「城主のたわごと9月」アップ(^O^)!まずは近隣、主に柏市レポ☆

そして最後に、いよいよ足利レポの始まり始まりです〜!




     
 

上記の通りですー!

今月はもうちょっと早めに仕上げたかったんですが、レポ間隔的には5月〜7月と、かなり追い付いて、最後の方で足利ツアーのスタートです(^_^A)。

まず5〜6月は、日常の近隣レポ(千葉北西部)で、だいたい柏市が多いです。
増尾のニッカ・ウヰスキー工場で行われた「ふれあい感謝デー」、地元のお祭りですね(^^)。イベントもですが、地元のアンテナショップなどが集まる一帯もレポしました♪

次は六実の着物屋さん、6月のアジサイ、手賀沼南岸のパン屋さんとカフェ、そして「将門記」に書かれた、平将門の王都の津の候補地「大井」のレポ(^^)。

そして、いよいよ7月初旬の、栃木県足利市のツアーの始まりです(^^)。
……が、今回の所は、初日の東京、虎ノ門の史跡で始まり、夜に足利入り。
一泊して、翌朝を迎える所までお届けです!

どうぞ宜しくご賞味くださいませ〜!

次回は、わりと時間がかかるような気がしますが、なるべく早めに頑張りますー(^_^;)。

09月17日

城主

 
     




すぐ出来るつもりが台風と物貰いで遅れてます\(>o<)/!

栃木・常総・大崎の大雨災害、お見舞い申し上げますm(__)m




     
 

今月は、もうちょっと早めに出て来るつもりで、「城主のたわごと」もわりと速く出来あがりそうで喜んでたんですが、最後の方で色々記述が出て、結局遅れてます(>_<)。

それでも先週末までには上げようと頑張ってたら……あの物凄い台風が……(-_-;)。。
もしかして避難なんて事になるかも、とテレビ報道にくぎ付けで、時間が経ってしまいました。。。

大雨の原因は台風なのに、台風そのものは上陸をそれたため、あれほどの大雨と大洪水をもたらしながら、「台風」と書かれないという……。

何しろ、東北や関東北部の方々、とりわけ、宮城県・茨城県・栃木県の土砂崩れ、冠水、堤防越水および決壊による大洪水に被災された方々には、心よりお見舞い申し上げますm(__)m。

常総は私も数回行った事があります。伸びやかな平原が広がり、素晴らしく空の広大な地域で、このほど被災された多くの方々が身を寄せておられる「地域交流センター」は、別称の「豊田城」として、「城主のたわごと」でもレポさせて頂いた事がありました。

城は昭和か平成に作られた物ですが、広い平原の各所に、この豊田城と同じような和風・城郭風の建物が点在してまして、これらは全て水害対策に建てられた物と認識しています。
(どこの箇所のどの建物が、何のために在るのかまでは調べてませんが、水害への何らかの備えが常備されてるのでは、と想像してます)

地域の方にメールを頂いて、家畜が流されたお宅もあったなど、かつての洪水の話を伺った事もありました。
大河ドラマ「風と雲と虹と」でも、鬼怒川・小貝川の氾濫への対処にいそしむシーンがありました。

ただ今回の、いわゆる「線状降水帯」(線状降雨帯)が、一時的な現象でも、地域限定的な現象でもなく、冠水や土砂崩れなどは、今やどこでも起こり得る災害と言われてます。
だから日本全国の国民が、我が身にも起きうる事態と意識し、自分の身を守るべく努力せねばならない、という教訓を聞くと、「まことにその通りだなぁ」と思います。

一方、それとは逆に、東日本大震災の折、津波襲来から逃げ遅れた方々を、「あれほどの強震に遭いながら、避難しなかったのが悪い」と責めるつもりも毛頭ありません。

……と、以上の2点を予めお断りしておくのは、今度の水害から逃げ遅れ、孤立して、救助困難の憂き目に遭われた方々について、あれこれ報道されてるのを、何となく気の毒に思うからなのです。

私の住むのは千葉県北西部です。
このほど大被害の及んだ茨城県南部は、利根川を超えた先のそう遠くない地域です。(車で1〜2時間ぐらいかなぁ)

そうは言っても、千葉県でも大きな河川の近くは浸水被害がありますし、茨城で洪水のあった場所は、昔から水害で有名な土地でもあるので、そういう地域に住む人は、日頃から特に気をつけなければならないんだろうとは思います。

ただ、どういうのか、そのように気をつけてる時もあれば、そうじゃない内に通り過ぎてしまう台風ってあるなーと(^_^;)。。
今回の台風は、実感的には明らかに後者でした。。
「どうしたって気がつく大型台風の気配」みたいな物を、どうも今回の台風には、全く感じませんでした(^_^;)。。

私はたまたま前日、「今度の台風って何かスゴイらしい?」と各種の報道で気付き、午後から夜半にかけて、日頃あまり気を付けて見てないツイッターをチラチラ見たりしてました。

ツイッターは、トレンドという、その時によくツイッター上で使われる単語が画面の横に現れるんですが、そこに、「栃木県」というのがわりと長い時間出たんです(^_^;)。。

それとニュース、特番案内、報道系ツイートなどで、「台風に気をつけて」的な文言が、夜が深まるにつれて、ジワジワ見るようになって、ちょっとタダ事じゃない気がして来て、日頃殆どスイッチもつけないテレビを点けて見たのです。

すると、そこでだけ気象庁驚くべき深刻な形相で、まるで「この世の終わり」みたいな事を絶叫してたんです(・・;)。。。
いや、もぉ、殆ど「皆さんサヨーナラ」なノリでしたよ(汗)。無論この騒ぎ方が正解だったんです。

民放ではどうだったかなー。
NHKしか見てませんでしたが、民放ではいつも通り、結構なバカ番組をやってたんじゃないでしょうか(^_^;)。

ツイッターに立ち戻って、改めて「栃木県」を見ると(自分の常時見るタイムラインに出るわけじゃない)、夜の水面を写す画像とともに、「栃木に海が無いなんてもう言わせない」的な言葉が躍ってて、ビックリしました!

そこで「栃木とんでもない事になってる(*o*)!」とは思いましたが、それがもう既にだいぶ真夜中でしたし、しかもこの時点では、栃木だけでした。(土砂崩れのニュースは夜からやってましたけど)

次の日、朝起きて、いつもならつけないけど、何となく気になってテレビをつけたら、NHKが朝のニュース時間帯を過ぎても、ずーーーーーと台風関連の番組を続けてるんで、初めて「ヤバイかも(((( ;゚Д゚)))」と、慌てて自分の自治体情報を探しました。

まぁ、私に関しては全くの杞憂で終わりました。
去年でしたか、松戸市で全市に向けて避難勧告が発令された事があり、「もうちょっと詳しい地域ごとの発令にして欲しい(^_^;)」と思ったんですが、今回は細かく指定を分けられていて、とても良かったです。

ただその朝からです。大雨の被害が栃木だけでなく、茨城にも警戒っぽい表示が出たのは……。
この日の朝、テレビつけなかったら完全アウトですね!

栃木に関してはともかく、茨城はそれぐらい、あっと言う間だったと思います。寝てる間に水位が上昇したわけですよ。それも驚くべき異常な速さです。その事に気付ける人がどれぐらい居たでしょう?
だから常総の人々が、災害の渦中にいながら実感が無かったのは、無理も無いなーとすごく思ったんです。

で、その昼過ぎに、常総の堤防決壊の映像を見て、驚愕したわけです。

後で「なぜ逃げ遅れたか」を住民の方々が報道で生告白する中で、「雨があまり降ってなかった」「あっと言う間で何が何だかわからなかった」という理由がありました。

あれはマジ実感です。
夜の間に川だけが一気に増水してた、というんですが、そんなの気が付きようがないです(^_^;)。。
台風が来てる事すら、気がついたかどうか……。

さらに夜から「すでに外に出るのが危険な場合は、家の2階に避難」を、ニュースでは何度も連呼してました。現に、一度避難に出かけて、途中に冠水に出会って家に戻って救助を待ったという証言もよく聞きました。これも正解ですよね。

津波は地震があるから気付くけど、その地震が遠い所で起きた津波だと、水柱が近づいてると知らずに被害に遭ってしまう事もあるでしょう。

水の惨劇って、そういうものなんだなーと、背筋が寒くなります。
それゆえ、住民の鈍感やら地域行政の怠慢やらのせいだけにしてたら、いつまで経っても被害が減らないと思います。

どうやって周知させるか、または避難行動をとる人との意識共有という課題には、かなり必死に取り組むべきだと強く思います。

私はたまたま今度の台風については、ちょっと前から「あれ?大騒ぎしてる。何か起こるかも?」という心構えのようなものを持って臨む事が出来たわけですが、台風が来るたび、毎回そういう事が出来ているわけじゃないですよ(^_^;)。。
今回はたまたま、そういう余裕のある時だっただけです。仕事や家事その他でテンパッて、それどこじゃない人だって居たでしょうよ。

「長雨」なら、だんだん気をつけていくからいいんです。
問題は今回のような、急な増水です。大きな地震のような前触れも無い空は晴れてますから、絶対気がつきません。

この季節は台風や異常気象が多いじゃないですか(^_^;)。。
特に近年は、警戒すべき異常気象の期間が長びく傾向があります。

下手すると、4月から11月ぐらいまで、ずーーーーーっと気を付け続けなくてはならない事になりますが、そんなの無理です(^_^;)。。

半年以上もの間、一刻たりとも油断する事なく、首っ引きで気象状態や水位を確認できる人って、どれぐらい居ると思います?(汗)

今回はニュース等で、よく「様子を見に川に行くのは、絶対にやめて下さい!」という言葉を聞きました。
たまたま今回の台風、直前に注目が間に合った私は、「こういう事は守らないと(`・ω・)」と、ウッカリでも川の近くに近寄らないよう、よくよく地図を見直したりしたものです。

しかし、殊「避難」となると、話は別という気がします(^_^;)。
だって避難に行こうか迷ってる人たちは、川を見ずに、どうやって「水位」を確認できるんでしょう。。
どうやって、土地の高低差なんかを判断するんでしょう?(^_^;)
避難経路や渋滞によっては近づく必要もあるじゃないですか(滝汗)。。

大地震の後で、道に障害物が散乱してたり、大風や大雨の中を移動するのに、車を利用しないで怪我もしないなんて無理ですし、避難所に行ったら行ったで、トイレや救援物資の不足に悩まされます。つまり家にいるしか無いわけです(^_^;)。。

地方財政などの厳しい現状も、電力供給は何によるのかとか、無理は敢えて承知の上で、夢物語っぽい望みだけ言うと、画像を写し出す電光掲示板みたいのが市内に設置され、異常事態が発生しそうな時だけ、パッと現在の水位を写し出す仕組みでも出来たら、せめて危険を冒して水辺に行こうとする人は、ずいぶん減るんじゃないですか?

そういう電光板などで周知された危険な水位を見て、それでもなお水辺に行きたがる人は、本当にバカな興味本位者って事で、濁流にもってかれても放置していいです(爆)。

次にどこに避難すればよいか、という問題。
これも正直よくわかりません(^_^;)。
選挙用ハガキだとか、郵便局に協力して貰って、年賀状の配達の折、一番上に乗せる「おめでとうございます」みたいな郵便局の紙に、「あなたの避難する場所はどこどこです」と印刷して周知したらどうでしょう?

松戸市ではこの頃、災害マップみたいのが市のHPで作られたようで、トップページから直接行けて見れるようになりました。
でも周囲の各市どこのHPにもあるわけじゃありません(-_-;)。。

日本全国どこの市町村でも、こういうのを作るべきじゃないですか?
旅行や出張、法事などで来て、たまたま被災してしまう外部の人だっているでしょう。
買い物や用事で家を離れ、違う市町村に出かける事なんてしょっちゅうですよ。

とかいうような洪水週末を過ごすうちに、今度は目にものもらいが出来てしまい(汗)、結構な腫れで、とりあえず市販の目薬をつけてたら、何とか3日ぐらいで治って来ましたが、ドンドン予定超過コースとなってしまってますー。。

私は台風の後にものもらいになる事があります。大した病気じゃないんですが、結構な痛みもあり、視界も見えにくくて、色々な作業がしにくいです(^_^;)。

増水やらの影響かと思うんですが、週末にはナメクジが大量におる石とか、大きい蜘蛛や蜂なんかも見ました。

被災地の避難所でも風邪が流行り始めているそうです。
こういう時は、日頃より手荒いウガイを丁寧に行った方がイイと思います(当分は被災地でない地域でも)。

そうそう、虫と言えば……(゚.゚)。
先月は毎夏恒例コバエの話題をやりましたが、今年は……ですね。ついにあまり出なかったです!ビクトリー\(^O^)/

ここ数年、7月までは無事でも、8月からバンバン出始めて、酷い年は9月10月になっても云々(去年が確かそうだった(^_^;))という話をしてきました。

勿論まったく出ないわけじゃなかったですが、すごく少なかった。
多い時でも1日に1〜2度、一匹飛んでるのを見つける程度でした。

机まわりに手製ハッカ・スプレー(先月参照)をシュシュ撒くだけでOK(^^)v
ちょっとしつこいな、と思う時でも、ベープマット取り換えか、コバエ除けワンプッシュスプレー、あと先月は書かなかったけど、100円ショップ(確かダイソー)で買った虫除けリングを、午後〜夜だけ(有効期限があるので小まめにしまいます(^_^;))左手首にはめるのがかなり有効でした!100円だし!(爆)

「机周り」というのがポイントで、ベランダは勿論、室内でも隅に飛んでる分には、それほど気にならないんですが、やはりパソコン廻りは、神経集中して作業するので、コバエがブンブンは鬱陶しいし、パソ廻りにたかる奴に限って、必ず腕や顔の周囲に止まりたがるんですよね(^_^;)。。

左に電灯があるので、左手に止まる事が多いので、リングも左手首に。

ゴミ箱にラップするのと、食器や生ゴミの小まめな片付けを去年やって、それなり効果があったんですが、今年は排水溝の小まめな洗浄も加えて、かなり万全に近くなったと思います(^^)。

今年は早く、5月ごろから取り組んだので、早めに始めるのも効果があるのかもしれませんね♪

さて、コバエと言えば、先月と先々月あたり、内閣支持率が逆転したそうですね(その後、昨日ですかちょっと戻したようではありますが)。←なぜコバエと関連?
逆転の要素は、安保法制が主因といった受け止められ方がされてるようです。

が、私はどうも、アベノミクスへの疑問(不信感・不支持)が出始めたからかと思ってます。
この夏あたり、昇給もボーナスも芳しくなかった、という人が大勢いたと思うんで。
むしろ給料減らされた人が増えてると思います。

端的に言うと、アベノミクスが失敗してるからですが、失敗と言うと、何か成功させれば、良い利益効果を生み出す政策であったかのように聞こえますが、最初からそんなのありません(大笑)。

相変わらず「好景気の実感ナシ」が10%そこそこ
なのに、「アベノミクスに賛成」とか言ってる人が一定数いるのが痛いです(笑)。

ただ、そろそろ、「安保騒ぎは、実はアベノミクスをボカす目くらまし」と気付き始めてる人も、これまた少数ながら出て来てると感じます(笑)。

法案を強行採決で押し通せば、「アベノミクスは成功したが、安保法案で支持率が落ちた」という事に出来ます。

法案成立を直前に「理解が進んでない」とか言って撤回すれば、アベノミクスが何ら効果を上げてないにも関わらず、支持率が上昇するかもしれません(笑)。

これは終戦記念日に談話をやらないだとか、やっても右寄り談話を強行するとか言われながら、いざ当日になると村山談話をシッカリなぞってネトウヨいいザマ:笑)、支持率低下を挽回したアノ手口と同じです。

こういうのもだんだん通用しなくなるかもなので、あと2〜3年以内に、どっか他に(どこがいいのかよぉわからんが:藁)、そろそろスタンバッて貰った方がいいかも。(代車!www)

というのも、どうも対案というほうが出来が良さそうな感じするんで、そっちを質疑応答して、あれこれ練って貰ったほうがいいです(笑)。

時々国会中継を見ますが、どうも「理解を進める努力」というのが、口先ばっかりなんですよ。
何か質問されると、自分らの出した法案を棒読みするだけなんだな。

与党の下が又、かなりヤナ感じ(^_^;)。。
横畠裕介(内閣法制局長官)というのが態度が悪い。
「この国を牛耳ってるのは自分」「政治家は俺の道具」といいたいのが見え見えな反面、こういうのが安倍みたいのを信奉すると始末に悪いんですよね。今日から彼をゲッペルスと呼ぶ!(笑)

……ふと思ったんですが、官僚の世界って、結構なブラック企業かもなーと(笑)。

そういやこの頃、ある隠れた層を解析する動きが各所で見られます。

「ネトウヨ」は社会的弱者ではない。だからこそ、根が深い。(2015年8月7日)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/furuyatsunehira/20150807-00048268/

↑ここにいわれる勘違いらしきは多々散見した事がありますが、例えば↓

アベノミクス崩壊か? 安倍政権を支えてきた「ネットB層」が陥った罠(2014年10月4日 1時42分)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamadajun/20141004-00039670/

ただし「弱者」からの生証言もあり、私はむしろ多くはこれではないかと↓

失われた20年インタビュー:作家・雨宮処凛さん「格差が、同じ日本で言葉が通じないくらい広がった」(2015年08月04日)
http://mainichi.jp/feature/news/20150804mog00m040003000c.html

ただ初めに提示した事は認識すべきで、以下のような事も最近言われ始めてます↓

英国心理学者 サイコパスが多い職場 上位10を発表
一位は社長」。
http://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2012_11_08/93868165/

↑は一般人と分けた論調ですが、↓こちらはそれを度数で論じてます。

NHK 心と脳の白熱教室「第3回 あなたの中のサイコパス」
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/personality/150807.html

ここでは「多い」ではなく「度の高い」で、4位「小売業」は「セールス」、10位「軍人」は「公務員」。
「少ない」は「度の低い」で、1位「弁護士」、3位「内科医」は「療法士」、4位「サービス業」は「職人」、8位「画家」は「アーティスト」、9位「医師」は「内科医」と若干の違いがあります。

この番組で講演されてる講師の方は、ご自身に傾向(遺伝子)が強い事を告白されてまして、それだけに入念に研究されてるようです。
確かに、正論で補強されたり、命令遂行への義務感などにスイッチが入ると、一般人でも同じような脳の働きになると聞いたことがあります。

またこの案件は、過去の優生学の失敗を強く認識して考える必要があって、議論は慎重を要します↓

「世界史上最大の悪」ホロコーストはなぜ起きたのか 石田勇治×荻上チキ(2015.05.11)
http://synodos.jp/international/14004
http://synodos.jp/international/14004/2

私が社会で多く見かける構図は、会社の上層部(中小企業だと社長である事が多い)に、人権蹂躙傾向が多く見られるからです。(もちろん全部じゃありませんよ(^_^;))

ところが、これに追従したり迎合したがるのは、そうした会社のやり方を進めると、むしろ自分の首を絞めるだけの、女性・若手・末端労働者という現象がある事も経験済みです。

良い商品を作り、合理的・効率的な生産や宣伝方法、安全管理などに知恵を絞る有能な人材を切り捨て、失敗のスパイラルにハマる経営方針ばかり打ち出す経営者と、それに従い、ひたすらジリ貧に陥り、自分の首切りを待つだけの無能な社員の構図です。

日本には歴史に裏打ちされた市場経済(資本主義)の実績が浅いから、簡単に支配層に操られてしまう傾向が強いとも言えます。
だから主因となる支配層=経営者に原因があります。

格差と低賃金が問題視される一方で、酷く易々と経済界の意向に沿って、政府が派遣労働者に不利な法案を強行に通したりするわけだけど、これらは主に経営層の意向を反映するからです。

ただ、どうもこの問題が根本的にわからないのは、そうやって労働者に不利をさせると、最終消費者が得をする……つまり、物の値段が安くなるとか、消費者に良い世の中になりそうなものなのに、なぜかそうなってない事なんです。ここが重要(^_^;)。

消費者や顧客にとって良い商品が出回っていないと思う事が増え続けて、既に20年近くが経ってます。

初め、それは不況のせいだと思ってました。
景気が悪くなるのも、消費者が財布の紐をきつくして、なかなか物を買わないからだともよく言われてきました。

だから安かろう悪かろうな物しか作れない。
そこで労働賃金を抑え込んで、低コストにすると……。なるほど。

じゃ安くて良い物が作れるんじゃないの?
そういう商品が店頭に並ぶはずでしょ?
ところが並んでるのを見た事ないんですよ(^_^;)。。

時々、小泉だとか安倍だとか「経済政策に強い」という事になってる政治家が出て、数字合わせに過ぎないにせよ、「好景気」にしますやんか。

それでも、いいなーと思う本は、図書館にしか無いし、古本屋でしか買えないし、いいなーと思うドラマなんかも、昔の再放送とか昔のビデオを見るしかないですよね?

「労働者からの搾取は、消費者への還元たりえてない」という事ですよ(^_^;)。

むしろ時々巷で聞く声に、お客のために良い事をしようとすると、上司だとか社長だとかにやめろと言われて出来ない、という話があります。

コスト面で出来ないという事は勿論あって、それが一番多いんだけど、たまに聞く話で、ちょっと聞き捨てならない種類の話があるんです。

たとえ同じコストでも、「客のためになんか誰がやってやるもんか」という発想が会社の上層部にすごく多いんです(^_^;)。
彼らに共通する思想は、「我々経営者はボランティアをやってるわけじゃない」「儲けがあってナンボの世界」というものです。

しかし、客に好まれる商品を作り、客に好まれるサービスを提供して、客に選ばれる企業に成長するのが、正常な自由競争ですよね?

ズルイ事をやって、客から金を騙し取って、ゴールまで走りこんでも勝者は勝者。
こういう考え方の経営者って、ちょくちょく居るなーと、すごく少なくはないなーと(^_^;)。。

客なんてのは、金を騙し取ればいいんであって、何をサービスしてやる必要などあるものか、という発想を、社長だの上司だのがして、そのご意向に沿ったプレゼンしてくる社員だけが、出世街道だとか、契約継続だとか、高給取りだとかになる……。


私もこういう発想ばかりする団体とか企業に身を置いた事があります。
ん〜〜まぁ、もっと正直に言うと、世の中の企業とか仕事とかって、多少の差はあれ、こんなのばっかりです(^_^;)。。

だから、人を苦しめる能力はあるけど、幸福に導く才能は無いタイプが、経営者になる事が多いとかいうのは、ちょっと「なるほど(^_^;)」と思います。
上り調子を捕えて、株投資に全財産を投ずるなんて、ふつうの神経ならリスク多すぎて躊躇しますが、そういう感覚の希薄な人に限って、成功の確率が高まる→経営者になりうる……納得です(^_^;)。。

そう言われると、なかなか良い商品が出回らない理由が初めて納得いきますねー。
人が何を喜ぶかわからないから、良い商品なんか世に生み出せないんです。

暴力団が内部粛清やら労働搾取やらで、上層部だけが得する構図にありながら、その一方で、社会に還元もせず、むしろ社会にも迷惑をかけるのと同じです。

こないだ、NHKの「Next」という番組で、ソニーが生産のみならず、修理まで打ち切った、アイボ(AIBO)の修理をするため、ソニーから独立した会社と修理工たちの話をやってました。

修理は人の人生観や幸福感を支える大事な仕事だと言ってました。
金を儲けるだけの仕事は薄っぺらい、つまらないとも言ってました。

同感ですね。納得です。

アイボは犬ロボットで、ペットを愛するように、アイボを愛するユーザーが修理を依頼して来るそうですが、採算があわず、またソニーに捨てられて、修理工たちは貧乏暮らしを続けているんです。

生活は苦しいが、直った商品を手に取り喜ぶ人の顔や声に出会うと、やっぱり続けたいと思うそうです。

アイボはペットの属性を持ってるので、もっともこうした主張の補強たりうるわけですが、私は家や車、医療機器は勿論、電化製品・楽器・家具・調理器・衣類に至るまで、出来れば、修理しながら長く使い続けたいです。

ロボットと言えば……。

自動(運転者不在)走行の自動車が、運転手を置き去りにしたまま車庫に戻っちゃう現象が相次いでるそうで!!(笑)
「2001年」は「宇宙の旅」(キューブリックの映画で、コンピューターの自己防衛機能にクーデターを起こされる話)で、「2015年は近所の旅」みたいな事がツイッターで言われてました!(笑)

機械に労働の現場を奪われ、格差が広がって、貧乏人が増える一方の現代。
こうなったらいっそ、ロボットに人件費を払い、そこから95%納税させるってのはどうかな?(笑)

あとは〜〜〜「花燃ゆ」か。
見てません(^_^;)。録画はしてますので、後日3〜4回マトメ見です。

吉田松陰の生きてた時は、「早く松陰って死なないかなー」と思ってました。
松陰の死後は、「早く久坂玄瑞って死なないかなー」と思い、今は「早く高杉晋作って死なないかなー」です。

小田村伊之助と一緒になったら、「早く小田村伊之助って死なないかなー」となり、どっちが先に死ぬのか知りませんが、もし小田村が先に死んだら、「早く美和って死なないかなー」となるんでしょうか(^_^;)。。

何ででしょうね。時代の主役が主役級になると、その人物が途端につまらなくなるドラマです。

なんか、勝手なことをやってる感じに見えるからかなー。
ヒロインの美和(ふみ)の椋梨藤太への「逆恨み」があまり酷くて、唖然としています(^_^;)。。

多分、上記3名の男性陣への違和感(を通りこして退屈)も、攘夷戦争を始めておきながら、討幕だー!とか言い出すのも、「ワガママだから(^_^;)」にしか感じられないからでしょうね。

まぁこのドラマは、途中から「テンペスト」(仲間由紀恵が出る奴)に転じる「八重の桜」で、主題曲だけ「アテルイ伝」にしたような感じで、終始、統一感が希薄だったので、単に、そういうツギハギ感が露骨に全体の足を引っ張ってるんでしょうね。

一回だけ拍手喝さいした事があって、それは、久坂玄瑞らが勅許嘆願のために会った鷹司輔煕が、「なんで御所に火をかけた!」と怒鳴った瞬間です。

私、今まで、ハマグリ御門の政変で、久坂らを追い返す鷹司ナンチャラは、保身のために幕末の志士らを見捨てた、情けを知らない無能で無節操な公家……ぐらいに思ってたトコありましたが、この時は、「よく言ったヽ(`Д´)ノ!」と強く同感できました!
(今まで誤解してたかも!)

同様に、8月15日の今上天皇陛下、異例のいわゆる踏み込んだ御発言を拝聴して、何となく「孝明天皇が長州嫌いって、もしかして本当だったのかも」と思いました(爆)。

塗り替わる私の脳内(笑)!

じゃ、そろそろ「城主のたわごと」に戻りますね。スグ出すよっヽ(`Д´)ノ<フガッ
待っててね〜(^O^)/~

09月15日

城主

 
     





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