<掲示板・議事録>

「城主のたわごと」2004-06〜07(多摩)2

     
  <のりちゃんさま [近畿] 2004/06/24(Thu) 21:50>

春は山菜・夏は川魚・秋はキノコ・冬はボタン鍋・・・。
このメニューにぐいぐい惹かれる私は、つくづく「山の幸」派だなぁ・・・と思いました。
海の魚もおいしいと思うんだけど、塩をぱっぱっと振って、炭火でじんわり焼くという食べ方が好きなんですよね〜〜・・って、そうそう、菊姫様の話しでした(←おいおいおいおい)。

そうなんですよね。
「菊」という名前は、何か「不幸を背負ってる」というか、「神秘的な何かを背負わされた」というイメージがつきまとうと思うんですよね。
でも、地元に「菊」に関するエピソードがあったかも、ってのは面白いかも。
今昔でも、三月三日に「桃酒」五月五日に「菖蒲酒」九月九日に「菊酒」を呑むと、蛇の害から逃れられるなんて話しがありますんで、「厄除け」と考えられてたかもしれないですね。



<こたつ城主 [関東] 2004/06/25(Fri) 18:37>

>のりちゃん様

>春は山菜・夏は川魚・秋はキノコ・冬はボタン鍋・・・。

これこれ!(笑)
私もどこと言わず、この季節メニューに弱いです(^^ゞ。
海の幸も好きですが、やっぱ山奥の渓流の音など聞きながら、囲炉裏の炭火に串刺しであてられてる塩焼き食って酒飲むと、「ンカーーーーーッ(≧▽≦)!」とか叫びたくなるんですよねぇ!(オヤジっ!:笑)
日本人は外国の人に比べると、緑に癒される傾向が強いと聞きます。海に囲まれてる割に山岳派なんでしょうかねぇ。

で「菊」ですが(いかにも付け足し:笑)、秋に咲く花だからか、春の花より気高さや寂しさを感じます。同じ厄除けに適用される桃や菖蒲と比較しても、「大人の……」というイメージがありますかね。
酒にも「菊正宗」とか「菊」の名がつくものが多いしねぇ(イカン、また話がっ……)。



<のりちゃんさま [近畿] 2004/06/25(Fri) 19:20>

夏は苦手なんですけど、「山菜・川魚・キノコ・ボタン鍋」の中では、川魚が、もう、断然、ダントツ好きっヽ(^。^)ノ
なので、夏も捨てたもんじゃないかも(#^.^#)

っで、緑なんですけど、ケルトでは、「緑」と「赤」は、悪い妖精が身につける色かなんかで、あんまりいい印象がない、という話しを聞いたことがあります。
赤については「レッドベレー」(人を殺す妖精だったかな・・・)が有名なんですけど、緑が思いつかない(^^ゞ

でも、赤についても、日本では妖怪除けになる色なんですよね。
荒俣宏氏によれば、「あっかんべー」は、もともと魔除けの動作だったらしいですし。
だから、目の下の赤い部分や舌の赤い部分を見せるんだそうです。

で・・・。
日本酒の名前になってる花は、「菊」か「梅」が多そうな気がしますね、確かに。
春と秋の香り高い花の代表ってことでしょうか?
でも、秋の香りはやっぱキンモクセイですよねぇ(^^ゞ
(日本酒には合わない気もするけど)



<こたつ城主 [関東] 2004/06/26(Sat) 19:58>

>のりちゃん様

緑が迫って来てコワイ、という話がありますよね。ボンヤリですが、中国にも似たような雰囲気を感じる事があるんですよ。と思って、ちょっと探してみましたが……。
「CELTE」:http://www.prox.jpn.org/~takei/mythologie/celtes/celtes.html#ch1
自分がジャンルじゃないので適当かわかりませんが(^^ゞ、広域にわたって割拠したこと、そして文頭に「馬を用いて各地を征服」とあるので、ボンヤリとモンゴルを連想しました。
森のない地域にいれば、森はコワイかもしれないな〜と。
日本はこの点が、こうした大陸の他の国と異なるかもしれませんね。
つまり狩猟民族が山とか森にいた。

>荒俣宏氏によれば、「あっかんべー」は、もともと魔除けの動作だったらしいですし。

へぇ〜、面白い。日本の風土の中で見る限り、「赤」は綺麗な色ですよね。
遠くの山に見える小さな鳥居、海から遠く岸壁に見える鳥居。いかにも外敵から守ってくれる感じがしますよ。

日本酒には「梅」も多いですよね。菊や梅は「寒さに強い」という印象もあるかな。
バラとかキンモクセイやジャスミンほど強い匂いになると、日本では適用されませんよね〜。日本では水に匂いが無いせいかな。



<のりちゃんさま [近畿] 2004/06/26(Sat) 23:39>

ケルト神話のサイト紹介ありがとうございました(#^.^#)
ちょこちょこは知ってるんですけど、詳しくは知らなかったです。
ケルト神話も、ところどころ日本神話と共通項がありそうですね(@_@)

で、日本の「赤」については、女性の下着が赤いのも、「魔除け(悪い虫除け?)」の意味がある、と、これまた荒俣宏氏がおっしゃってたと思います。
でも、考えてみれば、スペインでは、牛に突進されちゃう色なわけで(笑)
赤を「魔除け」って考える国は、結構珍しいかも??



<東方賓従者さま [関東] 2004/06/27(Sun) 20:59>

たわごと奥多摩編、拝見させて戴きました。
前日は天気にも恵まれていたのですね(笑)。
かぶと造りの建物いいですね。
こたつ城主様が仰られるように元は茅葺屋根だったんでしょうが、やっぱり葺き替えとかお金懸るんでしょうねー。
忍野八海の方でも兜造の民家を幾つか見かけましたが、観光目的に整備されてるもの以外はだいたいトタン葺きとかでした。
まあ、これはこれで生活感とか感じて雰囲気あるっちゃありますが・・。
あと吉祥寺の由来が気になりますね。
13仏のお不動さんは、金網に囲まれててちょっと可哀相!
 
     

     
  <こたつ城主 [関東] 2004/06/28(Mon) 16:54>

>のりちゃん様

>ケルト神話のサイト紹介ありがとうございました(#^.^#)

あ〜、出すだけ出して、私もちゃんと見てないですが……(汗)。
私の方は全く疎いです(^^ゞ。知れば面白そうなんだけど。。

魔除けかどうかわからないけど、よく赤いフンドシをお守りがわりに身につける話とか聞きますね(笑)。
赤はお日様を象徴する色なので、太陽を身につける意味合いがあるのかもしれませんね。
ただ赤い色を身につけると興奮しやすいと聞いた事もありますね……。



<こたつ城主 [関東] 2004/06/28(Mon) 16:55>

>東方賓従者さま

あっ、いつもありがとうございます(^O^)!
そうでぃす! 「前日は」(←強調)雨は降ってませんでしたぁぁ〜(笑)。
で、兜造りは、どうも私と亭主の記憶では「カヤブキだったよね〜」なんです。
すでに私が子供の頃には、民家の維持保存は莫大な費用がかかると言われてたので、素材や職人不足とかで、昔のように気軽には取り替えられないのかもしれませんね。
形は前の通りなので、何もかも変わったというワケではないのですが……。
忍野八海もちょっと探してみましたよ(^^)。
忍野村:http://www.vill.oshino.yamanashi.jp/

吉祥寺の檜原城は、前は平山氏と書かれてたのですが、今はそれが見当たらなかったのがちょっと気になってます。
が、13仏さんは前のままで、前もお不動さんは金網に入ってたような?(笑)



<のりちゃんさま [近畿] 2004/06/28(Mon) 19:13>

赤い褌ですけど、そういやぁ、佐川急便の飛脚褌を触ると幸せになるという噂がありましたね(~_~)
あれも、源はそういうとこなんでしょうか(笑)



<こたつ城主 [関東] 2004/06/29(Tue) 21:20>

>のりちゃん様

>佐川急便の飛脚褌を触ると幸せになるという噂

ありましたね〜!(笑)



<ゆうさま [九州] 2004/06/30(Wed) 02:15>

姫様こんばんは♪
しばらくご無沙汰いたしておりました。((^^*)

奥多摩・八王子方面のレポ拝見しました♪
山菜料理美味しそうですね。(o^v^o)
私は以前高野山の禅寺に行った事があるのですが
(マジで2日間、座禅修業を体験しました。)そこで食べた精進料理を思い出しました。
梅干しの天ぷらなんかが珍しくて美味しかったです☆

こちらは今日は雨が続いた後の好天とあって、友達と滝に逢いに行きました。
山奥の滝は怖い(熊が出たら怖い)ので今日は福岡県内の比較的小さな滝に行きましたが、やっぱり雨で水量が増えていたので絵になっていました♪

姫様のところはお天気いかがですか?
台風が関東方面に向かっていますが、勢力が弱まるといいですね。
(´-`)



<こたつ城主 [関東] 2004/06/30(Wed) 20:38>

>ゆう様

お元気でいらっしゃいましたか(^^)。
九州は暑いんでしょうね〜。
ウチの方、今にも台風が来そうな空になったりしますが、でもだいたい毎日暑いですぅ〜(>_<)。

>奥多摩・八王子方面のレポ拝見しました♪

あっ、そうなんです。「城主のたわごと6月」読んで下さったのですね〜(#^.^#)。
数馬に最初に行ったのは20年近く前なんですが、それ以来、山菜料理が大好きになっちゃいました。
私も高野山の禅寺と、あと大山(鳥取県)の禅寺に泊まったことがあって、精進料理って面白いですよね〜っ(#^.^#)。お豆腐で作ったウナギとか(笑)。これが本当にウナギにソクリなんだ!
でも、梅干の天ぷらですか(*o*)! これはナイです〜!

でもゆう様も、涼しげな渓谷がお好きなんですよね(^^)。いつもステキな滝のお写真を見せて頂き「ちょっと旅行した気分〜!」と喜んでます。
 
     

     
  <kazuさま [関東] 2004/07/04(Sun) 18:56>

こたつ様こんばんわ♪
「城主のたわごと6月」を拝見しました♪
2年前の8月の奥多摩ですか?さぞかし暑かったことと思われます。
菊姫はやはり、上杉景勝に嫁いで「武田殿」と言われた女性が有名ですよね?仁科盛信の娘にも菊姫と言う方がいたとは知りませんでした。
実に薄幸な人生ですよね・・・。

奥多摩と言う土地、私は全く地理感が無いのですが、関東西部って戦国時代は北条と武田の狭間にあったんですよね。
でも吉祥寺に「三鱗」の紋所があるということは、やはり奥多摩にも北条の影響がかなり強く残っていたのでしょう。
武田と北条の勢力圏争い、関東戦国史には欠かせないことですからね。(^^;
それにしても川魚料理が美味しそうで・・・。

翌日の八王子城めぐりは雨だったのですか?
伊達政宗の弟がこの地で住職にいた話は初耳でした。(^.^)



<こたつ城主 [関東] 2004/07/05(Mon) 17:54>

>kazuさま

「たわごと」奥多摩編、ご覧下さってありがとうございます(^^)。
避暑に最適な所で暑くはなかったです。折しも台風が近付いてましたし(爆)。
そう、菊姫というとだいたいは上杉景勝の正室を思い出しますよね?
松姫・菊姫が武田家の姫として名が知られたため、その名で流布されたのでしょうが、武田家の姫であったかは定かでないまでも、何らか武田氏にゆかりの女人が鄙びた落人村で生を終えた事はあっても不思議ではないですね。また仁科盛信の姫なら、叔母にあたる松姫とともに落ちて行ったことは考えられます。本当に可哀想な事です。

今回たわごとに書いてある武蔵五日市とは、東京都の立川から一駅の「拝島」から出ている「五日市線」の終点にあたります。
電鉄はここまでで、そのさらに先は山岳地域。進めば山梨県境に至ります。
後北条氏は氏綱(二代)・氏康(三代)の代にかけて関東に進出したため、この地域は北条氏の傘下にありました。武田が滅びる頃には、この辺りが北条氏の領地に逃げ込むルートであったろうと思います。

政宗の弟の逸話は、私も最初に聞いた時はビックリしました(笑)。
次回のたわごとでこれも、あと八王子城の事も書きますね(^^)。



<kazuさま [関東] 2004/07/05(Mon) 21:33>

こたつ様こんばんわ♪
奥多摩、と言う以前に西東京地区って神奈川東部から結構遠いんですよね〜。
なので行きたくてもなかなか足を伸ばせないんです。
でも西多摩あたりは色々史跡も多いし、見どころもたっぷりなので、秋口に行ってみるのも良いかもしれませんね。
八王子城のレポ完成を楽しみにしております♪



<こたつ城主 [関東] 2004/07/06(Tue) 18:20>

>kazuさま

ウチ(千葉県)に比べれば、kazu様トコから奥多摩は近いんじゃないかな(^_^;)。
ただ、ウチの方からこうした渓谷に……となると、いずれ同じぐらいの距離は出て行かなければなりませんが、その点神奈川なら他に幾らでも行ける場所があるかもしれませんね。 私が前に行った所だと、大山なんか良かったです。他にも良い所を見つけたら教えて下さい(^^)。
八王子城レポもそろそろ取り掛からないと〜♪
 
     



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