<石和川中島合戦戦国絵巻・レポート9>


     
  <3回目つづき>

そして最後の衝突!

これが最後なので、係の人にすぐ推し戻されもせず、しばらく混戦状態が楽しめます(兵士も観客も:笑)。

激しく揉みあう両軍




<合戦絵巻>

そして今回、表紙に使わせて貰った一枚。まさに「合戦絵巻」という感じがよく出てるので、拡大図もじっくりお楽しみ下さい。

両軍混戦(全体)

左拡大(戦場の中央付近)

中央拡大、武田陣中央寄り(戻って来る上杉兵士)

右拡大、武田信玄本陣(未だ混戦が続く)
 
     

「閉会」

     
  <戦い終了>

そして合戦絵巻は滞りなく終了〜♪

信玄さま、守備の武将方々、今年もお疲れ様でした〜!

気付いた時には、お互いの旗が「敵陣で靡いている」風景(笑)。

武田「真田弾正忠幸隆」の旗が上杉陣で
一方、上杉「毘」の旗が武田に

これ、どちらも「敵に取られた」わけではないですね(^^ゞ。「突っ込んで行ったまま」なんでしょう(笑)。
「毘」の旗を持っておられるのは、演出部隊のぷくぷく志摩の守さまですが、最終ラウンドでこれを持って走り回る姿が目立ってました!



<勝鬨・閉会宣言・退場>

やっと武田は勝ちましたっ。勝鬨をあげる武田軍!

えいっ、えいっ、おおおお〜〜〜!

実はここって、いつやったのか判らないです(笑)。声がそんなに聞こえて来ないんですよね(^^ゞ。
でもそれも無理も無い話で、今が一番ヘトヘトになってる時間ですし、それより何より、私もそうでしたが、これほど感動的な話になってるとは兵士達は全然知りません(爆)。

私は長く上杉方でしたし、武田軍には一度しか居たことが無いですが、それでも「武田はこれほど長く苦しい戦いの果てに、やっと勝利を手に入れたんだなぁ〜」と今回は感動し、半ばウルウルしてしまいました。
それほど武田が苦難を味わい、上杉のみ強い時間は長いです。

ここは武田氏の故郷ですし、信玄は地元の誇る最大の英雄だから、てっきり地元ヨイショな筋立てに沿ってる祭りとばかり思ってましたが、敵である上杉の強さを充分に称え、またどんなに苦しい時でも味方を信じて頑張ろう、という素朴にして骨太なメッセージが篭められているのを知りました。

もっとも石和の英雄、高坂弾正だけはヨイショされてますがね(爆)。

川に流れる血の痕
そして閉会宣言

今年から送られて来る資料も、観客向けに作った綺麗なパンフレットになったので、今年の資料には無かったのですが、これまで毎年「川に赤い染料を流す」とラストに書いてあるシナリオを見ました。

が、実はこれも一度も見た事が無かったのです(^^ゞ。川近くに兵士は寄れませんので。
だから見学すれば見られるとカメラを向けてはいたんですが(笑)、見て「おおお〜! 血だっ、激しい戦闘の爪痕!」と、この辺りは無理やりそう思ってみました(笑)。
でも芸が凝ってますよね。

戦場から引き上げて来る兵士達。まずは武田軍から

このころshin様達も会場引き上げのご挨拶に来て下さり、パパッと記念撮影だけさせて貰いましたっ(^^)。
一年ぶりで会えて嬉しかったです〜。また会場に来る前に、偶然にも帰られる梵天丸ご夫妻ともお会い出来たようで、上手い事こたつ亡霊隊、各所で魂が行き会えたようでしたね(笑)。
 
     

「毎度お馴染み、戦後撮影編(爆)」

     
  <お疲れ様っ、今年も活躍の皆様(^^)>

引き上げの際にも、順番は武田軍が先です。

思ってた以上に会場は大きく、そのぶん参加者一人一人はとても探しきれなかったので、入場の後は、もうこの引き上げの際しかチャンスは無いと思い、急ぎ退場ルートに駆けつけたのですが、武田軍の先頭に近かった山県隊の星友さま達には追い付けなかったです〜(>_<)。。

ようやくカメラに収められたのが、真田隊の紋次郎。様達っ(写真は飯綱武蔵守法達さまと紋次郎。さま)でした。

飯綱武蔵守法達さま
紋次郎。さま
そして信玄さまっ

武田軍に続いて、上杉軍の先頭部隊も引き上げて来ます

快く見学客(私も含む:笑)の記念撮影に応じる両将。

信玄さまはお子様連れにサービス!
謙信さまもこたつの構えるカメラにスマイル!