「自分のHPを持とう!」と決意したのは、去年の2月だが、その後の実際行動として、私はかなり緩慢な日々をおくってしまった。HPの方向性が定まらない……というのは実は嘘で、けっこう最初の内から「戦国したいかも〜」という甘い誘惑が、私の中にあるにはあった(^_^;)。
しかし障害は意外な所にあった。すなわち、ウチのWindowsマシンは、ハズカシながら、去年8月まで、16Mがメモリ許容限界だったのである。「なんつー骨董品を……」と、友人に笑われて悔しい思いをしたこともあった。貧乏とは辛いものである(;_;)。
16Mの悲しさの内訳には、人様のHPを見ている最中にPCが何度も死んでしまう……という事態も多いに含まれる。つまり私は、画像が中心のデザイナー様やイラストレーター様のサイトには、ほとんど行けずに日々を過ごさざるを得なかったのである。
そこへもって、さらに我が家にあったHPソフトは、なぜかDreamweaverだったのである。これは、悲惨なほどメモリを食うソフトである。すなわち、ソフトを立ち上げただけでPCが死ぬのである。
だから、お仕事で、「画像データを、あなたのHP上にUPして下さい」なんて、軽〜いノリで依頼された日には、せっかく良いソフトがあるにもかかわらず、結局Windowsおまけソフト(FrontPageとFTPエクスプローラー)を使わざるを得なかった。
指定されたのは、BMPファイル。ひじょーにデカイ。転送する間じゅう、「どうか途中で、ブッチギレませんように」なんて、パソ様に手を合わせて、私は40分間も静止状態を続けたのだ!(むろん、およそ必然性に乏しい振るまいである)
で、8月に、晴れてGatewayを買った。「おおっ! 早い! おおおっっ! 死なない!」(←当たり前)。我が家はやっと、文明開化の日を迎えた(;_;)。
さて、これでようやく、Dreamweaver様の出番である(^^)。何がイイって、HPソフトがあれば、タグとやらを自分で書かなくても良いらしい。うむ、世間はようやく私の(低い)レベルに追い付いてきてくれたようだ、よしよし。
そこで、今までは買っても虚しいだけだから買わなかった「Dreamweaverマニュアル本」を、私はイソイソと買いに出掛けた。これさえあれば、きっと、何も勉強せずにHPが作れるに決まっているのだ!!
そしてマニュアルを開いた。ワクワク(^^)。
1P目に曰く、
「これさえあれば、HTMLが思いのままに書ける!!」
え(゚.゚)。「思いのままに、
書ける」?
ちょ……ちょっと待って。そ、それは書かなくてもいいんじゃないの?
何か約束が違わない?(←誰が、そんな約束をしたんだ?)
しかし約束は違ってなかった。直に書かなくてもいいのであって……、
HTMLの知識が無くてもいいとは、
誰も言ってはいないのである。
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かくして……(-_-;)、私の格闘の日々は始まったのである。(いつの日かに→)<つづく>
2000年1月29日