<掲示板・議事録>

「城主のたわごと」2007-11(真里谷〜久留里編・宮城〜山形編)、2

     
  <たみいさま 2007/11/30(Fri) 13:57>

遅ればせに、旅行記拝見。
久留里が新井白石にも繋がりがあったなんて、
意外な事(知らない事)でした。

意外と言えば、ローカルな話題で恐れ入りますが、
勝海舟が、海路、大阪へ向かう途上、
山内容堂は江戸へ上る途上、
たまたま下田にて同じ宿(寺)で風待ちをしたそうです。
そこで会談となって、勝:「坂本龍馬の脱藩を許してやれ」、容堂:「よかろう」、と言う次第になったんだそうです。

戻りまして、(^^;)。
>1588年、里見氏は豊臣秀吉と誼を通じ、
>里見義康は城から討って出て、北条勢の過半数を討ち取った。
>同時に里見氏も、勝手な行動を取った(関東公方のために鎌倉を奪回しようとして、参陣に遅れた)という理由から、上総の所領を没収された。

これねぇ、あんまり。
(伊達さんは、そんなに没収されなかったよね?)。
で、安房一国に封印、そのまんま平穏であれば、それで良かったものを、ね。

幾多の変遷の後、再興された久留里城、
>黒田氏の治世は、初代直純から約130年間続き、
>9代直養の時、明治維新を迎え、1872年、城の建物は解体された。

回り巡って、この黒田家はラッキーですよね。
3万石の藩主ともなれば、維新後は華族さまでしょ。

>黒田氏は、28代・宣化天皇の曾孫・多冶比古王の子孫。

さであれば、許すしかないか。
でも、多くの屍の上だよね、此処に限らんけども。

飛びますが、
>鎌先温泉「最上屋旅館」(パノラマ3枚)
>わ〜江戸時代の旅籠みたい〜(#^.^#)。

そう思いました。こういうのが、ビシーッと見えるというのは凄いし、驚きです。



<こたつ城主 2007/11/30(Fri) 21:19>

>たみい様

「城主のたわごと」ご覧下さり、ありがとうございます(^^)。

私も最初に久留里城に行った時は、「何で新井白石(゚.゚)?」と思っただけだったかも!(笑)
何しろ最初は、坂でゼェゼェ……(以下略:笑)。

上りと下りでバッタリですか。江戸期の宿所記録って、意外な出会いがありそうですよね。会えるよう、わざわざ日付を合わせて文人達も行き交ったようです。あ〜下田ならね。ウチ辺りもそういう意味では宿なんですよね。ドラマがあったのかも。

里見氏が最終的に廃されたのは、安房に封じられた後、さらに大久保失脚に連座の時で、この事件では里見氏のみならず、ずいぶん多くが同じような目に遭ったと思います。
が、里見氏については、何段階かに分けて意図的に潰されていったのだと思います(^_^;)。

秀吉が小田原を攻めた時になると、いよいよ関東の火種を丸ごと始末する時期に入ってたのでしょう。でなければ家康だって「何、関東に行けってか」ぐらい思うでしょうし(^^;)。。
時間が出来たら、この辺りの事も詳しい本を読んでみたいと思ってます。

黒田氏は久留里で一番長いんですが、それだけに史料も多く(^_^;)、また城下町なので、これからもちょくちょく行ってお寺とか見てみたいな〜と思ってます。
黒田氏に類する史跡がどれぐらいあるかは今イチ把握しておらず、そう上手く行くかは判りませんが(^^ゞ、その時にでも、また詳しくやれたらいいなと。

で、そう華族です、子爵。
幕末は幕府側だったので、そうは悠長でなかったかもしれませんが(^_^;)。。
家系は古いですよね。早々と中央を見限って武蔵に来たってトコが面白いです(笑)。

鎌先の最上屋旅館は、昭和初期の設計を元に建てられたそうです。
いや〜ホント山沿いに、ビッシリ古く複雑な構造の建物が並んでいて、ちょっと喜びましたよ(^^)。
有名な温泉街とか行かないと、お目にかかれない光景と思い込んでましたから♪



<YORIさま 2007/12/01(Sat) 22:32>

こんばんは(^。^)

気がついたら早や12月になりましたね〜
それでも例年に比べると平均気温は高いのではないでしょうか。
「高い」と言えば、ガソリンと灯油なども値上がりし、車で出掛けるのに躊躇してしまいますね(^^ゞ

再度"たわごと"から・・・(^^♪
鎌先温泉、いいなあ〜、暖かそう(*^_^*)(笑)
鎌先温泉名の由来は、オフィシャルサイトによると、山中できこりをしていて、鎌の先で木の根岩角をかき分けたところ、白煙立ち込める温泉が現れたらしいです(^。^)
ここは600年以上の歴史があるんですね!
近くの白石城も、行ってみたい城の一つです。

話は変わって・・・
先日、県民性のテレビをやってました。
みのもんたが司会してたんですが、大阪の県民性は『擬音語』を良く使うんだそうです(^_^)
例えば、道を聞かれると・・・(^。^)
「そこの角を"ちょちょい"と曲がって、次のカーブを"ぐ〜ん"と曲がって、その先の直線を"どーん"と行くと、目の前に"ば〜ん"と大きな家が現れるので、そこが目的地や」
ってな具合らしいです(笑)
そう言えば日常、私もよく使っているような・・・^_^;
で、ですね、何かと言うと、こたつさんのレポでも、「東北道をダダッと飛ばして…」って、関西のノリの擬音語があったので、つい笑ってしまいました(笑)ヽ(^。^)
まさか、大阪の県民性を持ってるはず無いですよね(笑)(^。^)



<北畠具顕さま 2007/12/02(Sun) 21:59>

こんばんわ。

たわごと読了。
久留里でした。
里見といえば、八犬伝、しかも映画のやつしかイメージのない(笑)貧相な頭ですが、
なかなか、里見氏も実力者ですね。

山城は常に水の伝説ってついてきますねぇ。



<こたつ城主 2007/12/03(Mon) 17:10>

>YORIさま

ガソリン、夏休みの前に「上がる」とは聞いてましたが、一度上がったらまるで動きませんよね(^_^;)。。今年は、そう、東北にも車で行ってしまったので、その後はメーターの針を見ながら、地味〜に暮らしてますわ〜(笑)。

再度「たわごと」ありがとうございます(^O^)!
鎌先温泉って600年も歴史があるんですね(゚.゚)。農作業をしてて鎌で引っ掛けたらナント温泉が……という話を聞きました。
特に歴史的に重要とかじゃないんですが、東北ならではの伝統芸と、あと神社も見掛けたので、次回は少し取り上げてみようと思ってます。

と言っても、私はそういうのも、せいぜい江戸期以降と思ってたのですが、600年か〜かなり古いですね!
白石、元は白石氏というのがいて、古くは前九年〜後三年の役の安倍氏に遡る系譜だとか(ホントかどうか判りませんが(^^ゞ)見掛けたので、本当にそうかもしれません。

県民性の番組、2〜3度見た事があります。
次々と紹介されるので、細かくは覚えてませんが(^^ゞ、凄く変わった習慣や言葉遣いを、そこの県民が「え? だって常識でしょ?」とポカンとする所で、二度ビックリします(笑)。

>こたつさんのレポでも、「東北道をダダッと飛ばして…」

擬音多いです(≧▽≦)。普通に言えば済む所でも、何か先の言葉を考えようとする時、何しろまず擬音が先に思い浮かぶんです。
で、それを後で消すこと無く、全部そのまま載せてしまう(笑)。
大阪ってのは全然気が付かなかったです。そうなんだ!(゚.゚)
そいや県民チェックみたいのやった時、二度ともかなり西側でしたわ! 岡山と四国だったかな。


>北畠具顕さま

「城主のたわごと」ありがとうございます〜♪

里見氏、前回に引き続いて読んで下さったんですね〜(^^)。
そう、八犬伝で里見を取り上げた理由を知らないですが、話は確か跡継ぎが居なくて、女系(父は犬:笑)の子達が引き継ぐラストだったと思います。家系が(改竄で)謎だらけとか江戸期には判ってて、創作には持ってこいの題材だったのかも(^_^;)。。

久留里、私もこれまで、里見の誰がどの城とか記憶してなかったんですが、後里見氏にとっては、まさに出世城ですね〜。
下総にいると北条陣営ですし、国府台合戦が近くだから、これで二度も負けてる里見ってイメージがあるんですが、ドッコイしぶとく力を温存してたんです(^_^;)。。

うんうん、水の伝説は付き物ですよね。今でも残る井戸も溜池っぽいような。
 
     



ホーム