<2005年・城主のたわごと5月>




2004年4月から夏まで、一気にお届け〜(^O^)。

まずは「日本の道百選」に選ばれた地元「常盤平さくら通り」の桜祭りっ。

そして我が家のミニ菜園をも、ちとご紹介(=^m^=)。




     
  ■4月「常盤平さくらまつり」@松戸

前回の日光〜沼田から帰った次の日が、この「さくら祭り」の日。
帰って来たのは確か午前4時ごろ(^_^;)。とは言え何せ地元なので、ブラ〜ッと家を出て、着いたらテクテク歩くだけ(笑)。そう疲れる行程でもない。

この「常盤平さくら通り」が「日本の道百選」に選ばれた事は何となく知ってたが、地元民ながら認識不足で(^^ゞ、日本じゅうどこでもある桜通りの中でも、ここは特に有名な名所になってたらしい。

というわけで、試しに「日本の道百選」なるものを調べてみた所、千葉県には館山の「房総フラワーライン」の他にはこの「常盤平さくら通り」しか無い(゚.゚)。
「百」と言われて何となく多く感じてたが、そうか、日本で百となると意外と少ないんだなぁ〜、なんて妙な事に感心してみたり(笑)。
(↑ちなみにこの写真は、さくら祭りの前に撮った「さくら通り」の一枚)



<五香から常盤平へ>

場所は新京成電鉄の沿線だが、ローカル線なのでまずはこの新京成をちょっとご案内(^^ゞ。
新京成は松戸駅を始発として、終点が京成津田沼。
駅名は(途中までになるが(^^ゞ)、西から東に、松戸・上本郷・松戸新田・稔台・八柱・常盤平・五香。そのあと京成津田沼まで18駅。

←さてさて、入り口に到着(^^)。ここは新京成電鉄の「五香(ごこう)」駅から徒歩2〜3分ぐらいかな(^^ゞ。
ここより「常盤平(ときわだいら)」を過ぎ、「八柱(やばしら)」までの2駅区間が「さくら通り」となる。さぁ、どんどん入って行こう。↓

親の代から転居が多くあちこちの桜通りを見ては来たが、確かにこれほど見事な桜通りを他で見たことはない。
桜の花は我ながら大好きで、この季節になると花見がしたくてウズウズする割に、見に行って「すこぶる満足だった」と思った経験が少ないのは、子供の頃からココを通ってたせいだろうか(^^ゞ。

ただしここの名物が純粋に桜だけかと言うと……(笑)、

桜の下に並ぶ屋台の列
ゲソ焼き。醤油を絡ませジュウジュウ押し付けて焼く

かくの如く、祭りの日にわざわざ歩いて来る人は、殆どが屋台目当てって感じがするんだなぁ(^^ゞ。
←食べ歩き客のために各所にゴミ箱が設置。前はよくゴミが溢れていたが、この頃では始終片付けてる。年々予算も大変らしい(^_^;)。

団地の敷地に散った花びらがピンクの絨毯を作る。→
この辺りでよく見掛けるスズラン。桜と時期が一緒だが、足元で可愛らしく風に揺れて目に入る。→

「さくら祭り」は土日の2日間のみだが、このように、ほぼ満開(この年は実際には若干盛りを過ぎている)の時期が開催の週に当たる確率は極めて少ない(^_^;)。

すっかり葉に覆われた下だったり、全く咲いてない枝だけの下だったり、せっかく咲いても雨が降れば、周囲は傘だらけで上は全く見えなかったり。
この事情ばかりはどこも同じだろうが、幾ら百選に選ばれた所で、松戸も例外ではない(笑)。

こたつ城主も周囲に混じって、美味しく屋台の食い物を食う傍ら、時には桜も見ている所(笑)。→
こたつ城主↑

桜の木について言うと、五香の辺りは老木が多いためか、木のうねり具合、黒さ、太さ、枝の高さ、どれを取ってもアッパレ熟年の域に達しているが、常盤平を過ぎ八柱に向かうにつれ若い木が多いのか、もう一つフツーな感じ。


さて、桜に並ぶもう一つの名物、二駅分の道路にズラッと並ぶ屋台だが(笑)、2駅という距離を歩いてみられるといい。それを横一列に屋台で埋め尽くしたら、一体何百の屋台が必要だろうか(^_^;)。

ズラ〜〜〜〜〜〜〜ッとエンエン並ぶ屋台(5枚パノラマ)
こたつ亭主↑

ズラズラズラ〜〜〜ッ(4枚)。キリが無いからここまでにしよう(^_^A)。

この屋台の多さ。何の意味があるのか、私にもよく判らない(汗)。
それにだいたい、いつからこの伝統が始まったのかも実の所よく知らない。
「一度やってみっか」と全国のテキ屋さん達が総出で訪れ、マスコミにでも取り上げられて、あとに引けなくなってしまったのだろうか(笑)。

殆どの屋台は毎年同じような出し物(主に食べ物)だが、その年の流行商品もあって、例えばこの年はコレ。指人形売り場。
右はちょうど「パペット・マペット」をやってるトコ(笑)。→

そっか。ウシ君カエル君は確か千葉県出身(原産:笑)だよね(^^ゞ。
ちなみに覆面つきで2000円。「どうしてもテレビに出たかったら、覆面もついてますよ〜」と客を笑わせていた。買えば良かったな〜。

しかしこれほど数が出るわけだから、モチロン同じような種類の出店も数多くある。
だいたいは食べ物屋さんで、クレープ、大判焼き、あんず飴、りんご飴、チョコバナナ、ごへい餅、おでん、とうもろこし、じゃがバタ、やきそば、たこ焼き、いか焼き、鮎の塩焼き、炒餅(シャーベイ)、フランクフルトソーセージ、アメリカンドッグ、カレー&ナム、串焼き鶏、串カルビ、かき氷、樽酒やビール、コーヒー他飲料水など。

食べ物以外では金魚すくい、スーパーボールすくい、籤引き、射的、オモチャ、プロマイド、ぬいぐるみ等。
持ち帰りの品もあり、乾物、七味唐辛子、物産店では松戸の物産はもちろん、毎年鳥取からも出店が出てる。

そろそろ夕日に近づく時間
五香と常盤平の中間地点

この辺りは奥まった所にやや広い駐車場があり、それを共有してる数軒のお店(おらんだ屋、マツモトキヨシ等)がかたまっているから、このようにちょっと通りを外れて桜の咲く様子を遠望できる。
ここに通りの人だかりを避けて入り、ちょっと休む人も多い。あとトイレを借りる人(^^ゞ。

さくら祭りが終わっちゃうと、ここの数軒の屋台のみが残って賑わうのだが、祭りの2日間は出店の賑わいはヨソに移ってる感がある。

それに対して、祭りの間だけ開放され営業してる広場もあり、それがここ↓、常盤平駅がもうすぐそこ、という場所まで来ている。

パノラマ3枚。↓並んでる桜の下が桜通り。右の赤い看板は駅前の西友ストア。↓

通りの屋台とは一線を画して、ここでは付近の料理店などが出店を広げている。またこの辺りから、常盤平に近付くほどに飲食店(サンマルク・華屋与平など)が出してる店も増える。
目に付くのはインド料理とかパキスタン料理といった、外国の方が経営されるお店で、祭りを機会にお国の自慢料理を知って貰おうと、腕をふるっている(^^)。

←広場を出て通りに戻る。
五香方面から常盤平にやって来る群れ。

ここの売り文句「桜の花のトンネル」状態をちょっとでも写そうと、頭上から地面までを縦パノラマで撮影してみた(^_^A)。

この方角だと、夕日に背を向けているので桜も綺麗に写ってるが、逆に常盤平方面を向くと……。→

ご覧の通り、そろそろ逆光が強くてだいぶ影が増える(^^ゞ。



<常盤平から八柱へ>


常盤平の駅前を通り過ぎた頃、タコ女発見!(笑)→

パフォーマンスの人もこの頃では増えて、2005年(今年)はトラのぬいぐるみを着てる人も居た(^^ゞ。

でも全体的には、そんな際どい催しは無く、ほのぼのとしてる。
どちらかと言うと、いかにも「町の商店街のお祭り」といった超ローカルな雰囲気なんだが(^_^;)、何がいいのか、か〜〜〜なり遠い所から見に来る人も多いらしい。

後方を振り返って常盤平方面を写す
前方・八柱方面に進む道。左は「公園」

右の写真に言う「公園」は「しょうぶ公園」。ちょっと入ってみよう。

しょうぶ公園。何て事はないフツーの公園(^^ゞ

子供の頃、友達に誘われて何度か遊びに来た公園である(笑)。
今でも、さくら祭りで歩きくたびれた頃ここを通るので、だいたい寄り道する。
皆、思い思いに宴会を開いて楽しんでいる。どれぐらい前から場所取りするのかな(^^ゞ。殆どの場所が花見客で埋まっている。

通りと違ってこの辺りには心地よく風が吹き、吹くたびに花びらが公園じゅうを舞っていた。この大きさだと小さくて見えないが(^^ゞ。
だいたいは若者客で音楽などかけ、話に興じているが、中には家族客もいて、子供が花びらを追い掛ける光景など、いかにも春という風情だった。

一休みが終わると、「しょうぶ公園」を出て、また八柱方面に向かう。

だいぶ日が暮れて来た、八柱方向。
交差点の左は常盤平団地(さらに左は公園)

ちなみにこの交差点、右側には進むとすぐ踏み切りがある。常盤平駅の近くである。

えっと自分はワンちゃんなの
遊んでくれない?
あ、遊んで、遊ぼうよっ

ス、スイマセン(^_^;)。カワイイんでつい撮ってしまいましたっ。

こんな具合に、二駅区間を行く間、犬やら子供やらを通して、一度ぐらいは地元の人と何らかお喋りするタイミングがある。わりとみんな気さくでお喋り好きな人が多い(^^ゞ。
新興住宅地として一早く有名になったこの地域は、殆どがサラリーマン家庭で、地域や人との繋がりは希薄かもしれない。が、今では町としても古くなり、堂々と住み慣れて人見知りもせず、気安く話しかけて来る人も多い。

話の内容は、今年の出し物とか、どこの屋台で何を売ってるとか、あっちのヤキソバよりこっちの方がウマイとか、去年より今年の方がよく咲いてるとか、まぁ他愛の無い話ね(^_^;)。

さて、常盤平から八柱に向かう内に、道は西よりも南に向かっていく。
五香から八柱までは東から西なのだが、途中の常盤平が北に位置するため、西日は横から当たるようになる。

八柱に向かう。両脇に屋台。
振り返って常盤平方面を写す。

ご覧の通り、提灯に明かりも灯された。そしてそれまで続いてた屋台もこの辺りからまばらになり、やがて無くなる。

この辺りまでで歩行者天国も終わり
「ゆりのき通り」の先は通常通り車が往来。

この「ゆりのき通り」の先も、八柱駅のすぐ近くまで桜通りは続いてるが、祭りの区間はここで終わりとなる。
クルリと方向を戻してまた五香まで行く人、ここから歩いて八柱まで行き電車に乗る人、様々である。

我々は五香までバック(^^)。やはり常盤平から五香にいたる桜が見事なのと、そちらの方が屋台が多いので、全体的に五香に戻ってエンドにする人が多い。
この先はこれまで来た道を戻りつつ、夜桜風景をお届けっ☆ミ



<八柱〜五香・戻り道の夜桜っ>

はじめは屋台の無い、八柱の若い桜の木々を通る。

桜の合間から月が
やがて賑わう屋台のある辺りに

さらに賑わう常盤平に戻って来る。「しょうぶ公園」の手前の交差点が見えて来る。月もだんだん冴えて来る。


さっき広場に入った辺りまで戻って来る。

闇が濃くなると同時に、通りじゅうを「各店とも、そろそろ販売を終え、片付けを開始して下さい」と放送が流れる。


祭りの終了は7時。この時間から車の通行止めが解消され、いっせいに車が入って来る。

が、入って来た車が、こんどは片っ端から「花見速度」となるため(笑)、桜の期間、急ぐ車は前の車を煽ったり警笛を鳴らすよりは、いっそここを通らないのが「地元の常識」って感じかな(笑)。


この祭りをもって松戸は春を迎える。
個人的には、この翌週か翌々週あたりが石和出陣だったりして(爆)。



■5月〜7月・家庭菜園と土産

この年はゴールデンウィークに上州〜信州ツアーに行き、たくさん写真も撮ったのだが、残念なことにデジカメのデータが壊れて取り出せなくなってしまったため、その時は文章だけでレポしようと思っていた。

が、その後8月にリベンジを敢行し、だいたい見事に撮り直せたので(^^)v、GWのツアーについては、次回「5月のたわごと」から8月のレポをお届けする時に、まとめて書こうと思う。

で、この春〜夏は、何やら園芸ごとに精を出していて(笑)、よくベランダに出てはせっせと水遣りツボミ摘みなんかしてて、一人でやっててもつまらないから、時々写真も撮っていた。


<マリーゴールド>


4鉢あったわけではない(笑)。角度や時を変えて撮影しただけ(^^ゞ。
買ったが最後、何しろ日の当たる所に置いて水をやり、増えすぎるツボミをちょっと調整するだけで、次々と花を咲かせてくれた。30〜40個ぐらいは咲いたかなぁ……。

咲いた順から、あるいは増えすぎた葉やツボミから切って、紅茶ポットに入れて湯を注ぐだけで、結構な香りで美味しい(^^)。
トワィニングから、アールグレーとオレンジ系の香りをミックスした「レディグレー」という紅茶が出てるが、マリーゴールドは花も葉も柑橘系の香りがするので、ブレンドする紅茶はアールグレーがいいと思う。

ちなみに近くのスーパーで鉢100円(爆)。

風邪にも効能があるらしく、夏風邪の折にもだいぶ飲んだ(^^ゞ。一鉢あるだけで、週に二回はお茶に出来た。乾燥させておいても湯で香りが出るから、切ってしばらく放っておいても大丈夫。

母が言うには、マリーゴールドは虫除けにもなるそうで、虫のつきやすい植木のそばに置いておくといいらしい。



<大葉(シソの葉)>


母に貰った。最初に貰ったのは食べ切った後で種を撒いたが、次の年に全然出て来なくて諦めた。

翌年プランターごと貰ったのは、土が良かったのか、4月ごろ撒いたら芽が出て来たので、大きくなった順に場所を植え替えてやった。
最初は小さくチョボチョボとしていたが、やがてどんどん成長して、下の通りプランタに一杯になったので、仕方なく小さいプランターにも侵出させた(笑)。


上のは6月ごろだったか……。そろそろ大きい葉から食い始めてた時期だったかも(笑)。
そして7月ごろ。

ド〜〜〜〜ン!

こんなになる(笑)。
10月ごろまでは出て来る順にドンドン食べていたが、やがて枯れたので、茎ごと指で挟んでブンブン種を取り、プランタは放置。
我が家の小さな植物園(笑)。

昔は結構たくさんの植木を世話してたものだが、引越しのたびに1〜2個づつダメになり(TOT)、今は一番丈夫なパキラやポトスしか残ってない。

もっともポトスのゾンビ具合にはホントに感心させられる(^_^;)。

伸びた枝を切って水に差しておくだけで、次々と新しい鉢を占領してくれる(笑)。

大葉は今年の種撒き待ち。
マリーゴールドは、とあるクソ暑い夏の日に滅びた(涙)。。



<土産>

3月にも載せたので、第二弾をやりたい(^^)。

●その1・仙台みやげ「支倉焼」

仙台の親戚が送ってくれた♪

仙台には美味しいお菓子が多く、常々そうしたお土産を頂いた中では、わりと最近のお菓子に思える(^^ゞ。

名の通り、支倉常長を記念して作られたお菓子のようで、中には由来書きも入ってる。

概略だけざっと(^^ゞ。
支倉穴右ェ門常長(ドン・フィリップ・フランシスコ・ファセクラ)は伊達政宗に抜擢され、1613年9月15日、ガレオン型黒船に日本人150人、南蛮人40人、イスパニアの神父ソテロを乗せて仙台領牡鹿半島月ノ浦を出港。2年後にローマに到着。盛大な入府式を経て、法王パウロ5世に謁見。
1620年(元和6年)8月26日帰朝。初めて太平洋を横断した、日本における東西交流の使として国史に名を残した。

西洋風まんじゅうといった感じで、中に入ってる白餡とちょっとバター風味のような味わいが混ざり、まさに西洋菓子と和菓子の合体が、支倉常長の名に相応しい。
お菓子屋さんの名は「ふじや千舟」さん。仙台市青葉区にある。

−−−−−−−−−−−−−−−−−(^。^)−−−−−−−−−−−−−−−−−

●その2・「沖縄みやげ

亭主が社員旅行で初めて沖縄に行った。
社員旅行なのに、一人でたくさん城跡(および城)巡りをし(笑)、お土産もゴッソリ買って来てくれたっ☆ミ

上左から、
「オリオン生(ドラフト)ビール」
「シークァーサーケーキ」

下左から、
「守礼の里(黒豚焼きみそ・豆腐よう・ミミンガーの佃煮)」
「紅いも薄皮まんじゅう」
「シークァーサーキャンディ」
「マンゴーキャンディ」
「粉黒糖」
中央の皿は、まんじゅうとケーキ。



<ガクアジサイ>

6月の終わりか7月だったか、お休みの日によく行く公園で可憐に咲いていたガクアジサイ。
あまりの色の美しさに近寄ると、枝分かれ部分に折れた跡が……(^_^;)。。
全部を切り取ってくるには大きな枝部分だったので、一部だけ手折って来てしまった(笑)。残りの部分は枯れちゃったかなぁ。。


ウチでもずいぶん長いこと咲いていた。
これも何本もあったわけではなく(笑)、角度を変えて何枚も撮ってるだけ(^^ゞ。

それにしても、アジサイの青色ってホント綺麗〜。


次回はいよいよ上州〜信州、真夏のリベンジツアーのレポ開始っ(^^)。

2005年05月03日
 
     






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