<2000年・城主のたわごと2月>




又しても、HP奮闘記の続き。

他に書くことナイんだろうか(^_^;)。





     
 

使い始めてみると、Dreamweaver様もなかなかイイ(と言うか、他のソフトを知らない)。ライブラリとか、スタイルとか、ビヘイビアとか、タイムラインなんていうような、物凄いのかもしれないけど、使い方がよくわからないから使ってない機能は、きっと使える人が使えば、やはり何かが物凄いのだろう(^_^;)。

私的には、画像とかテーブルとか、ラインやフォントの指定などが、簡単にきめ細かく指示できる所が良い。あと、ローカルサイト内のコンテンツの入れ替え作業などすると、リンクしてる画像や他のコンテンツまで、きれいに入れ替わってくれて、なかなか便利に思える。しかしこの辺も、別のソフトを知らないから、何がイイのかよくわからない。別のソフトでも、当たり前に出来ることばかりかもしれない(^_^;)。

聞く所によると、ビルダー3という商品が、わりと使い勝手がイイらしい。まあしかし、HTMLを思うままに書き替えられるというのは、こういう意味か。なるほど自由度が高い……なんて、それなりに感心しはじめたころである。

それはHPを立ち上げて、早くも更新に行き詰まっていた1月半ばだった。

FTPがブチ壊れた(-_-;)。

元々、どういうワケか、Dreamweaver様のを使うと、サーバーUPにエライ時間がかかるのだが、いちいち別のソフトを呼ぶのも面倒臭いので、何となくそのまま使用していたのである。

それが、何だか、いちいち聞いてくる(指示を仰ぐ)ようになった。次から聞いて来ないようにもセットできるんだが、聞いてくれないと困る局面もあるかもしれないから、その機能はハズさずにおいた。

すると、一コンテンツ上げるたびに、一画像上げるたびに、「あれはダメです」「これは用意が出来てません」というようなゴタクを並べて、サーバーに載せることを渋りはじめたのである。

頭が良すぎるんだろう。

アレを思いだしちゃったな……。「2001年、宇宙の旅」の「ハル9000」。←これは、宇宙船に積んである、高度な頭脳をもったコンピューターの名前なんだが、宇宙旅行の最中、とつぜん反乱を起こすのである。

HP運営とは、一種の宇宙旅行である。行ったら最後、滅多なことでは帰って来られない。だからこちらは、半ばソフト様の言うなりである。ご機嫌をとりつつ、その裏で着々と、再びオマケソフトのテストなんか試みて、いつ機能停止になってもいいように準備してしまう。

それがお気に召さなかったと見ゆる(-_-;)。Dreamweaver様は、ダダをこねはじめた。ローカルサイト内に、次々とゴミを作り始めたのである。元々、サーバー上におけるコンテンツを再現する機能(プレビューですな)があり、それを使用すると、なぜかローカル内にゴミを作って下さる御方ではいらしたのだが、その数が増えた(-_-;)。これはたぶん、バグだろう。しかし私には、何となく「ハル9000」的なバグに見えた。

そんなある日、ついに私はやってしまった。ゴミを消去したつもりで、コンテンツを消してしまった。

しかも、日頃、整理整頓をめったにしない私が、その日は、ハルの呪いのせいだったのか、何となくゴミ箱を空にしてしまったのである。しかも、かなり自信たっぷりに……。

結局、私は映画の主人公よろしく、Dreamweaver様には、サーバー内出入禁止処分を下した。おまえは、ただのコンテンツ製作ソフトをやっておればヨロシイ。FTPなんて、原始的な機能があれば充分だ。電話線がつながればいいんだから。

ゴミはこれからも注意深く消してやろう。おまえとともに旅に出た私にも責任がある。いや、一時の感情で、おまえと結婚したのが間違いだったのかもしれない。しかし、離婚は大変な労力がかかる。今さら他の伴侶を探すのも面倒臭い。

そうこうするうちに、何故かゴミは増えなくなった。元どおりの量になった……という言い方が正しい。私は勝った。原因を調べるのなんか面倒臭いから、私の精神力の勝利という事にしておこう。

かくして、私とDreamweaver様のアヤシイ旅は続いているのである。

2000年2月15日

 
     




案ずるより生むが易しとよく言うけれど、

それは、生めたから言えるセリフなんですね(^_^;)。




     
 

前回の、「HP奮闘記」の続き。

とにかく、まず、私は、必死にマニュアルを読んだ。言いたくないが、マニュアルというものは、人に何かを理解させるために存るのではなく、出来るだけ混乱させるためにある。だから、読めば読むほどわからなくなる。

しかし、本代払っただけの元を取りたくて、何とか理解しようと、パソコンに何かやらせてみたりもするのだが、だいたいの所、書いてある通りにソフトが出来ていない事だけはよくわかった。バグか何かあるのか、説明が足りないのか。だとしたら、ニューバージョンをダウンロードしたりすれば解決するのかもしれないが、私はもう、Dreamweaver様のお手伝いをする事に、ようやく嫌気がさしてきた。

とにかく、画面が一色というワケにも行かないんじゃないか……などと気になりはじめ、とりあえず、素材集サイトに出掛けてみる。壁紙さえ貼れば、何とか見た目をごまかせるに違いない。あと、だいたい題名が入って、絵が入って……とにかく見た事があるような、何かになればいいや。とにかく表紙が出来れば……。

で、私は、HP作成入門サイトに出掛け、そこに書いてあるHTMLをコピーして、自分のコンテンツに貼っつけてみた。トップページにあるメニューは、それ(テーブルタグ)を伸ばしたり縮めたりしている間に出来てしまった。要するに縦横を指定すればいいんじゃないかな。色も塗らねばならない。fontも指定せねば……。リンクも、何か書けばどうにか繋がるんだろう。

気付いた時、私は、せっせとタグを書いていた(-_-;)。

ああっっ! 何という事だぁ〜!! 何のためのHPソフトなのだ。

マニュアル読んでた1ヶ月って、一体何だったんだろう。 *遠い目*

でも、Dreamweaverを理解するよりは、自分でタグを書き上げる方が、遥かに簡単だって事だけはわかった。これは、PhotoShopを何とか駆使して、ものスゴイ絵を描こうと夢見た結果、結局、ヘタクソな手書きの絵をスキャンした方が遥かにデキが良い……というのと大変に似ている。

でも、イラストだってHPだって、出来ればいいのだ。私はPhotoShop様やDreamweaver様のご機嫌を取るために生まれてきたんじゃない。作りたいものが自分のイメージに近い状態で出来れば……そうそう、終り良ければすべて良し、と言うではないか(^_^;)。

そういうワケで、私は未だにHPソフトの使い方を、よく知らないままなのである(-_-;)。

2000年2月1日

 
     







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