|
|
|
|
「城主のたわごと」2013-06(05)(上下毛編5)
<紫さま 2013/08/05(Mon)
21:00>
(↑「紫」様の許可を得て、頂いたメールより転載しました↓@こたつ城主)
「城主のたわごと」5月分も拝見しました。
内容の濃いレポートで読みごたえがありますね。
赤城山は友人と何度も行っているのですが、いつ行っても良いところです。
11月初旬に行った小沼は、ほとんど人もいなくて静かな神秘的なところでした。
私が行った時には、道路から沼へ降りていくところは何の整備もされていなくて砂に足をとられたり滑りそうになったりしたのですが、4月のレポートを拝見すると、随分とキレイな遊歩道のようなものができているんですね。
もう10年以上行っていないので、赤城山も随分と変わっているようです。
上州おやき、私の住んでいるあたりでは「やきもち」と言います。
母がよくフキノトウと味噌で作っていたのですが、茶のみ友達の隣のおばさんが2年前に亡くなってから作っていないような。
小麦粉ではなく残りご飯で作っていたこともありました。
国定忠治は、私が住んでいる伊勢崎市(旧東村)の出身です。知り合いの家の近くに国定駅があったりします。
最近は活動していないようですが「いせさき忠治だんべ会」という国定忠治の ファンクラブがあり、焼きまんじゅう屋さんが本部になっていました。
「いせさき忠治だんべ会」とは「「伊勢崎(いっさき)ってえば国定忠治だんべ」(伊勢崎といえば国定忠治だろう)からつけられたそうです。(笑)
>この定食屋さんには、群馬県の県民性と題して、色んな事が書いてあるプリントが置かれていた。
>……どれもこれも良くない事ばかり書いてあって、ビックリした(・・;)。。。
>普通、ヨソから来る人に自分の県を悪く言わないと思うんだけど(笑)。
群馬県人には少々自虐の気があるようです。昔、所ジョージさんの番組のダーツの旅で群馬県に来たとき、通りがかった年配の男性に「○○(町名)で良いところは?」と聞いたら、「そんなもん、ねえよ」と言っていました。(笑)
群馬県人は宣伝下手なところもあると思います。
良くない事というのは、短気とか気性と言葉が荒いとか熱しやすく冷めやすいとか新しいものに飛びつくとかでしょうか。
茨城県出身の方に知り合いがいますが、茨城の方は男性でもおっとりと話す方が多いのですよ。
群馬県人は、女性でも喧嘩しているみたいに話すと言われます。
でも、群馬県人は基本的には裏表があまりないし(単純なので・笑)、面倒見は良いと思いますよ。
ぐんまちゃんナビの県民性と方言
http://www.gunmachan-navi.pref.gunma.jp/profile/dialect.tpl
を見ると、確かに良いことの方が少ない感じですね。(笑)
>「ウチのかあちゃん天下一」が、「かかぁ天下」になっちゃったんだって (^_^;)。。
数年前に読んだ「かかあ天下と上州女―上州嬶天下考」
http://sanada.blog.shinobi.jp/Entry/2546/という本によると、「うちのかかあは天下一」というのは昭和30年頃に群馬県知事さんが言った言葉だそうです。
ネット上では「うちのかかあは天下一」の方が語源のように語られていますが、もとからある「かかあ天下」を「うちのかかあは天下一」と解釈したのかもしれません。
ネットで調べても、どちらが先かはハッキリわかりませんでしたが、「うちのかかあは天下一」は昔は聞かなかった気がします。
ここ10年以内くらいに「うちのかかあは天下一」というのをTVで見て、「そういう解釈もあるんだ」と思いました。
群馬県は養蚕が盛んだったため、養蚕→糸つむぎ→機織りと女性には農閑期の冬でも稼ぎがあり、家庭内での力も発言権もあったようです。
農閑期に暇な夫は妻の稼いだお金で博打を打ったりしていたため、妻に頭が上がらなかったとか。
うちの近所でも、70代以上の女性の多くは機織りをしたことがあるようですし、
私の母も私が小さい頃は機織りの仕事をしていました。
うちの周囲だけでも、1軒が養蚕、2軒が糸の染色、4軒が機織りをしていました。
でも、特に奥さんが旦那さんより強いってことはありませんでしたけどね。(笑)
・・・また読みにくい長文になってしまいました。(汗)
梅雨時のせいか、急に寒くなったり蒸し暑くなったりしていますが、お体にはお気をつけて下さいませ。
(2013/06/17(Mon) 21:26)
<こたつ城主 2013/08/05(Mon)
21:10>
紫さま
「城主のたわごと6(5)月」ありがとうございます(^O^)!
今回は、書くのが楽しみに思える程、多くの興味ある内容が合わさった回でした。
上州には、「たわごと」レポで、2004〜2006年あたり頻繁に行き、その後、かなり間が空きましたが、その間に長く東北方面に行った視点も交えると、思う事の多くなる地域となって来ました。
赤城山の小沼は、あのように整備されたのは、では最近なんですね(゚.゚)。
はい、あのように、黒檜嶽の真っ白な霧氷からエメラルドグリーンの小沼までが、パノラマで一望できるというのは、あの遊歩道つきの整備があっての風景かと思います。
こたつも子供の頃いった赤城山は、レポにも書いた通り、旧社の方に行ったのだと思いますが、今はちょっとした西洋の山岳風景のような感じ
になってて、子供の頃の風景が全く思い出せません(笑)。
上州おやきは、ご飯でも作られてたとは、名称といい、ずいぶんバラエティーな食べ物だったんですね(゚.゚)。しかし味噌の味というのもいいですね〜♪
きっとお母様の茶飲み友達の方、秘蔵の(伝来の?)おやきだったんでしょうね。
私がこのほど食したおやきは、味は塩辛いんですが、食感は蒸しパン風でした(#^.^#)。塩味の蒸しパンなんて食べた事無いので、凄く新鮮で、とても好みの食べ物でした♪
国定忠治は、そういや「国定村」だか書いてあるのは読んだ事がありますが、具体的に今のどの市域かまでは確認してませんでした(^^ゞ。伊勢崎市ですか!ありがとうございます!
しかし活動してないとは言え、ファンクラブがあるというノリが、忠治が過去の人ではない証ですね(笑)!
そうそう、焼きまんじゅうの話も、紫さまから聞いたんですよね〜♪
私が食べた忠治メニューも、思えば味噌味のあつ〜い煮込みうどんでした!
忠治には味噌とアツアツが付き物?(笑) 伊勢崎も行ってみたいです。
> 良くない事というのは、短気とか気性と言葉が荒いとか熱しやすく冷めやすいと
> か新しいものに飛びつくとかでしょうか。
だいたい、そんな所です。「たわごと」に書くのは控えたんですが、実は写真に撮ってあるのです(爆)。↓
1)義理人情に厚く情が移ったり感動した場合は損得は別にして意気に感じ行動するところがある。
粗暴な面があり、すぐ感情に走り易い、従って少年犯罪の中で他県に比較し殺人罪の比率が高い。
2)新しいものに特に興味をもつ癖がある。各企業や、メーカー等で試作品的なものは群馬県に売り出し県民が興味を強く示す様であれば、その商品は、他県に売り出しても安全性が高いとされている。
3)車の保有率、免許の取得率は全国一であり特に女性の免許取得率が高い。
又自動車の保有率も高い。
4)単純的なところがあり物事を簡単に処理するところがある。離婚の訴訟率は高いが実際の離婚率は低い。
5)江戸っ子は宵越しの金は持たない。千葉県民は金使いが荒いと云うが群馬県民は貯蓄率は日本最低である。
6)かかあ天下にからっ風が有名だが、からっ風は実際だが、かかあ天下は全国11位。女性はキメ細やかで情愛豊かであり妻にするなら群馬県女性と云われている。女性が働き者で「うちのかあちゃん天下一」から出たとされている。
犯罪やら訴訟やら貯蓄率やらまで持ち出したあげく、千葉県民を引きあいに出して、何を言うかと思いきや、「悪い事では負けてない」という感じが(^^;)。。。
特定の事故や病気による死亡率とか、学業・就職・結婚まで色々と持ち出せば、どんな県だって低い方から数えた方が早い事の一つや二つありそうですやん(笑)。。。
しかし、なるほど、自虐(笑)。ちょっと合点が行きましたっ(≧▽≦)。。
<こたつ城主 2013/08/05(Mon)
21:12>
>紫さま、2(つづき)
所ジョージの番組の件、なるほど、素っ気ない人は多かったです(笑)。
でも前に月夜野や沼田に行った時も、困った事とか相談すると、わりと他人の目線に立って機転を効かせた応対をしてくれました。
茨城と言うと、前に東北に行く電車で荒っぽい乗客が多かったので、宮城の人に話したら、「茨城の人では」と言われた事があります(笑)。言わんとする事は海沿い気質という事かな、と(^^ゞ。
一方、長野の人はぶっきらぼうだとか聞いた事もあります。こちらは山が多いからという話を聞いたような……。
群馬出身の知り合いはあまりいないんですが、郷里が群馬って人はいて、そういえば、わりとポンポン言う人ですが、サービス内容が濃く、仕事はキッチリやる人です。
> 数年前に読んだ「かかあ天下と上州女―上州嬶天下考」
> http://sanada.blog.shinobi.jp/Entry/2546/という本によると、「うちのかか
> あは天下一」というのは昭和30年頃に群馬県知事さんが言った言葉だそうです。
「天下一」の方が語源かと思ったら、そうじゃないんですね〜(^^ゞ。
地元の知事さんが言ったと云う事は、「かかあ天下」の悪いイメージから群馬の女性を庇う気持ちからでしょうから、紫さまのお話しの方が真実味がありますね。
養蚕と女性の経済力=かかあ天下は、私の持つガイドにも書いてあるのですが、どうもやはり「かかあ天下」のイメージは、夫に稼ぎがあっても、財布を握ってるのが妻というイメージなので(^_^;)、稼ぎの有る無しの事を言うんだっけ?
という感じがします。
もっとも昔は本当に経済力の事を言ったのかもしれませんね。
養蚕は埼玉(秩父)の方も多かったようで、明治以後、生糸の暴落の煽りを受けて、広い地域一帯が窮乏したと聞きます。当時いかに養蚕が地域経済を支えていたかを逆に物語りますね。
それにしても、お母様が機織りをなさってたというのは、やはりさすが上州ですね。
また、養蚕と染色と機織りの軒数など、さすが地元の方の話は具体的で、とても参考になります!
(2013/07/11(Thu) 22:13)
|
|
|
|
|
|