<石和川中島合戦戦国絵巻・レポート9>

     
  <揉みくちゃでんがな(笑)>

↑上記の通りであります(笑)。
こたつ亭主、必死にカメラを撮ろうと頑張ってくれましたが、出来は以下……(笑)。↓

こたつ、最初の兵士と槍を合わせる
同時に亭主も襲われる(笑)

この辺りの写真は、これが「それでもよく写ってる方」でして、あとは何が写ってるんだかわかりません(爆)。

さて、こたつ城主は一番最初に来た兵士と槍を合わせようとしたのですが、その間に横に入った兵士が、あっと言う間に信玄公本陣に到着! もう刀を信玄公に切り被せてます!(笑)

「嘘だろ、おい!」
焦ったこたつ城主は、目の前の兵士の相手は放棄し(別に後ろから斬られても死ぬわけじゃありませんし(^^;))、信玄公と信玄公を襲う兵士の間に「えいやっ!」と横槍を入れました。(この時私は「横槍」という言葉の本来の意味を、はじめて悟った気がします:笑)

しかしその兵士の後ろから、次々と上杉軍が押し寄せ、こたつは入れた横槍ごと彼らに押し流されて、恐れ多くも信玄公に倒れ込んでしまい、信玄公の手で後ろからフォロー(押し戻)して貰う始末(^^;)。
きっと「ああ、何か小さい子供が倒れて来たかな」とか思われたのでしょう(恥!)。

信玄さま、返って邪魔したかもしれませんね(笑)。どうもスイマセンでした(^^ゞ。

そして倒れたその瞬間です。こたつはメガネがすっかり曇って、全く前は見えなかったので、確認したのは本当に声だけなんですが……

「こたつ殿! こたつさん! こたつ殿〜! こたつさ〜ん!」


何人呼びました(^^;)? とにかく一気に4回は呼ばれたのを覚えてるんですが……(もっと呼ばれたかもしれないですね:笑)。

声の主、それは……間違いなく上杉から来た知り合い達でしょうね(笑)。

何しろ上杉の方々とは、ここでしか会えないわけですから、よく考えたらこうなるのは必定だった気がするのですが、後で確認した所、紋次郎さまと肥前守左馬之助さま(紋次郎隊)はいらしたようです。

特に肥前守左馬之助さまはハッキリ目の前に居たのが判りました。この人海戦術の波が収まった瞬間、コツン(どうも刀で私のどこかを突付いたのですね)と音がして、こたつは思わず、

「あっ、こんにちは!」

とバ○丸出しで、今年又しても本陣内通をしてしまいましたぁぁぁ〜( ̄∇ ̄;) 。。。

石和から帰ってから掲示板にて、これが肥前守左馬之助さまの仕業(手柄と言ってやれよ!)と知れました。

いやいや、今年も凄かったねぇ〜
信玄公は、上杉兵士が去った後も、このようにニコニコ顔で応対され、私は石和の方々には本当に感心します(笑)。

そして! この時になって気付いたのですが、この周囲のオジサン達は、パレード前、校庭で私の瓢箪を見て声をかけて下さった方々!

指導係の忍者さん達も撮影♪
さて、最初の襲来は終わりです。

これまで指導して下さった忍者さんから、ここで「槍を下げて構えないよう」と、厳重な注意が飛びました。

この数年、槍を置いて刀で戦う事が多かったので、槍の扱いを忘れてますね(^^ゞ。



<二回目は突入>

↑をしました。ここで、こたつからこたつ隊の皆に、
「守りたい人はここで守って、行きたい人は走って」
と言い残し、私は突入を開始します。上杉にも待ってる人が居るからです(笑)。

第二回、両軍の突入開始! 前田さまも突入されてますね

ドンドン突入してしまうこたつ城主の後を、亭主は必死に追いかけます(笑)。……が、

このように、又しても上杉軍に阻まれます(笑)

←これが限界(汗)。この他には正視に堪えられない醜い写真が多いです(笑)。

↓亭主、思わず地面を写す(爆)。



<上杉本陣到着>

さて、走る先には謙信公本陣が待ってます。
今回突入はこの一回限りでしたので、槍合わせしてくれる人が居なかったら、クッスン(;_;)ものなのですが……果たして待っててくれました〜♪

正苑隊の面々と槍合わせっ☆ミ(赤い槍がこたつ城主の槍↓)

時間を引き延ばして続け、謙信公↓の写るタイミングを待つ(笑)

「ガツン!」「あっ(汗)」
なんて事はありません(笑)。

偶然まるで特撮のように上手く写ってますが、これは当たってないです。

やはり武田本陣と同じように、後ろから兵士がドンドン来るので、移動するのに槍を上にあげないと、隣の人と槍合わせ出来ません。



<鎮魂の儀>

「激しい戦いは終わった。(中略)卯の刻より辰の刻まで上杉の勝ち、辰の刻より巳の刻までは武田の勝ちなり、と秀吉が評したこの激戦では、両軍合わせて1万5千余りの死傷者が、あるいはすでに息絶え、あるいは苦痛にもがき、戦いの悲惨さを物語っています」

というナレーションとともに、兵士達は各陣に戻り、殺陣の人たちの演技を交えて、「鎮魂の儀」へと進行します。

川付近ではまだ演技が続く
橋でも斬り合いが続行

閉会の挨拶が始まる前ごろ、橋から殺陣の方が川に落ち、そこまでは演技だったのですが、その後あっという間に流されてしまい、私の目からは観客席しか見えないのですが、観客が流れて行く方を心配して見てるのが見えました。

後で聞いた所、この方は救出されすぐ回復して、この後の打ち上げにも参加されたそうで、何事も無くて良かったです。
結局この日は朝からずっと雨続きでしたから、川の水嵩も増え、水深も流れの速さも相当なものだったのでしょうね。