<石和川中島合戦戦国絵巻・レポート1>


2004/04/18、山梨県石和町、笛吹き川。

こたつ隊13名+信玄公+赤忍者(進行係)さま
合戦終了直後(午後3時ごろ)、戦場にて。


「メンバー紹介」

     
  毎年の事ですが、特に去年の秋は忙しく、暮れになっても「金も無いし時間も無い」。加えるに体力も低下(老化とも言う)して来たので、「来年の参加は無理〜(^^ゞ」と、さっさか旗を降ろしてしまった、不肖こたつ城主でありました(笑)。

参加条件に「10人集めなくてはならない」という項目が無くなったようですが、知らなかったので、「いよいよ忙しくなるから人集めるのも大変だしぃ〜(^^ゞ、前から見学もしてみたかったしぃ〜」というわけで、今回は特に募兵を行いませんでした。

が、一昨年3名、去年は5名もの参加を募って下さったshinさまより「今回は7名」と連絡を受け、「おおっ(゚.゚)! では行ける」と思ったものの、その後はもぉ修羅場の連続(汗)。。何も出来ずに年を越しました。

年が明け、梵天丸さまから、いずみくんといんちゃんをご紹介。見る見る内に13名!(爆)
というわけで、今年もしつこく、こたつ隊結成(笑)。

メンバーを募って下さった梵天丸さま、shinさま、またツテを勤めて下さったはたこ様にはお礼を申し上げます(^^)。 ありがとうございました☆ミ

では、今年もメンバー紹介(^^)。
梵天丸さま、梵天丸亭主さま、shinさま、キャマティさま、れん様、はたこ様、わんこ様、しの様、きりん様(初)、いずみくん様(初)、いんちゃん様(初)、こたつ亭主こたつ城主の13人。
 
     


「17日、甲府」

     
  一度でもこたつ隊に入られた方ならご存知かと思いますが(笑)、毎年熱にうかされたようにこたつ夫婦の口をついて出る台詞が、「甲府でほうとうを食べてから石和に向かいます(^^)」←コレですわ。

はじめて甲府に来たのは1983年。
その後ちょくちょく訪れ、最初にお隣の石和川中島合戦に参加したのが1986年。
(翌1987年も続けて出場したまでは覚えてますが、当時の関係者によると、そのさらに翌年の1988年も出ていたとか。……そうだったかも、そうじゃないかもしれません(^_^;))

何しろ最初1983年に食った「ほうとう」以来、私は「戦国時代にちなむ食べ物」のトップに「ほうとう」を上げ続けましたが、時々「あれマズイよ」と言われて、首を傾げたものでした。

私がかつて食った店は、まず甲府の駅前通りの定食屋。次に石和の……どこだっただろう(^_^;)、何か体育館みたいな所で食べた覚えがあります。
この二軒がたまたま美味かったので、「ほうとう」は美味い物だと思ってたのかもしれませんが(^^;)、2000年の4月、久々に石和川中島合戦に参加し、その帰りに昔の記憶を頼りに甲府のほうとう屋を探したら閉店してたので、適当に近くの店に入って「ほうとう」を食べました。

が、一口食べて「えっ(・・;)」と驚くほど、私の知ってる味とは何もかも違ったのです。
有名なチェーン店で、よく行く人もいるようなので店名は出しませんが、「ほうとうはマズイ」という世間の認識の元で改良され、ああいう食い物になったのか、あるいは逆に、私に「ほうとうはマズイ」と言った人々が食った物があの手合いなのか……。

その後、2001年、訪れる前に甲府の定食屋に連絡した所、閉店はしてないという事までは判ったのですが、「日曜日は休業」と知らされ、「土曜日は宿で宴会するから」と諦めました。
しかし2002年も何となく諦められず、今度は土曜日に行こうとしましたが、やはり直前に連絡した所、「土曜日も午後1時までしか営業してない」と知らされ、「そんなに早くは行けない」と断念。
翌2003年は「何とか午後一時までに!」と頑張って行ったのですが、渋滞に巻き込まれて間に合わず断念(汗)。

この2003年。
前から「石和のこういう店が美味い」と聞かされていた店に、何となく望みを繋いで入ってみたのですが、やっぱり「うっ(・・;)」だったものですから、こうまでなって来ると、どうしても諦めきれない。何としてもあの定食屋に行かなければ、というのが殆ど執念となって来ました(笑)。

というわけで、ついに訪れました。



<甲府、ほうとうの「ちよだ」>

甲府駅を信玄像のある出口に出て、まっすぐ通りを歩いて最初のカドを右に折れ、又歩いて1個目のカドを右。「駅前銀座」という裏通りの二軒目がこの「ちよだ」。
前は駅前通りにあったのですが移転したようです。これは2000年から既にそうでした。


店内は以下の通り、何の事はないちょっと洒落た居酒屋風。昔、駅前通りにあった頃は、定食屋風だったような覚えが……。
昼のオーダーは1時までのようです。土曜日はこれがラスト。


ほうとうだけは、注文してから20分ほど待たされます。
昔はそれゆえに具が形も無いほど熱い汁に溶け込んでいたものですが、今はわりとハッキリと入ってました。でも味は、「これだぁ〜っ!(≧▽≦)」と叫ぶような昔通りの味で、夫婦とも一言も喋らずただ平らげました(笑)。

皆さん、私の言ってた「ほうとう」とはこれの事です。

下(左)がジャジャ〜ン! ちよだのほうとう。
具は、シメジ、さつま芋、カボチャ、茄子、椎茸、白菜、おあげ、三つ葉、ひき肉、牛蒡、大根、長ネギ。味は赤だし味噌汁風仕立て。

食べ終わって店を出て駅前通りに戻る。右は甲府駅前の信玄像。→
 
     

     
  <武田神社>

まだ集合時間までには余裕があるので、昔行ったルートを懐かしんで、ちょっとドライブ〜♪

駅を通り越して北上。
通りにはためく孫子(風林火山)の旗(左)。さらに進むと正面奥に武田神社(右)。

武田神社(武田家の躑躅ヶ崎館跡)の正面。

ここも何年ぶりかな〜。最後に来たのは1988年だったか……。その頃にもあった観光客の撮影用貸し出し鎧、今もやってるんですね〜(笑)。
これを左に折れて真っ直ぐ行くと、信玄が生まれたと伝わる積翠寺があり、さらに山を上って行くと要害山に到達。



<要害山と旅館「要害」>

要害山。桃色に花咲き群れる山肌。

上の写真にちょっと写ってるガードレールは橋ですが、これを渡って山に入る直前右に旅館「要害」。

ここも前に泊まった事があります。お城風の造りに武田菱が懐かしい(笑)。

温泉は要害山麓に二軒。西方の養曽沢を古湯坊、東方が要害「積翠寺温泉」と言い、信玄の隠し湯と伝えられます。低温(15〜20度)で緑ばん含有、リュウマチや神経痛に効くそうです。