質問<六>

どんな苦労にもめげず郷里に留まったあなたは、先陣で思わぬ大活躍をしたため、遅れ馳せながらも頭角を現し、周囲に認められます。ようやく勢力を挽回した守護代は、さらに結束を堅くし絆を結ぼうと、あなたに縁組を持ちこみます。

ところがあなたには心にかかる女性がいます。あなたは縁組にはあまり気乗りしない返事をし、その女性に文を書き贈ります。

相手の女性が返してきた文は、時候の挨拶のあと和歌で締めてあります。察するに、どうも複数の男から声をかけられて、誰に転んだらいいか迷っている……という事であるらしいのです。あなたはどうしますか。
 
     
 
     
  いつまでも迷っているようなら、その女性のことは諦め、守護代筋の話を受け入れようと思う。  
     
 
 
     
     
  その女性が他の男と縁付くのでない限り、縁談の方は断り、いつまでも待ってみようと思う。  
     
 
 
     





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