5ヶ月ぶりです。今回のご挨拶も連載で行きます(`・ω・)=3

本年もどうぞ宜しゅうお頼み申し上げますm(__)m<ペコ





     
  年も明けて、だいぶ経ちました(^_^;)。
一応、明けましておめでとうございます、を申し上げておきましょう。

まずは、元日に起こった能登半島地震
亡くなられた方々に、ご冥福をお祈り申し上げますと同時に、ご遺族の方々には心より哀悼の意を申し上げます。
被災者の方々には、心よりお見舞い申し上げますと同時に、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

さて、前回のご挨拶(2023/04/19〜10/17)の最後の登場から、ひぃふぅみぃ……5ヶ月ほど経過しましたか「・_・ )(「・_・)

今回、書き始めは2月だったんですが、きっと3月に入るだろうと、途中で壁紙を3月用のに替えてます(^_^;)ゞ

去年のは、予め「目次」を振ってしまったため、半年も連載となったので、今回はやめようかと思ったんですが、今回も一度で終わるのは無理なので、「下に続きます」と示す方がいいかなぁ、と思い直し、今回も一応、以下のような段取り書きを出しておきます。

@自民党裏金問題と能登地震
Aガザとウクライナの戦災
B性犯罪と冤罪と私人逮捕とフェイク
Cコロナと経済〜日本と世界
D近況(大河22年〜24年)

てわけで、今回(今年)も、前回(去年2023年)と同じく、続きは下に続けて綴ろうと思います。

時事刻々と事態は推移してますので、赤い字の題目が変化してゆくかもしれませんが(前回のご挨拶でもそうなりました(^_^;))、その場合は随時お付き合いの程宜しくお願いしますm(__)m<ペコリ

では、まずは、

【@自民党裏金問題と能登地震】

これですねー(>_<)。。
去年(2023年)は「秋に解散総選挙があるぞー」と言われながら、内閣支持率が低かったので、「今は出来ない」というムードでした。

それでも報道ベースでは、「今年中に解散がある!」と盛んに書き立てられ、その理由として、

「この先は良い材料に乏しく、さらに支持率が下がる可能性が強い」

というのが大筋の見立てでした。

中には「40議席減だが今ならまだそれで済む」
と具体的な数字(自民党調査ですかね、マスコミのより正確と言われてます)を上げての見立てもありました。

しかし党内に「この低支持率で解散なんて」と反発する議員も多かったと聞きます。
私の読んだ物だと、それが安倍派に多いように受け取れましたね(^_^;)。
「選挙に強くない若手」みたいな感じでしたが、その多くは安倍派に居ますからね(笑)。

11〜12月にかけて、「政治と金の問題」とハッキリ現況を言い当てるニュース記事もチラホラ出始めました。
一番早くそれを言ったのは、私の知る範囲では、政治ジャーナリストの田崎史郎でした(笑)。

スシローと呼ばれ、リベラル畑では評判が良くないんですけど(^_^;)、今回の裏金問題では、かなり自民党に否定的な事もハッキリ言い切ってます。

田崎氏は、安倍晋三現役総理時代までは、確かに自民ヨイショ野党ディス発言が多かったです。

次のスガ、岸田の初年あたりも、だいたい同じ路線でしたし、安倍の死去後も、統一教会問題なんかでは、かなり自民擁護的でした(「宗教に政治が立ち入れない」を連発してました)。

が、安倍の死の前から実は徐々に変化してたと言いますか……。
例えば、一時は安倍の後継者的に名を取り沙汰されていた、高市早苗について、生前の安倍晋三の苦言を元に、ひどく突き放した言い方をしてました(笑)。

安倍の苦言は、岸田に反旗しかけてる高市は次期総裁候補とか安倍派の仰ぐべき人材として不適切といった所でしたが、そもそも高市早苗って人は、安倍政権後、急に表社会に露出しだして、ネトウヨ界隈が大絶賛するような人でした(^_^;)。

高市応援派がいつから居るのかよく知りませんが、よく見るようになったのは、安倍の総理辞任後を受けたスガが一年で総理の座を追われ、代わって岸田が総裁選に再び名を上げた2021年秋で、彼女が総裁選に初参戦し、安倍晋三の応援を得たあたりが初端で、その頃「俄かに出来た一派」と断定する論も多く読みました。

安倍が総理を辞めた時期から、「限界ネトウヨ」なる言葉が、ネット上でも見られるようになりました。
それまで安倍マンセーしてた連中が、行き場を失って、米国トランプを応援し、陰謀論に踊り狂い、ウクライナ戦争が始まると、プーチンを支持し出したとw。

米国ではコロナ以降、Qアノンなる陰謀論集団が、反ワク運動を展開しながらトランプを支持して、議事堂襲撃を主犯してましたよね(^_^;)。

その一方、ロシアも、自国開発のワクチンより、ファイザーやモデルナと言った、米国を本拠とするワクチン製造会社の方が、世界で圧倒的に支持され、効果も上がってる事に対抗し、こういう反ワク陰謀論的なフェイク情報を世界じゅうに発信してます。

そういう流れの一端が、日本では、自民系高市早苗山本太郎れいわ新選組とか参政党といったミニ政党に……要するにカルトトンデモ陰謀論者の網に引っ掛かったんだな、という感じです(^_^;)。
(特にれいわ新はプーチン支持という非常にヤバイ方向にw)

つまり高市応援派なる動きは、要するにポスト安倍晋三であり、漂流するネトウヨ吸収材として、一時的に勃興したんじゃないかなーと。後から振り返って思うワケです。

田崎氏は、こうした限界ネトウヨ漂流ネトウヨと同じ括りに入る事は無かったと言えます(^_^A)。。
私も「スシローはネトウヨと心中する気がないんだな」と率直に思いました(笑)。

スシローの反撃wは、安倍の死後スグには表立って出ませんでしたが、さっきも言った、去年暮れの「解散(総選挙)」が取り沙汰された頃には、かなり腰を据えた言い方に変化し始め、特に、岸田政権にはちょくちょく冷淡な顔を見せ出した感じがします。

この色調は、田崎氏一人に限らず、ネット世論的にも「岸田=左翼」といった単純な仕分けで、ヤフコメとかX(旧ツイッター)によく見る「ネトウヨ」勢の世論にも顕われてました。

宏池会は党内左派だからな(特に清和会に比べて)」
と受け取れなくはありませんでしたが、どうもその温度差って、所謂ネトウヨの間でも同じ色合いを感じました。

何かと言うと、中国寄りだ〜創価とは手を切れ〜移民は排除〜と騒ぐアレです(大笑)。

実際には、安倍政権もドップリ中国寄りでしたし、岸田はウクライナ問題以降、むしろ中露に敵対姿勢を取ってるんですが、ネトウヨは安倍以外の勢力……中でも宏池会=「左」みたいな刷り込みの中で生きてますから(^_^;)。。<HanadaWillなんかがそう書くんでしょおか(汗)。。

だから田崎史郎も、世の中の右寄り反応から、自身の立ち位置も多少は決める所も無くは無かったのでしょう。ポジトークって奴ですね(^_^;)。

ただ、政治ジャーナリストの本性は、スシロー自身もちょくちょく述べる通り、「飯のネタ近くに身を置いて、出来る限り取材要因を確保する」事なんですよね。
政界に張り付いて取材してる人は、常に勝ち馬に乗り続けねば生き残れません。
成功要素が薄い人を見捨てるのは、当然の選択でしょう。

だから過去の政権没落に到った数々の事象に、だんだん岸田政権と自民党が嵌って来ている、少し距離を……といった冷徹な判断があるように見受けます。
実際、支持率が落ちる一方で、これまでのように底をついて持ち直す傾向が殆ど見られませんから(^_^;)。

今回の裏金問題が発覚したのは、これまでの文春砲などとは違い、神戸学院大学(法学部)の上脇博之教授の告発が発端でした。
訴えた先は東京地方検察庁、容疑は政治資金規正法違反で、不記載虚偽記載を調べ上げた結果です。

告発は2023年10月でした。
それで、早い段階から「この先は自民に良い材料が無い」として、「40議席減でも年内解散」の機会を岸田が謀り続けた……の文脈に繋がるわけです(^_^;)。

この時点で、「支持率が低いから」として解散に難色を示していた人達の名を、具体的には知りませんが、その後、実際に裏金問題が発覚して以降、自民党でこれまで通りの手法で押し通そうとし続けてる様子を見ると、見えて来るものがあります。

野党はいつまで騒いでるんだ
他に議論すべき事があるだろう
↑まず世論にこう思わせる事を狙う。

印象操作って奴ですね。
Dappi裁判で明らかになった通りです。
嘘をばら撒いて野党を貶めるやり方は、裁判での不利な判決結果を出された事で、ほぼ暴かれました。

又、この裁判では、黒塗りだらけの資料が提出されたり、裁判員に、「不正を行なった社員の社歴から、経営者が許可(指示)していた」とまで決め付けられ、会社の存在自体が誹謗中傷者だったとされても尚、問題社員の実名公表を拒否するなど、異常な振る舞いが目を引きました。

さらに、このDappi会社「ワンズクエスト」に、小渕優子が資金流入していた事が文春から報じられ、ここには岸田首相甘利明も代表幹部を務めた自民党ダミー会社と取引関係があった事が判ってます。

ただ、不正行為じたいは立証され、その黒い背景ごと知られるようになっても、Dappi的な手法は未だに自民に有利に響く傾向が残っており、それが「時間を引き延ばす内に世論が忘れてくれ、支持が元に戻る」という、摩訶不思議な現象です。

あげく、その行き先は、
「支持率が下がったままでも、投票率が落ちれば自民に有利
選挙に勝てば警察も検察も裁判所も怖くない
こうなるわけです。

これはすなわち、Dappi裁判で、「自民党自体がデマによって印象操作を行なっていた」とバレても、「印象操作される側が悪いと言っていれば、世間が通してくれる」と学習してしまったのに似てます。

つまり自民がどんなに悪い事をしても、それを倒す力があるのは検察裁判の判決じゃなかったからです。
自民が唯一恐れるのは、選挙で敗れる事です。

行政機構が加えようとした効力を無効化して来た、自民党議員の口吻が、「自分は国民に選ばれた、お前らはそうじゃない」というものだからです。

だから、去年までは「ココが政権存続の最低ライン」とされていた、いわゆる青木率を割り込む今になっても、岸田政権は存続し続けてます。
(※「青木率」=内閣支持率と自民党支持率の合計が50%を割ったら、政権は持たない→内閣を首相ごと替えるしかない)

かつては自民党の腐敗がゆえに支持率が落ちると、代わって非自民連立政権や民主党政権など、与党になり得る勢力がありましたが、今は野党が増え過ぎて、「一強多弱」すなわち、「自民×野党」の競り合いが全く成立してないからですね。

ただ敗れ切って政権を明け渡さないまでも、議席を減らす事は、一定程度の自民党議員にとっては恐怖なようです(笑)。

今回の裏金問題で広く知れ渡った如く、与党議員の座に居続ける事は、かようにまでオイシイからだったんですね(^_^;)。

自民党内で、ようやくその座から落ちる恐怖を覚え始めた議員がチラホラ出だしたのは、「野党がだらしないと見せて時間を稼ぐ内に、支持率が上昇する」といった具合では全く無い結果が、世論調査で相次いでるからじゃないでしょうか(^。^)。

そもそも岸田首相は、この裏金問題が支持率に響き始めた当初(その前から閣僚の度重なる失態や問題で下がり始めてはいましたが)、盛んに派閥解消を掲げました。

毎日のように多くの派閥が解散したニュースが流れました。

しかしそれが、多くの人の目に「見せ掛け」「詐欺」「目くらまし」と写っていたのです。

政治倫理審査会(政倫審)が開催され、
02/29、岸田文雄武田良太
03/01、西村康稔松野博一塩谷立高木毅
03/14、世耕弘成西田昌司橋本聖子
03/18、下村博文

現況、以上10名が出ましたが、予想通り、以前にも増して謎は解明どころか深まる一方で、世論の9割が「説明責任が果たされてない」と答える始末です。

ここで話は少し前後しますが、裏金問題が本格化したのは年明け以降で、その年明け元日に、能登半島地震が勃発しました。

当日中に出回った写真や映像で、既にかなりの被害が伺い知れたものの、当日はスグに日暮れを迎えた事もあって、「翌朝にならないと詳細は判らない」と、これまで経た近年の大地震(特に奥尻地震阪神大震災東日本大震災)の経験則から思慮できたので、翌日の後続情報を待ちました。

ここから先が、過去の大地震とは明らかに異なる、今回の能登地震で感じた特徴なんですが……。

ここから先は、後続に譲りましょう。
確定申告の合間を縫いながら綴って来ましたが、時間の余裕を得ぬ内、遂に3月末まで来てしまいました(^_^;)。
去年は4月の壁紙で長々と引っ張ったので、せめて3月の壁紙で出したいと思います。
今月分は、あまり長く書けませんでしたが、何卒ご勘弁願いますm(__)m

続きは新たなご挨拶を起こさず、この下↓に続けていきます。

03月31日



ほぼ一ヶ月経ちました(^_^;)ゞ
続きを書きます。

地震発災の翌日に流れて来た報道は、死者が10人居るか居ないかぐらいで、行方不明者数も、被災地全体を調査できた上での数字か首を傾げるぐらい少なかったです。

しかし、その前日(発災直後)にX(ツイッター)で流れて来た写真から想像する被害とは、凄く大きくかけ離れた内容でした。既にツイッター上では、
本当にこんな被害で済んでるのか?
と、倒れたビルの一階部分が完全に潰れてる写真を見て訝しがる声が出てました。

ビル設置の防犯カメラ映像みたいのにも、家屋が土埃あげて倒れ潰れるのが映ってて、とても10人程度の死者で済む被害に思えませんでしたし。

しかし、こうしたハッキリしない状態はその後も2〜3日続きました。

その後の台湾の大地震で、同じように倒壊したビルがある傍ら、その日の内から営業再開した店舗も多かったです。
「写真で見たのは、例外的な局部?」と思えば思える所が、災害時における情報隔絶の恐ろしさじゃないでしょうか。

私も半信半疑のまま、正月料理を用意したり、正月番組を見たり、初詣に行ったり(コロナ後初の七福神巡りでした)して、災害報道につきっきりではないものの、合間に手が空けば、数字を明確にする情報を探し続けました。

が、01/04〜05頃になって、ようやく死者数行方不明者数を足すと、その後のそれとほぼ合致する全体数が出て来たように記憶してます。

つまり、被害の全体像を大雑把にでも把握できるのに、これだけの時間がかかったのです。
東日本大震災と比べれば、そう広範囲と言えない今回の地震で、ここまで全体把握が遅れた理由を知りたいです。

納得のいく説明を国からも地域行政からも聞いた事がありません。

首傾げるのは、発災直後の状況把握だけに留まりません。
東日本大震災の時は、ズタズタになった道路が、発災2日後には整然と復旧されたのに対し、能登半島地震では道路がいつまでも復旧されず、長い日々を送ってました。

輪島の火災地における延焼後の残骸処理なども長く片付いてないように思えました。

地震の強さ性質(長期振動など)、被災地の地形など個性の違いがあって、一概に東日本大震災と比べられるものではないんだろう、とは思っています。

海底が隆起して、海岸の地形が変わってしまった映像には驚きを隠せませんし、道路の著しい凸凹具合を見た時も同様でした。

一番大きな要因として、水道管の復旧の遅れがある事もよく知ってます。

さらに、能登は周りを海に囲まれてるため、幹線道路が限られ、渋滞がネックになりやすいとか、海沿い道は崖崩れで不通になるなどで、山間集落への物資搬入が困難になったというのは事実でしょう。

自衛隊員が崖に点々と立って手渡しリレーで物資運搬をやってる映像見て、孤立村落については
集団疎開しかない」
とも素直に頷けました。発災後1週間頃でした。

ただ思い切り正直に言うと、地震発生時、真っ先に危惧したのは、佐渡島でした。
廻りを全部海に囲まれ、救助や運搬の手段は空路しかありません。
能登半島はそれに比べれば、何とか陸路が繋がってる分、救いがある方だと思います。

また、東日本大震災の規模の大きさは能登地震の何倍もあったと思うんですよ。
中には孤立した地域も多かったです。重機が入れない、一本道路だけが頼りの山地など、その事情は今回の地震と変わりません。

能登地震の起きた石川県4,186平方キロメートル。
対する東日本大震災は、岩手(15,275)、宮城(7,282)、福島(13,784)、茨城(6,097)を合わせて、28,690平方キロメートル。

ざっと7倍近い規模の差があるんです。

……ホントはもっと差が大きかったと思います。
東日本大震災では、ウチの方、千葉県だって倒壊した家屋や津波の被害、ケガ人も出ましたし、青森県なんかもかなりの被害があったと聞きます。

が、そういう事言いだすと、能登地震も新潟は無傷だったわけではないとかいう話しになるでしょうから、上記4県に留めました。

それでも7倍近くの差です。

むしろ大地震が広範囲に起きると、被災地の外側からの支援は交通障害の壁に阻まれがちですから、被災地が被災地を助ける事になり、困難度は狭い土地でのそれと比べものにならないぐらい高くなるんです。

そこんところ、今回の能登地震では、能登以外は無事でしたから、外から助けにいける分、東日本大震災より困難度が高くないはずです。

現に、地震による死者は能登2百人東日本2万人
百倍ですよ?
(東日本ではその多くは津波によるので、その点は留意が必要ですが)

何より、今回の能登地震、発災直後に感じた強い違和感と言えば、東日本の時の民主党政権との露骨な違いでした。

これ、安倍政権の時も、西日本豪雨の時(2018年6月)、自民党議員50人と総理が宴会をやってたと叩かれたのを思い出します。

安倍政権を露骨に引き継いだスガ元首相に比べ、岸田総理は安倍政権とは違う路線をアピールして出て来たので、西日本豪雨における安倍政権の悪評は当然意識してるだろうと思ってました。

しかし結果は、まさに安倍政権の二の舞
瓦礫の下で死にかけてる人が大勢いるのに、正月おめでたTV番組に出演し、冗談を言ったり、憲法改正の抱負だの、大地震とかけ離れた雰囲気を見て、
「能登の地震は大した被害が無かったんだな」
と思ってしまった人は多いんじゃないでしょうか。

私も「そんなハズは(・・;)」と思いながらも、半ば騙されたと思います。

東日本大震災の時の民主党政権では、発災直後から災害対策本部が立てられ、報道も連日、被災地の様子を一日じゅう放送してました。

それは政府が常時、救助と復旧復興に余念なく、まさに先頭に立っている様子を伝えたので、報道番組も、お遊びみたいな雰囲気の番組を流す事に気が引けたからじゃないでしょうか。

テレビ付けると、当時官房長官だった枝野(現立憲民主党元党首)がいつも画面に映し出されるので、「枝野はいつ寝てるんだ」と視聴者が心配して、「枝野寝ろ」がトレンド入りし、流行語になったぐらいでした。

特に原発事故にともなう計画停電への対応では、閣僚がしょっちゅう会見を開いて、現況を説明してくれました。
発災後2〜3週間は、電力や地震被害による影響で、ガソリンスタンド閉店休業状態となり、いつ復旧するのかが心配されました。

閣僚がホワイトボードに現況どこまでガソリンが届いてるかを、判りやすく書き出して説明してくれた事も、先の見通しつけるのに助かりました。

自民党政権になってからも、東日本大震災ほどではないまでも、大型の地震や台風や降雨などの被害は多くありました。
が、こういう情報提示に積極姿勢が全く見られず、自分の住んでる地域が同じような災害に見舞われても、あんな風に見殺しにされるんだな、という恐怖が募ります。

そこへもってきて年明け以降、いよいよ裏金問題が本格化しました。

岸田首相は一生懸命、話を「派閥解消」にもってって誤魔化そうとしましたが、世論はそれが「矮小化」と気づいたと思います。

すると、次の誤魔化しは、「安倍礼賛」です┐(´д`)┌ヤレヤレ
安倍晋三が取りやめを提唱したキックバック誰が再開したかに、ストーリーを書き換える

岩田明子という安倍晋三マンセーのNHK員が居ますが、「安倍さんはキックバックを知って激怒し、やめさせようとしたが、安倍さんの死後、安倍さんの懸念を無視して復活した」と、事実捏造もイイ所な嘘八百を言い散らしました。

細田派に居て知らないとか、幾ら何でも大嘘にも程がありましょう(-_-メ)。<そういうやり方がスシローにも見捨てられたのよw

安倍マンセーしてないといられない岩田と違って、安倍派なんて無くなってくれた方が独裁しやすい岸田が、なぜ今さら安倍マンセーかと言うと……。

これも狙いが「矮小化」にあるんでしょお(笑)。

岸田は安倍派なんて解体してくれた方がイイのですが、安倍本人に傷がつくと、これを国葬にした自身の失点に繋がるので、「安倍はキックバックをやめさせようとした正しい指導者」であらねばならない、と……。

セコイですよね(-_-;)。。。

セコイと言えば、政倫審出席にあたって、岸田首相は、「当選回数」や「長い物に巻かれる風土」については批判してのけながら、大抵そういった自民の悪しき風習で、必ず並び称される「世襲」については批判どころか発言すら避けたんですよね(笑)。

この点は、後に予算委や政倫審で、立憲民主党の野田佳彦(元首相)が指摘したのを聞いて、遅ればせながら気づきました。

岸田首相の岸田派は第四派閥と弱小で、最大派閥の安倍派はじめ、岸田派より大きい派閥におもねらずに済む方が、楽に政権運営できるわけです。

にも関わらず、岸田首相は総理に就任して以降も、岸田派の長から下りませんでした。
これはしばしば野党から指摘されましたが、強情にも居座ったんです。

首相自ら派閥のパーティに勤しむという異常な振る舞いには、今にして思えば、長男への世襲相続の道を作っておく目的があったからだと思います。

岸田の長男が今後、当選して政権に登場して壁になる「当選回数」や、安倍派茂木派二階派麻生派など、自身の岸田派より大きかったりライバル関係にある派閥すなわち「長い物」は否定するが、自分の長男が該当する「世襲」には批判を加えない、ってわけですw

野党に指摘されたら居座る癖に、裏金問題が燃え広がると、安倍派のせいにする。
自分のやった国葬にマイナスが及びそうになると、安倍を正義の発言者に仕立てる……。

国民は岸田のそうした腐臭漂うレトリックも派閥も正直どうでもいいし、知りたいのは、そうやって懐に入れた金を、
どのような世論操作幾らいつから使ったか、
企業献金を得るため政策予算をどう捻じ曲げたか、です。

パー券購入に限りません。
政策活動費、文書交通費、官房機密費など、会計提出しなくて済む事になってる金の全てが疑惑なんです。

私は健全財政派で(自分を緊縮財政派とは全く思いませんが、反緊縮派というのとは全く相容れません、つまり、れいわ新選組と山本太郎に否定的です)、消費税廃止に積極的じゃありませんが、消費税はそもそも社会福祉に使われるべき税です。

これが自民政権で、本当に社会福祉に費やされてるのか首を傾げます。

これを言うと、グラフなんか出して来て「いかに社会福祉に使用されてるか」と捻じ込んでくるバカが居ます。

しかし上記にあげた使途不明だったり出入りの端数がテキトーに処理されてる金が膨大にある以上、幾ら消費税に相当する社会福祉の支払いを付け合わせた所で、

「ちょうど数字がピッタリ合うようにレシートを集めただけだよね\(^O^)/」

と言われておしまいなんですよ(笑)。

そんな事言われずに済むためにも、パー券は一円単位から記入すべきだし、政策活動費、文書交通費、官房機密費、全部そうなんです(^。^)<わかったかしら? ところで、どうしてネトウヨってそんなに頭悪いの?大丈夫?w

要するに金は出と入りが明確であれば、余計な詮索を生まずに済むんです。

もっとも……。
今回、東京・島根・長崎補選立憲全勝し、自民全敗しましたよね。

東京長崎自民が候補を擁立せず不戦敗だったわけですが、これは立てれば負けるからですね(^_^;)。
自民から候補が出ないので、自民支持者が投票に行かず、投票率が凄く低かったそうです。

一方、島根自民王国ゆえに勝てると踏んで候補を立て、自民立憲直接対決となったから、投票率は前回と殆ど変わらず、他二県と比べれば通常通りの高さでした。
自民党から候補者が出たから、自民党支持者の投票率が衰えなかった、という事が出来そうですが……。

自民大敗を喫してしまったんですよね(^_^;)。

これはなかなか興味深いです。
むしろ自民支持者にこそ、裏金問題への不満怒りが溜まってた、と見れるからです。

この怒りの実態を紐解く必要があるでしょう。

自分らの貢いだ金が政策予算に効かず、議員の懐に入ってた事に怒ったって事なら、自民王国の有権者にとって「世論」は「不当に捻じ曲がるべきもの」て考えなんでしょうか?(苦笑)

特に今回の問題で、自民党のパーティ券を買う企業てのが、大手ゼネコンから地方の中小企業まで、土建業に多いって事がよく取材番組で判ってきてます。

ずっと前から、自民は建設業道路事業と癒着し、しばしば政治と金の問題を言われてますから、今さら驚きませんが、特にアベノミクスが、既得権益への利益誘導税の垂れ流し中抜きを堂々と行う温床になったと、地方の首長さんなんかが証言してます。

民主党政権で「コンクリートから人へと」と、無駄な公共事業を廃した事で、土建業から反発が多かった事は容易に想像つきますが、その三年間に東日本大震災が起きたものだから、政権が自民に戻ると、やたらと「国土強靭化」の名の元に巨額を投じる傾向が目立つようになったようです。

その癖、全国で87%まで進んでる耐震化が、今回の大地震に見舞われた能登半島では、50%だったというんですよね。

災害に備えて準備を進めていても、立てた予定を早廻って、不運にも災害が起きてしまう、という事はあるでしょう。
台湾でも、一階部分の建築の仕方が軟弱で倒れたビルがありましたが、国の建築基準に沿って建て替えられた建物には、そういう被害は無かったか、軽度で済んだそうです。

また、民主党時代の東日本大震災への対処も、民主党やその国会議員のみが頑張ってたのではなく、政府の下で働く官僚公務員の支えあればこそ、国民に対する様々な説明も出来たのだと思います。

ただ、自民党に政権が戻ってから、こうした災害への対応の鈍さは、時を負うごとに酷くなってるように思えてなりません。

特にコロナ対応の不味さは大変なもので、民主党政権を「悪夢」と言い放つ割に、自民党政府のやった事と言えば、とにかく国民に自粛我慢を強いるのみ。
国民の自粛が功を奏して、重症化や死亡率こそ高くならずに済みましたが、マスク消毒液も売り切れ、PCR検査率は世界的にも最低レベル。

災害に備えて多額の税金を使ってる割に、本当にイザという時、安倍とネトウヨが日頃見下してる中国韓国より、遥かにお粗末な防疫実態が露呈されました。

自民党に居た事があり、東京都知事も経験した舛添要一が、この辺りの内情を述べてて、妙に説得力がありました。
すなわち厚労省内につてがあって、伺い聞いた事によると、どうも安倍晋三は、民主党政権有能な働きをした官僚を、次々と左遷したらしいんです(^_^;)。。<出典は前書いたんで繰り返しませんが

これ、同じような事が、安倍政権以降の総務省(スガと高市ですねw)から口うるさい検閲じみた圧力ヤラレた各放送局も、似たような更迭劇をヤラされてますよね(^_^;)。。<これも出典は前書きましたよw

そうやって優秀な番組を作るスタッフを追い出してしまったので、マトモな番組を作れる人材が「豊富」と言えない数になってる所に、「Hanada」や「WILL」「正論」なんちゅうネトウヨ専用三流雑誌が出回る隙を作ったのが安倍政権でした。

安倍政権の悪行とは限りませんが、安倍浮上の頃、確かにいかにも頭悪そーな人材を、親がギョーカイっちゅうだけで採用するような風潮がはびこりました。

日本維新の土壌する大阪では、お笑い番組ばっか見られてるゆえ維新が強いそうですが、近頃この大阪を取り巻く様相にも、暗雲が垂れ込めて来たように感じます。

万博です(爆)。

これも後日IRに転用できそうな工事&資材を、万博建設事業にドサクサ紛れに搬入&経理&流通計上してるらしいんですが、フロート地が基礎なので、メタンガスが土壌検出してるとか(^_^;)。。。

近頃知ったんですが、維新の源、橋下徹はそもそも自民の補完に使いやすいんで、安倍晋三に気に入られて引き上げられた人物だったんですね(^_^;)。

近頃横行してる闇バイトとか、売掛営業(風俗)、機能性表示食品の施行といった、かつてなら簡単に「違法」の網に引っ掛かって取り締まられたヤバイ関係構築システムは、安倍政権の登場と共に、パンドラの箱の解禁状態になった、と気付く今日この頃です。

特に安倍晋三だけに制限するつもりはないです。
何か安倍政権の出る社会情勢の全体にあった空気なんでしょう。

リアルで成功体験してる者同志がくっつきあって世界を股にかけ、一定の網から漏れた人を世界規模で排他する風潮は、mixiだのFacebookの全盛によって急速に発展しましたよね?

ただ、思えばこれって、中学高校の頃に「カルテル・トラスト・コンツェルン」と法律違反として学習した、社会の辿りやすい悪しき結合ですよね(^_^;)。。
もっと言うなら、人身売買も元はこんな結び付きから生まれて来たわけです。
土建業なんて元を辿れば人身売買ですよw)

今月はこの辺までにしときますが、ジャーニーズとか松本人志とかがやってた、加害者の加害権益増強(被害者の人権抑圧)のシステムって、ちょっと考えればスグ気付くような、犯罪の温床システムなんですが、そこに金で雇われて知らずに加担する職業が、アベノミクス以後、物凄い勢いで増大してる現実は直視する必要があると思います。

4月30日

城主
 
     





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