<石和川中島合戦戦国絵巻・レポート3>


     
  <上杉軍も視察>

↑続けて北小学校にも訪問(^^)。

既にみんな整列してました。

この整列は「リハーサル」の(誘導係の方から皆が話を聞いてる)時間帯なので、あまり大っぴらに近づいて写真を撮るのは憚られます。
隊旗で知り合いの隊を確認し、オソルオソル近づき、サッとシャッターを切るのみです(笑)。

↓左の写真は、左に一海さまを先頭にした隊、右は足利常陸介さまの隊。
真ん中の写真は前日に会った柿崎和泉守さまの隊、左に飯綱武蔵守法達さまがこちらを向いておられます。
そして右の写真は、手を振っておられる梵天丸さまを先頭にした隊。→


今年は梵天丸さまが副将をつとめておられましたが、後で「苦しかった」と言っておられました。小さい人は、しゃがむと足と首に胴鎧がつかえて痛いんだよね(^_^;)。。<覚えがあります(笑)

こんな感じに、上杉軍では撮影会ってワケには行かなかったけど、だいたいの皆様に会えたし、あと長年「石和で!」と互いに言い続けた一海さまにお初できましたっ(#^.^#)。
 
     

16日正午〜午後・見学スタート

     
  祭りの間は車の置き場所に困ります。駐車場があるにはあるんですが、私らは去年も今年も宿に置かせて貰いました。
ただ会場に向かうにはこれだと遠回りになって気の毒なので、紫さまとはここで別れて頂き、こたつ夫婦と久住さんの3人に戻ります。

車を置くと、歩いて川べりまでやって来て、会場の横合いから入って行きます。
この入り方はここ数年、兵士が入場する時の通り道にもなってます。

パノラマ3枚。左が鵜飼橋。川は笛吹川、右がこれから進む土手の観客席。

そして進むと左側に戦場(舞台)が見えて来るので、イイ場所を取って座ります。早めに来るのがコツですね。

パノラマ4枚。だいたい中央に座を取れました(^^)。まだ観客はまばら。

今年は下の方に座って、橋付近の演技も見ようかな、と思いましたが、↑この通り、目前の道に兵士が行進して来るのを撮影したいので、やっぱり去年と同じく高い土手の方に陣取ります。
あと高い所の方が、背後の屋台の食べ物を買ったり(笑)、退場して来る時に階段で待ち受けやすいかな(^^ゞ。

陣取った後は、こたつ隊の飲み物を買いに行きます(^^)。
今年のこたつ隊は7人(おおっ、七人の侍っ:笑)、屋台だと高額なので(笑)、道路に出て横断歩道を渡ります。祭りのため車も多く、交通整理が出ています。渡れるのを待ちます(^_^;)。。

道路を隔てた向こうの自販。これこそ兵士達の「命の水」(笑)。祭りが終わってからは全部売り切れなので、兵士は戦に勝っても、ここで敵も味方も討ち死にします(爆)。

が、この時すでに大勢の人が群がり、今にも水は尽きそうな気配〜〜。。
交通整理の「ピィ〜ッ!」という笛を合図にダッシュ。到着するとガンガン金を入れましたが……小さい缶の飲み物やお茶類は、この時すでに全て売り切れ(汗)。。

スポーツ飲料のボタンを次々と押す……ハズでしたが、デカイだけにいちいち取り出さないとなりません!
そうこうする内に、後ろには早くも長蛇の列(汗)。。取り出すタイミングがズレると途中でつり銭が出てしまい、ますます焦ります(笑)。後ろの視線が「あ、売り切れちゃうかも」と言ってるようで背中に痛いでつ(^_^;)。。

「皆さんは物見でしょ? 座ってるんでしょ? 兵士達は命がけなのよ!」
思わず振り返って、こう叫びたい衝動に駆られます(笑)。

武将役も兵士役も、上杉も武田もやりましたが、兵糧部隊は初。これはこれでヤミツキになりそうです(爆)。 *次はかっぱらう気か(笑)*

さてさて無事に飲み物を確保すると(無事と言えるのだろうか:笑)、あとは戦が始まるまでお神楽など見ながら、屋台で買ったジャガバタを食べる(^。^)。ここのジャガバタには味噌がついてて最高です!

お神楽の方々の入退場。今年も奉納舞が行われてました(^^)。
 
     

武田軍団・入場

     
  前にこたつ隊が武田軍に配属されたのは、2003年。
初の武田軍で、高坂弾正という石和の武将、この祭りでは大任でしたから、戦場でもレポートでも頑張ったものです(笑)。

が、他にも武田には武田信玄と同じぐらい有名な「武田24将」という優れた家臣団がいました。

このパレードでは、その武田24将の各々率いる24部隊が、次々と呼び出されながら陣営に入って行きます。



<「風」「林」の軍団>

まずは「風の軍団」
飯富兵部少輔虎昌/小山田左兵衛尉信茂/横田備中守高松

この三部隊が入ります。

いよいよ最初の部隊入場!
三番目、てんた様達の「横田備中守高松隊」。
この「八」の字は「横田高松」隊の隊旗↑。

さらに同じく「風の軍団」として、
板垣駿河守信方/土屋右衛門尉昌次/甘利備前守虎泰

「林の軍団」
小幡山城守虎盛

この4部隊(^^ゞ。

←六番目。城田ジョウさま達の「甘利備前守虎泰」隊が入場します。↓
この赤と白の縦縞模様が「甘利虎泰」隊の隊旗。↑

続いて七番目、用宗左近将監さま達の「小幡山城守虎盛」隊が入ります。
↑「小幡虎盛」隊の隊旗は、この笹の葉の旗。

その後も同じく「林の軍団」として、
山県三郎右兵衛尉昌景/穴山玄蕃頭信君/真田弾正忠幸隆

が入って来ます。

「穴山信君」隊。
「真田幸隆」隊。

↑この穴山隊の中に、いわゆる「孫子の旗(風林火山)」や「風」「林」「火」「山」それぞれの旗、また「日の丸」などの大旗がドッと混ざり込んでました。
また、一番後ろの武将の陣羽織の背には「本」(山本勘助の旗印)が入ってたような……。ちなみに山本勘助の隊は、このあと最後尾に出て来ます(^^ゞ。

「真田」には二隊あって、この「幸隆」隊の後に「信綱」隊が後から出て来て、同じ六文銭の旗も色で違いを出してます。
他に「小幡」「原」「武田」と同じ姓で複数の隊があるので、一瞬見えてもキチンと名前を下まで見る必要がありますね(笑)。

そして「林の軍団」はさらに、
馬場美濃守信春/武田典厩信繁

と続きます。