<掲示板・議事録>


     
  司馬遼太郎記念館・伏見城


<kazuさま [関東] 2004/05/03(Mon) 21:30>

こたつ様こんばんわ♪
昨日、無事に関西から戻ってまいりました!(⌒0⌒)/~~

今回の旅行、念願だった司馬遼太郎記念館に行って来ました。司馬ファンとしてはやはり一度は訪れたい「聖地」ですからね。閑静な住宅街にある記念館(といっても司馬さんの邸宅)には、数多くの書籍はもちろん、司馬さんが使用した文献や書籍が数多くあり、やはり司馬さんの歴史史観の裏づけには資料を調べたり読んだりということが欠かせなかったのかと改めて痛感した次第です。
でもって、「司馬遼太郎記念館友の会」に入会しちゃいました。(^^;

他にも近江坂本や伏見などを見てまわれ、天候にも恵まれてよい旅行となりました。
詳しい旅行記はこの休み期間中にアップできればと思っています♪



<こたつ城主 [関東] 2004/05/04(Tue) 19:17>

>kazuさま

ああ〜、そうだった。Kazu様とは行き違い。
私は昨日、日帰りですがちょいと出てました(^^ゞ。

司馬遼太郎記念館に行かれましたか(^^)。
司馬さんは作家になりたての頃、確か吉川英治だったと思うんですが、「考証をきちんとしなさい」と注意されたそうです。
それで一作書くために、古本屋ごと本を買い取ったという逸話まで聞きますから、きっと山のような資料があるでしょうね〜。
ご本人の希望もあり、また奥様の協力もあって、司馬さんの意思を継いで歴史小説を書く人のために提供されてるのでしょう。
「友の会」ですか。私も入会したいな〜☆ミ

坂本と、伏見にも行かれましたか。旅行記、頑張って下さいネ(^^)。



<kazuさま [関東] 2004/05/05(Wed) 17:33>

こたつ様こんにちわ。(今日は昼間から\(^o^)/)

先ほどサイトの更新を終え、先日の関西の旅行記とそれぞれ訪れた史跡のアップをしております。
伏見で残念だったのは、今年の一月に伏見城の近隣の遊園地が閉鎖してしまい、それに伴って伏見城も拝観不可能になってしまったのです!o(><;)(;><)o
結局外側から眺めるしかなかったのですが、あのような財産を拝観させればよいのに、もったいないと来ている方がそれぞれ口にしておりましたね。(涙)

今後は旅行もさほどできなくなると思うので、近所のお寺や史跡、博物館を巡ってそれを記録しようと思っています。



<こたつ城主 [関東] 2004/05/06(Thu) 20:17>

>kazuさま

おお(笑)。そういや珍しいですね。お昼のお書き込みは。

関西の旅行記はもう出されましたか(゚.゚)。
え〜! 伏見城って拝観できないんですか?
まぁぁ、遊園地の閉鎖は遊園地だけにしてくれたらいいのに(笑)。
私なんか、わりと計画性が無いっつーか、この頃は「行ける時に行く」って感じが多いので、「見られると思ったのに!」なんて文句も言いにくいんですが(^^;)、遠い所からだとなおさら残念ですよね〜!

にしても、そろそろ旅費に響いてるのでしょうか(笑)。
でも近隣の旅もなかなかオツなものですよ(^^)。
 
     

     
  和歌山、浜口ぎへいの碑、1


<のりちゃんさま [近畿] 2004/05/04(Tue) 19:51>

私は、昨日、和歌山を巡ってきました。
こたつさんは5時半出だったんですね。うちは6時半出でした(^^ゞ

和歌山は白浜方面へ向かったんですけど、すんごい渋滞で(@_@)
まだ泳ぐには早いんですが、暑かったんで、「海」が恋しくなるんでしょうね(笑)

コースはいつも通り旦那におまかせで、八幡神社を主に周りました。

で、最後に参拝したのが「廣八幡神社」。
私、八幡神社って、それほど興味がなかったんで、旦那には、「時間なかったら飛ばしていいよ」
とか言ってたんです。
でも、うまいぐあいに時間ができて、参拝。
社務所へ行くと、ちょうど来客が帰られるところで宮司さんとお話させていただくことができました。

この宮司さんの出身地が私達の家のそばってことで盛り上がり、境内を案内してくださいました。

で、最後に、
「今の若い人は知らないと思うんですけど」
と案内してくださったのが、「浜口ぎへいの碑」
和歌山に津波がきた時、自分の収穫した稲すべてに火をつけて、山の下の村人に危険を知らせた・・・という人物です。
戦前は教科書にも載ってた・・・って、私、この話知ってるんですよ。
こたつさんも多分ご存知なんでは?

そう!
ラフカディオ・ハーンが、「生神様」という題で書いてるんですよっ!!
私が、
「あ、その人知ってます、稲に火をつけたんですよね!」
というと、
「小泉八雲を研究している方もこられるんですよ」
と、宮司さんが教えてくださいました。

時間がなくて飛ばさなくてよかった(~_~)



<こたつ城主 [関東] 2004/05/06(Thu) 20:15>

>のりちゃん様

白浜は子供の頃に行きました。それと同じ旅行だったか、那智の滝なんか見ました。
夏だったかしら。やはりスゴイ渋滞に遭った覚えがあります(^^ゞ。
しかしいずこもGWは、やっぱ混みますね〜!

「廣八幡神社」というのは、白浜の近くでしょうか?
にしても、それほどの気も無かったのに、ちょうど行った先が小泉八雲の書いた話の舞台だったとは?! すごい偶然というか、まさに天のお導きって感じですねっ(^^)。

私はその話「浜口五兵衛の話」という題名で読みました。子供向けの本です。
財を投げ打ち村人を危機から救った五兵衛を、村人たちが「浜口大明神」と称したのですよね!
それをハーンは、この国に生きる人の精一杯の感謝の示し方だと書いてました(^^)。八雲を研究する人が訪れるのも、土地に残る信仰を確かめに来るのかもしれませんね。
神社の説明版やパンフレットではなく、宮司さんからナマのお話で聞けたというのが、また何か感動しますね。



<のりちゃんさま [近畿] 2004/05/06(Thu) 21:26>

>「浜口五兵衛の話」

宮司さん曰く、
「本当は浜口義兵衛」んですって。
また、ハーンの話では、彼は「生き神様」として神社に祀られたとなっているけれど、実際は、「そんな恥ずかしいことしないでおくれ」と義兵衛が拒んだので、彼の死後、石碑だけが建てられたんだそうです。
その石碑の題字、誰が書いたと思います?
勝海舟だそうですよ。
・・・もしかしたらちょっと記憶違いしてるかもしれませんので、旦那に確認してみますね(^^ゞ
で、間違いがあったら、明日訂正します。わははは。



<北畠具顕さま [関東] 2004/05/06(Thu) 21:46>

>「生き神様」
伊勢にある神社にも生祠があるらしいのですが、本殿の下にあるらしく、「やっぱり神様になる人は違うなぁ、慎み深い」と思ったです。



<こたつ城主 [関東] 2004/05/07(Fri) 22:49>

>のりちゃん様

「浜口五兵衛」は「義兵衛」が正解ですか。
ただでさえハーンが「生き神」と感動して、題材に選んだほどの人物であるのに、さらに自身の栄誉をひけらかさなかったとは、まことにハーンの心に適った人ですね(^^)。

記憶違いとしても、海舟が喜びそうな話かもしれません(笑)。
誰かが一度有名にした話とかじゃないと、なかなか目に触れにくかったでしょうし。
ハーンは自分の足で題材を探したそうですが、セツは歩くのが苦手で(笑)、わりと古本屋とかから選んで来たそうですし、雑誌などから選ばれた作品もあるんですよね。
海外に出てしまえば、出典はそうウルサイ事言われないでしょうし(爆)。


>北畠具顕さま

伊勢の「生祠」ってのは、やはり現実にいた人物を発祥にしてるという事でしょうか。
 
     

     
  <のりちゃんさま [近畿] 2004/05/08(Sat) 00:03>

旦那に確認したところ、勝海舟で正解だそうです。
和歌山の津波は、本当に「大事件」だったみたいで、他のいろいろな神社でも「津波」について聞きました。
収穫を犠牲にしても村人を救ったギヘイの行動は、本当に感動的なものだったのでしょうね。



<こたつ城主 [関東] 2004/05/08(Sat) 23:25>

>のりちゃん様

ギヘイの話は、特に美談でなくても大災害ですから有名だったのでしょうね。
ハーンの話では、当時は天災が起きても救援などままならぬ時代で、その後も村の暮らしは当分ラクではなかったとありました。
それでもギヘイへの恩を忘れる人は居なかったと。



<のりちゃんさま [近畿] 2004/05/09(Sun) 09:59>

和歌山の大津波ですが、確かにこれはすごく有名みたいです。
最初に参拝した神社は、結構高台にある神社だったのですけれど、津波で建物が壊れたとおっしゃってました。
かなりの人が亡くなったのでしょうね。



<こたつ城主 [関東] 2004/05/10(Mon) 17:36>

>のりちゃん様

和歌山の津波。神社が津波で壊れたというのは、ただでさえ長く記録に残りそうな事ですものね。
津波はこの国には多かったハズなんですが、一地域ごと丸呑みされて無くなってしまうので、詳しく事情が残らない事も多いでしょうね。



<のりちゃんさま [近畿] 2004/05/10(Mon) 18:39>

津波ですが、
・・・話しはそれるんですが・・・。

いしいひさいちが、漫画に書いてます。
兵庫県での話しだったと思います。

「子供の頃、大きな屋敷を構える長者がいて、その敷地内は村人は立ち入り禁止だった。」
「ある日、地震が起きた、みな、津波の恐怖を知っているので、長者の敷地だろうがなんだろうが構わず、慌てて山の上に逃げた。」
「が、意に反して津波は起きず、みな、村に引き返してきた」
という感じで3コマ続きます。

で、最後の1コマが、
「津波は、返すとき、すべて攫っていくというのは本当でした」
ってなってて、
絵は、くだんの長者の家の中になってます。
擬音は、
「がら〜〜〜ん(笑)」
こういう非常時にも、たくましいもんですよね(笑)



<こたつ城主 [関東] 2004/05/11(Tue) 19:13>

>のりちゃん様

いしいひさいちの漫画(≧▽≦)!
私も時々読むので、味わいが何となく伝わります。

>その敷地内は村人は立ち入り禁止だった。」
>「が、意に反して津波は起きず、みな、村に引き返してきた」
>「津波は、返すとき、すべて攫っていくというのは本当でした」
>「がら〜〜〜ん(笑)」

時代劇だったら「起きるべき事件」が「起きない」んですよねっ(^^;)!
私が読んだのは、一つは幕末物で(笑)。

転部:
武士「どうしても斬ると言うのなら、この私を斬ってから行け!」
ラスト:
切り刻まれた武士を捨てて、若い剣士がズンズン行ってしまう(笑)。

宮本武蔵ネタも多いですよね(^^;)。

農民「(野武士に)娘はかどわかされる、村の作物は盗まれる、ううっ」
武蔵「そうか、じゃ、達者でな」
   ↑貰った水を飲み終わってズンズン去っていく(笑)。

こういうシーン。家では思い出しても「プッ」と吹き出す程度で済むのに、電車の中で溜めに溜めると、帰って来てから、腹を抱えて笑い転げるハメになるんですよね(苦笑)。
 
     



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