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<石野真琴さま [関東]
2003/07/24(Thu) 23:37>
>こたつ城主様
>富士塚
富士塚の周りを一周すると・・・そうですね、50メートルは無いでしょう、しかし、アップダゥンがあって2メートルぐらいですかね、階段を少し歩くのではないかと思います。人工の山ですから、そんなに大きいわけはないのです。岩を積み上げたと言う感じですね。
>江戸の旅
江戸時代の旅は、庶民にとっては本当に贅沢だった見たいです。例えば、熱海に湯治に行くというだけでも、江戸に住んでいたら、1ヶ月か1ヶ月半は家業を休まねばなりません。何しろ、湯治は1回り7日間、通常1回りか二回りと言いますから、14日間は熱海に泊まる事になります。歩けば四日か五日と考えると、往復含めてなんと1ヶ月も掛かるのです。もちろん往復の旅程で東海道の観光地も幾つか回るでしょう。
1ヶ月休む事による収入の減少と、その為の費用を考えると、数ヶ月分の稼ぎじゃ足りないかも知れません。それこそ数年かけて蓄えた稼ぎが消えるかも・・・
伊勢参りが流行した時は、貧乏人は貧乏なりに楽しめる旅があったらしいです。
>富士講、伊勢参りの当選者
講の代表者というのはやはりクジ引きでしょう。同じ人が毎年行くのであれば、お金を出す人はいなくなるから・・・
女性と子供は却下なのは、子供はしょうがないとしても、女性は入鉄砲出女で、関所を越えにくかった事、足弱と言うぐらいで、男性より女性の方が、旅程が多く掛かる事が想像できます。その分お金が多く必要になるので。
くじ、クジ、籤、クジには神の意志が宿るとされ、神秘的な力を感じていた人々は、クジであれば公平であると感じるので、諍いの元にはならないと思います。
<朱天さま [東海]
2003/07/25(Fri) 20:59>
>富士講、伊勢参りの当選者
なんか聞いた事あるんですけどね。忘れちゃった。
東海道五十三次とか富岳三十六景とかは実際には
中々いけないので人気があったとか言う話もあるそうです。
<こたつ城主 [関東]
2003/07/25(Fri) 21:58>
>石野真琴さま
富士塚の周囲は、50メートルは無い……。え〜っと、直径は50m÷3.14でしたっけ(汗)。
直径約15〜16mで正解でしょうか(笑)。かなり大きいです(゚.゚)! こたつが歩くと一年はかかります(嘘っ)。
そうそう。家業があるから、大抵はご隠居にならないと旅には行けないんですよね。一生分の貯金を使ったとか聞きますよ。まあ一生と言っても、所帯を持つために、それまでの殆どを使い切るでしょうから、働き盛り以降の貯金という事になりましょうが。
でも長旅が必然というのは、今から振り返っても贅沢ですよね。
地球の裏側まで、飛行機でビュッと飛んでスグ戻って来られるなんてのは、便利なようでいて、贅沢でもないですもの(笑)。
ウチの方は真言系の寺が多いせいか、四国巡礼の碑があちこちの寺にあります。これも相当に長旅ですよね。
富士講や伊勢参りの代表者というのは、籤引きだったのでしょうかね。一度行った人を外していけば、満更当たる確率も少なくないでしょうね。それでも、お金をたくさん出す人とかに優先順位があったのでしょうけど。
クジと言えば、富くじがすごく流行ったんですよね(笑)。今で言う宝くじみたいなものでしょうけど、神社で行われて、ご神託をうけるいわゆる「おみくじ」も隆盛したようで。
>朱天さま
なるほど。よくイメージされる江戸時代っつーと、まんま東海道五十三次と富岳三十六景ですものね(^^;)。でもあれ見て「こんな所に行きたいね〜」なんて言うのは、昔の人も同じって事ですね(笑)。
五十三次は、私は全部そろったカードを持ってますけど、当時の人は簡単に手に入らなかったでしょうから、尚更でしょうね。
<北畠具顕さま [東海]
2003/07/26(Sat) 11:00>
浅間参りのレポートをケーブルテレビでやっていました。
もっとも地元の高い山に浅間さんを勧請してそこに登るんですけれど。
御幣のついた竹を持っていって山頂でそれを立てて山についたことをふもとに知らせるんです。ものすごい重労働やと思いましたよ。潔斎も結構厳しいようでした。
<のりちゃんさま [近畿]
2003/07/26(Sat) 14:15>
富士講の代表者さん、旅行はとても大変だったでしょうが、その分、家にいたら絶対食べられない各地の名産物を食べることもできたわけで。
旅に対する憧れがあるからこそ、「やじきた」なんて物語も生まれたわけですもんね。
最近では、旅行するのがアタリマエになりすぎちゃって、わざわざ海外へ行ってまで「和食」を食べることもありますが(^^ゞ
昔の人のことを考えて、口に合わなくても、現地のものを食べるようにしようかなぁ。
・・・たいがいのものは口に合うんですけどね。
たまに、匂いが合わないのがあるんですよね・・・。
<たまこさま [東海]
2003/07/26(Sat) 18:39>
>こたつ城主さん、
>五十三次は、私は全部そろったカードを持ってますけど、
それは凄いです。ウチに漆塗りの椀で、蓋に五十三次の絵が書いてあるセットがあったのですが、その価値が分らぬ代が続いた為か、(含む、私)よそに上げたり、紛失したりして、まともなものは半分も無いと思います。
祖母は生涯に一度だけの伊勢参りを、まるで人生の宝物のように、死ぬまで自慢をしていたと聞きました。
今は、簡単に旅が出来すぎて、もうお宝では無いんですよね。。 |
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