<掲示板・議事録>

島根、出雲大社・尼子氏、6

     
  <北畠具顕さま [関東] 2004/03/13(Sat) 23:44>

カラスはいま「恐怖の対象」になってますね。
どうやらシベリアのほうでウィルスが眠っているらしく。
ということはどんどんやってくるってことですよねぇ。



<のりちゃんさま [近畿] 2004/03/14(Sun) 06:48>

>お勤めが終わると神様も体重が減ってるのかな
そういうことだったのか!!(←騙されやすい?)
しかし、考えてみれば、神様なんだから、体重ないのかも(笑)

でも、舟の重さだけでも、小鳥には重圧ですよねぇ(笑)

で、最後に、鳥辺野ですが。
京都は「都」があっただけに、人口も多かったでしょうね。
ですから、その分、死体も多かったのじゃないか、と。
芥川の「羅生門」でも、羅生門の上には死体がゴロゴロ捨てられてたと書かれてましたよね。

江戸の名物は火事と喧嘩と犬の糞って言うんでしたっけ?

京都の名物は公家と坊主(いわゆる白足袋)と人の死体・・・だったかも・・・。



<こたつ城主 [関東] 2004/03/15(Mon) 19:09>

>北畠具顕さま

こたつ、田んぼのあぜ道で鴨の羽を拾ったんです。
拾った途端、亭主が「うっ、鳥ウィルス」と(汗)。
一応手は洗いましたけどね(^_^;)。


>のりちゃん様

>>お勤めが終わると神様も体重が減ってるのかな
>そういうことだったのか!!(←騙されやすい?)

のりちゃん大好きっ!(≧▽≦)
思えば5円や10円の賽銭で、人間どものとんでもない願いを適えてやるなんて、何かよほどの事情があるとしか思えませんもの。
痩せなきゃ天に上れないとか、きっとそういう決まりごとが……(←デマを広げてみる)。

都市に人が集まるのは、今も昔も似てるでしょうが、鳥辺野と聞くと、私は源氏物語で藤壺女御の葬儀で、彼女を慕って鳥辺野に続く行列が続いた話を思い出すんです。
アマデウスで、ラストにモーツァルトの遺体が土に放り込まれるシーンがありますが、あれを見て「あの天才音楽家がこんな墓地に?」と思った人が多かったとか。
日本の平安期って、何かヨーロッパの宮廷時代文化に似てるなぁ、と思うんですよね。
一皮めくれば……みたいなトコが(^^;)。



<のりちゃんさま [近畿] 2004/03/15(Mon) 20:03>

>痩せなきゃ天に戻れない

天女が羽衣盗られて天に戻れないって話しがあるけど、あれ、実は太りすぎたんだな・・・。 まるでくまのプーさん!!

「痩せなきゃ天に戻れない」
と気づいた天女は、人間の男に嫁入りし、家事に励みました。
が、男は天女が痩せないように、ご飯にこっそり饅頭を混ぜ込んだので、天女は全然痩せませんでした。

そうだったのか!!

そういえば、アマデウスでもモーツァルトが、無造作に埋められるシーンがありましたね。
「死体」の扱いに気を配ったのは、日本ではいつ頃からでしょうね。
エジプトでは、死体が繋がってないと再生できないと言われて、死体の扱いにも細心の注意をはらったと聞きますが。



<こたつ城主 [関東] 2004/03/16(Tue) 19:45>

>のりちゃん様

羽衣天女=クマのプーさん説ですが(笑)、羽衣ってのが何か、バレーリーナの減量話を連想させるんですが……(^^;)。
全然関係ないんですけど、私最初に鍼灸の先生に足を診られた時、「こういう足の女は、昔は神に仕えたものだ」と言われたんです。
それはね。「冷え性」って事なんですよ(爆)。オマケに当時はガリガリに痩せてたので、「そのために修行してるのか」まで言われてしまいーの(苦笑)。

しかし何故だか、やたらと絶食とかして「神に近付く」という行為は、きっとあったんでしょうね。
でもね、のりちゃん、

>ご飯にこっそり饅頭を混ぜ込んだので、
>そうだったのか!!

私、それは絶対ナイと思うんですけど(^^;)。。。

死体の扱いにウルサイのは中国の影響だと思います。仏教が浸透しても、先祖の墓とかだけは神聖視してますよね。
ほら、そこがダメだと、キョンシーになっちゃうじゃない? 中国は(^。^)。
 
     

     
  <北畠具顕さま [関東] 2004/03/16(Tue) 20:22>

>そこがダメだと、キョンシーになっちゃうじゃない? 中国は(^。^)。

映画で出稼ぎで死んだ人をキョンシーにしてつれてくじゃないですか。あれ大丈夫なんかなぁ、といつも思ってしまいます。
お札が貼ってあってもキョンシー10体くらいと旅するんですよ。味方にしても無茶苦茶弱いし(笑)



<のりちゃんさま [近畿] 2004/03/16(Tue) 20:42>

冷え性の女性は神に仕えたってのは面白いですね。
やはり、「冷たい」方を神様はお好みになるんでしょうか?

絶食が「神に近づく」というのは、結構世界中にある感覚かもしれませんね。

死体の扱いは中国から。
言われてみれば柳斎志異で、なくなった娘の体に魂が戻ってくる、という話しが結構ありました。
死体が鳥に食べられてたら戻れませんもんね(笑)



<こたつ城主 [関東] 2004/03/17(Wed) 20:20>

>北畠具顕さま

あの「団体さんキョンシー」は、出稼ぎに来て死んだんでしたっけ(^^ゞ。
確かにどっかで「弔いをしてくれる親族がいない」とか聞いたような……。
で、そうそう、旅の途中なんですよね! 結構この設定を知らずにいた時期が長かったかも。でも一応戦うんですよね(笑)。いじらしいと言うか。


>のりちゃん様

冷え性=巫女、というのは、これは昔からよく言われる「悪口」だと思います(笑)。
つまり、冷え性の女性は子宝に恵まれない→縁談を持ち込まれる際に障りになる→結婚できない→巫女にでもなるしかない
とこういう事ですね(^^;)。決して神様が冷え性をお好みなワケではありません(笑)。

中国では死体に魂が戻れば再生する、という事のようです。
でもこれって、元通りに再生するって事なのか、それともキョンシーになっちゃうのかによって、かなり違う話になると思いますけどね(^^;)。



<のりちゃんさま [近畿] 2004/03/17(Wed) 20:58>

巫女さん=冷え性ってのは、つまり、子宝と関係してるんですね。

こないだ「巫女」について書かれた本をパラ読みしたのですが、「巫女さんは処女じゃないとダメ」という決まりごとは、結構近代まであった、と書かれてました。
それどころか、「月経を見たら巫女失格。神様がその巫女を気に入れば、その巫女は年とっても初潮がない」という考え方が、まじめにあったんだそうで。
つまり、「初潮がない」というのと「冷え性」も、どこかで繋がってるのかもしれませんね。
ならば、「巫女さん」=「冷え性」は、あながち悪口ではなく、「冷え性」は神聖さを意味しているかもしれません。

で、最後に中国の「再生」なんですけど。
前もこたつさんに話したかもしれませんが(^^ゞ
「再生」のお話の中に、その娘の死体は既に腐っちゃってたので、死んだばかりのほかの女性の体を借りて生き返ったはいいが、あまり美しくなかったので、
「こんな姿になるくらいなら、再生しないほうがいい!」
と嘆いた・・・なんて話しがありました。

なんか、お手軽に「再生」を語ってるなぁ、と思ったのですが、それが中国の「再生観」なのかもしれないですね(笑)



<北畠具顕さま [関東] 2004/03/18(Thu) 00:32>

>あの「団体さんキョンシー」は、出稼ぎに来て死んだんでしたっ
>け(^^ゞ。
>確かにどっかで「弔いをしてくれる親族がいない」とか聞いたよ
>うな……。

香港(霊幻道士)と台湾(幽幻道士)で設定違ったかな?(笑)
共通点は旅をしてるとこですね。
 
     

     
  <こたつ城主 [関東] 2004/03/18(Thu) 20:15>

>のりちゃん様

巫女に初潮が無いってのはさすがに初耳です!
そうなんですね〜(*o*)! メチャクチャ無理な話って感じがするんですが、そういや月経期間は社だったか山だったかを出て、実家だったか里だったか(ずいぶんいい加減だけど)に行く、という話なら聞いた事があります。
じゃこの話も、巫女の資格と関連してるんでしょうかね。巫女としてか、巫女に仕える人として聞いたのかも思い出せないのですが。

で、家族には「アンタ、からかわれたのよ」と言われたのですが、足について言われた時は、素晴らしい演技力だったのか思い込みか、「神に仕える足!」と断言でした(^^;)。。。。 冷えは治してくれましたけどね(笑)。

中国の「再生」の話ですが、時代はいつごろでしょうね?
つまり、一応魂"ゲ"な物はあるにはあって(魂魄って奴でしょうね)、それが自分の体以外の体に乗り移るんですね。
ちょっと仏教な感じも……?
墓にこだわるのは骨にこだわるからで、オリジナル体にこだわるのだと思ってましたが。



<こたつ城主 [関東] 2004/03/18(Thu) 20:17>

>北畠具顕さま

あれって、香港版と台湾版なんですね!
今まで全く意識してませんでした(^^;)。。
お札を書くシーンとか、何かカッチョ良くて好きなんですよね〜♪



<のりちゃんさま [近畿] 2004/03/18(Thu) 22:42>

中国の再生話し。
私が読んだのは、「柳齋志異」ってやつなんですが、作者である蒲松齢は、17世紀の人のようです。
岩波文庫の表紙には、「1640〜1715」と書いてありますね。
・・・この時代に75歳まで生きたなんて、かなり長生き。
神仙界に通じてたんですかね(笑)

で、体が違っていいかどうか、なんですが。
・・・これ、原典忘れたんですが、私が読んだ古典は、「今昔」「霊異記」「宇治拾遺」などですから、そのうちどれか、かと(笑)すいませんm(__)m

で、「日本版からだが違う」話しが出てきました。
自分の子供の所に死神がやってくることを知った親が、死神に対して、すごい豪華な供え物をするんですよ。
で、死神も「ここまでされちゃぁなぁ」と、悪智恵を働かせ、「閻魔帳に書かれてるのは名前と生年月日だけだから、(死ぬ予定の子供と)同じ名前・同じ生年月日の人間を連れていってやれ」と、探してみると、都合よく隣の村に、該当する子供がいたんですね。
で、その子供を殺して連れていくと、さすが閻魔様。
「この子供じゃない」と怒るわけです。
仕方なく、その子供の魂を体に戻そうとすると、なんと、体は既に火葬された後だったんです。

ひぇええええ、どないしよう!!と焦った死神は、元来死ぬはずだった子供の魂をまず体から抜き、閻魔様のところに連れていき、取り違えて抜かれた魂をそこに入れました。

ってな話しが載ってます。

そんなええ加減な!!
とは思いますが、この子供は、魂側の親と、体側の親に「我が子よ」と大事にされて、幸せに暮しましたとさ。
というオチになってます。

なんとなく、呑気ですよね(爆)



<こたつ城主 [関東] 2004/03/19(Fri) 21:06>

>のりちゃん様

中国の、人の体を借りる再生の話は、やはりかなり最近なのですね(^^ゞ。書かれてる内容は古い題材を扱ってるのかもしれませんが。
仏教との兼ね合いがいつからどうなって、と時代的な所は私もハッキリ覚えてないのですが、魂が抜け出てどうこういうのは、仏教の影響が強いんじゃないかな〜、という感じがします。

で、日本版の「わざと取り違え話」の方ですが、何やら、賄賂への風刺みたいな雰囲気を感じますね。
例えば江戸時代(に限らないでしょうが)だと、人間界では賄賂って通用しちゃう例が多かったと思うんですよ(^^ゞ。
その話の場合は、いわゆる「接待」という奴ですよね(笑)。
それを閻魔さまのような、「何もかもお見通し」の存在が戒めるわけですね。
ただ、悪い商人とか木っ端役人とか悪代官とかの「悪行」のお陰で、違う家同士が子供を囲んで仲良くなる、といったエンディングは面白いです!



<のりちゃんさま [近畿] 2004/03/19(Fri) 23:03>

中国の取替え話し。
確かに仏教の影響はあるかもしれません。
でも、同じ仏教にしても、日本の仏教観と中国の仏教観の違いを見るには面白いかもしれませんね。

でも、日本の「取替え話し」の方は、違う体で生まれ変わった子供が、「こんな体いやだ!」と言ったというような話しは出てきませんが、中国の方は、容姿をすごく気にするんですよね(笑)
ここらへん、強くお国柄が出てるかも(^^ゞ

日本だったら、「こんな体いや!」と言った途端、「贅沢言うな!ほしがりません、勝つまではっ!!」なんて一喝されそうでしょ(笑)



<こたつ城主 [関東] 2004/03/20(Sat) 23:31>

>のりちゃん様

中国の容姿にこだわる話ですが(笑)、これは中国人女性にじかに聞いた話。
「中国では日本みたいに、誰でも彼でも"美人"と言われる事はない。美人と言われるのは、本当に物凄い飛びぬけた美人だけ」との事でした。
後宮とかの影響もあるんでしょうかね。何しろ「美人」という名には、日本とはまるで違う文化が含まれている感じがしました(^^ゞ。確かに「お国柄」ですかね。
 
     



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