<2001年・城主のたわごと7月>




去年の今頃は、信州旅行で盛り上がっていたなぁ。

さて、今年は一体、どうなるのだろう。




     
  ああ〜、夏になってしまったぁ。頭が固まる。PCも固まる。体は溶ける(*_*)。

私は夏が苦手である。こたつの季節か、せいぜいかたつむりの季節までが、(トロイ)私の(それでも少しは)動ける時期である。

今年は暑くなるのがヤケに早かった。梅雨がダラダラと長引く年は結構あるが、6月からカッと暑くなってしまうなんて、滅多にナイって気もする。

さて、前回ちょっと書いた自動車の話題。前回「つづく」とは言わなかったが、ちょっと続けネタ(^_^;)。

富浦には未だ行けてない(爆)。まずもって千葉県は縦(南北)に長い。地図で見ると、埼玉、東京、神奈川が入ってしまうほどの距離がある。南総方面に行ける(里見氏の史跡巡りが出来る)ためには、高速道路に乗らねばおぼつかない。

ゆえに、まずもって主人のテーマは「高速道路に乗る」←コレであった。最初は大変だとよく聞く。何が大変なのかよく知らなかったが、大変である以上、練習をしようという事になった。

聞く所によると料金を取られない区間があるらしい。そこが練習するには最適だとも聞いた。

が、しかし、そこに至るまでの道路というのも甚だ不案内である。16号線を南下する過程はスイスイだったが、イザ一度他の道に入るとなると間違えたりなんかして(^_^;)、いろいろ迷いながらやっと入った道路で渋滞に会ったりもして(^_^;;)、ようよう辿り着いた高速にイザ乗ろうとするやわき道に行っちゃったりして(^_^;;;)、元に戻ろうとしたら道がわからなくなってさんざん迷ったりなんかもして(^_^;;;;)、もぉいろいろやりながら夜、やっと再び高速の入り口に到達。

こんな事をやってる内に、何処かに何時かは行けるだろう。

さて地図で見ると、少し走った所にサービスエリアがある。もぉ夜中になりつつあるので、「ここで一先ず休憩して、その先で降りようか(^_^;)」と話は決まった。

さて乗った→アクセルを踏む→前方の標識に「P」→脇道に入る→至るサービスエリア駐車場。

「こ……これだけ(^_^;;;;)?」

ほとんど「あっという間」だった。しかも……日頃のスピードとほとんど差は無いような感じもする。

「予定変更(^_^;)。もうちょっと行こう」という事になり、そのままちょっと行ったら、もう先に高速のナイ地点(爆)。木更津南まで行ってしまった(汗)。富浦に行くなら、高速はここまでで終わりである。

しかしもう夜中である。仕方なく降りてグルッと廻って折り返し高速に乗る。又してもわりとすぐに目的のインターに到達。「か、帰って来ちゃったね(^_^;)」。

そこで高速を降りたつもりがいつの間にか又乗ってしまったりして(汗)、元にも戻れぬから料金を払わされたりなんかして、全然違う所までドンドン行かされて焦ったりもしたが、これまた折り返して戻るとわりとすぐに戻れたりなんかして、まあとにかく帰って来られた。やれやれ。

「高速教習終わり、次は富浦(^_^;)」。話は何となくこんな具合になっている。

まあ、こんな事をやってる内に、何処かに何時かは行けるものだ。

矢先、主人が新しく務め始めた会社で早速の「海外出張」令が出た(^_^;;)。

実はパスポートの期限が切れている。前の会社では国内なら渋々出てやったもんだが、海外となると暇な誰かに押し付ければ済んだからである(爆)。まあだが、入って早々そんなワケにもいくまい。さ〜て戸籍抄本を取らねばならぬが、これがまた、前住んでた目黒まで行かねば取れない。「今度は、首都高ってのも乗ってみようか(^_^;)」と主人。

又ぞろ乗り口で迷ったりなんかして(^_^;)、入った途端逆ルートだったりもして(^_^;;)、慌てて降りて地図を見たら「あら、ヤダ、逆からも行けたわね(^_^;;;)」なんて言ったりして、でもまあ何とか乗ったら大渋滞だったりして(^_^;;;;)、結局役所の時間に間に合わなかったりして(^_^;;;;;)、でも帰りは案外スイスイだった。

三軒茶屋から乗って、きゃあきゃあ言うような急カーブをやってる内に左手に東京タワー、又しても路線を間違えないように二人できゃあきゃあ言いながらレインボーブリッジを渡る。「おおお〜(*o*)! ネオンが飛んでくぅ〜!」なんて多少は感動したりしてこの日は帰宅。

が、申請が間に合わなかった以上、再び挑戦。どんな道路もそうだが、最初は迷ってさんざん焦ったわりに、二度目というのはわりと何て事は無い。最初はきゃあきゃあ言ったレインボーブリッジも、二度目は「橋超えたね〜」「うん、超えた」←これだけ(^_^;)。

「首都高教習も終わり、次は大山(神奈川県伊勢原)あたりに行ってみようか」。話は再びこんな具合になっている。

こんな事をやってる内に、きっとそのうち何処かに何時かは行けるだろう。

主人は言う。「あと東名高速と、そうだ、信越方面に行くなら関越自動車道にも乗らないとね、それから……」

むろん高速教習ばっかりやってても現地に行けなければ意味がないのだが(爆)、道路は比較的よく使うルートから慣れて行くしかないから仕方ない。うんうん。

また、私は思うのである。例えばどっかに旅行に行ったりして、主人が一人でエンエン運転するのは大変だろうから、自分も運転できるようになって交代できるといいんじゃないかな、なんて。

ところが免許取得以来、17年間もペーパードライバーだった私は、まず教習場に通いなおす所からやらなければならない。

自動車学校を卒業したのが大学卒業とほとんど同時……つまり春で、それから就職して時間が無くなり、やっと夏休みにペーパーテストに受かった頃には、私はすっかり運転が出来なくなっていた(爆)。

こんな事を考えると、わりと長めに通って慣れた方がいいだろうし、そうなると、かなり充分な資金が無いとならない。中途半端だと途中で通えなくなり、又々しばらく間が空いたりなんかして、やはりすっかり運転を忘れてしまうからである(爆)。

主人が転職活動をしていたつい最近まで、我家は貧乏をやっていた。ようやく新しい会社に入れて、これから徐々にマイナスをカバー出来そうになった。そろそろ来月あたりから通っても良さそうな経済状況ではある。

が、その矢先、このトロけるような夏がやってきてしまった(*o*)。暑さも問題だが、来月と言えば夏休みである。学生が殺到して自動車学校は満員御礼状態に突入する。通学開始は秋にした方が無難に思えてきた。

また、主人を見ていると、さらにトロイ私が現在の主人のレベルになるまでにはきっと倍の時間……おそらく半年ぐらいはかかる気がする(ウンザリ)。すると、私が高速に乗ったりする。主人がその後の「知らない道」をウロウロしてそれなりの目的地に辿り着けるまでになるには、さらにあと半年ほどはかかるのだろう(汗)。

でもこんな事をやってる内に、そのうちきっときっと、何処かに何時かは行けるだろう。

2001年7月10日
 
     




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