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<のりちゃんさま
[近畿] 2003/10/04(Sat) 20:16>
ハーンとチェンバレンの往復書簡は、残されてると思います。
というか、はじめ、「チェンバレン」という人物を調べたら、
「小泉八雲との往復書簡で有名」
と説明されてました(^^ゞ
いまさら、「国文学(になるのだろうか)」をやっときゃよかったかも、とか思ったりして。
学生時代の勉強って、後悔すること多いですよね(~_~)
<こたつ城主 [関東]
2003/10/06(Mon) 15:05>
>のりちゃん様
中学校だったか国語の教科書で、「日本に影響を与えた5人の外国人」として、ハーンとチェンバレンの他にフェノロサが紹介されてたんですが、後の2人は誰だったかな。。
この時は、ハーンとチェンバレンに交友関係がある事すら知らなかったです(^_^;)。
往復書簡そのものは見付からなかったけど、2人の違いについて書かれてる本ならありました。
「小泉八雲と早稲田大学」(関田かをる著/恒文社/¥3,000)←高いですね(汗)。
<のりちゃんさま [近畿]
2003/10/06(Mon) 18:31>
フェノロサ・・・。
名前だけ知ってる程度の人物ですが、この方もやはり日本で教鞭をとられた、日本美術の研究家なんですね。
ゴッホも浮世絵にいたく感激して影響を受けたという話でしたよね。
・・・でも、浮世絵に影響受けた人が、あんなヒマワリ書くというのは、絵を描かない人間には、とても不思議なのでした(^^ゞ
絵を描くこたつさんにはどうですか?
で、今、ちょうどハーンが日本美術について述べた小文のところまで読んでるんですが、途中で晩ご飯の時間になっちゃって(爆)、また読んで、関係ありそうだったら紹介しますね(#^.^#)
ハーンの「怪談・奇談」以外の本(笑)は高いですね。
そろえようと思ったら、何ヶ月ご飯を我慢せにゃならんことか。
で、こないだ旦那と一緒に
「日本の面影」を見たことはお話しましたが、旦那はその時、ちょうど、阿刀田高氏の、ハーンに関する小文を読んでいたようで、
「共時性や」
とびっくりしてたのですが、その小文が含まれた本自体も読み終わったらしく、私に貸してくれました。
読み終わったらまたレポートしますね(#^.^#)
<こたつ城主 [関東]
2003/10/07(Tue) 16:11>
>のりちゃん様
>フェノロサ・・・。
いつもこの名と同時に思い出すのが「フェノールフタレイン」です(爆)。
同じ時期に学習したからかな(^^;)。
ゴッホは日本人に人気があるそうです。私も好きです(^^)。
浮世絵とはかなり違いまが、日本人にウケるという事は、日本画を好んだ人だからかもしれません。
ハーン自身は絵描きではないですが、子供に英語を教えるにあたって、自ら絵を描いたり、絵本を海外から取り寄せたようです(^^)。
ゴッホと僅かな期間同居してしていたゴーギャンは、その後、ハーンの来日と殆ど同時期にタヒチ島に赴きます。
ハーンとゴーギャンはこの軌跡を辿る前、やはり同時に西インドのマルチニーク島に滞在してたそうです。
これも共時性でしょうか。何かボンヤリと時代の空気を感じますね。
私は最近ちょっと読書から離れてしまいましたが、また復活したいです。
今のようにネットで共時性を伝え合えたら、ゴーギャンとハーンも掲示板で語り合ったでしょうかね(笑)。
<のりちゃんさま [近畿]
2003/10/07(Tue) 18:25>
ハーンの「日本美術に描かれた顔について」という小文を、読みました。
そこで、ハーンは、日本美術のすばらしさは、「表情がほとんど出ないことなのだ」と書いていました。
そして、「線がシンプルなこと」。
そういう目でみれば、ゴッホも十分「浮世絵の影響」を感じられますね(#^.^#)
で・・・、なんとなく笑ってしまったのは、
本題とは全然関係ないところなんですが・・・。
「日本の絵にある人物は無表情で、あんな顔をした人間はいない、という批判があるが、ギリシャ美術を見て欲しい。あんな完璧な顔をした人間がいるか」
という意味の一文があるんです。
なんという説得力!!!
日本人の目から見たギリシャ彫刻、と、欧米人の顔から見た仏像は、同じようなレベルで「非現実的」なのかもしれませんね。
ゴーギャンについては、「月と六ペンス」を読んだきりなんですが、実は内容をほとんど覚えてません。
また、読み返して見たら、新しい発見があるかも。
<こたつ城主 [関東]
2003/10/08(Wed) 17:44>
>のりちゃん様
線のシンプルさは日本画の特徴かもしれませんね。
こないだ深夜番組で、ゴーギャンとゴッホの同居時代の事をやってましたが、2人の違いは、ゴッホは徹底的な写実画法、ゴーギャンは架空の絵を題材に盛り込んだそうです。
2人が決別した後ですが、ゴッホの絵には架空物も登場するようになり、線はいっそうシンプルになる気がします。
そうだ。この2人も決別してるんですね(笑)。
でも私は、「月と六ペンス」は読んだ事ありません。ちょっとだけでも覚えてない?
日本については、当時は本当に批判票が多かったんだな、とハーンの庇い立てを読むと改めて思います(^_^;)。
しかし彼の日本贔屓は、ギリシャ美術への批判にまで及んでるんですね(笑)。
多神教の自然崇拝時代の彫刻ではない、と言う主張も含んでるのかな? それとも単に見た目? あるいは「坊主憎けりゃ袈裟まで憎」くなっちゃってるのかな(^^;)。
私自身はどっちに軍配を上げるでもないですが、そっちの興味は深々ですわ(笑)。
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