質問<五>

隣国の守護はあなたを家来に加え、領地も安堵してくれました。仕えてみると、家来も領民も大事にするなかなかの名君です。武略、勇猛さ、ともに優れたものを発揮し、防衛も、あらゆる場面を想定した万全な態勢で、近隣の敵を寄せ付けません。

ただ一つ、朝廷工作などにはひどく無頓着です。朝廷の勅使や将軍の使者が訪れても、接待がわりと雑です。お陰で、主人の官位はかなり貧弱です。家来になると、他国の者に官位でなく、直接名前に「様」付けで呼ばれている始末です。中には自分で勝手に「○○守」などと名乗っている家臣すら居ます。

あなたはどう考えますか。
 
     
 
     
  官位授与ぐらいしか能のない朝廷に、何の用があるだろう。要は中身なのであって、主人がそれでいいと思っているのだから、家来の自分はなおさらどうでもいい。>  
     
 
 
     
     
  戦の相手が朝廷に泣きつけば、主家は逆賊にされてしまう。そんな事で大勢の敵を作るのは損だ。

一応、朝廷や将軍には、それなりに気を使った方がいい。
 
     
 
 
     





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