<2001年・城主のたわごと10月>




ドラマも(誰にも)止められなくなってきたが、

私も止まらなくなってます。




     
  時宗が止まらない(汗)。

すいません。どこかでどうにか折り合いを付けないと、戦国サイトから鎌倉サイトになってしまう(汗)。

さて昨日の時宗。
一体あの番組は、いつ「水戸黄門(一話完結モノ)」になったんでしょ(^^;)。いやむしろ、「大岡越前」かな。最後のお白州で、お奉行様みずから「種明かし」の全てを披露してしまう大胆さ!!

「高麗を攻めると言えば、反対意見によって皆が心をあわせる、という作戦でした」

そ、そ……それだけは言わないと思ってました(^^;)。はい、私の修業が足りなかったです。どうか許して下さい。

<解説その@>

ただ、それって、フツー言わなくない(^^;;)?(たぶん「大岡越前」でも、それを代弁して一同に聞かせる役は、側にいる他の誰かだと思います) 「はい、泰盛クン、よく引っ掛かりましたね。さすがは学級委員長!」って、お前は小学校の先生かよ。。


<解説そのA>

時宗って、もぉマジで頼綱のこと嫌ってません(^^;;)? いや、まあ、気持は全くわからないでもないけど(爆)、あれじゃ、まるで「囮」では……。だって「侍ドコロショシ」だとか言うのも、高麗出兵を打ち出した時宗に、唯一賛成したからってわけでしょ? まさか先生(お奉行さまでも何でもいいけど)、これも後で「お取り上げ」でしょうか(^^;;;)。


<解説そのB>

とか言って本音は、「高麗出兵してみたかった」だったりして(^^;;;)。でもみんなに反対された途端、「ヤラセだぴょ〜ん!」←おのれっ! 貴様それでも武士かっっ!


■結論■

いや〜、それにしても面白い! *我ながら壮絶な矛盾(^^;;;;)*

何であんなに面白いんでしょ。ここまで文句を言いながら、毎週欠かさず見る私って異常以外の何物でもないんでしょうか。

強いて理由を言えば……あんなに突っ込ませてくれる番組が、今は皆無だから。今になって「時頼殺しの犯人は桔梗!」「やっぱり桐子は足利家の娘!」。

ここまで大見得切って「お約束」をやってくれるドラマって、今、ホッントに無いです!

必ずラスト付近で、「視聴者の裏をかいてやろう」みたいな下心がチラついたり、蛇がトグロを巻くような構成に満ちてたり、逆に、ヒネリ全くナシの筋に特殊知識だけで加工されたオタクウケ狙い物とか……。子供にストレートな面白さを伝えるドラマって、今ホンット絶滅してます。

がんばれ!「時宗」!
最終回でクビライに「なぜ日本を攻めたか……時宗と心から打ち溶け合いたかったからっ(核爆)」とか言わせれば、もぉ百点満点だっ!

「そのために死んだ人はどうなる」とかいう突っ込みは、一切入れてはならないドラマだと、心から悟りました(^^;)。はい。 *合掌*

2001年10月1日
 
     




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