<掲示板・議事録>


     
  小泉八雲「日本」「怪談」・焼津の話


<こたつ城主 2006/10/24(Tue) 17:43>

題名:「今週のご挨拶とお知らせ」更新

↑しました。他「更新歴」「議事録」など。



<たみいさま 2006/10/24(Tue) 23:05>

「今週のご挨拶とお知らせ」、拝見しました。

>これで、八雲の日本における著作は全部集める事が出来ました(^^)。

凄いと思う。
私は、購入、所蔵、と言う熱意が失われて....(ー_ー;)。
久しく忘れていた図書館と言うものへ行ってみようかと言う気持ちになりました。
本て高価だと思う。でも、それが当然の価格だとは思っています。どんな便利な機器も書物に代わる事は出来ませんもんね。



<こたつ城主 2006/10/25(Wed) 19:14>

>たみい様

図書館たまには行きたいな〜と思いますね(^^ゞ。
ウチからだとだいぶ距離があるけど、大きな図書館があるんですよ。公園もあるし♪

小泉八雲は、最初から絶版揃いってのが判ってて、「これは手を出すと後々大変かも(^^;)」と実は思ってたんです。そういうのに血道を上げる読書マニアがいる事も知ってましたが、自分がそうなるとは夢にも思いませんでしたね〜(^^ゞ。
ただ(そちらでもちょっと話したけど)、きょーび本屋で本を買う程バカバカしい事って無いと徹底的に悟りました。東京まで出ても同じですも〜ん。。



<YORIさま 2006/10/28(Sat) 20:00>

こんばんは。
しばしの「ごぶ」でした〜(笑)

小泉八雲の本の収集、本当にすごいですねヽ(^。^)ノ
こたつさんの文才は、やはり多くの本の読破にあったんだな!と実感しました。
私は最近本をあまり読まなくなりましたね。
読書の秋でもありますので、今度何か探して読んでみようと思います(^_^)v



<こたつ城主 2006/10/28(Sat) 20:33>

>YORIさま

読書。昔は大の苦手でしたが、この頃は何故か大量に読めるようになりました。
私もこの頃あまりいい本に出会えず、昔読んだ本を再読したり、よほど欲しい本だけ選んで読んでますが、特に再読(例えば児童書とか(^^ゞ)に心を動かされます。子供の頃はわからなかった事……特に歴史に関する話なんか、いま読むと感慨深いです。
八雲も……ちょっと歴史に詳しい人が読んだ方がいいかな、と思う時があります。「知ってる事が前提」で書かれてる文章が多い気がします(^_^;)。



<小野寺維道さま 2006/10/28(Sat) 23:24>

どうもです。小泉八雲いいですね。
時間があったら読みたいと思いつつそのままです。
図書館に行けば沢山あるのでしょうが、なかなか手が伸びません。(←いいわけ。笑)
確か学生の頃の英語のテキストでラフカディオ・ハーンの小説を使ってました。「焼津の漁師」がどうのこうのという話だったと思います。奇妙な話で、小学生の頃読んだ江戸川乱歩の作品と似ているなと感じました。
妙な親しみを憶えつつも、今となってはすっかり忘れてしまいました。

むかし「両さん」のマンガ「こち亀」を全巻集めようと大人買いしていたのですが、50巻くらい集めて資金難と飽きが発生しやめてしまいました。結局古本屋に全部持っていって処分しました(笑)。結構飽きっぽいんですよね。
 
     

     
  <こたつ城主 2006/10/30(Mon) 17:02>

>小野寺維道さま

焼津に関する作品はわりとありますが、英語のテキストに使われる程の作品となると、恐らく「乙吉のだるま」ではないでしょうか(^^ゞ。
ダルマに関する話が続いた後で、宿を去る時にダルマの両目が入ってるを見掛ける話です。乙吉は八雲が避暑に訪れる宿の主人ですが、漁師か魚屋だったと思います。

>江戸川乱歩の作品と似ているなと

あ〜〜〜やっぱそうですかっ(≧▽≦)。
乱歩が子供の頃ですね〜八雲がそういう感じの作品を書いてたのは。
八雲については「日本を海外に紹介した」というのが多いんですが、たまに「日本文学に影響を与えた」とも書かれ、私はそれを長く「民俗や伝承の分野に脚光を与えた」という意味に思い込んでました。が、読んでいくたびに「後の文学者が八雲からパクッた」という感じに思えて来ました(笑)。
近代文学をよく知らないので、あまり無責任には言えませんが(^^ゞ。

>50巻くらい集めて資金難と飽きが発生しやめてしまいました。
>結局古本屋に全部持っていって処分しました(笑)。

そうやって流れた本を私が買って読んでるのですね(笑)。
感謝します〜!!(≧▽≦)<神様、仏様、小野寺さまぁ〜



<小野寺維道さま 2006/11/11(Sat) 22:20>

焼津の話は「乙吉のだるま」かどうか分かりませんがまた調べてみます。海に出て遭難したとかしないとか・・・。よく話も憶えてないので・・・。

今日たまたま小学校の図書館を覗いたら、「ふしぎなはなし」という本が・・・。「作・ハーン」と巻末を見てみるとやはり「ラフカディオ・ハーン」でした。ペラペラとめくると「むじな」というお話が・・・。
世に言うのっぺらぼうの話ですが、実は中学校の英語の教科書で「Mujina」というのをやりました。もう20年くらい前の話です。

「Long ago , There was a long slope in the city of Edo.」

当時はこれがハーンの作品などと知らずに読んでました。
身近なところにあるのですね。



<北畠具顕さま 2006/11/11(Sat) 22:39>

むじな・・・。狸や狐より実は怖いんだっちゅう話もありますよね。
「狢に憑かれたら、助からない」とか。
顔無し見ただけで終わった「ムジナ」の主人公はある意味運がよかったのかもねぇ。



<こたつ城主 2006/11/11(Sat) 22:39>

題名:ハッそうだった。。明日おらぬです〜

↑毎度(^^ゞ。

小野寺維道さま♪ ありがとうございます〜!!!
明後日レスしますね〜(^∧^)。



<こたつ城主 2006/11/11(Sat) 22:41>

題名:ノロノロしてたら(笑)

↑もう一件、北畠さまもありがとうございます〜!ごめん明後日ねっ(^∧^)。



<こたつ城主 2006/11/13(Mon) 17:47>

>小野寺維道さま

「乙吉のだるま」「焼津」と、八雲の著述に焼津は多く出て来ます(^^)。著述だと「霊の日本」と「日本雑記」が多いかな。
遭難した話となると「海のほとり」か「漂流」かな?
「海のほとり」は八雲自身が溺れかかる話(笑)で、「漂流」は本当に遭難して何日も海を彷徨った漁師の話だったと思います。
「漂流」は子供向けの本にも載ってました。私も子供の頃はあまり記憶に残らなかったけど(^^ゞ。

八雲の怪談として知られるのは、だいたい「日本雑記」「骨董」「怪談」に収まってて、中でも「怪談」には仰せの「むじな」をはじめ、「耳なし芳一のはなし」「ろくろ首」「雪おんな」といった有名ドコロが入ってます(^^ゞ。
意外と八雲と知らずに、何となく知ってる話も結構あって、「果心居士」なんてのがそうですが、こういうのは日本の古話や伝承がソースなのですが、「赤い婚礼」てのがあり、樋口一葉の「たけくらべ」とか、その後たくさん書かれた恋愛物の原典っぽく感じます(笑)。
だいたい八雲の著述名「心」「明暗」「和解」は、夏目漱石や志賀直哉も使ってますしね(^^ゞ。


>北畠具顕さま

八雲は怪談の中にも、日本の精神性を認めてから初めて書く、というこだわりを持ってた気がしますが、「むじな」は、どちらかというと、それとは別に好んで書いた「不条理物」に属する感じがします(^^ゞ。
親切が仇になって二度まで化かされるという、実に不条理な話ですからね(笑)。
 
     



ホーム