<石和川中島合戦戦国絵巻・総集編レポ10>


     
  <橋と川付近の演技>

「放てー!」と鉄砲隊を指揮する司令官どの、いっそう燃え上がる戦場。

そして又さりげなく交代して復帰する謙信と安養院。この年は一般公募されたお二人。↓
代わって活躍する演出部隊→

この川沿いでチャンバラをやってる人達は六信会、騎馬を扱ったりする専門部隊は七曜会、と違うグループです。
観客席で見た限り、奥の戦場で騎馬戦、中央の陸地と川沿いでチャンバラが行われていました。

これよりその様子をお届けしましょう(^^)。

で、再度ですが予めお断りしますと、観客席からは、川……特に橋付近の演技は、よほど至近距離に居ないと殆ど上手くは写せません(^_^;)。右上の写真は、やはり上杉部隊にいた時に兵士側から写した物です。

ただ観客席からも、あくまで「上手く写せない」という事であって、「全く見えない」という事ではありません。
ちょっとどんな具合かと言いますと……(笑)、

橋付近と戦場の両方で展開される斬り合い
橋の演技

↑こんな具合に、陸地ならまだしも、橋は目の前ですから、特に演技してる人の下半身部分は、前に立つ観客の後姿に阻まれて写すのは難しいです(^_^;)。

また、上のはズームが故障ぎみの年(2006年)だったので、たまたまズームを効かせずにいたら、皮肉にも成功した一枚です(笑)。
あまり大きくするとボヤケますので、この大きさが限界ですが、こんな風になら見えますし写せます。

じゃ、ズームを効かせれば上半身だけでも成功するか、と言いますと……。

モロ手前にピントが合うの図(^^;)
撮れる!と思うと肝心の人が居なかったり(笑)

↑こんな具合(^^ゞ。つまり「シャッターチャンスを取りにくい」「焦点をあわせにくい」だけで、撮れないわけではありませんが、だいたいあまりよく見えませんから、狙っているとそれだけで時間を食いそうです(笑)。

兵士側からはどうかと言いますと、武田軍ならかなり近いと思いますが、私自身はこの時間帯に武田本隊にいた事がないので、残念ながら……(^^ゞ。

上杉軍だと、橋は全く見えません。が、川なら、その時のたまたま座る位置にもよるのですが、運良く川近くにいればとてもよく見えます。

川辺にドンドン迫って行きます!

この後、川に転落?! 転落後の死にザマも凄かった〜!

あっ、このシーン!(「参加要項」にも使わせてもらってる!:爆)

こんな感じです。これらはもちろんズームですが、遮る物なく動きを追えますから、わりとよく(^^)。
 
     

     
  <陸の騎馬戦・高坂隊の到着>

↑と書いてしまいましたが、陸でも人同志のチャンバラは行われてます(^^ゞ。

まずは上杉側から一枚

↑これはかなりズームを効かせてます(^^ゞ。
ただ、この時間帯になるとスモークがかなりかかって来てますので、このように砂塵の向こうに展開する絵巻物といった風情になります。特に地面に近いとその傾向を強く感じます。

↓こちらはズームがあまり効かないパターンで、ちとボケてます(笑)。あと、手前に座る上杉兵士の後姿がやはり写ってます(^^ゞ。



ご覧の通り、手前に坐す兵士達も、我も我もと身を乗り出していくので、だんだん見えなくなります(笑)。

しかし陸地でのチャンバラは、川付近ほど撮影が困難ではありません。これは観客席にいても戦場にいても同じです。
じゃ、どうして、陸地をあまり写してないかと言いますと、それは……(笑)。

最初は全体を写してるんですが……(笑)、

だんだん奥の騎馬戦に目が行く(爆)


↑観客席から。
このようにチャンバラが手前、さらに奥で騎馬戦という配置でした。

高坂隊の2003年を入れれば、3回観客席で見ましたが、騎馬戦が始まると必ず観客から「あっ、馬だっ!」という声が聞こえて来るんですよ(^^ゞ。
それを合図に、無意識の内に騎馬の方角にズームが(爆)。

二頭三頭と繰り出して、激しい揉み合いとなる騎馬戦

これが久世七曜会による騎馬戦です。観客席からは、かな〜り遠いです(^^ゞ。あくまで絵巻物の優雅な乱戦に見えます。
しかし観客は皆「馬だ、馬だ」と身を乗り出して、ジッと見つめています。
やはり馬は戦場においては華なんですな〜(笑)。いっそ騎馬戦を前面に出すとお客は満足するでしょうが、お馬サンはあまり大勢の前だと嫌なのかなぁ(^^ゞ。

あと、これは観客席に強く作用する要因で、一番重要な点なのですが、
「武田軍がもうすぐ負けるという時、妻女山に向かった高坂隊の先陣、騎馬隊が到着し、合戦に加わった」
というナレーションが入ります。そして、

武田奉行「武田軍高坂隊、騎馬武者ただ今到着。高坂隊の騎馬隊、上杉軍を蹴散らせ」
という声が轟きます。

これを聞くと「どこだ、どこだ」と戦場を目が泳ぐんです(笑)。そして奥に現われる数基の騎馬を、「あれが高坂隊かっ」と思わず凝視します。

で、ここが重要な所で、ストーリー上は、まさにこの騎馬戦こそが「高坂隊到着」の時なんです(^^ゞ。
つまり上の騎馬戦は「高坂隊が到着し、上杉軍を蹴散らしている」という最初の場面です。

しかし実際に妻女山に先発した高坂隊はと言うと……。

まだ妻女山にいます(爆)

これは2003年のこたつ隊です(^^ゞ。
そして、いよいよ我々も踏み込む準備に入るため、ここでもう一度整列させられている所です。
こたつ隊諸士も後に続いて続々整列〜♪

こうして騎馬戦の繰り広げられる最中、高坂隊は点呼と整列を終えるわけです(^^)。
 
     

     
  <合戦(4)「騎馬戦」>

以後は、高坂隊の本到着までの間の、華麗なる騎馬戦。アナウンスでも騎馬の「ヒヒヒン!」と嘶く声が高鳴ります。
これは遠い観客席より間近で見れる兵士達にダンゼン分がありますから(笑)、かなりの接写が可能です。

ようやく到着した高坂騎馬隊(^^)。「御館様を守れ!」と戦場に馳せ参じます。

「そうはさせじ」と立ちはだかる上杉騎馬武者と一騎討ちにっ!

武田本隊との間に駆け寄り、信玄を守る武田騎馬武者

ドドドドォッ!(ウヒョォ〜!(#^.^#))

騎馬同志の戦いはスゴイ迫力!
地面に転がっているのは、前の殺陣の人演じる死体(たぶん)

ただこれも一騎撃ちと同じで、剣を交わすシーンをカメラで捉えるのが難しいのです(^_^;)。
こうして騎馬が露払いをしてくれた所に、いよいよ高坂本隊が到着するのです。

出番を終えて引き上げる騎馬隊の皆さん♪

 
     


「高坂隊・来援&信玄本陣守備」

     
  騎馬隊到着の後の高坂隊の来援も、妻女山(観客席)に待機してる2005年までのスタイルと、妻女山(観客席)を通り過ぎて「鵜飼橋」を戦場の向こうに渡った2006年では、大きく入場シーンが異なります。

2005年までは、観客の目の前で仮橋を渡って戦場に入って行きました。
2006年は、観客席とは対岸の陣幕の向こうから入って来てました。
この2006年の入り方を先にご覧頂きましょう。



<「火の軍団」・遠目の援軍到着!>

残念ながら、この年はデジカメ不調で(今も尚そうだが:笑)、ズームがボケるため、確実に撮るためズームは適用せずに撮りました。だいぶ小さくてスイマセン(^_^;)。↓

武田本陣めがけて援軍の到来!
↓左部分のみ拡大↓

離脱した時と同じく、高坂隊を先頭とした「火の軍団」の再入場。
この通り観客席からではなく、観客席からは遠目の入場で、ちょっと初めて見た人には遠目すぎてわかりにくかったかもしれません(^^ゞ。


↑合流した「火の軍団」を含めて、武田本陣の前に重々と兵士達が立ち塞がります。



<高坂隊、妻女山(観客席)を駆け下りる>

↑今度は2005年までの、観客席から直接戦場に入るスタイルです。

この時間までに高坂隊は観客側土手の一箇所に集結させられてますが、多くの観客の立ち見に隠れて、殆どの観客には見えません(^^ゞ。

妻女山の通路に集まる高坂隊
「御館様を救え!」一気に仮橋を渡り戦場に復帰

武田軍から見てみます。
この辺りも星友さま、紫さま、たみい様、太郎丸さま、こたつ亭主に撮影頂いた写真です(ありがとうございました)。

さあ行け! 高坂隊、仮橋をいっせいに!
(手前にいる武者達は殺陣隊の人々)

後に続く「こたつ隊」(近くの観客席から)

後方まで続くアマゾネス赤軍団!
この後、本来なら他の武田軍と合流するだけなのですが、私達は特に願い出て、信玄の守備につくため本陣前に残ったので、前を行く高坂本隊とは途中から別れます。
 
     

     
  <高坂隊、戦場入り>

橋を渡ると駆け足でお館様を守るため、ひた走ります。

既に流血の場と化した戦場を、武田来援に駆けつけるこたつ@高坂隊

どんどん橋から遠ざかり、さあ、信玄公本陣へ!

観客席から見える援軍到着。これで一気に形勢逆転!

本陣到着「御館様を守れ〜〜〜!!」 ザザザザァ〜ッ!

まずは高坂本隊から到着

「高坂隊本隊、上杉の背後より参戦」という「武田奉行」の声(ナレーション)が入ります。

高坂隊の役割は本来はここまでで、高坂本隊はこのナレーションの通り、武田軍の兵士達に合流して、信玄本陣の前に移動。これより上杉に向けて突撃を開始します。

一方、我々こたつ隊は、前に並ぶ武田全軍と、後方に坐す武田信玄と信玄の周囲に残った武将達の間に、横一列に並びます。↓

信玄公の前に整列するこたつ隊!

この高坂本隊と別れての「信玄本陣守備」というのは、我々が高坂隊をやった前の年に、宮下帯刀さん達の部隊が、その場で願い出てやらせて貰ったそうです。

と言うのも、参加する兵士達は、みんな敵の本陣に突撃して行ってしまいますから、全員が居なくなってしまうんです(^_^;)。
すると、同じように突撃して来た敵の兵士によって、信玄や謙信はボコボコにされます(笑)。

それで「御館様を守らないと!」というのもありますし、もう一つは、ただ走って到着したら戻って来るというのでは、「今イチ合戦っぽく見えない」というのもあります(^_^;)。

というわけで、宮下隊のマネをして、こたつ達もそのままここに居残って、信玄公の守備につかせて頂きましたっ☆ミ
私達は宮下隊の前例を知ってましたので、前もってこれを頼み、リハーサルの時に「そのまま残ってもいいよ」と許可を頂くことが出来ました(^^)。

ふと後方を振り返ると……

おおおおおおお〜〜〜〜っっっ!
信玄公がすぐ後ろにっ!

ひえ〜っ、緊張〜〜(笑)。

その目が「その方ら、信じて良いのであろうな」と念を押してるような気も……どうなります事やら(笑)。

この辺りで「上杉勢の背後から、高坂隊という新手の敵の襲来により、戦況は、たちまち変化した。今度は、武田軍が優勢となっていった」というナレーションが入るのですが……何とか優勢にならなきゃなりません(^^;)。