<掲示板・議事録>

お市の方クレープ、1

     
  <のりちゃんさま [近畿] 2003/10/27(Mon) 07:29>

さて、中国の美女はかなり我の強そうな感じですが、日本三大美女を決めるとしたら、誰になるでしょうね?
小野小町は自ずから選ばれるとして、「傾城」と呼ばれるような女性は日本にはいないもんでしょうか?
なんとなく、淀君は、「傾城」と言えるかも?という気もするんですが、どうでしょう(^^ゞ??



<こたつ城主 [関東] 2003/10/27(Mon) 18:21>

>のりちゃん様

そういや、そもそも「世界三大美女」に小野小町が加わってるんじゃなかったっけ(笑)。これ考えたの日本人ですかねっ(^^;)。
四大美女ってのも聞いた事あって、クレオパトラ・楊貴妃・小野小町に、スパルタのヘレネが加わるのだとか?

淀君は女としてより母として関与してるので……どうでしょうね(^^;)? どっちかと言うとお市の方の方が、美人としても名は高いし、嫁ぐたびに落城させるし(二個も:笑)。



<のりちゃんさま [近畿] 2003/10/27(Mon) 19:40>

スパルタのヘレネですか。
トロヤ戦争を起こした美女ですね(笑)
やっぱり、「美女」は、そっかに影というか、暗い部分がないとダメなんでしょうか(^^ゞ
たまには明るくて、誰もかもを幸せにする美女なんてのも出てきていいと思うんですが・・・。

お市の方は、美しいだけでなく、頭も良く、「才色兼備」と呼ばれるに相応しい女性ですよね。
でも、やっぱり影があるよなぁ。
どこかに明るい(以下略)



<こたつ城主 [関東] 2003/10/28(Tue) 18:56>

>のりちゃん様

どうやら美女の条件は「男が取り合って戦争になる」ってトコですかね。よく考えたら、これって動物の基本本能ですし(爆)。
明るくて皆を幸せにするのは「お母さん」の役目なんでしょうね(笑)。どの家にも必要だから、「お供え」にされる事も無いのでしょう(^^ゞ。

お市の方は、浅井長政に嫁いだ時点で(推定年齢でしょうが)19歳と言われ、当時としては婚期はかなり遅いため、病気説、信長の掌中の珠説とともに、実は再婚説も言われます。



<のりちゃんさま [近畿] 2003/10/28(Tue) 19:26>

明るくてみんなを幸せにするのは、お母さん!
至言ですね(~_~)

そうすると美女というより、「マドンナ」になっちゃうわけか。

でも、「マドンナ」となると、「明るくて」以外にいろいろ要求されちゃいそうですね(~_~)
「いつも優しくて、なんでも許してくれて・・・」とか(^^ゞ
でも、そういう女性は、多分、「神様と結婚してる」と思う。

お市の方が、浅井長政が再婚なのなら、生涯3回結婚したことになりますね。

ちょっと違いますが、古代にも結婚相手よりも肉親を大事にした女性は結構出てきます。
一人は、何度かお話した、サホヒメ。
夫の垂仁天皇よりも兄のサホヒコを選びます。

そしてもう一人は、十市皇女。
夫・大友皇子よりも、父の大海人皇子に味方したといわれます。

現代じゃあ、「親よりも配偶者を選ぶつもりがないなら結婚するな」なんていわれますが、そういう感覚はつい最近のものかもしれないですね。



<こたつ城主 [関東] 2003/10/29(Wed) 19:02>

>のりちゃん様

そうか。人間界では、影のある美女と、明るくて幸運を授けるお母さんしか居なくて、両方持ってるとかそれ以上を要求するとなると、それは「神様の奥さん」なんですね(笑)。 何か納得。

お市の方も結婚三度説がありますが、その末娘のお江与(小督)も四度説を聞いた事があります。
最初が佐治与九郎一成、従兄弟だった(母の姉の子)とも言われます。
次が秀吉の養子(秀吉の姉の子)の秀勝。最後が徳川秀忠。もう一回が佐治→秀勝の間か、秀勝→秀忠の間か、ちょっと判りません。

サホヒメも十市皇女も、確かに実家贔屓な女性でしたね(笑)。
しかし、実家を優先する風潮というのは、戦乱期に多い傾向かもしれません。変な話、「結婚」ほど都合の良い敵方(あるいは要注意な家)への潜り込み方は無いからですね。
一方で、武田勝頼に嫁いだ北条氏の姫などは、実家に帰れと諭されても最後まで勝頼に付き従って、天目山中で哀れな最期を遂げてます。
 
     

     
  <のりちゃんさま [近畿] 2003/10/29(Wed) 19:37>

戦国武将の娘に生まれたら、結婚ってのが、本当に「道具」になりかねないですね・・・。
そいうのも、「ノベレスオブリージュ」って言うんでしょうか。
食いっぱぐれはなかろうけども、自由がない。

そういう意味では、最後は哀れでも、最後まで夫と一緒に生きた、その北条氏の姫は、幸せな結婚ができた幸せな戦国のお姫様だと言えるかもしれません。

好きでもない人と結婚してなくちゃいけないけど、長生きできるのと、好きな人と結婚してるけど、哀れな最後、どちらが幸せかは、一概にはいえないですよね。



<ママちゃんさま [東海] 2003/10/29(Wed) 22:16>

お市の方は、小豆を織田家に届けた説話、ご存知ですか?
あれはじめて聞いた時、「へぇぇ!!」とトリビアになったんですよ〜。



<久住さま [関東] 2003/10/30(Thu) 06:28>

お市さんは、本当の妹かどうかもあやしそう。
信長は「政略結婚の鬼」(外交戦の名人ともいう)でしたから、親戚で見栄えのいいのがいたら、どんどん妹にしたかも。
小豆の話は、作り話でしょうね。「これからおまえの兄と戦うよ」なんて奥方に話す馬鹿もいないでしょうし。ただ、奥方おつきの人たちは全員スパイですから、そこから情報がもれたかもしれません。



<こたつ城主 [関東] 2003/10/30(Thu) 20:27>

>のりちゃん様

戦国時代に限らず、長く女性にとって結婚は就職のようなもので、男性の就職先は生まれながら決まってるのに対し、女性はそうではないわけです。
親や周囲の加減によって、「男もそうだから、女も周囲が決める」という家もあれば、「せっかく女に生まれたんだから、お前、どこに嫁ぎたいかい」と聞く親もいたでしょうが。

最期まで夫に従う女性とそうでない女性で、この前段階の違いが、少し知れるのかもしれません。
例えばお市の方に関しては、浅井長政とは政略結婚で、その貢献度が認められ、柴田勝家にはやや指名権が確保されてたので、長政とはともに死なず、勝家とはともに死ぬ。

妻ともなれば、専務以上の地位。滅亡にともなう死には、責任部分も大きいのですね(^^;)。



<こたつ城主 [関東] 2003/10/30(Thu) 20:30>

>ママちゃん様

お市の方の小豆の話は、手前ミソで恐縮ですが、↓
http://kotatujo.cool.ne.jp/hyo/shohin/gourmet/menu/menu1.htm


>久住さま

確かに信長って、兄弟と子供多すぎると思うっ(^^;)。
子沢山の家系かと思ってたけど、お市も淀や小督も、元々どっか子沢山系の家系から引っ張って来たと考えると、ちょっと納得したりして(笑)。
で、小豆(笑)。私が首を傾げちゃうのは、騙まし討ちとは言え、信長をヤルと決めてるのに、女房から使者なんか出させないよね(^_^;)。
ドラマで見ると、ここんとこ、すこぶる違和感あるんですよ(笑)。
 
     

     
  <ママちゃんさま [東海] 2003/10/30(Thu) 20:45>

> こたつ城主さま

お市の方のお話、こたつ様が知らないわけがありませんよね!
大変失礼いたしました。



<のりちゃんさま [近畿] 2003/10/30(Thu) 21:20>

お市の方については、浅井長政の髑髏杯事件で、信長に恨みを持って・・・という描かれ方をしているものをよく見たような気がするのですが、
実際は案外、お市の方は、平気だったんでしょうか。

もし、柴田勝家が同じようなしうちにあってたら、今度こそ恨むかもしれないけど(~_~)

お市の方の日記などがもし残ってたら、びっくりすることが書かれてるかもしれませんね(#^.^#)



<朱天さま [東海] 2003/10/31(Fri) 01:59>

>お市の方の日記などがもし残ってたら
髑髏の杯の日にざまぁ見晒せとか書いてあったら凄く嫌(笑)



<こたつ城主 [関東] 2003/10/31(Fri) 22:21>

>ママちゃん様

たまたま知ってる事もありますが、知らない事もいっぱいですよ(笑)。
ただお市の方のは、クレープを紹介したかっただけっ(#^.^#)。


>のりちゃん様

>実際は案外、お市の方は、平気だったんでしょうか。

それは何とも言えない(^^;)。
命令で渋々嫁いだとしても、それは今で言えば、不況で渋々就職したのと同じでしょうから、長年勤めた会社の上司の髑髏が杯にされたら、それはそれで寝込み級のショックではないかと……(^^;)。
ただ厳密に言うと、杯にしたのも何の意味があるんだか、実はよく判らないんだけどね(笑)。



<こたつ城主 [関東] 2003/10/31(Fri) 22:24>

>朱天さま

>髑髏の杯の日にざまぁ見晒せとか書いてあったら凄く嫌(笑)

ギャハハハ(≧▽≦)!
あと……、一番怖いのは「やだ、兄さん、私が言った通りにしたんだ」(笑)
 
     

     
  <ママちゃんさま [東海] 2003/10/31(Fri) 22:40>

お市の方クレープ。
あんこですか・・・。合うかな??今度作ってみようかな?
フルーツ入れなくて、生クリームだけでもいけるかも?甘すぎるかな??
知っていますか?名古屋名物「小倉トースト」トーストにマーガリン塗って小倉あんのせて、生クリームがついているやつ。
最初気持ち悪〜〜い!と思ったけど、結構いけます。
うちでもたまに作らせられます。

>>髑髏の杯の日にざまぁ見晒せとか書いてあったら凄く嫌(笑)
>ギャハハハ(≧▽≦)!
>あと……、一番怖いのは「やだ、兄さん、私が言った通りにしたんだ」(笑)

いいですねぇ!これ。このシリーズで何か考えましょうか?
う〜む。今は思いつかん・・・。



<のりちゃんさま [近畿] 2003/10/31(Fri) 22:57>

>不況で渋々就職

なるほど(笑)
長年一緒にいたわけだから、少なくとも状は移ってたでしょうしね。

しかし、あんまりにもやな上司だった場合には、
朱天様のいうように、

>ざまぁ見晒せ

てなことになってしまう場合もあったりして(~_~)

いやな上司のお茶に雑巾の絞り汁入れるなんて話はよく聞きますが、私たちはさすがにそこまではできなかったので、セクハラ上司のお茶は、最後の出がらしを入れてました。お湯を入れてから、茶のみに入れるまでの時間を10分くらいとれば、色だけは濃くでるんです。
ただ、これも、「味のわからないセクハラ上司」に、「熱さ加減が丁度いいね、煎茶は80度だよ」などと言われて、虚しい抵抗に終わりましたが・・・。



<こたつ城主 [関東] 2003/11/04(Tue) 02:10>

>ママちゃん様

お市の方クレープは、生クリームだけでも美味しいでしょうが、やっぱ「小豆」が入ってないとイカンので、無理に餡入りにしたんですね(笑)。
「小倉トースト」ですか。聞いたような、聞いてないような……。名古屋名物なんですか。 バターと餡の組み合わせはアチコチのお菓子にあるようですが、そういや前に、食パンを丸ごと焼いて、バターとハチミツで食べるのが流行りましたね。
私はバターと杏ジャムの組み合わせが好きです。

>いいですねぇ!これ。このシリーズで何か考えましょうか?

お、ウケた(笑)。



<こたつ城主 [関東] 2003/11/04(Tue) 02:12>

>のりちゃん様

浅井長政の5人の子(万福丸、茶々、初、小督、万寿丸)は、全てお市の方の子と言われますが、他にも側室との間に子が居たとか、万寿丸は側室の子という説もあるようです。 また、そうした子が生き残ったという話もあるので、頭蓋骨の箔だみ自体は、「間違いなく死んだ」事を内外に知らせる意図もあったのかもしれません。

むしろ注目すべきは、信長が長政の母(久政の妻)を捉えて指を切り落としてる点で、長政は、実父久政を政権から追いやり、六角氏を離縁した上でお市の方を娶ってます。
お市の方とは、信長との手切れでも離縁にはしなかったわけで、信長にしてみれば、よもや久政の隠居風情が返り咲いて、朝倉氏との連合を持ち出していたとは思わなかったのかなぁ。。
 
     



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