<掲示板・議事録>

岐阜、谷汲山華厳寺

     
  <うーろんさま [関東] 2002/09/03(Tue) 01:45>

今日はありがとうございました。
すんごく今日はためになりましたよ〜♪クリームあんみつもおいしかったですし。
お話にでていた、東氏ですが、(とう)と読むみたいです。
岐阜県大和町一帯から、郡上八幡に行ったみたいですね。
現在も子孫の方が小田原にいらっしゃるそうです。
少しネットで調べてみたところ、こんなのを発見しました。

http://www3.ocn.ne.jp/~kokin/page10.html

それと少し訂正です。
谷汲村のお寺ですが、十一面観音像のあるところは谷汲山華厳寺(という名前でした)でも、妙心上人のミイラがある横蔵寺のほうは美濃の正倉院といわれているらしいです。
実際にいったのに・・あたしってなんておばかなんでしょう・・。知ってたら絶対に宝物館も見たのに・・うるる。



<こたつ城主 [関東] 2002/09/03(Tue) 16:00>

>うーろん様

おっ、昨日は(^^)。
クリーム蜜豆おいしかったでしょーーー?!(←押し付け:笑)
あそこのは何と言うか……飲むように蜜豆がスイスイ口に入っちゃうんですよね。甘い物が苦手(実は私)でも、あそこのだけはガツガツ(物も言わず)食べてしまう!

>お話にでていた、東氏ですが、(とう)と読むみたいです。

だったのね〜!(笑)
では同じく昨日話した東少輔氏(久留里の伝説では平将門と羽衣天女の三男っちゅう事になってる)もそう読むのかもしれません。
で、提示URLありがとうございました(^^)。宗祇の師だったというのは初耳でした! あと後に道三が入った斎藤氏に領地を奪われていたとは(^^;)。またそれを和歌で奪い返す……不思議な話だ(笑)。

そうそう。十一面観音の谷汲山華厳寺はピンクのトカゲ様からも話が出てた所です(^^)。
ミイラの話は聞かなかったよなぁ、と思ってたのですが正倉院だったのですね(笑)。



<ピンクのトカゲさま [東海] 2002/09/03(Tue) 18:40>

>ピンクのトカゲさま

う−ろんさん

はじめまして、

>谷汲村のお寺ですが、十一面観音像のあるところは谷汲山華厳寺(という名
>前でした)でも、妙心上人のミイラがある横蔵寺のほうは美濃の正倉院といわ
>れているらしいです。

城主様にフラれましたから、谷汲山について
豊川市にも華厳寺と同木同作と伝えられる十一面観音が在ります。
この十一面観音のあるお堂は、明治以前は、谷汲山美濃寺といわれていましたが、明治になって近くの光明寺が管理するようになりました。
谷汲山美濃寺の十一面観音は、昔行者が、観音様を背負っている途中、この地で急に重くなったので、この地がゆかりの地であろうとおき去り、その後、天文年間に本蓮社願誉上人が堂宇を建立したと伝えられています。
この本蓮社願誉上人は、北条時頼時代の人ですから天文年間では時代があいません。
現在、観音堂を管理している光明寺の創立が天文年間で、光明寺成立以前は、現在の光明寺は、豊川城址だと伝えられています。
豊川城址の城主が誰であったかを含め、ほとんど、資料が在りません。
ただし、豊川の谷汲山美濃寺の西百メートルほどのところには、白山権現が鎮座しており、白山権現の本地仏が十一面観音であることから天文以前と考えられます。
岐阜の谷汲山の十一面観音は、完全な秘仏ですし、中世には、華厳寺は、戦火にあっています。あるいは、豊川のものが、奥州の大口大領が京で作らせたという十一面観音かもしれません。
華厳寺の奥の院のさらに来たキロほど行ったところに岐礼の観音堂という観音堂があり、ここにも十一面観音が祭られています。
豊川のものは、この岐礼のものと似た感じです。



<こたつ城主 [関東] 2002/09/04(Wed) 18:41>

>ピンクのトカゲさま

>谷汲山美濃寺の十一面観音は、昔行者が、観音様を背負っている >途中、
>この地で急に重くなったので、この地がゆかりの地であろう

この話、小泉八雲の話に似たようなのがありましたね(笑)。確か陣痛が重いと持ってる石が重くなる話でしたけど。縁が近くなってくると重くなる。面白いですね。なるほど。重いは「思い」に近いのかな。
 
     

     
  <ピンクのトカゲさま [東海] 2002/09/04(Wed) 19:14>

>こたつさま

>この話、小泉八雲の話に似たようなのがありましたね(笑)。確か陣痛が
>重いと持ってる石が重くなる話でしたけど。縁が近くなってくると重くなる。
>面白いですね。なるほど。重いは「思い」に近いのかな。

そうですか。岐阜の谷汲山自体も同じモチーフなんですよ。



<うーろんさま [関東] 2002/09/06(Fri) 00:33>

ピンクのとかげさま

はじめまして。谷汲山華厳寺の十一面観音の説明ありがとうございました。岐阜に住んでいたのに・・ここは西国三十三箇所の最後のお寺ということしか知らなかったです。

>豊川の谷汲山美濃寺の西百メートルほどのところには、白山
>権現が鎮座しており、白山権現の本地仏が十一面観音である

谷汲でもそうですが、近くに高賀山というその当時は山岳信仰が盛んだったところがあるんです。
郡上八幡には戸隠に縁のあるところもあるそうです。ここも山岳信仰ですよね。



<ピンクのトカゲさま [東海] 2002/09/06(Fri) 08:37>

うーろんさま

>郡上八幡には戸隠に縁のあるところもあるそうです。ここも山岳信仰ですよね。

わっ!これ興味津々!それで、郡上と谷汲山も関係あるんですか?実は、豊川の谷汲山美濃寺の堂宇を建立したとされる本蓮社願誉上人創基の寺が新潟県にあるのですが、この寺(竹子山宝蔵寺)の本尊(千手観音)が、戸隠から現れたとされています。なんか繋がりそうです。



<こたつ城主 [関東] 2002/09/07(Sat) 19:01>

>うーろん様

美濃にも山岳信仰の盛んな地があるのですね(^^)。戸隠に縁があるなんて興味シンシンです! トカゲ様の言う十一面観音は白山信仰では龍神が変身して現れた仏様だそうで、これが戸隠でも龍神→仏教伝説があり、またこないだ神田明神で話した箱根芦ノ湖の龍神伝説にも通じてて、私も関係を感じてた所でした。



<こたつ城主 [関東] 2002/09/07(Sat) 19:03>

>ピンクのトカゲさま

>実は、豊川の谷汲山美濃寺の堂宇を建立したとされる本蓮社願誉上人
>創基の寺が新潟県にあるのですが、この寺(竹子山宝蔵寺)の本尊
>(千手観音)が、戸隠から現れたとされています。なんか繋がりそうです。

ほぉ、ルーツ(経路)らしきラインが見えてきたではありませんか(゚.゚)。面白いなぁ、ネットって(笑)。
 
     

     
  <ピンクのトカゲさま [東海] 2002/09/08(Sun) 15:54>

>こたつさま

>>この寺(竹子山宝蔵寺)の本尊(千手観音)が、戸隠から現れたとされて
>>います。なんか繋がりそうです。

>ほぉ、ルーツ(経路)らしきラインが見えてきたではありませんか(゚.゚)。面白い
>なぁ、ネットって(笑)。

思わぬ情報が飛び込むのがネットのよさですよね。



<こたつ城主 [関東] 2002/09/09(Mon) 23:42>

>ピンクのトカゲさま

>思わぬ情報が飛び込むのがネットのよさですよね。

そうですねぇ。



<うーろんさま [関東] 2002/09/19(Thu) 00:20>

おひさです♪

どうもこの頃「新田義貞」のその後(岐阜県)についていろいろと調べていたんですが、新田氏の一族の堀口定満が前に少し触れた谷汲山華厳寺に立て篭もったため、仏閣僧房が焼かれてしまったというのを初めて知りました。

今もう一度太平記を読み返そうと思っています。だんだん戦国から離れてるんですが・・(しる



<こたつ城主 [関東] 2002/09/19(Thu) 16:52>

>うーろん様

>新田氏の一族の堀口定満が前に少し触れた谷汲山華厳寺に立て篭
>もったため、仏閣僧房が焼かれてしまったというのを初めて知りました。

え〜。そんなの私も知りません(爆)。スゴイなぁ、うーろんちゃん、太平記読んでるんだ。私も読まなきゃなぁ。歴史はどこで繋がりがあるかわかりませんよね(^^)。



<河内判官大夫さま [近畿] 2002/09/19(Thu) 20:36>

>太平記読んでるんだ。私も読まなきゃなぁ。
をを!そんな城主さまにはこれを勧めませう(o^-^o)。

→ http://www.j-text.com/

ここに太平記が古典文と現代語訳(昭和12年ですが)の
双方が全文、HTML化されてゐますよ。

ただ気をつけて欲しいのは、現代語訳のファイルが相当に
巨大で、下手したらフリーズする恐れがあります(^o^;。
できれば右クリックで「対象をファイルに保存」してから
テキストエディタなどで開いたほうがいいと思います。

古典文でも「全巻」て書かれてあるのは開かないほうが
いいです。「各巻別」を覗いてください。

……経験者は語る、です(^o^;。

太平記は戦国時代に活躍してゐる名前がちらほら見られて
本当に楽しいですよ♪



<こたつ城主 [関東] 2002/09/20(Fri) 19:23>

>河内判官大夫さま

>をを!そんな城主さまにはこれを勧めませう(o^-^o)。

おおーーー! ちょうど「読むのはいいけど、本の置き場所も金も無いぃ〜」と思ってたトコよ!(爆) ありがとうございます(^^)。

>ただ気をつけて欲しいのは、現代語訳のファイルが相当に
>巨大で、下手したらフリーズする恐れがあります(^o^;。

た……確かに(^^;)。かなりの量でした。文体も古いので読むのに時間かかりそうです。でもがんばって読みたいです。今日は後醍醐天皇が登場した所まで読みましたー☆ミ

>太平記は戦国時代に活躍してゐる名前がちらほら見られて
>本当に楽しいですよ♪

あの武将の先祖が!なんて視点で読むのも楽しそう〜(#^.^#)。
 
     



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