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<久住さま
[関東] 2000/04/26(Wed) 13:42 25/100>
>鉄砲を主武器にしたとは考えていない
先に言われてしまいました。まったく同感です。
ただ、当時、「鉄砲による大勝利」と宣伝したのは、
他ならぬ信長だったと考えます。(上杉謙信にも誇らしげに
手紙を出しているようで)近江,堺を押さえた以上、
大量の鉄砲を使用できるのは自分だけですから、
日本全国に「天下を取るのは織田信長」と思わせることで、
地方の小領主たちの動揺を誘ったのは、後の経過にみる通り
だと思います。(統制の取れていた北条の関東でさえ、
武田の滅亡時にはかなり動揺したみたいです)
<こたつ城主 [関東]
2000/04/26(Wed) 14:28>
>具合 悪佐守さま
>某、東海乾坤記、全部読んだぞよ。面白かったぞよ。
>まだ、続くのかえ。楽しみな事じゃ。
残り3話です。いよいよクライマックスなんで、まだまだお楽しみに〜(^^)。
>さすがは小説家殿、文章が上手いわい。戦闘シーンなど
>臨場感が高く感心致した。
本当ですよね〜。攻撃は最大の防御。制約ある状況をどう活かすか。同じ人数をどう使うか……。サッカーの試合を思い出しますね。監督の腕のふるい所(^^)。
登場人物の考えが、どういう理由で変化していくのか……。これを描き、しかも、わからせるのって、結構ムズカシイんですよね(^_^;)。自分では書いてるつもりでも、読者に伝わってない事が多くて……。また逆に、くどくど書きすぎて、ウンザリされちゃったり……。読者がどの辺りから付いて来なくなるのか、これは私も小説を書くので、本当に課題です。
>的を何人かに絞り、後は個々の章で触れるくらいにして、
>メリハリを着けた方が登場人物が活きる気が致すが…。
例えば、東海乾坤記の場合、誰に焦点を絞れば良かったと思いますか? 私は、どうせ出すなら、冒頭から真田昌幸を出しておいた方が良かったんじゃないか、と思っているのですが……。
>軽軽に、人を死なすのを面白ろ可笑しで書くのは、
>小説家の個人の有り方として、お考えあるべし。
面白ろ可笑しく書いているとは思いませんが(^_^;)、戦争も小説も、人の生命を扱う以上、簡単に考えてはならぬと思います。特に作り物の世界は、簡単に殺傷を行える錯覚をしがちの部分は否めませんね。(作者も読者も)
>突破されれば、後ろの丘から降りて行って追い返せば
>良いのでは…。なにせ、兵は多いので御座る。
う〜ん、私の知る限り、単純に総勢で、織田が35,000(一方、武田が15,000)。その中で、一部隊ごと40〜50人編成というのは、手堅くはあるが、逆に大部隊編成。やりくりが大変そう。
城などの建物に頼らぬ分、各隊の司揮官能力だけに頼りがちで、つまり隊ごとに白黒ハッキリ出やすく、突き崩されれば、隣の隊が補わねばならぬ……という、野戦においては、ちょっとマズイ型にハマッてしまいます。そうなると、むしろ柵が邪魔で、織田方は自ら、せっかく作った柵を自分で蹴倒して助け合わなければならず、これでは兵士に、「まったく、こんなモン作らせるから……ブーブーブー」というストレスが、主への不信感に繋がりやすく、戦ムードがバッドになるでやんす〜(^_^;)。
もっとも、前回仰せのごとく、こんなシチ面倒臭いやり方しなくても、織田方、圧倒的に有利な状況で、普通に戦っても勝てるんじゃないかなぁ、と思うんですがね(^_^;)。
<こたつ城主 [関東]
2000/04/26(Wed) 14:29>
>甲斐の虎さま
>太向義明氏の『長篠の合戦』(山梨日日新聞社刊)
>なにしろ図書館にすら無い。注文してもあるかどうか……
国会図書館でもダメ? あ、「地球外」にお住まいでしたっけ(^_^;)。
>拙者、信長が鉄砲を主武器にしたとは考えていない。
>ついでにいうと武田軍が突撃した、というのも嘘ではないか
>とすら思っておる。ま、理由は追い追い明かしていきましょう。
ふむふむ(^^)。面白くなってきた。私も、武田軍突撃、ちょっと「嘘っぽ〜い」と思ってきたです。楽しみに待ってま〜す♪
>「大要は切り捨て」とある。鉄砲を借りた礼なのに鉄砲で
>討ち取ったのではなく、「切り捨てた」というのじゃ。
これは、「四郎の首は未だ見ず候」である以上、追撃戦においての働き、と受け取れるのでは? ただ、気になるとしたら、「仕留めた」ではなく「切り捨てた」という表現かな?
手柄を得るために積極的に討ったというより、「斬り防いだ」という具合にも受け取れますからね。しかし、「河」っつーのは、どこの河だ(^_^;)?
<こたつ城主 [関東]
2000/04/26(Wed) 14:32>
>天陽さま
>「男性は人を書くのが苦手、女性は上手い」
>しかし、場数を踏めば、なんとかなることが判明しました。
言われてみれば、私、女ですが(^_^;)、逆に、状況説明とか下手です。男性はこれが上手ですよね。やっぱ男性は、外側から攻めるのが得意で、女性は内側から埋める事を、それぞれ先に覚えがちなんでしょうかね。
東海乾坤記については、テーマは貫かれてますが、人物設定に途中から変更がある点は否めませんね。ま、その点は、ネット小説は、いつでも変更可能、という良さがあると私は気軽に受け止めてます(^_^;)。
>人を死なす時せめて読む人の印象に残してやることが、
>偉大な英霊たちへの懺悔かなと思っています。
死なす時に限らず、印象に残りにくい人々を、より色鮮やかに人の心に残せる事が、歴史小説の面白さだと思います。そのために、これからも、どんどん史上人物を発掘し続けて下さいませ(^^)。
<こたつ城主 [関東]
2000/04/26(Wed) 14:45>
題名:キャアァァ〜、レスが追い付いてな〜い(^_^;)。
皆様、ご来場、まことにありがとうございます。トロトロ、電話とかしながら書いてたら、二件追い付かれてしまったですぅぅ。すいませ〜ん。
>具合 悪佐守さま
>面白おかしは少しく言葉が悪かったようじゃ。
>お許し下され。
ああああ〜、すいませ〜ん。そうとは知らず、私も余計なレスを付けてしまったようです(^_^;)。どうか平にご容赦、お許しを〜。
>久住さま
>当時、「鉄砲による大勝利」と宣伝したのは、
>他ならぬ信長だったと考えます。(上杉謙信にも誇らしげに
>手紙を出しているようで)
ええっ! そうなの? 信長ちゃ〜ん(^_^;)!
>近江,堺を押さえた以上、大量の鉄砲を使用できるのは
>自分だけですから、日本全国に「天下を取るのは織田信長」
>と思わせることで、地方の小領主たちの動揺を誘った
なるほど(^_^;)。ワタシャ、てっきり↓
信長「誰だ! 鉄砲なら勝てると言ったのは!」
他の武将「全然使い物にならなかったゾ!」プンプン!
光秀「申し訳もこれなく……」
信長「金柑頭! お前か! そこへ直れ!」ビシッ!ビシッ!
↑かと思っただよ(^_^;)。んで↓
鉄砲奉行「リストラかな、こりゃ(-_-;)」
鉄砲鍛冶衆たち「こうなったら、宣伝しまくるぞ〜!」
以来、長篠合戦は、「鉄砲の勝利」という事になった。<完>
<具合 悪佐守さま
[関東] 2000/04/26(Wed) 16:54>
久住殿
なるほど、宣伝の張本人は信長公に御座ったか。勉強になり申した。これからも教えてくだされ。
城主殿
50人程度の隊に編成されるのは足軽のみに御座る。足軽と武士の扱いはまったく異なり申す。大名が雇っていて、お貸し具足を着た足軽は、元々、弓、槍、石礫、鉄砲等の兵科ごとに足軽大将に率いられて、武士たちが布陣している前で、敵を牽制する為に行動するので御座る。
武士は、御使番などの役についている者以外は、備え(部隊)に配属されるか、馬廻り、旗本として大将の側にいるか、遊軍として控えているかしており、それぞれの部隊の人数も大人数で作戦によって、一定しており申さず。
従って、ご指摘のごとくごちゃごちゃするのは足軽隊のみで御座る。
そして、足軽鉄砲組を最前列に諸所に配置すると言う点では、普通の野戦に於ける配置とまったく同じで御座る。試みに陣形の図などご覧になって下され(^^;。各備えは大きく武士と武士が個人で率いる家来ばかり、その前の方に槍衾を作っていたり、鉄砲を構えているのがお先手組の足軽諸隊に御座る。決して全軍を50人で分けると申して居るのでは御座らぬ。あくまで、当時の戦法に則って申しており申す。お間違えの無き様にm(')m
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