<石和川中島合戦戦国絵巻・レポート8>

     
  <高坂隊・武田本陣へ>

橋を渡ると駆け足でお館様を守るため、ひた走ります。手前が殺陣隊、その奥、川の手前を走っているのがこたつ隊。

既に流血の場と化した戦場を、武田来援に駆けつけるこたつ@高坂隊
(写真提供:太郎丸さま・上杉軍より撮影)

橋を渡った時、まず真っ先に目に入るのは、殺陣部隊の人達です。→
こういう舞台慣れしてる人達に比べて、こちらは初心者ですから(笑)、多少は緊張なり興奮なりしてるのですが、そんな我々に、戦って倒れたり、死んだりしてる合間から、再度「こたつさん!」と声をかけて下さって、少しホッとしました(^^)。

しかし妻女山から見た遣り取りで、彼らは充分に体力を使ってます。
特に川に落ちて、なかなか上がって来ない人など見ると、心配になってしまう程でした。

こちらこそ労いの言葉ぐらい返したかったのですが、妻女山に入る時はニコニコ手を振ったりしたものの、今は「火急の時」の演技なので、手振りは下の方で小さく済ませ、あっという間に通り過ぎました。
(撮影:こたつ亭主・高坂隊員撮影)

どんどん橋から遠ざかり、さあ、信玄公本陣へ!
(写真提供:星友さま・武田軍より撮影)

やっと本陣へ♪ まずは高坂本隊から到着。
(撮影:こたつ亭主・高坂隊本陣にて撮影)

「高坂隊本隊、上杉の背後より参戦」という「武田奉行」の声が入ります。
(これ以降、特に撮影者(および提供者)が書き込まれてない写真は、全てこたつ亭主の撮影となります)

こたつ隊も、信玄公の前に整列!
(写真提供:星友さま・武田軍より撮影)

ここまでは、前もって送られて来たシナリオの指示で綺麗に勢ぞろいしたのですが、ここから高坂本隊とは別行動。去年の宮下隊のマネをして、こたつ達はこのままここに居残って、信玄公の守備につかせて頂きましたっ☆ミ

ふと後方を振り返ると……

おおおおおおお〜〜〜〜っっっ!
信玄公がすぐ後ろにっ!

ひえ〜っ、緊張〜〜(笑)。

その目が「その方ら、信じて良いのであろうな」と念を押してるような気も……どうなります事やら(笑)。
(撮影:こたつ亭主・高坂隊本陣にて撮影)

この辺りで「上杉勢の背後から、高坂隊という新手の敵の襲来により、戦況は、たちまち変化した。今度は、武田軍が優勢となっていった」というナレーションが入るのですが……何とか優勢にならなきゃなりません(^^;)。
(テレビドラマなら「また来週」でしょうが、頑張ってこの後も書かなきゃ:笑)
 
     


「高坂隊・信玄公本陣守備」

     
  <合戦(5)「魚麟・鶴翼の戦法」>

さて、当分の間は、米沢稲富筒砲術隊が、我々の前で鉄砲をドンドン打ち鳴らしてくれます。
これを合図に、高坂隊の来陣により上杉に巻き返しをはかる、の段がスタート。
「ただ今、高坂隊1万2千到着、武田全軍、前進、本陣前に鶴翼の陣を布け」
「鶴翼の陣」は、我々がこうやってる↓前の兵士達をさすものと思われます。(写真が無くてスイマセン)

よ〜し! お館様の目の前で手柄を立てるぞぉぉ〜!
(↓と力む我々の後ろで、ニヤニヤ笑って見てる信玄公)
(写真提供:星友さま・武田軍より撮影)

そろそろ前の武田兵士達の整列が完了しました(写真が無くてスイマセン(^^;))
いよいよ上杉軍が突入して来ます。

高坂隊、構え〜〜〜!

と槍を構える我々に、宮下隊(手前)が加勢してくれました。→
ふと後ろを振り向くと……(笑)
(写真提供:星友さま・武田軍より撮影)

「突っ込め〜」控え目に軍配を振る宮下帯刀さま
司揮官はワシじゃ〜!(爆)
(写真提供:星友さま・武田軍より撮影)
(撮影:こたつ亭主)

オオオオオオオオオ〜〜〜ッッッ!!!
我々の前に整列していた武田軍兵士達、全員揃って上杉軍に突入して行きます。

そしてこの時、高坂本隊も行ってしまいました(汗)。

ただし元のシナリオでは、高坂隊も一緒に突入になってますので、これで正解なんですけどね(笑)。

さあ! いよいよ……来た来た来たぁぁぁ〜〜〜っ!

去って行く武田軍を突き抜けて来る上杉兵士