<掲示板・議事録>


     
  小泉八雲、どれを読んだら……


<こたつ城主 2006/07/01(Sat) 21:11>

題名:更新しました

↑「今週のご挨拶とお知らせ」および各議事録類です。

明日はおらぬです、毎度(^^ゞ。



<林 光明さま 2006/07/03(Mon) 21:57>

小泉八雲の『仏の畑の落穂』がもうすぐ読了で、次は何を読もうかなと思っています。
城主さまのお勧めをお聞かせ下さい。
個人的には『日本雑記』あたりを考えているのですけど…



<こたつ城主 2006/07/04(Tue) 17:23>

>林 光明さま

作品の時代的な順番はこちらを↓
3月のご挨拶:http://kotatujo.cool.ne.jp/hyo/aisatu/2006/titled-03.htm

日本に関する初期の著作では『東の国から』が面白かったです(^^)。その前は上り坂、その後は下り坂という感じで、今思い返すと『仏の畑の落穂』あたりが一番停滞して感じたかな〜。
その後また徐々に上り坂になり『日本雑記』に到達する、という感じがします。

思うに、最初はただの「旅行記」を書きに日本に来たのだと思います(^^ゞ。それがある程度やり終わったのに、結婚し帰化してしまったので、日本にいて本格的な作家になるべく、どんなスタイルで何を書くべきか迷ってたのかな〜という感じも少し……。

というわけで『仏の畑の落穂』を読了なされたのなら、後はどれをお読みになられても楽しいかな〜と(^^ゞ。ある意味、一番いい入り方かもしれませんね(笑)。



<林 光明さま 2006/07/06(Thu) 22:53>

大変参考になりました。ありがとうございます。
早速本屋さんにいろいろ注文をしてみようと思います。
絶版になっていないことを祈るばかりです(笑)
最近はこういう良書がすぐになくなってしまうので、本当に一苦労です。



<こたつ城主 2006/07/07(Fri) 19:53>

>林 光明さま

絶版……頭痛の種ですよね(^^;)。
私は全て古本を扱ってるサイトで購入しましたが、近年閉鎖されて、一冊「日本」だけ買えてないので、何とか手に入れたいと!!!
そうこうする内ますます世間の記憶から消え、よりいっそう購買数が見込めなくなり、さらに再販の可能性から遠ざかるという悪循環……(^^;)。
 
     



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