<掲示板・議事録>

古代文字と呪術、4

     
  <こたつ城主 [関東] 2003/01/28(Tue) 23:08>

>ピンクのトカゲさま

>逆にいえば、崇神の業績を神話的に投影したのが神武ということになります。

そんな感じのようですね。系図では、間に8代の天皇を挟んでるのですが(笑)、私も「神武=崇神」と書いてある本を前に読んだ事がありました。

サホ姫というのは、源氏物語の空蝉みたいに、兵士に衣を掴ませて逃げてしまうお姫様でしたっけ。確かお兄さんの元に帰って、もう天皇の元には戻って来ないんでしたよね。
狭穂姫の推薦で後妻になった(?)丹波の日葉須姫が長女だとすると、狭穂姫は日葉須姫の妹にあたる可能性もあるのですね。お説では狭穂姫が日葉須姫の叔母との事ですが。

狭穂姫が垂仁天皇に嫁いだ年にあったという「出雲神宝献上事件」とは、どういう事件なのでしょうか。

七夕か。確か1月、4月、7月、10月が土用じゃなかったかな。関係ないか。

>年月日を逆算

歴史が好きになったキッカケがコレです(#^.^#)。意外な出来事との関係を見出したりして、一人で楽しいんですよね。



<のりちゃんさま [近畿] 2003/01/29(Wed) 00:29>

>トカゲ様
日本土着の節句祭り(変な言い方ですが)もあったんですか?
数字が重なる日と云うのは、やはり特別な感じがしますもんね。
私は、デジタル時計の数字が並ぶと嬉しい小市民です(^^ゞ

>年月日を逆算することです
実は(ってバレバレだと思いますが)、私、年月日に全く注目してませんでした。
ただ、描かれてる恋愛模様だとか、兄弟喧嘩だとかを面白がってただけで、全く探求的態度ではありませんです(^^ゞ
これからは、数字にも注目してみます〜。
ありがとうございますm(__)m



<ピンクのトカゲさま [東海] 2003/01/29(Wed) 12:19>

>こたつさま

>系図では、間に8代の天皇を挟んでるのですが(笑)、私も「神
>武=崇神」と書いてある本を前に読んだ事がありました。

闕史八代(欠史八代)ってやつですね。学者の説は、この欠史八代は、架空の絵空事で処理してるのが多いです。でも、ものを書く場合、全くの絵空事を書くって言うのは、大変なんですよね。何かの資料をもとにして書いた方が簡単に書ける。なぜ学者は、そう考えないんでしょうかね。
神武=崇神なら、この欠史八代っていうのは、大和朝廷が成立する以前の王朝で、大和朝廷に滅ぼされた王朝って考える方が筋が通るように思うんですが
もちろん、拙稿では、大和朝廷に滅ぼされた説です。

>サホ姫というのは、源氏物語の空蝉みたいに、兵士に衣を掴ま
>せて逃げてしまうお姫様でしたっけ。確かお兄さんの元に帰って、
>もう天皇の元には戻って来ないんでしたよね。

ぼろぼろで捉まれたら破れるような衣を身にまとい、髪を捉まれないように髪を剃ってって書かれてます。

>狭穂姫の推薦で後妻になった(?)丹波の日葉須姫が長女だ
>とすると、狭穂姫は日葉須姫の妹にあたる可能性もあるので
>すね。お説では狭穂姫が日葉須姫の叔母との事ですが。

狭穂姫の兄が狭穂彦で、狭穂彦=丹波道主王と仮定すると、日葉須姫は、丹波道主王の娘ですから、自説では、狭穂姫の姪が日葉須姫としています。
また、古事記は、垂仁の妃の一人に迦具夜姫の名を記しますが、迦具夜姫の父・大筒木垂根は、丹波道主王又は丹波道主王の兄弟と考えられます。

>狭穂姫が垂仁天皇に嫁いだ年にあったという「出雲神宝献上事
>件」とは、どういう事件なのでしょうか。

出雲大神の宮に納めてある神宝を崇神が召し上げるという事件です。この神宝を管理していたのが出雲臣の振根なのですが、振根が留守の間に崇神は、使いを出し、留守を預かっていた振根の弟の飯入根を言いくるめて、神宝をせしめるわけです。帰ってきた振根は、弟を責め、そのあと、今度は、振根が崇神に殺されるという事件です。

>歴史が好きになったキッカケがコレです(#^.^#)。意外な出来事
>との関係を見出したりして、一人で楽しいんですよね。

こたつさんもそうでしたか。有意義な暇つぶしができますよね。それと意外な関係を発見したときの興奮


>のりちゃん

>日本土着の節句祭り(変な言い方ですが)もあったんですか?

俺も変な言い方でした。中国から節句が入ってくる前に、同じ時期に古来からの行事があり、それが節句に習合したという意味です。そして、その中には、中国から入ってきた節句と全く逆の意味を持つものも幾つかあるという意味です。

>数字が重なる日と云うのは、やはり特別な感じがしますもんね。

今一番の関心は、天武の命日の九月九日です。これも数字が並んでる。

>私は、デジタル時計の数字が並ぶと嬉しい小市民です(^^ゞ

キリ番ゲットはなお嬉しいってやつですね。

>実は(ってバレバレだと思いますが)、私、年月日に全く注目し
>てませんでした。ただ、描かれてる恋愛模様だとか、兄弟喧嘩
>だとかを面白がってただけで、全く探求的態度ではありませんです(^^ゞ
>これからは、数字にも注目してみます〜。
>ありがとうございますm(__)m

どういたしまして
ただ漠然と読んでいても面白みのない記紀ですが、
事実は小説より奇なりです。隠されたものを自力で暴くのは、推理小説を読むより面白いです。



<こたつ城主 [関東] 2003/01/29(Wed) 18:22>

>のりちゃん様

>私は、デジタル時計の数字が並ぶと嬉しい小市民です(^^ゞ

そういや、平成12年までは、「12月12日に通帳記帳を!」とか思ってました(笑)。 結局一度もそういう事しなかったけど、偶然重なれば、きっと大喜びしただろう小小市民であります!

トカゲ様の話を聞いてて、意外と古代史にも月日が書き込まれてるんだなぁ、とは思いました。
ただ、偶然重なる喜びみたいのは、記述の多くなる時代の方が確率が高いとは言えます(笑)。


>ピンクのトカゲさま

>闕史八代(欠史八代)ってやつですね。

って言うのか(笑)。無学天国じゃのぅ、このサイトは。いや、かたじけない。
やっぱ滅亡王朝ですか。出ては消え、出ては消えでしょうか。それとも一本太い筋の通った王朝ですかね。

そうそう。サホ姫はかなりの策士なんですよね。……ただそんなボロ衣服を作る手間暇が大変って気も……(汗)。

>古事記は、垂仁の妃の一人に迦具夜姫の名を記しますが、

え(・・;)。「かぐや姫」と読むのでしょうか(確か養父は「竹取の翁」:爆)。
トカゲ様のお説で言うと、「日葉須姫の従姉妹」って事になりますか。

>出雲大神の宮に納めてある神宝を崇神が召し上げるという事件です。

ふむ(゚.゚)。ちょっと聞きますが、崇神と垂仁は系図上では父と子ですよね。
トカゲ様が仰るのは、親父が出雲の宝物をくすねた年に、息子の垂仁が嫁取りした、その関係を推理しておられるという事ですね。……繋がったら面白いですね(笑)。

>中国から入ってきた節句と全く逆の意味を持つものも幾つかある

あったかもしれませんね。共通項があるから広まりやすかったり。クリスマスもそうだったらしいし。

>キリ番ゲットはなお嬉しいってやつですね。

そうか(^^;)! これに執着するのは、平成12年が過ぎたからかっ!(そう考えるとバカっぽい)

>隠されたものを自力で暴くのは、推理小説を読むより面白いです。

自分が参加できますからね(笑)。
 
     

     
  <ピンクのトカゲさま [東海] 2003/01/29(Wed) 19:05>

>こたつさま

>やっぱ滅亡王朝ですか。出ては消え、出ては消えでしょうか。
>それとも一本太い筋の通った王朝ですかね。

だいたい、万世一系なんていうのは大嘘ですから

>え(・・;)。「かぐや姫」と読むのでしょうか(確か養父は「竹取の翁」:爆)。

そうです。かぐや姫と読みます。竹取物語でかぐや姫に求婚する人物は、実在の人物がモデルになっているという説があります。それによると車持の君は、不比等だそうです。

>トカゲ様のお説で言うと、「日葉須姫の従姉妹」って事になりますか。

垂仁は、丹波の五姫を妃にしたとされていますが、五人の名前がかかれていないし、弟姫とか固有名詞じゃない普通名詞みたいなのも混ざってますから日葉須姫の姉妹という線も可能性としては高いです。

>ふむ(゚.゚)。ちょっと聞きますが、崇神と垂仁は系図上では父と子ですよね。

崇神と垂仁は父子です。これは系譜上だけでなく、実際にもそうだと思います。

>トカゲ様が仰るのは、親父が出雲の宝物をくすねた年に、
>息子の垂仁が嫁取りした、その関係を推理しておられると
>いう事ですね。……繋がったら面白いですね(笑)。

そうです。で、一応、拙稿第一話の第二章では、その関係が繋がってるんですが...

>あったかもしれませんね。共通項があるから広まりやすかったり。
>クリスマスもそうだったらしいし。

キリストの生誕祭じゃなくて、ヨーロッパの元々の冬至の祭りだってやつですね。

>自分が参加できますからね(笑)。

掲示板も参加できるって言うのがいいんですよね。



<のりちゃんさま [近畿] 2003/01/29(Wed) 23:19>

>12月12日に通帳記帳
平成11年11月11日付けのJRの切符を買ったはずなんですよね。
どこ行ったかなぁ?

>トカゲ様
>天武の命日の九月九日です
ははぁ・・・いわゆる「重陽の節句」ですね。

関係ないと思うけど、雨月物語に、「菊花の契り」ってのがありますよね?
堅い友情に結ばれた左門と赤穴(この名前からして・・・)の友情物語なんだけど、「菊花」というのは、実は二人が同性愛者であったことを暗示してる・・・って言われてます。
この二人が、再開を約束したのは、9月9日、菊の節句。

・・・でも、まさか、天武天皇と「菊」は関係ないですよね(^^ゞ
わはは。



<ピンクのトカゲさま [東海] 2003/01/30(Thu) 08:45>

のりちゃん

天武の命日も九月九日なんですが、
大津事件の密告者とされる川嶋皇子も九月九日に死んでいるんですよ。
ここの管理人のこたつ城主様は、天武の命日の法要のセレモニーの折に
大津の残党が、川嶋を殺害したという
大胆かつ非常に魅力的な説をだしております。



<こたつ城主 [関東] 2003/01/30(Thu) 22:22>

>ピンクのトカゲさま

「かぐや姫」が日本最古の小説ってのは習いましたが、不比等ほど遡るとは……。大抵平安時代の装束着てるのが絵本に載ってますからねぇ。

>垂仁は、丹波の五姫を妃にしたとされていますが、

これ思い出しましたわ(笑)。そうか。サホ姫にフラレた天皇と同一人物でしたっけ。
親父が神宝を分捕りに行ってる間、息子は新婚生活。確かにこれだけだと、そこに共同歩調は感じられませんが、実際には何か繋がりがあったのかなぁ。

>キリストの生誕祭じゃなくて、ヨーロッパの元々の冬至の祭りだってやつですね。

そうです、そうです。冬至ってのは意外と全国規模の認識だったのですねぇ。いや、当たり前か(笑)。

>ここの管理人のこたつ城主様は、天武の命日の法要のセレモニーの折に
>大津の残党が、川嶋を殺害したという
>大胆かつ非常に魅力的な説をだしております。

いや、単なる「悪乗り」です(^^;)。



<こたつ城主 [関東] 2003/01/30(Thu) 22:24>

>のりちゃん様

>平成11年11月11日付けのJRの切符

切符かぁ(笑)。一番無くなりやすいんですよね(^^;)。レシート並みに。

「菊花の契り」というのは、あちこちでよく見掛ける用語(?)なんですが、雨月物語だったんですね(^^;)。
しかし同性愛好と友情と忠誠心ってのは、分けようが無いようにも思えるんですがね(爆)。



<こたつ城主 [関東] 2003/01/30(Thu) 22:27>

題名:訂正

本日のトカゲさまへのレス。

>全国規模

「世界規模」です(^^;)!
東北で冬至があって、九州でも冬至が……あるに決まってるジャン!(笑)
 
     



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