<掲示板・議事録>

鎧、兜の精神性と実践、3

     
  <木蘭さま [関東] 2001/12/07(Fri) 19:46>

鎧ルールですが、未だ改良の必要があるんですよね。
鉄板でも槍が貫通する例もあるようですし、
逆に槍でもちゃんと突きをしないと、練革でも防げちゃったりするでしょうし。
私の持っている貸具足の胴なんて、鉄板を漆で塗り固めた物ですが、
ぺらぺらなので、刀で鎧ごと斬り殺せそうです。
でもルール上は甲鎧になってしまいます。
小札にしても練革と鉄のミックスだったり、いろいろあるみたいですし。
ケースバイケースでやっているので難しいですね・・・。
現在参加してくれている人の鎧は畳鎧か、桶川胴なので大丈夫なんですが・・・。

将来、大鎧で参加なっていう奇特な方が現れたら、考えます(笑)。

野試合においては、私は脱鎧主義者だったりしますが(笑)。
動きづらいですからね・・・。



<こたつ城主 [関東] 2001/12/08(Sat) 15:51>

>木蘭さま

槍は……本当によく使われたでしょうね。便利です。刃が欠けても強く突けばかなりの衝撃を与えられますしね。

>私の持っている貸具足の胴なんて、鉄板を漆で塗り固めた物ですが、
>ぺらぺらなので、刀で鎧ごと斬り殺せそうです。
>でもルール上は甲鎧になってしまいます。

う〜ん。衝撃を受けてしばらく動けないものの、何秒か経ったら立ち上がって戦闘に再参加とか、最初の何分以内は、ヤラレても「傷を負っただけ」扱いにするとかも、ルールに加えられたら如何でしょう。

>野試合においては、私は脱鎧主義者だったりしますが(笑)。
>動きづらいですからね・・・。

そんなに激しく戦闘した事ないですが(^_^;)、大将役(大鎧風)だと、まず兵士に混ざっての乱闘は、かなり苦しいでしょうね〜。
 
     

     
  <沼田面松斎祐光さま [東北] 2001/12/08(Sat) 18:31>

こたつ城主殿、雅殿、

某、偉そうな事を書いてしまいましたが、直江兼続のことは
知ってるのですが、その義父である直江景綱に関しては
ほとんど知らないのです。申し訳ありませぬ。

あ〜、自分専用の甲冑が欲しいなぁ〜。



<さま [関東] 2001/12/08(Sat) 21:32>

沼田面松斎祐光さま
これからもよろしくお願いします。
しかし、僕も兜だけでいいから自分専用が欲しいなぁ・・・。(大河ドラマの義清バージョン)

ちなみに、直江兼続のかぶった「愛」の鎧(上杉神社)に
ついては、『薄浅葱糸威最上胴具足』といい、鉄板を小札
替わりにし蝶番で繋ぎ、素懸威とした鎧です。
この『愛』を使った理由としては
@愛民の精神、A愛染明王(軍神)の信仰、B愛宕権現の
信仰の説があります。

なお、話はそれますが、米沢の宮坂考古館には前田慶次の
鎧があるそうな。米沢入った時に見損なってしまった(^_^;)。



<沼田面松斎祐光さま [東北] 2001/12/08(Sat) 22:57>

雅殿、こちらこそよろしくお願いします。

>米沢の宮坂考古館には前田慶次の
鎧があるそうな。米沢入った時に見損なってしまった(^_^;)。

某は見ましたぞ。色は朱色です。漫画の「花の慶次」では、
慶次郎はかなり大柄に描かれていましたが、実際の甲冑を見ると
直江兼続の甲冑の方が一回り大きいように見えましたね。
もう7,8年ぐらい前の話ですが。
あと、慶次郎の皆朱槍も米沢にあるそうですが、一般の個人の
所有らしいので見ることはできないそうです。



<梵天丸さま [関東] 2001/12/08(Sat) 23:19>

雅様もついにMY兜ですか?でも、きっとそうなったらMY甲冑も欲しくなりますよ。次にお会いする時は・・・(⌒ー⌒) ニヤリ



<さま [関東] 2001/12/09(Sun) 21:09>

沼田面松斎祐光さま

>直江兼続の甲冑の方が一回り大きいように見えましたね。

漫画では、本当に大きいですもんね。周りの人たち(雑兵)がすごーく小さく見えます。2メートル以上あるようでしたね(^_^;)。<慶次郎

ちなみに、直江兼続自体はかなりの長身だったようですね。
『常山紀談』によると、上杉浪人の門田造酒之丞の話とし
て、『直江兼続は大男にて百人にも優れたるもったいにて、
学問・詩歌の達者、才智・武道兼たる兵なり』と書かれて
いるそうな・・・。

梵天丸さま

>次にお会いする時は・・・(⌒ー⌒) ニヤリ

いや、妻にMY甲冑いや、兜だけでもと話していたら・・
すごーく怒られまして・・・(^_^;)



<朱天さま [東海] 2001/12/09(Sun) 22:36>

>>直江兼続の甲冑の方が一回り大きいように見えましたね。
>漫画では、本当に大きいですもんね。
>周りの人たち(雑兵)がすごーく小さく見えます。
>2メートル以上あるようでしたね(^_^;)。<慶次郎
確かに。あのイメージがどうしても抜けないんですよね。
でも実際にはそんなにずば抜けて大きかったわけではないんですね。



<木蘭さま [関東] 2001/12/10(Mon) 05:57>

>う〜ん。衝撃を受けてしばらく動けないものの、何秒か経ったら立ち上がって戦闘に再参加とか、最初の何分以内は、ヤラレても「傷を負っただけ」扱いにするとかも、ルールに加えられたら如何でしょう。

なるほど。
そうすると、確実にとどめは刺さないといけなくなりますからね。
逆に鎧は関係なくなっちゃいそうですね。
とりあえずぶっ飛ばして動けなくして、小刀で刺し殺し首を取る。
首取りルールでも作ろうかな・・・リアル・・・。

>脱鎧主義者

私は基本的に歩兵というか、雑兵・下人ですからね(笑)。
来年の石和でも私は鎧を着て足軽をやったりせず、
下人で荷駄運びの役でもやろうかとも思っているので(本気)。
基本的に武将(将校)は後ろで鎧を着てどっかりかまえて、
激しい戦闘は足軽(兵隊)にやらせるってのが基本でしょうから、
鎧を着るような人は、激しい戦闘はしてはいけないのかもしれません。
で、逃げる時は鎧を捨てて、足軽みたいな格好で逃げると・・・。
 
     

     
  <こたつ城主 [関東] 2001/12/10(Mon) 18:04>

>沼田面松斎祐光さま

いや(^_^;)、私も直江景綱はよく知りません。大河の『武田信玄』で、宇津井健さんが演じてるのを、「これが兼続の直江か」と思って見た程度でして。。。

>あ〜、自分専用の甲冑が欲しいなぁ〜。

「前立ては、こんなデザインで」なんて頼んだら、幾らぐらいするんでしょうねぇ(^_^;)。
でも、100万も出すおつもりがあれば、かなり立派なのが手に入るのではないでしょうか。他の祭りでもそうでしょうけど、石和でも持ち込みして着用してる人が居ましたよ。

>某は見ましたぞ。色は朱色です。漫画の「花の慶次」では、
>慶次郎はかなり大柄に描かれていましたが、実際の甲冑を見ると
>直江兼続の甲冑の方が一回り大きいように見えましたね。

ほほぅ(゚.゚)。意外な気もしますが、よく考えると、古来より猛将と言われる人に限って小柄かもしれません。義経、謙信、あと山県昌景も小さかったそうです。
模型でもいいから、いろんな甲冑や武具を一同に並べて、比べ見が出来るといいですね。



<こたつ城主 [関東] 2001/12/10(Mon) 18:06>

>雅さま

『武田信玄』の義清の兜って、どんなんでしたっけ(^_^;)。その前年の『独眼流政宗』は、オープニングから派手な変わり兜がたくさん出て、記憶に残ってるんですが。

>ちなみに、直江兼続のかぶった「愛」の鎧(上杉神社)に
>ついては、『薄浅葱糸威最上胴具足』といい、鉄板を小札
>替わりにし蝶番で繋ぎ、素懸威とした鎧です。

おおおっ、詳しいですな(・・;)。

>@愛民の精神、A愛染明王(軍神)の信仰、B愛宕権現の信仰の説

愛宕権現は片倉氏も兜に用いてますが、一般的には雷と火(防火)の神様ですよね。強そうだから力を借りるのかなぁ。

>米沢の宮坂考古館には前田慶次の鎧があるそうな。

おほほ〜(^^)。これは米沢に行く時、要チェックですね〜♪ ありがとうございました☆ミ

>漫画では、本当に大きいですもんね。

漫画ってデフォルメが効くからいいよな、と思う時がありますね(^_^;)。信玄の諏訪法性兜など、等身大の時代劇だと、ちょっと見劣りする気がします。

>『常山紀談』によると、上杉浪人の門田造酒之丞の話とし
>て、『直江兼続は大男にて百人にも優れたるもったいにて、
>学問・詩歌の達者、才智・武道兼たる兵なり』と書かれて

『常山紀談』なんですね(゚.゚)。ありがとうございました。

>いや、妻にMY甲冑いや、兜だけでもと話していたら・・
>すごーく怒られまして・・・(^_^;)

高いからなぁ……ウチも当分、自前のを買うのは無理だし。(置き場所を考えると、この先も買うかどうか)



<こたつ城主 [関東] 2001/12/10(Mon) 18:07>

>梵天丸さま

>きっとそうなったらMY甲冑も欲しくなりますよ。

そうですね〜。兜だけで出陣は出来ませんからねぇ(^_^;)。



<こたつ城主 [関東] 2001/12/10(Mon) 18:10>

>朱天さま

>でも実際にはそんなにずば抜けて大きかったわけではないんですね。

前も話したかもしれないけど、ずば抜けて大きかった人というと、斎藤義竜、豊臣秀頼が居ます。
そう(^_^;)、めちゃくちゃ武勇の人、という感じじゃない点が意外なんですね。恐らく、ある程度の地位のある人は、馬を乗りこなせないとダメだったからではないでしょうかね。



<こたつ城主 [関東] 2001/12/10(Mon) 18:11>

>木蘭さま

>そうすると、確実にとどめは刺さないといけなくなりますからね。

そうそう(^^)。鎧を着用してるからこそ、生半な撃ち方では「死なない」って事にするんですよ。「突き」だと部位によっては致命傷でしょうが、あれは刀が折れる可能性も高いんですよね。
見てる人もやってる人も、楽しめる時間を長く保ちつつ、リアルさも適度に取り入れて行かれると良いかもしれませんね。

首を取るのは、多少身分の高そうな人物が相手の時だけ適用するといいかも。こういう格好の相手は「首取り」という規定ですね。

>来年の石和でも私は鎧を着て足軽をやったりせず、
>下人で荷駄運びの役でもやろうかとも思っているので(本気)。

そういう人も居た方がいいですね。実際そういう人も居たわけで、仰せのごとく、石和では大将役がチャカチャカと足軽に混ざって走り回ってるんですが、あれは……ありえない光景ですよね(^_^;)。
 
     



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