<戦国時代年表>

ご活用いただければ幸いです。

だんだん内容を濃くしていく所存ですので、どうかよろしく。


1、<応仁の乱〜早雲台頭>

2000/03/07改訂
(年代がはっきりしない時に「?」を入れます。
西暦
年号
天皇
出来事

1467

応仁
1
後土御門
〜1477 応仁の乱起る。
(細川勝元(東軍)×山名持豊(西軍)、両党まず激戦、京都市)

 
足利義視、伊勢に逃れ、翌年叡山に走る。  
音阿弥、没(観世元重、70)、清原業忠、没(59)  
雪舟入明  
応仁の乱により、南禅寺・相国寺・天竜寺等、諸大寺多く被災。  
宗貞秀、朝鮮と歳遣船を約す。  
史記抄(瑞仙)  
1468
2
関白以下京都の公家、乱を避けて地方の豪族に流寓。  
延寿類要(竹田昌慶)  
申楽縁起(金春禅竹=氏信)  
四季山水図(雪舟)  
1469
文明
1
九州探題渋川教直、朝鮮と歳遣船を約す。  
1470
2
南朝の遺臣、小倉宮の王子を奉じて紀伊に挙兵。  
桃井幸若丸、没(直詮、78、幸若舞創始者)  
日光輪王寺鉄多宝搭  
1471
3
古河公方成氏、堀越公方政知と伊豆三島に戦う  
本願寺兼寿(蓮如)越前吉崎道場を建設  
東常縁、宗祇に古今伝授す  
1472
4
京都に盗賊蜂起。  
近江坂本馬借一揆  
花鳥余情(兼良)  
武蔵竜穏寺再建(太田道真)  
1473
5
山名持豊、没(70、宗全)。細川勝元、没(44)。瑞溪周鳳、没(83)  
大内政弘、摂津に挙兵  
加賀一向一揆盛んとなる  
西湖図(文清)  
1474
6
義政、朝鮮に書を送り、明の勘合符を求め、これを取得  
1475
7
宗純(一休)大徳寺住持となる  
伊予宝厳寺一遍上人像  
1476
8
五十子の戦(山内上杉顕定×長尾景春、埼玉県本庄市)〜1477  
遣明使妙茂・慶瑜等発遣(明に銅銭・勘合符を求む)  
出雲能義郡土一揆  
室町行宮戦火に炎上し、古来の諸典籍を焼失  
竹林抄(宗祇)  
江戸青松寺創建(太田道灌)  
1477
9
応仁の乱漸く終り、諸将多く国に帰るが、京都焦土と化す。  
用土原の戦(長尾景春×太田道灌、埼玉県大里郡)  
塩売原の戦(長尾景春×太田道灌、群馬県勢多郡)  
江古田原・沼袋の戦(太田道灌×豊島泰経、東京都中野区)  
東寺領備中新見荘の農民、荘官に反抗  
君台観左右帳記(伝=能阿弥)  
1478
10
大内政弘、豊前・越前を侵し、これを領有  
鹿児島にて大学章句刊行(文明版大学、朱子の註刊行の初め)  
蒔絵師幸阿弥初代道長、没(71)  
1479
11
近畿に棟別銭を、越前に段銭を課す  
蓮如、山科本願寺を創立  
伏見般若三味院  
益田兼堯像(伝=雪舟)  
1480
12
斯波義良、越前に朝倉孝景を攻む  
〜1500 農民の疲弊甚だしく、連年各地に一揆起こる  
京都徳政一揆  
樵談治要・文明一統記(一条兼良)  
志野宗信、没(? 松雪軒、香道の祖)  
桃井直詮像(伝=土佐光信)
1481
13
田屋河原の戦(石黒光義×一向一揆、富山県東砺波郡)  
義政、勘合船を朝鮮に送り、大蔵経を求め、朝鮮応諾  
一条兼良、没(80、公卿学派)、一休宗純、没(88)、
小栗宗湛、没(69)
 
紀伊道成寺楼門  
報恩庵、一休和尚像
1482
14
明、幕府に大蔵経・薬剤贈呈  
〜1490 畠山義就、幕府に抗す  
足利義政、東山山荘慈照寺を建立  
1483
15
遣明使僧鹿苑寺の周発遣  
新百人一首(足利義尚)  
1484
16
寺家堂社の売却を禁ず  
京都土一揆  
1485
17
山城国一揆、自治を行う  
慈照寺東求堂  
芸阿弥、没(55)  
1486
18

上杉定正、太田道灌(55)を殺す

 
聖護院道興、東国を巡遊  
山水長巻(雪舟)  
1488
長亨
2
赤松政則、播磨・備前・美作を従う  
実蒔原の戦(扇谷上杉定正×山内上杉顕定、神奈川県伊勢原市)  
高尾城の戦(加賀一向一揆、守護富樫政親を滅ぼし、国中を制圧、金沢市)  
須賀谷原の戦(扇谷上杉定正、朝良×山内上杉顕定、憲房、埼玉県比企郡)  
高見原の戦(扇谷上杉定正、朝良×山内上杉顕定、憲房、埼玉県比企郡)  
希世霊彦、没(86)  
日親、没(82)  
1489
延徳
1
京都大火、2000戸焼失  
桃源端仙、没(60、百衲襖)  
義政、銀閣を完成(下層は書院造、上層は唐様)  
1490
2
足利義政、没(55)  
慈照寺、足利義政像  
山水図(岳翁)  
1491
3
深根城の戦(伊勢長氏(北条早雲)×関戸吉信、早雲が伊豆を占領、静岡県下田市)  
足利義視、没(53)、堀越公方、足利政友、没(57)  
1492
明応
1
続添鴻秘要妙(坂浄運)  
朝鮮国王、幕府に仏像・経文贈呈  
1493
2
遣明使僧寿発遣  
横川景三、没(65)  
近江油日神社本殿  
1494
3
東常緑、没(94)  
1495
4
北条早雲、大森藤頼を遂い、小田原城に入る  
新撰菟玖波集(宗祇)  
破墨山水図(雪舟)  
1496
5
日野富子、没(57)  
慧可断臂図(雪舟)  
表中の赤字は、PCで出ない文字なので、現段階では似た字を用いているだけです。
は、左の「言」が「王」。「」は、上に草冠がつくのが正しいです。