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大祓祝詞物語
(ここに載せるべき投稿でも無いのですが、貴重に思えたので、強いて言うなら祭りに関係あるかと思い、こちらに載せさせて頂きました)
<北畠具顕さま [東海]
2002/03/01(Fri) 19:32>
大祓祝詞物語(その1)
高天原で、神様たちが集まって皇祖が「うちの孫が豊芦原の瑞穂国を治めるべきだ」と言って、孫を地上に降ろしました。その際に従わない地上の神たちはあるものは説得されまたあるものは追っ払われてしまいました。そしてそれまでしゃべっていた木や草も喋らなくなってしまったのです。こうして地上に降りた天孫は御殿を建て日本を治めたのです。
また続きを書きに来ますね。
<こたつ城主 [関東]
2002/03/02(Sat) 18:42>
>北畠具顕さま
ありゃりゃ(゚.゚)! こんな所に書いて頂いて宜しいのでしょうか? ありがたい事でございます。(他の閲覧者の皆様、これは具顕御所で出た陰陽師の話題から、こたつが具顕卿にお願いした「大祓の祝詞」の現代語訳です)
>その際に従わない地上の神たちはあるものは説得されまたあるものは
>追っ払われてしまいました。そしてそれまでしゃべっていた木や草も
>喋らなくなってしまったのです。
これを聞くと悪霊たちが「自分もそういう目に遭う!」と思って震えおののくんでしょうかね。
>また続きを書きに来ますね。
それでは、お言葉に甘えて。ヨロシクお願い致しまする(^^)。
<北畠具顕さま [東海]
2002/03/02(Sat) 21:15>
では続きを(笑)
大祓祝詞物語(その2)
さて天孫が治めるようになった日本国(四方の国中と大倭日高見国)に人々が現れ出しました。その人々が犯す罪事は「天つ罪(スサノオが天界で大暴れしたときのような罪)」「国つ罪(近親相姦とか獣姦とか先天異常とか)」のような罪ごとがありました。このような罪事が出たときは天津金木を切って台に置き、天津菅麻を細かく裂いてこの祝詞(大祓え祝詞)を唱えなさい。
その3へ
<北畠具顕さま [東海]
2002/03/02(Sat) 21:16>
その3
このように唱えると天つ神は天に重なる雲を取り払って聞いてくれます。国つ神は山の上に登り藪を掻き分けて聞いてくれます。
このように聞いてくれると風が雲を払うように霧を風が払うように船の縄をはずして海に押しはなつように木を鎌で打ち払うように罪を払ってくれます。残る罪もないようにと御払いすると河にいるセオリツヒメと言う神が海に運んでくれます。海に行くとハヤアキツヒメと言う神が飲み込んでくれます。このように飲み込むとイブキドネシと言う神が根の国に吹き放ってくれます。吹き放たれた根の国ではハヤサスラヒメと言う神がその罪をなくしてくれます。このようにすれば罪事はなくなるとお払いする事を天神地祇全ての神に申し上げます。
久しぶりに読んじゃったい(笑)大意はこんな感じです。
<こたつ城主 [関東]
2002/03/04(Mon) 17:34>
>北畠具顕さま
おお(^^)、早々と連載、ありがとうございます♪
「天つ罪」「国つ罪」なんて、どういうものか教えて貰えませんから、タメになりまする。 「天津金木」とか「天津菅麻」ってのも、何なのでしょう(゚.゚)。
しかし「罪」の行く先は、まず海に行ってから根の国(黄泉の国でしょうか?)に行き、改めて祓われるんですねぇ。
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