質問5-14


	質問<五> あなたの領地は、ぶじ隣国大名によって安堵されました。しかし安心も束の間、天下に届くと思われてきた、その隣国大名がとつぜん横死します。そのとばっちりで、当然のことながら、守護代の軍勢が大挙して押し寄せてきました。これからの世の中は、石高が高いとか交通の要衝にあるとかだけが、他国に侵略される条件ではなくなってきました。今まさに天下統一の時代。侵略戦争が全国に広がっているのです。あなたは応戦しなくてはなりません。その戦術の要は？


	名目は防衛ではあるが、守護代勢力に逆らった以上、追い払うだけでなく、これを機にむしろその国に攻め入る。攻撃は最大の防御である。


	防戦だけに努める。こっぴどく追い払えば、再び攻めて来ない可能性もある。何しろ自分の親類縁者もまだ居る土地なのだ。同族相争うのは後々のためにならない。