<掲示板・議事録>

島根、出雲大社・尼子氏、3

     
  <こたつ城主 [関東] 2004/03/02(Tue) 17:41>

>のりちゃん様

なるほど、助けた兎と男の友情……。
スイマセン(^^ゞ、そのウサギってオスだったんですか?
しかしまあウサギなら「実は自分も横恋慕してて」なんて話になりようもないから、友情の範囲ではありますよね。
そう考えると、女を取られそうな友達は一切持たなかったって事にもなるような……(汗)。

しかしスサノオがモテなかったというのは、あまり意識してませんでした(笑)。
そうねぇ。イジメか愛の鞭かって言ったら、あれはイジメに入る気もする(最初食おうとしてるのかと思ったけど)。
でもシラミ取りについては、頭が痒かったのかも。。

あ、オルフェウスでもペルセフォネは出て来るんでしたね(^^ゞ。
恐妻家と言うか愛妻家と言うか、デメテルに育てられ、人の心を持った女性として描かれてる感じもする一方、やっぱり冥界の王妃となると……「なりて」が居なかったのかな、という感じも……(笑)。
日本によくある聖女と竜王の結婚に近い物を感じますね。



<こたつ城主 [関東] 2004/03/02(Tue) 17:43>

>北畠具顕さま

そうか。ヤキモチと嫉妬の違いか。確かに嫉妬深さってのは恐ろしいですよね(^^;)。
前にオオクニヌシはあちこちに薬を売り歩いたってな、これ伝承ですかね?
で、そのたびに土地の女性と縁付いたってんですね。何だかなぁ、という感じよね(笑)。



<こたつ城主 [関東] 2004/03/02(Tue) 17:43>

>たみい様

尼子経久ですかっ(゚.゚)。これは珍しいような(マイナーなような)。

玉峯城……ですか。ええと。。
で、検索してみたのですが、「砂の器」でしょうか?
これ何回ぐらいやったのかなぁ。見ておりませんが、主人が山陰出身なので、話にはよく上がります(^^ゞ。

経久は神社対策に苦慮したのですか。
確かに毛利なんか見てると、婚姻政策に全てがかかってるって感じすらありますね(笑)。

>何となく、オオクニヌシと繋がったかな、(^^;)。

わははは! ご配慮ありがとうございます〜!



<のりちゃんさま [近畿] 2004/03/02(Tue) 18:47>

そういや、兎の性別ははっきりしないですね。
なんとなく男性という感じがしてたのですけど、女性であってもおかしくないかな?
確か、兎は、妻と子供に会うために、ワニを騙した・・・という話もどこかにあったような記憶があったんですが。
違うかも(^^ゞ

>ペルセフォネ=竜女説
本当だ(@_@)
そういえばそうですね。

ただ、水辺で女性が機を織る、もしくは糸巻きをする。
龍が彼女を飲み込む・・・という寓話は、実は世界各国で見られるんだそうです。

ローレライも確か、糸巻きをするんじゃなかったでしたっけ?

水と女性と織物ってのは、なぁんか、繋がるものがあるんでしょうね。

>たみぃ様
神社対策が大変だったんですね(@_@)
出雲へは一度だけ行ったきりで、とくにイメージはないのですが、出雲神在月に行われる「お忌祭り」などは、氏子さんだけのお祭という感じがします。
見方によっては、かなり「閉鎖的」かも。
そういう地域に食い込むのは大変だったんでしょうね。



<北畠具顕さま [関東] 2004/03/02(Tue) 21:07>

出雲はなんといってもまだ「国造」が残り、代替わりには火継の神事もやってますからなかなか特殊ではありますね。



<たみいさま [東海] 2004/03/03(Wed) 20:20>

城主さま、

>尼子経久ですかっ(゚.゚)。これは珍しいような(マイナーなような)。

大分マイナーって感じが、(^^;)。本拠地が山陰と言うのが、やっぱり辛かったかなぁ。。人生80年、ずっと現役と言うのは凄い事だと思います。

のりちゃんさま、

>神社対策が大変だったんですね(@_@)

1500年頃だと思われますが、尼子から少なくとも、二人の姫が出雲大社の宮司クラスの家に輿入れしたらしい。。
その頃の大社は(と言うか、そのずっと以前から)守護も幕府も怖くない、と言う姿勢だったようです。
 
     

     
  <こたつ城主 [関東] 2004/03/03(Wed) 21:20>

>のりちゃん様

そぉねぇ、兎は何か性格的に男って感じですよね〜(^^ゞ。
オス兎「ダンナ〜、ちょっくらどうだね、ダンナ達の兄弟は……」
メス兎「ウッフン、ダーリン。ちょっとヒールで失礼ネン」

いや、どっちでも行けそうだわ(・・;)。
でも考えてみたら、数を数えて貰うなんて並んでみるサメなんか居るかな〜。
やっぱ普通「踏まれてみたい」と思うのは〜!!!

ローレライか……。あれは女性の幽霊でしたっけ?
で、やはり女性の方が家事つーか、家に残って何じゃかんじゃしたのでしょうから、それで多いんでしょうかね。
日本じゃ洗濯してるのはオバアサンだが、食われるどころか、桃を拾うからな〜。

へ〜(゚.゚)。出雲のお祭りかぁ。
氏子さんだけで行われるというのは、伝統的にそうなんですか? 珍しいの?(人手不足だったり)←山陰は人少ないから(汗)

私は有名どころの神社のみならず、殆どあちらで神社行った事ないんです(^^ゞ。
(例外=出雲大社)
又いろいろ教えて下さいネ♪



<こたつ城主 [関東] 2004/03/03(Wed) 21:22>

>北畠具顕さま

ふ〜ん(゚.゚)。出雲は、古い形式がよく残ってるのかな。元々変わってたのかなぁ?
具顕様もたくさん教えて。



<こたつ城主 [関東] 2004/03/03(Wed) 21:23>

>たみい様

あ、やっぱマイナーでしたかっ(^^ゞ。
今でこそ山陰て、もぉ聞いただけで卒倒しそうですが(そこまで言うかい!)、経久の頃、それほど一大勢力を築いたというのは、もしかして人生80年は嘘で、実は不老長生を果たしていたのかもしれませんねぇ(なぜそうなるっ?)。

私、尼子氏こそちょっとは真面目にやらなきゃならんかもしれない題材な割に、長年放っておいてるんですが、尼子氏から出雲大社宮司に嫁入りってのは、何かメチャクチャそそられますね〜。
大社、その頃威勢が良かったんだ〜?



<のりちゃんさま [近畿] 2004/03/03(Wed) 22:20>

尼子氏についてぐんぐん興味湧いてきました!

「戦国武将一覧」によると、尼子氏は、源氏の出なんですね。

でもね、「あまこ」という音。
「海人」と何か関係あるかも!!

出雲の民は、鯨面してたといいます。
つまり、顔に刺青があったわけですね。
これって、「海洋の民」の特徴だとか。

尼子氏も、どこかで「海洋の民」の流れがあったのかも・・・なんて。
これは、古代史オタクの妄想ですね(^^ゞ

しかし、戦国武将一覧も、気づけば数が増えてる(@_@)!!

時の流れを感じます(#^.^#)

しかし、出雲大社って、そんなに力があったんですね。

>守護も幕府も怖くない
一向宗みたいに、大社が一声かけたら祝詞唱えながら一揆起こしたりしたのかしらん(~_~)

>「踏まれてみたい」
わはははは!!
確かに!!
よっぽど美人兎だったのかも(笑)
そういや、カチカチ山でも、兎は狸に対して女王様みたいに振舞ってましたね!!

で、
「お忌み祭り」ですが、実は私もちょっと文献かじっただけで、大層なことはいえないのですが、つまり、八百万の神様をお迎えするわけで、その地域の人は、「失礼がないように」と、随分厳しい制約を受けるそうなんです。
「笑っちゃいけない」とかあったんじゃなかったかな。
ちょっと、今資料が手元にないんで、うろ覚えですが。

でも、観光客はそれを意識せず、結構傍若無人ですよね(笑)
そういう意味で、「氏子さんの祭り」という感じがするんですよ(~_~)
でも、一度そのお祭を体験してみたいと思ってます(#^.^#)



<こたつ城主 [関東] 2004/03/04(Thu) 20:09>

>のりちゃん様

おおっ、興味持ちましたかっ!(^O^)
源氏といっても尼子氏は宇多源氏の流れで、源→佐々木→京極→尼子。

経久の頃は山陰を拠点に中国地方に一大勢力を築き、天下統一のなった秀吉以降は置いたとしても、信長が従えたより、尼子が延ばした勢力下にあったの国の方が多いです。
あまり言われてませんがね(^^;)。

が、尼子氏自体は出身が近江で、本家京極氏は依然、近江地区に地盤を継続しました。
「海人」の名残があるかもしれませんね(^^)。
尼子の名の名残はやはり関西以西で、兵庫にいた時、その姓の人に二人は会いました。

これほどの勢力を従える過程には、当然既得権力とぶつかりあうわけですが、経久が戦国話の範疇に入りにくい原因は、少年期の落城&放浪から始まり、「11ヶ国にまたがる太守」というオチで、無論スケールが大きいとは言えるのですが、どちらかと言うと、それこそ殆ど「神話の世界」のように現実感に乏しい過程ゆえかもしれません(^^;)。
しかしそれにはやはり、「神話」が成り立つ土壌があったのかもしれません。

カチカチ山か。兎は「ちょっと小生意気」なキャラですかね(笑)。

なるほど、「お忌み祭り」とは、10月、全国が神無月と呼ばれる時に、唯一全国から神様が招集される、お迎えの祭りなのですね(^^)。
主人の故郷(島根)に行くと、10月を「かんなり」(「かんあり」かな?)と言ってたと思うのですが、方言がキツくて聞き取れない事も多いです(^^;)。

私はこの経験から、観光客が傍若無人だからと言うより、「言葉が通じないからだったりして(^^;)」と思ってしまいました(爆)。
 
     



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