|
|
|
|
<こたつ城主 2006/10/30(Mon)
17:02>
>小野寺維道さま
焼津に関する作品はわりとありますが、英語のテキストに使われる程の作品となると、恐らく「乙吉のだるま」ではないでしょうか(^^ゞ。
ダルマに関する話が続いた後で、宿を去る時にダルマの両目が入ってるを見掛ける話です。乙吉は八雲が避暑に訪れる宿の主人ですが、漁師か魚屋だったと思います。
>江戸川乱歩の作品と似ているなと
あ~~~やっぱそうですかっ(≧▽≦)。
乱歩が子供の頃ですね~八雲がそういう感じの作品を書いてたのは。
八雲については「日本を海外に紹介した」というのが多いんですが、たまに「日本文学に影響を与えた」とも書かれ、私はそれを長く「民俗や伝承の分野に脚光を与えた」という意味に思い込んでました。が、読んでいくたびに「後の文学者が八雲からパクッた」という感じに思えて来ました(笑)。
近代文学をよく知らないので、あまり無責任には言えませんが(^^ゞ。
>50巻くらい集めて資金難と飽きが発生しやめてしまいました。
>結局古本屋に全部持っていって処分しました(笑)。
そうやって流れた本を私が買って読んでるのですね(笑)。
感謝します~!!(≧▽≦)<神様、仏様、小野寺さまぁ~
<小野寺維道さま 2006/11/11(Sat)
22:20>
焼津の話は「乙吉のだるま」かどうか分かりませんがまた調べてみます。海に出て遭難したとかしないとか・・・。よく話も憶えてないので・・・。
今日たまたま小学校の図書館を覗いたら、「ふしぎなはなし」という本が・・・。「作・ハーン」と巻末を見てみるとやはり「ラフカディオ・ハーン」でした。ペラペラとめくると「むじな」というお話が・・・。
世に言うのっぺらぼうの話ですが、実は中学校の英語の教科書で「Mujina」というのをやりました。もう20年くらい前の話です。
「Long ago , There was a long slope in the city of Edo.」
当時はこれがハーンの作品などと知らずに読んでました。
身近なところにあるのですね。
<北畠具顕さま 2006/11/11(Sat)
22:39>
むじな・・・。狸や狐より実は怖いんだっちゅう話もありますよね。
「狢に憑かれたら、助からない」とか。
顔無し見ただけで終わった「ムジナ」の主人公はある意味運がよかったのかもねぇ。
<こたつ城主 2006/11/11(Sat)
22:39>
題名:ハッそうだった。。明日おらぬです~
↑毎度(^^ゞ。
小野寺維道さま♪ ありがとうございます~!!!
明後日レスしますね~(^∧^)。
<こたつ城主 2006/11/11(Sat)
22:41>
題名:ノロノロしてたら(笑)
↑もう一件、北畠さまもありがとうございます~!ごめん明後日ねっ(^∧^)。
<こたつ城主 2006/11/13(Mon)
17:47>
>小野寺維道さま
「乙吉のだるま」「焼津」と、八雲の著述に焼津は多く出て来ます(^^)。著述だと「霊の日本」と「日本雑記」が多いかな。
遭難した話となると「海のほとり」か「漂流」かな?
「海のほとり」は八雲自身が溺れかかる話(笑)で、「漂流」は本当に遭難して何日も海を彷徨った漁師の話だったと思います。
「漂流」は子供向けの本にも載ってました。私も子供の頃はあまり記憶に残らなかったけど(^^ゞ。
八雲の怪談として知られるのは、だいたい「日本雑記」「骨董」「怪談」に収まってて、中でも「怪談」には仰せの「むじな」をはじめ、「耳なし芳一のはなし」「ろくろ首」「雪おんな」といった有名ドコロが入ってます(^^ゞ。
意外と八雲と知らずに、何となく知ってる話も結構あって、「果心居士」なんてのがそうですが、こういうのは日本の古話や伝承がソースなのですが、「赤い婚礼」てのがあり、樋口一葉の「たけくらべ」とか、その後たくさん書かれた恋愛物の原典っぽく感じます(笑)。
だいたい八雲の著述名「心」「明暗」「和解」は、夏目漱石や志賀直哉も使ってますしね(^^ゞ。
>北畠具顕さま
八雲は怪談の中にも、日本の精神性を認めてから初めて書く、というこだわりを持ってた気がしますが、「むじな」は、どちらかというと、それとは別に好んで書いた「不条理物」に属する感じがします(^^ゞ。
親切が仇になって二度まで化かされるという、実に不条理な話ですからね(笑)。 |
|
|
|
|
|