<掲示板・議事録>


     
  出雲の阿国、パトロン事情、2


<のりちゃんさま [近畿] 2003/03/05(Wed) 08:22>

利休についてなんですけど、日本って、大体、左側に位の高いものがついて、右側の方が下ですよね?
左大臣の方が右大臣より偉い、とか。
でも、茶道って、右の方が優位になってる気がするんです。
細かい作法はもう全然覚えてないけど、立ち上がるときの足は、「行く」時が右。「帰る」時が左。
ここらへんに、利休の合理性が出てるのかもなぁ、と、思ったりもします。
単に、私の思い過ごしかもしれませんけど。



<こたつ城主 [関東] 2003/03/05(Wed) 17:37>

>のりちゃん様

茶道では右左が逆なんですか。そういや前に、礼儀作法っぽい本で読んだかもなぁ。その辺すっとばしてたけど(^^ゞ。
利休は必要最小限の美を追求した、と伝わる事が多い気がするんですけど、その割に今に伝わる茶道は、作法がゴチャゴチャしてる感じが……(汗)。
天才と言われる人から取ったエッセンスって、伝えようとするとたくさん言葉を連ねないと伝えきれない事が多いのかもしれませんね。



<のりちゃんさま [近畿] 2003/03/06(Thu) 08:40>

>天才と言われる人から取ったエッセンスって、伝えようとするとたくさん言葉を連ねないと伝えきれない

そうかもしれないですね。
天才さんは、言葉なくても、体で「こゆこと」ってわかってるんでしょうが、凡人がそれを受け継ごうとしたら、「え、こういうことですか?いや、こういうことですね?えぇ、こういうことですか!!」
なんて、すごいたくさん言葉が必要になっちゃう。

それでも茶道は、合理的にできてる・・・らしいんですけどね。
全部の動作に意味があるらしいです。



<こたつ城主 [関東] 2003/03/06(Thu) 19:56>

>のりちゃん様

利休の弟子が「利休はこうだった」と話すと、他の弟子が「いや、違う、そうじゃなかった」と言い出すような、そういう所もあったんでしょうね。
利休役を演じる役者さんの手さばきに、共演者が「さすがは利休じゃの」なんて感嘆して見せますが、やっぱ違うんでしょう(笑)。



<のりちゃんさま [近畿] 2003/03/07(Fri) 17:44>

>利休役を演じる役者さんの手さばきに・・・
これ、なんでもいえることですよね。
「舞の上手」であるはずの、例えば「静御前」の役者さんが踊って見せて、周りの役者さんが、「うっとり」とかするんだけど、テレビの前の人間は、「そうなのか?あれはうまいのか?」と首をかしげるという・・・。
それを言えば、殺陣のうまくない役者さんが、ばったばったと敵を倒すシーンも、首をかしげるときもありますが(^^ゞ



<こたつ城主 [関東] 2003/03/07(Fri) 20:27>

>のりちゃん様

>テレビの前の人間は、「そうなのか?あれはうまいのか?」と首をかしげるという・・・。

あるある(^^;)! まあ舞は、顔でナンボっちゅう所があるし、当時の美人と違うとかいうのは、見てる人が納得できればいいように思うけど、お茶はさ、視聴者は飲めるワケじゃないから、何が「さすが」なんだか、さっぱり判らんよね(笑)。
殺陣もそうだけど、気になるのは忍者。「音も無く忍び寄る」ハズなのに、何をするのもドタドタ音を立てる俳優だと、ちょっとね〜(笑)。
 
     

     
  <のりちゃんさま [近畿] 2003/03/10(Mon) 19:21>

ドタドタ歩く忍者。
それほど熱心に見てるわけじゃないんですが、「お銀さん」はさすがに綺麗ですよね。 踊りと忍術は違うだろうけど(^^ゞ



<こたつ城主 [関東] 2003/03/11(Tue) 21:09>

>のりちゃん様

忍びと踊りは関連がある、と思ってる(妄想かもしれない)私ですが、お銀さんはちょっとイメージから遠いかな〜。グラマーすぎちゃって(^_^;)。



<のりちゃんさま [近畿] 2003/03/12(Wed) 08:21>

>忍びと踊りは関連がある
昔、出雲の阿国さんが、優秀なくの一で・・・というストーリーのドラマかなんかを見た記憶があるのですが、夢だったでしょうか。
踊りってすごく筋肉を使うそうだし、立ち居振る舞いが静かでなければいけない、など、忍びと関係ありそうな気がします。



<こたつ城主 [関東] 2003/03/12(Wed) 21:21>

>のりちゃん様

雅楽を見に行った時、地を擦るような足取りで舞うのを見て、何となく忍者っぽいと思ったんです。
お神楽しつつ諸国を歩き情報収集したとか、わりと時代劇的には定番なもので、どうしても結び付けてしまうんですね〜(^^)。



<こたつ城主 [関東] 2003/03/13(Thu) 17:30>

>のりちゃん様

芸人の関所通行ですが、箱根に行った時に書いてあった事で、いろいろ難癖つけて留めおいて芸を披露させ、出尽くした頃に通行を許可したとか(笑)。
無論これは泰平の江戸時代の話ですが、逆に「芸は身を助ける」という事も少なくなかったんでしょうね。
 
     

     
  <のりちゃんさま [近畿] 2003/03/13(Thu) 22:33>

>芸は身を助ける

「勧進帳」の弁慶なんかは、まさにそれですよね(芸人じゃないけど)。
武将が、勧進帳の中身をその場で創作しながらすらすら読み上げるなんて、考えてみたら、すごい芸ですよね。
いや、芸って言っちゃったらいけないかもしれないけど(^^ゞ



<こたつ城主 [関東] 2003/03/14(Fri) 21:19>

>のりちゃん様

「勧進帳」の弁慶さん、多芸ですよね〜。武将と言うより山伏だからでしょうかね(え(^^;)? 違う?)。山伏なんて、何でも出来ないと生きられないかもしれませんね。
気は優しくて力持ち、ネットワーク力もあってアドリブにも強い。こんな味方が居たら頼もしいでしょうね〜〜〜。



<のりちゃんさま [近畿] 2003/03/15(Sat) 09:36>

>弁慶の芸

あとほら貝を吹くていう芸も・・・。
あれ?なかったっけ(@_@)



<こたつ城主 [関東] 2003/03/17(Mon) 15:25>

>のりちゃん様

ほら貝か……。「ほらを吹け」と言われて、即座に「昨日500万拾ってさぁ」と言った奴が居たなぁ(笑)。



<のりちゃんさま [近畿] 2003/03/18(Tue) 08:00>

「ホラ」なぁ・・・。
いきなり「ホラを吹け」と言われたら、私も、「宝くじあたってさぁ」とか言い出しそう(~_~)



<こたつ城主 [関東] 2003/03/18(Tue) 19:45>

>のりちゃん様

>「宝くじあたってさぁ」とか言い出しそう(~_~)

戦にならないよ〜(^^;)。
 
     

     
  遠州・しっぺい太郎、1


<QUBOさま [関東] 2003/02/17(Mon) 16:05>

猪垣(ししがき)ってご存知ですか。
猪向けの万里の長城みたいなやつです。日本の各地にあります。
猪(や鹿)の害が大変な事が良く判ります。作るのは大変です。
出来上がるまでは、ほとんど役に立たないのに作るのですから。

私は実物を見たことは無いのですが、参考HP
http://www.sun-inet.or.jp/~ookimi/sisigaki.htm



<こたつ城主 [関東] 2003/02/18(Tue) 18:21>

>QUBOさま

猪垣(ししがき)のサイト拝見しました(^^)。スゴイですね。規模も大きそうで。
私が猪の被害を聞いたのは島根県でした。人家が少ないから、人の住む村(というか密集した一塊りの人家)の方を柵で囲って、猪から身(や作物)を守るのだそうです。猪から見たら「人間が見れる動物園」状態ですね(苦笑)。



<ピンクのトカゲさま [東海] 2003/02/18(Tue) 19:27>

QUBO様

>猪垣(ししがき)ってご存知ですか。

東三河の平野部に住んでるんですが、ちょっと山間部に入っていくとありますよ。
そういうとこは、遠州の水窪の山住様(山住神社)の御札(お犬様)が猪避けに貼ってあります。



<のりちゃんさま [近畿] 2003/02/19(Wed) 08:26>

狼って、確かに西洋では、あんまりいいイメージで描かれてませんね。
ケルト神話でも、「ロキ」って悪者だし。
反対に、ネイティブアメリカンにとっては、確か、四方のどこかの守護神だったように記憶してます。

なんじゃかんじゃと言っても、太古の人類は、狼飼いならして犬にしたんですからねぇ。
狼と人間は、そんなに敵対関係じゃないってことでしょうね(~_~)



<こたつ城主 [関東] 2003/02/19(Wed) 19:29>

>ピンクのトカゲさま

猪除けなんてお札があるんですね。ウチも猫除けのお札を貼っておくかな?(笑)



<こたつ城主 [関東] 2003/02/19(Wed) 19:29>

>のりちゃん様

ああ、ネイティブアメリカンの世界でも四方神が出て来るんですね。狼って強そうですものね。そういやエジプトの絵画(壁画?)でも見たような覚えが……?
西洋では犬と狼を明確に善と悪に分けますよね。
また日本では「犬」は悪口に使うけど(「○○の犬に成り下がった」とか)、西洋ではそうでもない感じがしますね。
 
     



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