<石和川中島合戦戦国絵巻・レポート3>

「パレード&入場」

     
  <パレード>

さて渡河も終え(笑)、いよいよ行軍開始。上杉の陣太鼓にあわせて街道を練り歩きます。

この日は本当に暑かったです! 出陣の前に軍師にして晴れ女の梵天丸氏が、盛大に「ハレルヤ!」と叫んだため、ほとんど夏日となっておりました(笑)。
また、配布されるワラジがやわいため、このアスファルトを歩くだけで破れてしまう兵士も居るようです。皆様、くれぐれも地下足袋をお忘れなく〜。
またパレード中、見物客から、上杉さま↓を見て「あ! カツラだ!」と大きな声が上がりました(笑)。

ざっざっざ……。   なぜか一人で「下〜に〜」をやってくれてる「民衆」に注目!(笑)



<入場>

道路からやがて下の橋↓を左から右に向かって渡ります。観客席は橋の渡り始めの頃通り過ぎますので、兵士達からも観客席がちょっと見えます。が、こうして橋を渡ってしまうので、観客との接触はありません。

下に写ってるのは上杉軍の武将達ですが、戦場に入ると兵士達と切り離され、この本陣にそれぞれ座らされます。現在は橋を渡り終えて入場してくる後続の部隊(他の武将とその麾下の兵士達)を見守っている所です。

おお〜、続々と入場して来るなぁ、
と見守る上杉本陣の武将達

橋を渡りきり、土手を下って来る兵士達
恐らく武将達にはこんな具合に見えてるでしょう

一方土手を歩く兵士達からは↓こんな具合に会場が見えて来ます
 
     

     
 
こたつ隊も入場(今年も来ちゃったね〜♪)
土手から会場に降りて入って来ます


このように、橋→土手→戦場とコの字に折り返して入場してくるワケです。
中で↓このように、二度ほど木橋を渡ります。
(写真提供:紫さま)

最初の橋を渡った所に、この祭りの初めのセレモニー『献塩の儀』に出演する殺陣部隊が待機していました。→

私は一度みんなと一緒に橋を渡って兵士達の待機する場所に入ったのですが、ここを通り過ぎる時、前日お会いした千姫を見掛けたので、走ってここに戻って来ました。

そして千姫さまを撮影させて貰い、殺陣部隊の方に、千姫さまと私のツーショットを撮って貰いました。お名前も聞かず退散してスイマセン。千姫さま、殺陣隊の方、撮影ありがとうございました。

ここを通り過ぎ、更にもう一つ木橋を渡った所に先ほどの本陣があり、その前に兵士達は待機させられるのですが、今ちょうど、千姫さまの奥に人だかりが見えますね。あれが上杉軍の兵士達です。
 
     

「セレモニー開始」

     
  <献塩の儀>

上でも書いた『献塩の儀』。去年は、ほとんど「眠るこたつ隊(爆)」ばかり写してたこの時間帯ですが、今年は観客席目の前の橋の演技以外は、セレモニーと言い演出と言い、すごく間近に配置されたため、去年に比べて見やすかったです(#^.^#)。
ただその分、前に座る兵士達の旗指物が近すぎて、↓このように近くでやる内容の写真は撮りにくかったです。

献塩の儀@殺陣隊

この後、「古式武道奉納“太刀”」というのが入るのですが、毎年BGMに流れる笛の音だけ聞こえてくるだけで(今年は笛はどうだったかな)、演舞は見られません(;_;)。
竹の束のような物を真剣で切るようで、観客席から拍手が聞こえて来ます。この辺りから兵士には眠気がやって来るのです(笑)。



<砲術隊の登場・砲術披露>

今年も登場、米沢稲富流砲術隊
ドンドンド〜ンという太鼓とともに入場

今年はデジカメを購入しました。10倍ズームが使えるため、これより先、敵(武田)本陣の様子もわりとリアルにお届けできるのではないかと思います〜☆ミ

武田本陣から上杉の陣営に向けて発砲用意
見よ、デジカメ10倍ズームの威力を(笑)

ドッカ〜ン!
(ウヒョー(*O*)!)
もちろんこんな間近から打ち込まれるワケじゃありません(笑)