<2001年・城主のたわごと3月>



春ですなぁ〜。春と言えば祭りっ!

株価も低迷する春、それは風雲の幕開け!(笑)




     
 

「信州旅行編」は又してもサボリ。

さて、今年も「石和川中島合戦戦国絵巻」が近付いて参った。心なしか言葉遣いが何とのぅ武士っぽくなってしまうそれがし、いつもの通りのこたつ城主のつもりでござる。うぉっほん。

今年はナント(゚.゚)、8月ごろからこの話が出てはいた。もっと前、5〜6月ごろからこの件に絡んでメールをいただく事などもあったが、実の所、「そんな先の話を今から(^_^;)」というのが実感だった。しかしあれも「10人集めろ」という規定がある以上、場合によっては一年がかりで準備する必要ぐらいあるかもしれない。

でもまあ、私としては、「来年も人が集まったら行こうかな」ぐらいな気分だった。何と言っても、ウチは主人次第。それにどちらかと言えば、旅行とか史跡めぐりとか温泉とか、そういう話が好きだから、それに絡んで祭りの話をするのも楽しいな(^O^)! というのが正直な所だった。

だから人を集めるのにヤキモキするよりは、日頃メール交換してる人と「石和川中島合戦のコーナー見ましたよ!」なんて話から始まって、何処どこに行ったら何があった、とか、川中島と言えば武田ですな、なんていう、まあ城主が日頃やってるバカ話の延長線が8月ごろの段階だった。

そろそろ何とかした方がいいのかな(^_^;)、という気分になったのは、10月ごろ。そう半年前。この話が出るたびに、何となく「年末ぐらいまでには参加するかどうかだけでも決める」と、ほうぼうに約束してしまったのだが、毎年12月になるとわりと忙しいので、そうなる前に何か話を進めた方がいいのかな……と思った。

この時点でボンヤリと、一緒に行くかも、と思ってた人が4〜5人ぐらい、その後加わって8人ぐらい、まあでも、来年はだいたい行けるんじゃないかな、という感じのうちに忙しくなり、お正月を迎えてしまったぁぁぁ〜(TOT)。

さて今年。
そろそろ、そろそろ……と言いながら遅れ、1月末ごろようやく皆さんにメールをお出ししたが、そのために石和町役場に連絡してみても、いかにも「早すぎて何にも決まってません」という調子。話にも何にもならない。

ノンビリとしてる内に、2月。そして参加の人は一人二人と増えていき、いつのまにか15人!(爆)

2月末には申し込みをし、3月に入ってから町役場からは、前から聞いてた「ご連絡」というのが、やっと来た。

これ、1月から何度も聞いていて、あっちから「連絡します」とか言っといて、電話とか郵送とか来た事は一度もないんで、あんまりアテにもしていなかった。

それがようやく来た。中を見ると「予想を上まわるグループの申し込みがあったので、抽選した」と書いてあるではないか(゚.゚)。

おいおい。それは無いだろう。そういう事なら最初から「出られないかもしれませんよ」ぐらい言っといてくれれば良いのに……。

まあ、こういうセリフは私みたいにあんまりマジメにやって来なかった人間が言うと、今イチ重みが足りなかったりするんだが、参加者の中には一年がかりで準備してきた人だっているだろうに……ブツブツ。

聞く所によると、この手の対応は毎年のことでもあるらしい。確かにいつ予想もつかぬ大規模な団体が来るのかわからぬのに、常に備えなければならぬ機関としては、いろいろ気も揉めよう。が、毎年の事なのだからこそ、もう少し対応手段が練れていて然るべきではなかろうか。

しかしこれは、もしかしたら来年になっても再来年になっても、この調子かもしれない。

実は、何度も何度もやりとりしてきた感触で、城主はいろんな想像をしてしまっている。

そりゃー、山梨と言えば信玄、信玄と言えば山梨っつーぐらいの土地柄だから、信玄にちなんだ祭りとなると、下手すりゃ市政一個ぐらい傾いたって、どこ吹く風って所なんだが、フツーだったらだいたい次のような図があって然るべきなのである。

<ある市役所(or町役場)にて>

職員A

「さあ〜、今年もいよいよ祭りが近付いて来たぞ〜! 皆の衆、ハッスル(←この語感で、ちょっと年齢がバレる)してくれぇ〜!」
職員B

「全くよぉ、ブツブツ。こんな祭り始めてくれたお蔭で、この季節にはいつも家に帰れないんだよなぁ」
職員A

「ぶつくさ言うな。この祭りも有名になってきたからな。今年は参加者も全国から……」
職員B


「有名になったおかげで、ワケのわからん連中(私(^_^;)?)がやたらと来るようになったし、だいたい、この祭りって有名になっただけで、その分の帳尻合ってないッスよねぇ」
職員A

「今は不況だから泊まり客も少ないけど、その内この祭りのお蔭で、全国から大勢の観光客が集まって……」
職員B
「それって、もうバブル前から言ってますよね〜」
職員A
「……」

な〜んて事があるんだろうなぁ。だから同じお役所とか祭りの実行委員会とかでも、電話に出る人とか、その時の内部の揉め具合によって、「もう、どんどん来て下さいネ」になったり、「用があれば、こっちから連絡しますから」みたいな牽制球になったりする。

ぐふふふ(=^m^=)。

例えばこの想像図を、一家庭に当てはめると……。↓

<ある家庭にて>

兵士A
「さあ〜、今年も……(以下「職員A」と同文)」


「ちょっとぉ〜、子供が生まれたら、春にはお花見ツアーに行くって約束じゃなかったの?!」
兵士A

「あれは、女の子が生まれた場合の話で、男子たる者、親の出陣の様を見て育てば、ゆくゆくは立派な武士に……」


「祭りは見に行くだけにしてよ! 毎年この季節になると、どっかに行ったっきり帰って来ないでしょ!」
兵士A

「いや……それは、去年の祭りを見てると、あそこの部分をこういう風に工夫した方がイイという話になって……」
「わかったわ。これから私、春は毎年実家に帰ってますから」
兵士A
「……」

春というのに、いずこもお寒いことですな〜(^^;)。ひゅるる〜っ♪

2001年3月20日

 
     







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