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「マハーバーラタ」の台本か物語を……
<sobeiさま 2012/06/16(Sat)
21:24>
マハーバーラタの全容を知りたく、色々と探しているうちに貴方のところに辿り着きました。まだ全編は読んでおりませんが、よくここまでの仕事をなされたと感激しております。とても解りやすく、丁寧な仕事です。
その上の贅沢事ですが、あらすじではなく台本、というか物語そのものを読みたいと願っています。松本氏の書かれた「マハーバーラタの陰に」にあるもの以外は全く目にすることができません。もちろん、そこまで知りたいのなら、ワヤンを自分で勉強すべきだ、とのお叱りを受けてしまっても当然なのですが、私は研究者ではなく舞台表現を生業としておりますので、なかなかそこまでの余裕がありません。お知恵をお借りいただけましたら、この上ない幸せに存じます。
たわごととして、どこか心の端に留め置きいただければとメールさせていただきました。
どうか、悪しからず。
<こたつ城主 2012/06/18(Mon)
17:04>
>sobeiさま
松本先生の「マハーバーラタの蔭に」をご覧の上、さらに深く知りたいという事だと、「ワヤン協会」に直接聞かれる方がいいかな、と思います(^^ゞ。
日本ワヤン協会:http://homepage.mac.com/bima/Sites/banuwati/content.html
(議事録編集の時、↑は、「Http/1.1 Service Unavailable」=不通だったので、検索で、http://www.kt.rim.or.jp/~banuwati/pro-f.html←こちらを探しあてました(^^ゞ。今後もこのアドレスで通じるかわかりませんが……)
「前書き」や本文にも書いた通り、ワヤンは地域ごとに違い、公演の都度、ダランの語りも変化するので、台本というのは無いと思いますが、日本でも、10〜20年ほど前でしたが、松本先生主催の「ワヤン協会」で年に1〜2度、ワヤン劇をやってました。当時は渋谷で上演してました。
今でも上演されてるようですし、私が聞いた時は日本語でしたから、現地のをテープ起こしでもして、翻訳&朗読されてるんだと思います。スンナリ資料を下さるかは判りませんが(^_^;)、訪れるお客の皆さん、わりと気さくに話しかけたりしてましたよ?(笑)
と言っても、私の場合は、千葉に引っ越して一度ぐらい行ったかな……ちょっと縁遠くなってしまいました(^^ゞ。夕方〜夜ごろ開演し、夜通しやって早朝に終わるという、インドネシアのスタイルを踏襲してたので、遠距離だと条件が厳しく(笑)。
あとインドネシアのではなく、原典インドのでしたが、完訳本が出てたと思います(^^ゞ。今見ると、絶版になってる全9巻というのがネットで確認できますが、それでしょうか。
前に同じくネットで見た物と装丁が違う感じもしますが、私が見た時で7巻か8巻が出た頃だった気がするので、同じ物のように思いますが……。古本で手に入りそうですが、復刻を望む声も募集してますね。
私のは登場する地名も人物も全てインドネシア読みなので、インド読みの比較表を「前書き」の下の方に出したんですが、連載も終わり頃、「インド版の全訳本が出た(゚.゚)」と知り、自分もインド読みの名前で出した方が良かったかな〜と思いつつ、知ったのがインドネシアのワヤンのでしたし、今あれこれ検索しても、やはり日本人はワヤンで知るようで(笑)、ワヤンを中心とした書籍が多い気がします(^^ゞ。
全訳本は高くて手が出ないとか、ちょっと全部は頭に入らないとか(^_^;)、地方にお住まいでワヤン協会の芝居を見に行けない方は、残念ながら、当サイトの「あらすじ」を活用して頂ければ幸いです(笑)。
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