心ならずも争いごとに巻き込まれておる。強引におし進めるなら行き詰まろう。自分の言い分は間違ってない、という自信はあるようじゃが、相手との違いは天と地ほどにかけ離れておる。やみくもに正邪を争ったり決着を計っても、一時的な解決方法にすぎぬ。返って将来に禍根を残すじゃろう。中庸、公平に、問題が起こった原因を冷静に考え、非を認めて素直に反省することじゃ。
自分の判断はこの際やめ、現実的解決には、話の分かる公平な立場の人に任す方がよい。また、苦境から脱しようといろいろ試みると、空回りしてさらに多くのトラブルを引き起こす。解決を見るまでは動かない方がいいじゃろう。
多くを望まず、最小限の権利に黙ってしがみついて、自信を持って自分のものだと言えるものだけを守ることじゃ。放っておけば時が自然に解決してくれようぞ。
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