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その1、「石田三成ティーセット」
やっぱりアレですね。最初に出て来るのが「抹茶アイス」。次に出すのが「アイスティー」。……で、締めは熱〜いドリンク。紅茶とかでもいいけど、私としては、ここはやはり、抹茶とお菓子のセットにしたいです。(お菓子が干し柿だったりなんかしてね(^_^;))。
<逸話>
長浜城主だったころの秀吉が、鷹狩りの帰りに立ち寄った寺で、「喉が乾いた。茶を所望じゃ」と呼ばわった。すると、当時、寺の小坊主だった(あるいは寺男か寺小姓だったのか?)佐吉という少年が、茶を入れて登場する。
佐吉は秀吉の渇きを癒すために、わざとぬるめの茶をたて、大き目の茶碗にたっぷりと入れて差し出した。秀吉はそれをいっきに飲み干し、「さらにもう一杯」と所望する。佐吉は、次は少し熱めの茶を、先ほどの半分ぐらいの量で差し出した。秀吉がさらに所望すると、最後に出てきたのは、小さい茶碗に、ほんの少しの量で、舌が焼けるほど熱い茶だった。
喉の乾きを癒すのに、大変に気のきいた茶の勧め方であった。秀吉は、自身が、おのれの懐で信長の草履を温めた、などのエピソードの持ち主であるから、こういう佐吉が気に入ったのだろう。これを機に秀吉に取り立てられた佐吉が、後の石田三成である。
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