<掲示板・議事録>

小泉八雲〜神田・根津オフ、5

     
  <のりちゃんさま [近畿] 2003/10/22(Wed) 20:08>

>バスタオルになろうとしてるタオル

こたつさんは、タオルの可能性を埋もれさせない、才能あるタオルに育て上げる良い先生ですねっ(笑)

うちの夫婦は両方とも大阪人なのですが、私は旦那が「ボケ」ると、即座に「ツッコミ」を入れてしまうので、そのまま会話が終わっちゃうことが多いかもしれません(^^ゞ

私がこの間読んだ本によると、セツの怪談は、ほとんど、金十郎の妻トミから聞いたと書いてありました。

そして、トミも、セツの母親もかなりの美人で、たおやかだったみたいです。

反対にセツは、働き者でガタイがよかったとか。

セツがガタイのよい女性だった、と聞くと、雪女よりも、耳なし芳一の方が怖そうです(笑)

「耳だけでも持って帰ろう」なんてセリフは特に。



<こたつ城主 [関東] 2003/10/23(Thu) 19:32>

>のりちゃん様

周りには教え子(?)が集まり、こたつは集まった「タオルの光」で、熱心にお勉強しました(^^)。
うん。確かに、あくまで執拗に「ボケ」続けると、かように、いつまでも「バカ話」が続く可能性は高いかもしれませんね(笑)。

トミ(慈明院)は、一雄の記述で、ハーンとセツ以外に一番登場回数が多く、赤ちゃんの一雄をおぶったまま階段を転び、一雄を庇って後ろ手を離さなかったため、頬に大変な傷を負ったそうです。
ハーンは、一雄が祖母を困らせると、「お祖母様の頬の傷、誰のため出来ましたかを忘れましたか?」と言ったそうです。

セツは案外太ってたようです(笑)。
物語は上手かったようで、ハーンは、幽霊滝の最後「アラッ、血が」を何度も言わせたそうです。



<のりちゃんさま [近畿] 2003/10/23(Thu) 19:51>

タオルの可能性を引き出してあげるといえば、お風呂の遊び、どれくらいできます?

タオルのクラゲとか、タオルの蟹とかやったことあります?
風呂に入るとそういうことばっかりやってなかなか出てこなかった子供だったんですが(で、頭と体と顔を洗うことは忘れる)、旦那は、「お風呂は水鉄砲や!」だそうです。
お風呂の遊びも、地域性があるんでしょうかね(~_~)

トミは、ドラマの中では、「武士の妻らしくない」と金十郎にこぼされてましたが、実際はかなり凛々しい女性だったんですね。

ハーンの日本贔屓は、セツ、トミ、万衛門、金十郎すべての手柄(?)だと思えてきました(笑)
ちょっと違うんですが、子供の頃、弟と遊ぶ時、ムチャなことを結構やりました。
板切れとはしごを掛け合わせて、「すべり台作ったから、滑ろう」とはしごを上って、当然べちゃっとつぶれてしまうとか、その手のことを。
一応姉で言いだしっぺの私がまず試したので、私は生傷が絶えなかったんですが・・・。
弟が今度何か偉そうなこと言ったら、「お姉さんが子供の頃、誰のため生傷できてましたか」って言っても・・・、「お姉さんがムチャな提案するからです」と言われるかなぁ(^^ゞ



<こたつ城主 [関東] 2003/10/24(Fri) 19:16>

>のりちゃん様

私は子供の頃から、風呂に入るとすぐのぼせる子供で(笑)、あまり遊びはしなかったのですが、タオルで巾着を作るのはよく大人がやってました。
しかし今は、迂闊に銭湯(ランド)に行くと、2時間ぐらい出て来ませんけど(^^;)。

そう。ドラマのトミは愚痴が多く、問題解決能力も無い描き方でしたが、本当は忍耐強く、黙々と家族に尽くす人だったんだなぁ、と。
あと東京に行ってからは、家族の料理はトミが作ったようで、ステーキなど腕をあげ、客にも喜ばれたようです。
セツもハーンも最初の結婚では苦労したけど、家族については、セツの家族がハーンの故郷ともなったのですね(^^)。

>「お姉さんが子供の頃、誰のため生傷できてましたか」って言って
>も・・・、「お姉さんがムチャな提案するからです」と言われるかなぁ(^^ゞ

わははは! でも一雄も、結構な悪さを弟にやってます(笑)。
子供の頃から弟を庇ってたら、それこそ「鳥取の布団」になってしまいますし(汗)。



<のりちゃんさま [近畿] 2003/10/25(Sat) 16:20>

トミはステーキも焼けたんですね。
ドラマの中でも、西田・・・えぇっと名前忘れましたが、千太郎の妻が、すき焼き鍋でステーキが焼けるか、と夫に尋ねるシーンがありましたよね。
あの時代、ステーキが焼けるってのは、なかなかの特技だったんじゃないでしょうか。



<こたつ城主 [関東] 2003/10/25(Sat) 19:08>

>のりちゃん様

明治の頃は、鉄板をアツアツと囲むなんちゅう事は無かったでしょうから、ステーキも、焼き加減や肉汁との折り合い、味付けなど気を使ったんでしょうね。
ハーンは万事に日本料理を好んだようですが、ステーキとプラムプディングだけは好物だったようです(^^)。また、パンを切って家族に分けるのもハーンの役目だったようで。
 
     

     
  <のりちゃんさま [近畿] 2003/10/27(Mon) 07:29>

ハーンがプラムプディングを好んだとすると、これもトミが調理したんでしょうか?
プディングっていうと、私は、単純に、カスタードプリンと同じ要領で作るのだと考えてしまいましたが、そうでもないみたいですね?
茹で上げちゃうみたいです。
茹でて作るのならば、日本の竈でもなんとか作れそうですね(#^.^#)



<こたつ城主 [関東] 2003/10/27(Mon) 18:21>

>のりちゃん様

ハーンの好物、プラムプディングを作ったのが誰かはわからないんですが、プラムプディングなるものを食べた事の無い私は、幼い頃に童話で読んだ、食ったことのない食い物に執着するが如く、いま異様にそそられてます(笑)。
かなり臭みのある漬物でもOKだったというヘルンさんですから、やはり酸味の強いお菓子だったのではないかな?



<のりちゃんさま [近畿] 2003/10/27(Mon) 19:40>

ヘルンさんの好物、プラムプディングですが、クリスマスカロルや、赤毛のアンにも登場するんですね。
レシピを調べようと思ったんですが、うまく見つけられませんでした。
http://cutman.sub.jp/material/pudding/kaisetsu.htm
が、なかなか詳しいかもしれません。



<こたつ城主 [関東] 2003/10/28(Tue) 18:56>

>のりちゃん様

プラムプディングのレシピURL、ありがとうございました!(>▽<)
レーズンやオレンジピール(゚.゚)。パン粉や小麦粉ってのは……ちょっとケーキみたいなプリンなのかしら?
やはりイギリスのお菓子なんですね。ヘルンさんも、クリスマスだけは寄宿舎から帰って、大叔母さんに作って貰った思い出があるのかな?



<のりちゃんさま [近畿] 2003/10/28(Tue) 19:26>

プラムプディングって、「ママの味」に近いのかもしれないですね。
ヘルンさんは、自分の母親への慕情の気持ちを「なんてことだ」と嘆いていましたが、「ママの味」ってのは、一生ついて回るものなのかもしれません。



<こたつ城主 [関東] 2003/10/29(Wed) 19:02>

>のりちゃん様

ヘルンさん自身が、本当に西洋料理を好んだのかには、実はちょっと懐疑的です(笑)。
あまり食べ物の好き嫌いを言わなかったそうですし、家族の方が「西洋風・現代風」を好んで「ヘルンさんの為に」と称し、新しい文化を楽しんだ気配も感じます(笑)。
 
     

     
  <のりちゃんさま [近畿] 2003/10/29(Wed) 19:37>

紹介していただいた、
「思い出の記」
読みました〜〜〜(#^.^#)

セツに、
「あなたの留守、この家わたしの家ではありません。如何につまらんです」
なんて言うヘルン先生のことですから、ビフテキでも、プラムプディングでも、セツが給仕してくれたら、「大好物」だったんじゃないでしょうか(#^.^#)



<こたつ城主 [関東] 2003/10/30(Thu) 20:27>

>のりちゃん様

「思い出の記」読まれましたか(^^)!
そうそう。セツに芝居に行かせて、土産話を楽しみにしてる癖に、帰宅を今か今かと待ってるヘルンさん。
トミの料理でセツとの食事であれば、「如何にご馳走」と喜んだのでしょうね(笑)。
他にも離婚しそうな友人に、切々と換言した手紙などもあるようです。



<のりちゃんさま [近畿] 2003/10/30(Thu) 21:20>

大事な家族とのご飯がおいしいというのは、ヘルンさんの気持ち、よくわかります(#^.^#)

そのくせ、晩ご飯で、旦那の帰宅を待ってることはまずないんですけどね(^^ゞ

セツが留守の時は、「事故でもあったのではないか」とヘルンさんが心配しながらそわそわする分、ヘルンさんが執筆中は、セツや子供達が、ぼんやりしているヘルンさんのことを心配してるって感じですね。
そうやって、お互いの調子を見、気遣いながらもおしゃべりして食べるご飯って、本当においしいですよね〜(#^.^#)



<こたつ城主 [関東] 2003/10/31(Fri) 22:21>

>のりちゃん様

ヘルンさんは、執筆中は喧騒を禁止したそうで、その辺はいわゆる文豪クン達と同じ神経質さが漂うのですが、タバコの火が切れると、土産で買って来た法螺貝を吹いたってのが「面白い家」と思う点でしたね(笑)。
あと、執筆中にボンヤリしながら食事してると、セツに叱られて、「御免、御免」と子供達にまで謝る所なんか、ホントにカワイイ光景ですよね(#^.^#)。

で、最後に、晩御飯はだいたい待ってますが、朝ご飯は作らない私(爆)。



<のりちゃんさま [近畿] 2003/10/31(Fri) 22:57>

あと、ほら貝。
そうそう、私もそれが面白いと思いました。

特に、セツたちは、急にほら貝の音が聞こえるとびっくするので、火を絶やさないように気をつけてるのに、ヘルンさんは、ほら貝を吹きたくてたまらないので、少し火が消えると、すぐにほら貝を吹いたってのも、ものすごくカワイイです(#^.^#)



<こたつ城主 [関東] 2003/11/04(Tue) 02:12>

>のりちゃん様

ヘルンさんの法螺貝は、これが吹かれると、女中も一緒になって笑っていた、という所が微笑ましかったですね(^^)。
晩年は特に「耳なし芳一」の話がお気に入りだったようだから、自分は垣間見ることも出来ない合戦の場面を、法螺貝を吹いて想像したのでしょうかね(笑)。
 
     



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