<武田勝頼>
さん
より、一言
     



     
  仕事で忙しすぎる人は、過労で病気になる。騒がれすぎる芸能人は、つい並みの日常を望む。贅沢な悩みとわかっていても、重責の地位に就いた者には重圧である。普通の者なら、激流に呑みこまれ一人置き去りにされれば傷つく。

だが苛酷な重圧が、時には必要なこともある。それを切り抜けた者でないと、結局分からないこともある。ほどほどやそこそこでは、到底成し得ないことがいくらでもある。

逃げたりせずに、柱を強化せよ。新しいアイデアやふだん以上の努力、外部からの助けが必要だが、従順で人に喜ばれる性格によって、願いごとは通る。多少打算的な手段をとることも、いまの状況ならば許される。ためらうことなく、必要な手を打つこと。

老境に達してから、やりすぎて転倒したり時代に取り残されないように、人生に活力を取り戻す必要がある。惰性や悪い習慣で生きている日常から抜け出すことである。
 
     




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