー「ゲゲゲ」はかなりの秀作に入ると思います(^_^;)。
比べれば、「マッサン」は小ぶりと言えるでしょう。

しかし、これは個人的な好き嫌いの範疇になりますが、私はゲゲゲ夫婦より、マッサン夫婦の方が好感が持てます(^^ゞ。
それは、二人が純粋な恋愛結婚をしてるからです。

別に見合い結婚とか職場結婚を「不純」だと言ってるわけじゃありませんよ(^_^;)。
けれど、最初から二人は、「気が合ったから一緒にいる」という空気を自然と出していて、そんな結婚が出来る時代を感じましたし、まるで大学のキャンパスで知り合った学生結婚みたいなノリを感じました。

つまり初盤が大きく破綻してなかったのが幸いで、それは二人の恋愛時代はサックリ削ぎ落し、二人がもう結婚して、日本に来た時から話が始まった事が、成功の大きな要因じゃないかなと思いました。

だから、最後に「二人きりにして欲しい」というのも自然だし、エリーの写真を見て、周囲の式典など度外視して、「オールド・ラング・サイン」を口ずさみ始めるシーンにも、「二人だけで歩いた人生」という所が凝縮して感じられたのだと思います。

次は〜〜〜「花燃ゆ」か!これは……。
正直、第一回の始まり方は、「『八重の桜』に激似(^_^;)」と思いました(爆)。

そもそも今回の大河は、とことん「八重の桜」に追従してる内容です(笑)。
幕末〜明治の大物の妹で、幕末の動乱で最初の夫が死に、二度目の夫と明治を生きる……という話だよね(^_^;)。

面白く無くはないです。
ただ「八重の桜」のように、幕末期の国家上層部や動乱中核層といった、政治的な場面に重きを置いておらず、そのぶん主人公周辺によくスポットが当たってはいるんですが……。

どうも史実とドラマ(創作)の間にある乖離が埋めきらず、それでも話が進んで行ってしまう傾向が、ちょっとだけ気になります(^_^;)。

一言で云うと、全員がツンデレ過ぎちゃって、曲球の多さに、やや辟易します(^_^;)。。

寿(ひさ・ふみの姉)が、同じ吉田松陰の妹なのに、松陰ばかり贔屓する実家に苛立つ……という設定は、最初から凄くわかりやすいキャラ立てで、スンナリと頭に入ったのです。
このワガママ姉の登場で「このドラマは行けそう!」と思いました。

が、それ以後の対立構図は、松陰と野山獄の人々にせよ、松陰と久坂玄瑞にせよ、ちょっと飲み込みにくいです。

物事がまっすぐ行かず、イチイチややこしい展開になるのは、表向きには尊王攘夷的な名分を掲げ、物騒な挙動を繰り返す、この時代の裏表ある行動美学によるものもあるでしょう。

が、同じ事が江戸や関東でもあったかというと、そうじゃないので(^_^;)、薩摩や長州といった地域の特殊性もあるんでしょう。

特に今回のドラマでは、椋梨藤太が、どうして吉田松陰をあんなに邪魔するのか、その理由が全く説明されないのがだんだん気になってます(^_^;)。

だって、松陰を捕まえた幕府筋のお役人からして、「面倒だから放免するわ〜(^^ゞ」みたいな風情で、それほど松陰を目の仇にする必要は無いんじゃないでしょうか(^_^;)。

こういう所は「八重の桜」のように、江戸や京における政争や、藩内における派閥争いなどを、ナレ説明でも(ドラマ仕立てにしなくて)よいから、やるといいような気もします。

しかし、その一方で、どうもああいう人間関係ですか、やたら足の引っ張り合いみたくなるのには、地域性みたいのもちょっとあるかなーという気もします(^_^;)。これは去年の「軍師官兵衛」でもちょっと言いましたが(笑)。

それから、久坂玄瑞と吉田松陰の手紙のやり取りというのを、wikiで読んだんですが、ドラマのような「ふみと相思相愛(松陰は二人の背中を押しただけ)」という組み立ては、史実から見ると、ちょっと無理があるのかなーという気もしました(^_^;)。。今さら遅いですが(笑)。

このあたりは「八重の桜」はめっぽう上手でした。
やはり兄の命令は兄の命令で、絶対な物です。
惣領の命令というのは、個人の感情なんか交えられない、動かしがたい物。まぁそういう時代ですよね(^^ゞ。

命じられた二人の間に、愛の「ア」の字も無かったかと言うと……実は厳密な点、「八重の桜」は「無い」と見なすべきなんですね(^。^)。
それが、あたかも在ったかのように描けたのには、ちょっとした魔法が介在します。

鉄砲というのは江戸時代、武士の武道からは、ちょっと外された存在です(^_^;)。

だから山本覚馬も八重も、川崎尚之助も、本道からちょっと脇にどかされた存在でした。
会津に連れて来られた尚之助も、藩が召し抱えてくれるわけでもない(^_^;)。
同じく八重も、鉄砲なんかやってる女には縁談なんて来ないだろうと世間に思われてます。

二人の居場所は、鉄砲の弾薬を作ったり、試し撃ちをする山本家にしかなく、やれ新しい技術だとか、外から入って来た情報だとかに触れるたび、話に熱が入ったり、苛立って鉄砲を握ったりしてるわけです。

そんな日常、そんな狭い空間で、手がちょっと触れ合ってドキッみたいな描写に留めてました。
八重がお城に召しだされそうになると、尚之助はちょっと不貞腐れたりするわけですが、これも居候といった彼の立場にしてみれば、八重の他に話しの出来る人は居ないから、自分とともに居て欲しいという感情があって当然でしょう。

……なんちゅうような所ですかね(^_^;)。
まぁ、このあとも楽しみに見て行きたいとは思いますー☆ミ

そろそろ、「城主のたわごと」に戻りますね〜。
今回もこれより、なるべく早めに上げたいと思いますー待っててね(^O^)/~

04月03日

城主
 
     





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