<掲示板・議事録>

孫市@町興し祭り・続報、2

     
  <のりちゃんさま [近畿] 2004/02/24(Tue) 19:56>

カラス黒い説。
私も実はそれ、考えました(#^.^#)
あと、鳥はなんでも、日の出と共に活動を始めて、日没と共に活動を停止しますよね。
烏は人里に下りてくる鳥の中では大きいじゃないですか。
だから、「太陽と共に活動するもの」としてのイメージが強くなったという説もあります。

これまた自然な考え方ですよね〜(#^.^#)

で、「尻」(←なんちゅう略し方だよ)ですが、原作では、孫市の思い人は、紀氏のお姫様だったことになってました。
で、「紀氏」は、田舎の貴族とはいえ本家だから、孫市の嫁さんにはならんだろう、と。
しかも、彼女は熱心な一向宗だから、人間よりも仏様を愛してる・・・ということで、孫市は、「仏さんが恋敵」ということで苦しい立場に。

そんな時に一向宗の頭領に孫市が抜擢。
お姫様もお願いするが、孫市は悩む。

悩んで、堺に鉄砲を買い付けにきて、小みちに出会う。
小みちも一向宗で・・・。
ここから、お姫様は出てきません。小みち一途。

前半あんだけひっぱったのはなんだよ!
てな感じでした。

明日、孫市が建立したという「尊光寺」に、山城ハンターさんと一緒に行ってきます。 何か発見があったら、また連絡しますね〜ヽ(^。^)ノ



<こたつ城主 [関東] 2004/02/25(Wed) 19:28>

>のりちゃん様

確かに都内のカラスども(怒りがこもった表現)は、朝になった途端にカアカアとうるさくゴミを漁りまくってます。
石原! キサマ、カラスと戦うために知事になったんじゃなかったんかいっ!(違っ)

しかしこのように、カラスが人騒がせでなかった時代には、大きくて黒い頭の良い鳥(確かに頭はイイと思う)として何らか尊敬を集めていたのかもしれませんね。

そうか「尻」(←同じく:笑)では、最初と最後で孫市のお相手の女性が違うんでしたっけ(^^ゞ。
道理で、もう一個その辺りの記憶があやふやでした。(鮮明に女性像が記憶されてない)
「紀氏」ってのはこの頃も続いてる貴族として出て来ました?
なるほど。貴族の姫とかに恋破れて、やがて自分にあう恋人に出会い……という話は、わりと司馬さんの話に多いかも?(と言っても「竜馬がゆく」「燃えよ剣」ぐらいか)
で、何しろ一向宗に染まる原因が女性、というのだけはヤケによく覚えてます。孫市らしいと言うか。微笑ましいですよね。

>孫市が建立したという「尊光寺」に、山城ハンターさんと一緒に行ってきます。

おおっ(゚.゚)。これは何か楽しい話が聞けそうな!! *期待*



<のりちゃんさま [近畿] 2004/02/25(Wed) 20:07>

結果的に言いますと。
尊光寺さんとしては、
「孫市開基については証拠となる文献が全くないんですよ〜」
ということでした(^^ゞ
伴林氏神社に至っては、
「孫市って誰ですか?」
って(T_T)

ただ、最近思うのはおばちゃん二人でどこかへ行くとラッキーが多いということです(#^.^#)

尊光寺はなんのアポもなしにお邪魔したので、二人で
「入れないかもしれませんね〜」と言ってたんです。
「外から見るだけでもまぁ、いっか」と。
で、まずお寺の門の、表札が。
「鈴木」
きゃ〜、やっぱり、鈴木だわ〜〜。
と興奮して門を見ると、開いてる・・・。
ラッキー!と入って資料をぺらぺら繰っていると、住職さんらしい方が出てこられました。
すごくびっくりした顔をされたので、
「門が開いてたので、勝手に入ってしまいました〜(←全く悪びれず)。孫市に縁の地を回ってるんです」
と言うと、
「いつもは門を締めてるんですよ。今日はダスキンさんがコピー機の交換に来ておられるんで、たまたまあけてたんです。でもこれはご縁でしょうから、どうぞ上がってください。」
と。
普段は住職さんご自身がおられないそうで、今日はたまたまおられたというのも、これまたすごくラッキーでした。

で、孫市については、上記の通り、証拠となる文献がなく、住職さんのおじ様がいろいろ調べたけれども、やはり何も見つからなかったとのことでした。

う〜ん・・・。
でも、孫市がこの地に来なかったという証拠があるわけでもないし(~_~)
夢を見とこうかな、と思ってます。

あ・・・それで、この「尊光寺」浄土真宗(一向宗)のお寺でした(~_~)
もし、孫市の開基ならば、小みちと出合った後のことかもしれませんね〜(#^.^#)



<北畠具顕さま [関東] 2004/02/25(Wed) 23:08>

>のりちゃん
ラッキーでしたねぇ。
私も具教卿の遺物がある、お寺に行ったことがあるのですが
そのとき厳重に戸が閉められていて、「ああ、アポなしは辛いなあ」と思いました。



<こたつ城主 [関東] 2004/02/26(Thu) 18:23>

>のりちゃん様

>尊光寺さんとしては、
>「孫市開基については証拠となる文献が全くないんですよ〜」

う〜ん、仕方ないか〜。でもやはり表札は「鈴木」なんですね〜(#^.^#)。
それに、ご住職のおじさまが調べられた事はあったんですね!
そして浄土真宗! 夢を見ていたいですよね〜!!!(相乗りっ)
でも孫市が縁で、たまにしかおられない住職さんに招き入れて頂けて、良かったですね〜♪ そういう事があると、伝説の方はともかく、好きな場所が増えるってもんです(笑)。

>伴林氏神社に至っては、
>「孫市って誰ですか?」

ぐはーーーーっ(^^;)。キビシーー!!



<こたつ城主 [関東] 2004/02/26(Thu) 18:25>

>北畠具顕さま

私も滅多にアポしない口ですよ(^^ゞ。
なのに、のりちゃんじゃないけど、本当に縁ってありますよね。
 
     

     
  <のりちゃんさま [近畿] 2004/02/26(Thu) 21:29>

尊光寺ですが。
住職さんがおっしゃるには、「文献が残ってるっていうのは本当にすごく珍しいことなんだと思います」ということでした。
日本の家は木と紙でできてますから、火事で燃えちゃうことも多いですしね。
「古い記録が残ってるなぁ・・・と思ってみたら、どうも、明治になってからでっちあげたか、どっかから写してきたか?と思われる内容だったりします」とも(^^ゞ
なるほど(笑)

で、これを言い忘れてたんですが、よろきん孫市のお相手、小みちは誰が演じてたと思います?
私は、「観音様」というより、「聖母マリア」に近いと思うのですが。ハマッテました。



<こたつ城主 [関東] 2004/02/27(Fri) 20:36>

>のりちゃん様

そうそう。ウチの方も、戦国時代までの間、真言系のかなりスゴイ勢力基盤であったらしいんですが、何しろ寺社(つーかまとまった建物)さえ見れば火をかけあう、ちゅうイカン習慣が流行してからは、もぉ文献資料に限らず建築も伝統品類も燃え放題(汗)。
あれも燃えた〜これも燃えた〜。燃えたって書いてある文献がまた燃えた〜、の連続だったようですよ(笑)。
だから例えば人に出した手紙が、ひょっこり全く違う地域から出て来て、そこからやっと何かが知れるちゅう事も(^^ゞ。

>よろきん孫市のお相手、小みちは誰が演じてたと思います?

えへへ〜( ̄∇ ̄)。調べちゃった。↓
中村錦之助:http://www.jmdb.ne.jp/person/p0274300.htm(内、「尻啖え孫市」参照)



<のりちゃんさま [近畿] 2004/02/27(Fri) 21:07>

そうですね。
手紙が残ってて、そこから事情がわかる、なんてことも結構あるみたいですね。
以前にお話したことがあるかもしれませんが、先輩のご主人のお祖母様が、谷崎潤一郎宅に奉公してたことがあって、大谷崎から恋文をもらったことがあるんだそうです。
今は谷崎記念館に寄贈されてしまったそうですが、その前にその恋文を見せていただいたら、「あなたは星だ花だ雲だ」というような賛美の言葉が美しい文章で書かれていたそうで。

確かに美しい文章だけど、内容は、
「熱があるんじゃないんですか?」
というようなものだったそうです(~_~)
自分が亡くなってから、全く関係のない人間に自分の恋文を読まれるという自覚があって書いたのかなぁ・・・。

そう考えると、自分が誰かに出した手紙、返して欲しいの一杯ありません(^^ゞ??

で、小巻小みち。想像したら、結構ハマッてません?
華やかで清らかで、「ポルトガル様」と呼ばれるのにぴったりの顔立ちと雰囲気。
ヨロキンの不適な雰囲気もよかったですし、なかなかいいカップルでした(#^.^#)



<こたつ城主 [関東] 2004/02/28(Sat) 22:21>

>のりちゃん様

え〜(゚.゚)。谷崎! 聞いた事あったかなぁ……?
にしても……恋文〜〜〜〜〜?!(笑)
それ見たいですなぁ(^。^)。既に寄贈済みですかぁ。

>「あなたは星だ花だ雲だ」

ぶぶ〜〜っ(^^;)! ス、スゴイ。
「いやぁ、それほどでも(^^ゞ」←お前じゃないって
確かに文学者って、恋に恋する少女を超えて、書いて練習してるってトコもあるのかもしれませんね。画家とモデルの結婚も「タダで裸身が描ける」ってな事情を聞くし。。

小みちは「ポルトガル様」とか言われてましたね!(すっかり忘れてました(^^ゞ)
憧れのお姫様への初恋(?)から、一歩大人に近付いた恋という展開を(うっすらと)思い出すのですが、栗原小巻は確かに「最初は憧れ、やがてはともに歩ける」女性かも?



<のりちゃんさま [近畿] 2004/02/29(Sun) 09:32>

>画家とモデルの結婚も「タダで裸身が描ける」

なはははははははははっ!!
生涯奥さんの絵ばかりを描き続けた・・・なんて、すごい美談みたいな気がしちゃうけど、実は、「生涯モデル料のいらないモデルを使い続けた」とも言えるのかぁ(^^ゞ
確かに、結婚しちゃったら、相手に満足する方が安上がりですよね(←そんな問題かっつぅの)。



<こたつ城主 [関東] 2004/03/01(Mon) 16:31>

>のりちゃん様

>実は、「生涯モデル料のいらないモデルを使い続けた」

今でこそ笑っちゃうけど、西洋社会では「女性が肌を見せるなんて!」という時代が長くて、そういう点でも日本の美術品はウケたとか(非常に快楽的で:笑)。
逆に日本では「恋を語らう」なんてのは、非常に「恥ずべき事」だったんですね(^^;)。
何かせちがらい話になってるけど(笑)。
 
     



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