上記の通りであります!! 「城主のたわごと9月」は、初めは「咲いてない桜祭り」の続きからスタートですが(笑)、祭りが終わってから咲きます!(≧▽≦) 今年は咲くのが遅かった事もあり、日暮れも遅まり、花が夕陽に長々と照らされる様子が何とも幻想的な写真がたくさん撮れました。 ああいうのを幽玄美と言うのでしょうか(#^.^#)。 宜しくご賞味下さいませ( ^^) _旦~~ 次月も頑張って、なるべく前倒しで行きたいと思いますーー。。 09月22日 城主 |
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更新は上記の通りであります。 今、指を怪我してます(^_^;)。。一時期より良くなったのですが、治りが遅く、ちょっと前まではドアの取っ手を引くのも大変でした。。 ワープロ打ちは、意外と別の指が使えるんで出来なくないです(^^ゞ。 全部の指を使える程には早く打てませんので、平常よりは時間がかかりますが、他のちょっとした作業が意外と出来ないのに比べれば、ラクに出来る作業です(^_^;)ゞ。 不自由なのは、肩かけのバック持ちかえとか、車のシートベルトをひいたり、どっちかと言うと日常のちょっとした動作です(^_^;)。何でも時間かかっちゃって……。。 さてさて、あの後も暑かったですねーー(≧▽≦)。。。 8月も後半に来て、毎日電力90%以上行ってしまう日が続出しました。。 9月に入って、「今日で節電期間が終わり」とか聞いた後も、ガンガン95%近くまで行くようになり、みんな「終わったから(^_^A)」と、電力発表を見なくなったのかもしれませんが、夜9時近くまで80%代後半から下りなくて、ビックリした日が多かったですぅ〜。。 指の事も含め、8月〜9月は病院通いしたら、いつもなのかもしれませんが混んでますね〜(^_^A)。 巷でもテレビやネットでも、9月は夏の疲れから、免疫低下しやすいんだそうです。ちょっとした不調が悪化したり、治りが遅いのも、そういうのが原因なんでしょう。 そういや昔から、9月ごろに首の横に瘤が出たりしました(>_<)。。甲状腺ですね〜。。 今年はそこまではなってませんが(もう年なんで、そこまで無理もしてないんですけどね:笑)、9月に入ってから、何しろ眠い眠い(p_<)、夜に冷房を効かせて涼んでいると、そのままコックリ行ってしまい、起きたら立ちあがれないぐらいくたびれてたり(*o*)。。 むか〜し貰ったプロポリスを、今頃飲んでみたりして凌いでます。。 それでも、冷房も買い替えてからはよく冷えるようになったし、PCもノートに替えたお蔭で、暑い時は上から凍らせた保冷剤をボンボコ乗せれば、サクサク動きが良くなるので、昔より遥かにストレスが低いハズなんですがね(^^ゞ。 そうそう、このHPも最初の頃は、もう毎年毎年その話題で持ち切りになるほど、PCが熱暴走して、大変に苦労しました! 当時は「夏に多い」「特に暑い日は」「……と思ったら、今日は涼しいのに動きが……」なんて言ってたんですが、今ハッキリわかりますよ! あれは全て熱暴走! ホント保冷剤並べて、しばらく待つと、徐々に動きが変わって来ますから、もぉ間違いないです!\(>o<)/ ふぅふぅ、何を昔の事で興奮してんだか(^_^A)。 何しろそんなわけで(どんなわけだ)、まだまだまだ残暑が厳しいです! 驚きますが、今日ってもう19日ですよ!明日20日です! ヽ(^^;)<当たり前 まだ電力93%だとか行ってて、思い切り冷房が出来ないなんて、マジで参りそうです(*o*)。。 昨日も熱中症が多いとニュースで言ってました。さらに夏の疲れで思わぬ病気になる事も多いので、皆様も、まだまだ充分にお気を付け下さい!! あと、前回、今回のご挨拶で、秋(夏休み)の旅行の事を書くかもな話をしました。 今月も一応出しておきますね(^_^A)。↓
で、我家なんですが、何か縁起なんでしょうか(^_^;)。。話さない方が良かったのか(汗)、その後、流れてしまいました。。。(うっ 一度は「大丈夫そう(^。^)v」と、宿の予約までしたんですが、亭主の仕事が逼迫しまして(^^;)、ナント今年は夏休みナシですよ!(滝汗) その分、何とか年末までに休暇を取って、秋旅行を〜\(>o<)/と思ってはいて、今の所これなら大丈夫な感じに思えてますが、これまた来月にならないと何とも……(^_^;)。。 まぁ、夏休み取り漏れだの言ったって、どうせ夏以外の有給だって殆ど取らないんだから、いつ取っても変わりないような気もして来ました(貧乏暇ナシとはまさにこの事。。) 今年は、ちょうど怪我もしてるんで、時期をズラすのはむしろ好都合だし、去年は無理に9月旅行を敢行した結果、台風と大雨と土砂崩れに遭遇しましたから( ̄▽ ̄;)。。 きっと神の啓示か、こういうのを学習と言うべきか(笑)……というわけで、10〜11月あたりに行きたいと思ってるんですが……選挙あるんですかー(-_-;)。。。 今見たら、野田首相は「近いうち解散は見直し」っぽい事を言ってるそうです(゚.゚)。 そうだよー(^O^)。増税案では相乗りした癖に、増税反対派と一緒に問責決議提出とか、矛盾しまくりのあげく、総裁から引きずり降ろされた人(私の中で写真の上から二本の黒いリボンが降りてます)との約束なんか、反故になって当然ですなっ!!(笑) 何しろ早いと、10月解散、11月選挙ですかね(^_^;)。。 これもちょっと早まると、ぶつかる可能性も……与野党とも代表選びだかやってて、まるで見通し立たないんだけど、国民的には、ただでさえ見通し立たなかったのに、決まるや急展開で選挙とか、そんなの困るよーー!\(>o<)/ 来年でいいよー来年にしよーよ!! だいたい……何なの他党に増税させといて、使うのは全部自分らって態度、超ムカつくんだけどーヽ(`Д´)ノ この上、「約束は約束!」とかほざかず、総裁選もどうでもいいから、今スグ自衛隊とつるんで、日本じゅうの放射能廃棄物ぜんぶ船に乗せて、ナントカ島に籠れ!(笑) それで誰も近付かねーよ!良かったな国のためになれて!頑張れよ! (笑) 政府、そのすぐ廻りユルユル囲んで、ヨソ国向けに「我が国はもっか内乱状態にあり」とか宣言しとけば、当分カッコは何とか保てる大丈夫だ!wwww ……などと言いたい気分です(-_-;)。何しろ選挙は向こう1.5ヶ月ほどは勘弁してほしっす。。 どうも自分の廻りは、そういう人が多いです。何だろう。この夏〜秋は体調崩したり、異常な忙しさに見舞われてる人が多いんですね。 直近でもせめて年明け、来年にして欲しいです。今年はもう予定いっぱい過ぎて(-_-;)。。 あ、来年と言えば……、再来年の大河ドラマがまだ発表されないですねっ(゚.゚)!なぜ?! 例年だと、6月には再来年のが決まるんですけど、7月になっても8月になっても、そしてそろそろ9月も下旬を迎えようとしてますが、ま〜だ決まらないんですかー?!! う〜ん(-_-;)。。今年の低視聴率が響いたんですかね〜。 巷ではそんな憶測も見えますが、別事情ですかね。まぁ〜。(アップ直後にこんな噂キャッチ→14年NHK大河に浮上 明智光秀@日刊スポーツ) うん、低視聴率が解消されない所に、言いにくいと言いますか、さらに上からで恐縮ですが、今回は苦言を呈したいと存じます(^ρ^;)<コホン そうです。大河「平清盛」です。前回は、 >平治の乱の後、3話ほど続けて、ドッと話が乱れた感じがしました と言いました。その後に盛り返す事に期待して、多くは言いませんでしたが、その後もドンドン乱れる一方です(^_^;)。ちょっと修復不可能な線に陥ってると思います。 どうも振り返って思うに……、今年の大河ドラマは、「平治の乱」までしか考えてなかったのかな、という感じもします(^^;)。。 実はこの感じ、保元の乱のちょっと前あたりから感じてはいたんですが、後の展開を見ない事には何も言えないので黙ってました(笑)。 オリジナル設定オリジナル解釈自体は否定しません。 例えば、信西、西光、藤原成親といった登場人物にずいぶん登場させ、彼らの顔を覚えさせる努力もしてきたようには思いますし、その努力も買います。 また、重盛や宗盛など、若手に繋がる線も、比較的上手く行ってると思います。 今年は池の禅尼と時子という二代に渡る「継母」が、夫の初恋の女性が生んだ子と、実の子との狭間の複雑な心理をうまくダブらせている点など、見どころもあるんですが、全体的に平治の乱までしか考えてなかったんだなぁ〜(^_^;)、という所が露骨に現われてしまいました。。 あとは治承の乱に向けてまっしぐらになってて、正直、清盛自身の話は全く無い感じが……何とも残念ですね。。 付け加えて、肝心の後白河院や平滋子の描き方が非常におざなりで、何もかもが骨抜きになってしまっていると思います(^_^;)。。 この後、坂東で蜂起する頼朝は、鎌倉から遠方操作によって朝廷政治を操っていくわけですが、その中心人物が後白河法皇です(^_^;)。この先、 @清盛あってこそ後に頼朝が続いた。 A西国では朝廷を操る事が不可能とわかったから、頼朝は鎌倉に幕府を開いた。 B清盛が果たせなかった武家政治の夢を、心ひそかに頼朝に託す。 ↑どう描くにせよ、ここでその腰が折れた状態では、先の展開に見込みがあると思えないです(^_^;)。 まず後白河と滋子が恋愛関係にあるという点が、無理があると思います(^_^;)。 二人は15歳も年が離れてるのですが、まぁここはこういう事もアリとして、どうも理屈で「あの二人は恋愛してるらしい」と自分を無理やり納得させてる所が濃くて、正直スンナリと来ないです(^_^;)。 後白河が放蕩三昧の院であるから、ヤク●の組長が、イキのイイ不良少女を好むように、院が滋子を気に入った……という設定自体は悪くないのかもしれません。 なのでむしろ、この流れが来るのを待ってさえいたんですが、イザ来ると不協和音ばかり目立ちます(^_^;)。 不良中年と不良少女が手を組んでやってる事が、結婚の式典を盛り上げる事だったり、宮中の舞を踊る事だったりまではいいとして、他の皇子を追い落として、自分の子を帝に就ける事だったり、結局は腐敗の渦中に居座る事だったりするわけですよね? う〜ん(^_^;)。。 滋子を後白河がなぜ気に入ったのか、ここが一番わからない点です(^_^;)。 宮中で雨が降る中でも気丈に舞を続けるからだったり、院に生意気な口をきくからだったり、大酒飲みだからだったりするようだけど、どことなくピンとこないです。 なので、滋子役の成海璃子の台詞棒読みも、回を行けば行くほど気になります(^_^;)。。 もうしばらく出て来ると思うと、正直気が重いです(^_^;)。 こういう事を言い出すと、実は……、白河天皇が、環子は好きで清盛の生母を嫌って殺そうとするとか、後白河が二条帝や以仁王といった息子は嫌いなのに、滋子とその生んだ子(高倉帝)は気に入ってる、という段も、正直ちょっとついてけなかったです(^_^;)。 人が人を好きになるのは理屈じゃないから、理由が無ければいけないわけではない、と言われれば、それはその通りなんですが、ドラマについていく気になる何かが必要ではないでしょうか。。 でもこの点までは、それらは全て脇役の話なので却下しなさい、と言われれば従わなくないんですが、後白河の問題は清盛との絡みでも、デカイ失点となってます。 確かドラマ設定では、保元の乱で、後白河が清盛に「ここまでのし上がって来い」と言ってる、という解釈だったはずです。 後白河は善人とは言えないまでも、見所のある天才であり、清盛や時代を引っ張り上げてくれるリーダー、といった描き方だったと思います。 少なくても清盛は、後白河に「這い上って来い」と言われてると思ってたんでしょう?(勘違いだったようだけど) なのに滋子が後白河の子を妊娠すると、「後白河とはつかず離れずの関係が一番よかったのに!」と怒るなんて、何か合点がいかなかったです。その後、もう数回を経てますが、説明が全く無いままです(^_^;)。 何がいけないのでしょうか? 万々歳じゃないですか? だってドラマの上でも、この時はまだ後白河が意地悪な人だとは思ってなかったのではないですか(^_^;)? それと重盛に院の近臣(成親)の娘と婚姻させたのも、院に取り入りたいからじゃないんですか? ところがその清盛が、急に後白河を「赤子のようなおイタをする」と叱責したり、後白河も、清盛に「お前を利用してるだけだ」とわざわざ嫌味を言いに来たり(これ頼長にもあったけど)、用も無いのに、後白河と清盛との対立が起きるのが異様です(^_^;)。。 さらには、対立してるのに、清盛が病気になると後白河が泣いてしまうなんて展開も、何の必要があるのかサッパリわからないです(^_^;)。。 清盛と後白河は、一定の時期から対立図を見せる必要があるのは確かですが、一定の時期までは蜜月で行けばいいんじゃないですか? 少なくても平治の乱の直後から対立が始まっていたとは、到底思えないんですけど……(^_^;)。。 しかも、好感から嫌悪に移る時には、そのチェンジにメリハリが無くてはならないとも思います。 どの時点でこじれるかは、制作者の解釈に任せて良いと思ってましたが、まぁ自分の感覚としては、滋子の生前は、二条天皇が呆れるほど清盛と後白河のラブラブ状態は続いてたと思ってます。 あのドラマの配役で行くなら、その二人の仲に割って入ったのが、摂関家であり、比叡山延暦寺……という作りが望ましかったのではないか、と今思ってます。 後白河としては、清盛と仲良く遊んでいたら、他の人(摂関家・院の近臣・天台座主明雲)も清盛と仲良くやり出したので、内心は面白くないのだが、高倉天皇を帝位につけ、滋子と楽しい余生を送る見通しが立つまでは我慢……というのが自分の解釈となってました。 こう言うと、「それは貴方の解釈でしょ? ドラマは違う事を描きたいのだから」と言われそうですが、ドラマとして物凄く破綻して感じるのも、まさにこの辺なのです(^_^;)。 「遊びをせんとや生まれけん」の意識を共有してる後白河と清盛の二人だからこそ、関係が物別れになった時が悲劇……という話なんだと思ってました(^_^;)。 何故そうしなかったんでしょうか? それが「清盛の反抗的な目を見てるとヤル気が出る」だの、「成りあがりは所詮、成り上がり」みたいな事を言って侮蔑したり、後白河を「謎めいた人」みたいに描き続ける事に、何の必然性があるのか首を傾げるうち、だんだん付き合うのが面倒になってきました(^_^;)。 何しろ白河・鳥羽・崇徳といった帝王たちの無駄な描写までは、「後で必然性が来るのかも?」と見逃しましたが、後白河の落とし方は決定的で、この後半部は物凄い失点を免れないです。 ところで、この何となく変に感じる原因が、ストーリーや設定にあるのか、舞台装置なのか、演出か、演技か、打ち合わせの不味さか、ちょっとわからない点もあります(^_^;)。。 或いは視聴率が低いんで、製作費や制作現場にプレッシャーがかかって、こういう事になってるのか……? 例えば、清盛が入り日を招き返す段は、特にそこで「これが、あの有名な」という見せ場にしなくても、「わかる人にだけわかる」という作りでも良かったのかもしれません。 過去の大河にそういう隠し味的な演出は多々ありました。 ただ、あのシーンがそれでは通らない理由は、他に見せ場のある作りにもなってなかったからです(^_^;)。「入り日を招き返す」以外に、何かを示している場面とは思えませんでした。 つまり「今何が起こってるかわからない人には、一定時間を過ごす権利を与えません」と言わんばかりに、長々と示され、しかも「入り日を招き返した!」と言葉に表して言われるでもなく、ナレーションも入らず、と言って、画面を見てても、ハッキリと真っ暗から真昼間に、ガーーーン!と変わるわけでもなかったです(^_^;)。。。 なので、もはや、「文芸(純文)を気取ってる」としか言いようが無いです(^^;)。。。 それで不良少年と不良少女なんでしょうが、無駄に煙や鮮血や拷問シーンを入れて、「リアルだ!」とか自己陶酔してるなら、滑稽としか言いようがありません。 この清盛の入り日招き返すシーンは、鳥羽法皇が急に清盛の邸に上がり込んで、問答を仕掛け、清盛が鳥羽法皇に向かって弓矢を放つフリをするシーンを思い出します。 あれも、実に曖昧な見せ場で、何を言いたいのかよく判らないシーンでした(^_^;)。。 今回は、日吉神社および延暦寺の強訴(神輿入京)事件が描かれました。 wikiではこれを、「嘉応の強訴」と書いてますので、じゃあ私もそう呼びます(^^ゞ。(後の延臣流罪を撤回したり再判したりするトコまで入れて) これなど、結構な歴史的事件だと私は思ってたんですが、これまでも何かと言うと、鳥羽院や二条・後白河・摂関兄弟などが、清盛の邸に気軽に来てたので、「いつものおエライさんご訪問劇か(^^ゞ」と思って見ちゃった人が多いんじゃないでしょうか? 史実としては、こうです。 院の近臣の流刑を言い募って、武力闘争(神輿の入京)に打って出た宗門衆徒に対し、後白河院は平家に衆徒鎮圧を命じたところ、平家は延暦寺を鎮圧するためか、別の意図があるのか、六波羅に武士を集めたため、危険を感じた朝廷(院や貴族)が、一度下した裁定を覆し、以後も清盛の平家の武力に脅え屈しながら、平家全盛の世が到来……というものです。 この事件の背景には、清盛と天台座主・明雲の癒着があるんですが、そもそも清盛の平家の出世は、寺社領の検断・検注を強行させる力をアテにされて、信西や後白河の抜擢を受けて来たわけですね(^^ゞ。その意図する所は、貴族や寺社の荘園支配力を弱め、院領や各国衙領を確保する事にあります。 軍閥が宗教団体と癒着してたら、そりゃあ怒られますよ(^_^;)。 ところが、ドラマはこういう骨子を全く描かないんですね(^_^;)。何故でしょう? それどころか、清盛邸に乗り込んで来た院や貴族と、そこに帰って来た清盛の問答に、今言った事態が起きてるとわかるドラマになってなかったです(^_^;)。……と言うより、「何が起きたかわからない」話でした。。(汗) あと、松殿・九条の二摂関家がイキナリ清盛の五十歳の祝賀の宴に来て、色々嫌味を言うシーンなどは、亭主が「高貴な人があんな事をするだろうか。プライドが高ければ高い程、あんな下品な遣り方はしない気がする」と言ってて、なるほどと思いました。 こういうのも、1〜2度ぐらいだと、その時は「お?」と思っても、何となく見過ごすんですが、何度も何度も同じ手で行くもんだから、「またか(^_^;)」と思ってしまうんですよね。。 つまり藤原頼長にせよ、松殿基房や九条兼実にせよ、後白河にせよ、業子が環子に嫌味を言いに行くシーンにせよ、意地悪を言いにわざわざやって来る人が多い話なんですよ(^_^;)。。 二条帝の臨終に嫌がらせに来て清盛に一喝されたり、出世王道に乗る清盛に意地悪を言ったり、負けん気な人間に惹かれて気力が湧くという後白河の人間像であるにせよ、後に、それゆえ清盛から頼朝に気持ちが移るにせよ、ここまで数話で、もう気持ちが離れてしまった気がします(^_^;)。。 何かと云うと、上皇や摂関が清盛邸に来てしまう展開も、そろそろ鼻についてます(^_^;)。 今回のクーデターも、これまでに一度として院や貴族が清盛邸に来た事なんて無いドラマだったら、「大事件」というムードに持っていけたのでしょうが、院や貴族が気楽に来すぎるので、今回の事件が歴史的な大事件という感じがまるでしないんです(^_^;)。 「入り日を招き返す」「嘉応の強訴」など、有名な逸話や事件が「今起きている」事が伝わらず、今何が起こってるのか首を傾げる内に、「何事か終わったらしいが、一体何だったんだろう?」と思わされる事が多いです。 巷で「視聴途中から脱落した」という声がよく見られますが、かように評判が悪いのも、こういう「ついていけない」雰囲気を言われているようで、歴史にある程度精通してても、「そろそろ歴史は動いたはずだが、何も変わってない気がする」と感じる点は、極めて失点が強いです(^_^;)。 あと、全体的に登場人物が皆、似たようなタイプになって来た感じがします(^_^;)。。 前も書いたけど、家盛という弟が、摂関家・頼長に利用された事を知らされるシーンがあり、この辺りの運びが変で……実はあのオチも首を傾げたんです(^_^;)。 家盛は頼長に利用された事を知り、失意のあまり落馬するんですけど、そんな事で落馬して、しかも死ねる人って居ますかね(^_^;)。。 忠盛や忠正、義朝などの豪傑が死んでしまったから、というのもありますが、家盛・頼盛・重盛・宗盛といった面々が、何となく似た性格に思えるんですね、 女性も然りで、滋子の後、今度は丹後局が出て来るんじゃないかと思いますが、またこの女が、今の滋子のような不良少女路線なら、ちょっともう……という感じですわ(^_^;)。。政子もその路線っぽいですし。 あと、後白河と清盛が年齢通りに見えないです(^_^;)。。
どうも「平治の乱」直後に、後白河上皇と平滋子が出会う、という設定のようでしたよね(^^ゞ。 「嘉応の強訴」になっても、51歳の清盛が、30歳をちょっと超えた程度にしか見えません(^_^;)。。 後白河に至っては滋子より年下の18歳ぐらいにしか見えないです(^_^;)。。 現代人だと40〜50歳でも若々しい人が多いけど、この時代は今の60歳〜75歳ぐらいの人が演じてもいいぐらい貫禄があって然るべきではないかと思います(^_^;)。 10年ぐらい前、「新選組!」をやった時は、「出演者が若すぎる」と批判があったのに対し、「史実の年齢通りの役者を起用した」と答えがあって、これには大いに同意しました(^^ゞ。 それは今と違って、昔は若い人がドンドン命を散らした時代だったからで、そのギャップを現代人に感じて貰う事が企画の一つでもあったからです。最後まで見ると、とても納得できます。 しかし今、清盛や後白河が若い雰囲気のまま押し通すのは、何の意味があるんでしょうか? そうやって一度、目につきはじめると、これまでは気にしないようにしていた細かい点がドンドン目について来ます(^_^;)。 まず、冬のシーンが全くない事が気になります(^_^;)。 古代の風景が、江戸期の時代劇のような風情に薄いのは、まぁ仕方ないんでしょう(^_^;)。 しかし平安時代でも、「冬が来なかった」わけではありません。 毎週、毎週、うだるような灼熱の南国シーンを見てると、日本人の感覚としてはだんだん飽きます(^_^;)。。 特に雪のシーンは殆ど無いですよね(^_^;)。平治の乱の後、源氏一家主従の逃亡シーンで一場面だけ、義朝主従の相果てシーンで狭い庭にチョコと見た程度です。平治の乱は12月ですからね(^_^;)。 これも「新選組!」の「桜田門外の変」のシーンに大量の雪が要ると、脚本が特別に用意させたと云うから、金がかかるんだろうとは思いますが、樹の枝に枯葉が揺らめいてるとか、柿の実を食べるとか、干し柿を作ってるとか、枯れ木から鳥が飛び立つとか、そういうシーンでいいから、少し冬の演出がんばって欲しいです。 オープニングの音楽と白拍子の打ち揃った舞などは、いかにも「日本にもこんな古代があった!」という感じが濃厚で、そこにあるのは、日本という固有の国ではなく、古代アジアの一風景という堂々たる力強さがにじみ出ていて、これはこれで見応えがある、と思いましたが、そのように一度作り上げた風景を、一年の内に少しづつ違う季節に持って行くのが大河ドラマの醍醐味ではないでしょうか? 私はただ単に、大道具や小道具に人手をかけるユトリが無いからではないか……と危惧しておりますが、かつて、大道具・小道具・メイク・衣装には抜かりが無かったのに、馬は三頭しか用意できなかったため、「戦闘シーンがない!」などと、ギャアギャア騒いだ愚かな人達が居ましたからね(苦笑)。 大道具を駆使して大がかりなセットを作り、まるで舞台演劇のようにその内部で演技をする……といった伝統が、この何年かの大河に無くなったのは非常に残念です。 が、思えば、「炎立つ」なんかも、ずいぶん「えさし藤原の郷」の中で撮影してましたもんね(^_^;)。。 もっとも観光地化される前で、見学客を排除して、場を借り切ってやってた、という事かもしれないですけど……。 そうやって出来あいのセット風景や、CGを駆使して、新しい表現に挑戦すること自体は悪いとは思いません。 ただ、金が無いというのは言い訳にならないです(^_^;)。数年前まで、受信料の支払いは、集金に来て貰ってましたが、その時「不払い運動は収まったんですか?」と聞くと、必ず「はい、今は払わない人は殆ど居ません!」と断言してましたよ(^_^;)。 「払わない人は、極めて少数の異常者」みたいな脅しがあるにせよ、若干でも嘘があれば、つまりは詐欺を行なったという事になるわけで、つまり、金が無いという言い訳は通用しないはずです(^_^;)。 ただ、このように演出の細かい点に目が行くのは、何話も続けて退屈な展開になってる時に多いです。 これまでの名作として数えて来た作品でも、「今は我慢の展開」という数回があったものです。 それを知ってるので、何とか堪えるのですが、それにしても平治の乱の後は続き過ぎてます(^_^;)。。 何か、駄作だと言わせないよう、文句を言わせないよう、相手を黙らせて泳ぎ抜こうといった所ばかり神経質を配っている感じが残念です(^_^;)。 視聴者は頑張って毎回見るけど、どういう話なのか、いつまで黙って見てなくてはならないのかわからず、気疲れします。 何か、そうなる理由も、文句を言わせない事に躍起になってるから、という感じがします。 決定的な事が起きているはずなのに、そのように描くと、何か文句を言われるから、「わかってる者だけわかる演出」という事にしているような感じがするんです。 何か常にクネクネと変化・変容するだけで、毎回ハッキリした結論を出したがらないだけに思えます。 この「変化」というのが、実に「腐った文芸調」です(^_^;)。。 何か事件が起きたら、人格が変化しなくてはならない、とか文学畑では言われますよね(苦笑)。 文学作法を骨の髄まで身に染みさせた優等生が描くと、こういうドラマになるのかな〜と少し思ってます(^_^;)。。 近年は漫画やテレビドラマも、汚れて腐って落ちる傾向を真似るんですが、それが文学や心理学の影響なら、文学は人間そのものを描くものではなく、文学という作法に溺れるだけの絵空事です。 汚れて落ちなくては文学じゃないのなら、世の殆どの人は文学がしたいとは思いませんよ(笑)。まともに働いてまともに生きてますから(^^ゞ。 多くの人はそこがわかってるんですが、わかってないのは芸術畑の人達だけです。 家や学校でイイ子で来た人が、20歳や30歳を過ぎて、いきなりアウトローしても、それは「優等生の続きでやってる真似」に過ぎないです。所詮は通過儀礼、何も生み出せません、そんなエネルギーもありません。 公共利益にたかるのはやめなさい。今の国民に受信料は高税です(汗)。 あ、公共料金と言えば、やっぱ出ましたねっ(≧▽≦)。。電気代倍だそうで。。。そう来るんじゃないかと思いましたが(汗)、まぁ正直、消費税はしょうがないと思いますが、電気料金は……(^^;)。。 こないだ某漫画家が脱原発漫画を発表したそうで、聞く所によると、1個も新しい理論は無いそうですが(笑)、なぜか「原発ゼロだと経済はむしろ発展する」ゲな論法だそうで(笑)。 つまり、電気代が値下がりするって事ですね?絶対ですね? ……政府はそう言ってないんですがね(^_^;)。。そうですか〜じゃ信じてみるとして、この冬から、朝夕の電力逼迫の時間帯、全部の部屋で電灯と暖房を最高出力で点けっ放しにさせて貰います(爆)。宜しゅうござんすね?(笑) では今月もそろそろ「城主のたわごと」に戻りまする(^_^A)。今回もこの後わりとスグ出せると思います。待っててね〜(^O^)/~ 09月19日 城主 |
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