「城主のたわごと5月」出来ました(^O^)!

福島県は柳津から南会津へ、そして栃木県に入ります!



     
 

上記の通りです!

「城主のたわごと」、2011年9月の東北旅行編も、今回で第5弾となります(^O^)!
福島から山形へ、そして再び福島に入ってから長々やって来ましたが、このほど最後にやっと栃木へと映ります。

まずは福島県、柳津の「圓蔵寺」の続きから始まり、足湯などやった後(笑)、南会津に向かいます。前年にも取り上げた長沼氏の、今回はその本拠・田島の「鴫山城」に行きました!
こっから台風の直撃にハマり(^_^;)、栃木に入ってから、土砂崩れに遭遇しまして(汗)、何とか日光市で3泊目を迎えております(笑)。

どうぞ、宜しくご賞味下さいませ〜( ^^) _旦~~

次回もこれぐらいの時期(出来るだけ前倒しで行きたいですが:笑)までには、更新したいと思います!

05月25日

城主

 
     



「議事録」(だいたい02/21〜03/20ごろ)更新。

GWまで猛烈に頑張って……今は眠気と格闘中(笑)!



     
 

↑更新は上記の通りです。詳しくは更新歴を(^^ゞ。

今日は夏日になるんだとかで、熱中症に注意とか呼び掛けてましたが、そんなに暑かったかしら(゚.゚)? それと、たった昨日、何だかとんでもない寒さで……(*o*)。。

この頃は寒くなると眠くなって困ります( ´艸`)。。
そうそう、毎年この時期、眠気だとか体をぶつけたとか言うような事を書いてます(笑)。

眠気と戦ってる内に、たった一ヶ月の間で、いろんな事がいっぱいありました!
アルデヒド騒ぎはわりと大変でした(^_^;)。。
ウチは断水はしてなかった(か、しててもその時間、水道を使わなかった)と思います。出掛けてましたので。……ただ、途中で行列して給水してる人達にいっぱい会いました。

あとは……金環日食、見ました!
見ちゃいけないってことでしたが、裸眼で見ました!(爆)
メガネ高いとか、売り切れだとか聞きました(^_^;)。。あと、たまたま工事してる幕に所々、紐を通すような輪が空いてて、ピンホール状になってくれてたんで、日蔭にいっぱい見れました(笑)。

今年はGWまでは、よ……予定をこなさいと!\(>o<)/と頑張っていたんですが、GW過ぎた辺りから、ドカ〜ン!と果てしない眠気に襲われ、日常がどうかなってしまいそうです。。。

先月は台風なみ(「以上」か)の暴風雨襲来の話をしましたが、GWにかけて、祇園・亀岡・館山・愛知・藤岡と、世の中は交通事故のニュースが多かったです。

大型連休を前に注意を呼び掛けるため、マスコミが大袈裟に報道するという人もいますが、車に乗ってても、ただ歩いてても、この季節に異常な動きをする車に凄く多く出会いますし。。
通常の5倍は確実にいます。この時期だけ運転する人がいるのでは、と疑うほど(^_^;)。

事故原因は様々いわれてますが……。
大型連休に向けた過密スケジュールもあれば、連休前の解放感もあるでしょう。
遠距離ナンバーも急激増する時期なので、土地に不慣れというのもあるでしょうか……?
春は冬の疲れが出たり、気温の変化に体が追い付いてないのも、原因かもしれません。

と言って、路上でよく出会う異常車は、赤信号になっても発進しないとか、蛇行してるといった、居眠り運転や不慣れなドライバーとは明らかに違います(^_^;)。概ね乱暴運転で、急いでる感じがします。

前を確かめず(確かめてるのかもしれないけど、どけ!という感じ)にイキナリ飛び出して来たり、無理な追い抜きを仕掛けたり、煽ったりライト上げっ放しだったり。

JR福知山脱線事故が起きたのも、この季節でした。
バス事故にしても、過密労働、異常管理が問題になったので、眠気や不調が原因で遅れが出るのを、スピードでカバーしようとするのだとしたら、乱暴運転は結果であって、やはり原因は春特有の体調じゃないかと思います。

自分でもこの季節、何だかウッカリミスが増えますもの(^_^;)。。
年々、季節の変わり目の寒暖差が極端になって来て、とても体が追い付けない感じがします。いっそGWの休みを4〜5月じゅうに限り、週一日づつ振り分けて、タップリ眠れる日を作ったらどうかとさえ思います。

ウチは元々、GWまでに休みの態勢に入れるか疑問……つーか、だいたい後半になって休めるのが普通ぐらいなので(^_^;)、ハナからGWに予定は入れないでいる事が多いんですが、今年はわりと確実に休みが取れる日と取れない日が別れたので、出掛けられない事もなかったんです。

でも亭主があれこれ体調を崩して、回復まで時間がかかる症状だったので、休みの間に治療と休養に専念する予定にしてました。当の亭主はアチコチ行きたがるんですが、疲労と睡眠不足が重なってるので、「寝なさいヽ(`Д´)ノ!」と上から押し付けて(笑)。

それと……天候が……(-_-;)。。。
確か初日の2日(4/28〜29)が晴れで、最後の3日(5/4〜6)が雨だとか、週間天気予報で言ってたと思います。

「ウチは完璧にアウトだね〜(^_^;)」と言ってたら、雨が早めに(5/2でしたか)来ましたよね(・・;)。。
この頃は雨も、あっという間に洪水や土砂崩れになりますから、充分に怖いですが、後半の連休が始まると、今度は落雷・突風・濃霧(冷温)などの、それはそれで怖い天気に移りましたね。山の遭難事故もありました。。

年中ウカウカしてられないと言いますか……最後の方に一日、いや半日か、出たの午後だった(笑)。茨城方面に出ました(^_^A)。

亭主の治療&休養が課題だったので、「旅行ダメ〜( -_-)× 温泉のみ〜」って事で、下妻の日帰り温泉に行きました。近くの親鸞の庵跡や湖だけ、ブラブラ散歩しました。広がる水田じゅうから蛙の声を聞いたりして♪

その程度でも、やはり日頃行かないプチ遠出で、思いのほかリフレッシュ出来て、機嫌良く帰ったんですが……連休明けた途端、物凄い竜巻が、それも行ったばかりの茨城県に(・・;)!!

さすがに連休明けは多忙が戻り、あまりニュースも追い掛けられませんでしたが、今ユーチューブに上がってる映像見るだけでも、物凄い被害だったんだな、と痛感します(>_<)。。

被害に遭われた方々には、心よりお見舞いを申し上げます。

でもでも、茨城の竜巻の後片付けに、宮城や福島の被災地から「恩返し」と、ボランティアに来て下さった方がおられたと知り、じ〜ん(;_;)と来ました。
隣の県ではありますが、私からも御礼を……ありがとうございました!

また、これも後から追いかけて知ったニュースですが、GWには大勢の方々が、瓦礫除去や掃除などボランティア活動のため、被災地を訪れたそうです!これも感動しました!
この所、震災の記憶が薄れて、忘れられているのではないかと不安に思われた方も多かったと思います。どんなに励みになられた事かと(つД`;)。。

それにしても……去年もこの時期に竜巻が起きて、千葉北部では車や建物が大破し、その事を去年の12月の「城主のたわごと」でも取り上げたばかりでした……。

現在、太陽が四重極状態になりつつあるだとかで、小氷河期に向かいつつあるという話が、チラホラありますね(^^ゞ。

色んな説があるので、興味のある人は「太陽」「四重極」「氷河」などで検索してみて下さい。
「温暖化がこれで止まる」という見方もあるようです。が、その理由を、

@温暖になるのを冷える事で、単に温度が中和され、適温に落ち着くだけ
Aそもそも「温暖化」現象が、太陽の極移動など異例の運動と関係があった。太陽の異常活動が鎮まれば、温暖化も解消する

↑どっちにも受け取れます。Aを言及してる記事も見かけた事があります(^_^;)。。

@の場合は、氷河期は来るまでに何年かかかり、来ても最長で10年だとかいう話なので、去ってしまえば、また温暖化再スタートになるわけですね(^_^;)。。

私は、Aがイイです( ̄^ ̄)  ヽ(^^;)<いや、「イイ」って言ってもアンタね

あと、よく温暖化の原因は人工的に吐き出される二酸化炭素が原因という説と、そうじゃないという説と、エルニーニョやラニーニョは温暖化と関係があるかどうかわからないという説をちょくちょく聞きます。

……いずれにせよ(^_^;)、この所の異常気象を、太陽の極移動を原因と見る説が、だんだん強まって来た感じがします。

確か、4/29でしたか、千葉県東部で震度5弱の地震がありました。
この前日(前々日だったかしら)の夜中、北に向いて車を走らせてたら、北東と言うよりは東方、それも低めながら地平線ではない(珍しくやや高めの)位置、すなわち空中がかなり強く光ってました。

この時は周囲が暗い中、写真に撮ったのですが、まだカメラから出して無くて、シッカリ映ってるか確認できてませんが(^_^;)。。

あの震災の前年から、こういう夜空や変わった空は何度か見ましたが、下手すると震災の半年も前だったりして、「関係があるとまでは……ちょっと言いにくいよね(^_^;)」と思っていました。

震災の直後も、週一で必ず大きめの余震が起きて、それが必ず週末だったんですが(^_^;)、ガソリンが入れられるようになったからは、ウチらも必ず週末前に車を走らせ、必ず光ってる地平線を確認してましたが、「毎日こうなのか、週末だけこうなのかによるよね(^_^;)」と、これまた疑い気味。

でも震災から三ヶ月経った頃、わりと余震が減って来て、「スゴイ夜空(・・;)」というのを見るのも回数が減って、しかも見た直後に必ず大きい余震が来たりしたので、「もうちょっと余震の回数が減って来たら、因果アリのレベルに達するかも」とは言ってました(笑)。

今さすがに「5」が多くないので、だいぶ「アリ」のレベルに近付いてる気がしますよ(^_^;)。。
学者のセンセイたち、太陽の研究シッカリ頼みますね(^^ゞ。

ところでこの所の激眠いは……太陽の影響でしょうか(笑)。
この季節は眠い年と、「意外とそうでもなかった(゚.゚)」という年がありますね。
今年については、強いて言えば……実は3〜4月、歯医者に通ってました。通院の後、すごく眠くなりましたね……なぜ(≧▽≦)?!

やっぱ口の中をいじられて、少し神経過敏ぎみなんでしょうか。
それとも、歯科クリニックに流れる、アノ癒し系のBGMにヤラレるんでしょうか(^_^;)。或いは患者が痛がらないように、実はコッソリ麻酔系の薬品を混ぜて治療してるんでしょうか……。

あと、年末年始の前から溜まりに溜まってるDVD(つーかテレビ録画ですが(^^ゞ)を、3月ごろから、いよいよ消化開始してますので、もしかしてそれを頑張りすぎて、やや寝不足……これは考えられますねっ(≧▽≦)。。
苦痛をともなう寝不足とは言い難いので、無自覚の内に疲労が蓄積……遊び疲れですかっ。。

はい(^_^A)。
先月(「テンペスト」「蝶々さん」)に引き続き、このほど消化したのは、NHK「神様の女房」「開拓者たち」「キルトの家」、テレビ東京(正月時代劇)「忠臣蔵」でありました。

そうですね……。どれもそれなり面白く見ましたが、「神様の女房」と「開拓者たち」が特に良かったと思います。
あと二つは……ん〜まぁまぁかな(^_^;)ゞ。

「神様の女房」。松下幸之助夫婦の話。面白かったですね(^^)。作りが良かったと思います。
地味な貧乏所帯を覚悟の上で結婚して、いかにもオタク気質で神経質な旦那を、明るく気丈に支える妻。
苦労を楽しみながらの二人三脚から、四人五人と増え、身内ゆえのイザコザもありつつ事業は大成功。

時代が飛び、戦時態勢に無理やり協力させられ、終戦を迎えると、戦犯というのとは別ながらも、財閥解体の煽りを受け、離縁だとかいう話に……(^_^;)。。

上手いな、と思ったのは、ワンマンだが無駄を嫌う夫の有りようが、 最終局面で「ウチよりエエ女がおるんやないの?」と不安にさせる前提に、多忙ゆえ大事業ゆえの夫婦疎遠を間に入れて来る所ですね(^^ゞ。
始終、安定した土壌に乗りながら、少しハラハラ感も混ぜた良いドラマだったと思います(^^)。

次。「開拓者たち」は、満州開拓と引き揚げ、この辺りまではわりとやるドラマがありますが、引き上げた後の日本における苦労が、また大変なんですね(^_^;)。この辺りは昔の朝ドラだとやったのでしょうが、今はとんと見掛けない話となりましたね。。

自分はこのテーマ、わりとよく見る方じゃないかと思います。

映画だと「ラスト・エンペラー」「火龍」「流転の王妃」など見てます。「赤い月」は見れてません。
李香蘭は最近やったドラマは見ました。NHKのは全部は見れてません。
川口芳子のも最近やったドラマは見ました。
「流転の王妃」は、朝日テレビのも見ました。かなりの出来だったと思ってます。
NHK「大地の子」「遥かなる絆」は見ました。
満州ではないですが、ブラジル移民のドラマで「ハルとナツ」を見ました。
あと小野田寛郎さんのドキュメントとドラマ両方見ました。

「開拓者たち」のヒロインの夫役は、「キルトの家」にも出てた人ですね。
あと、ヒロインの弟役に、「新撰組血風録」で一話だけ隊士役で出ていた役者さんが出てました。
どちらも凄く印象に残るタイプで、熱演が光ってました。
満州の農場の子供、青年役の役者が、確か「ゲゲゲの女房」で姉の夫の子役(横山さん)でした。

「新撰組血風録」と言えば、芹沢鴨を演じてた人が、今年の大河「平清盛」の叔父・平忠正を演じてます。
芹沢役の時から、大河で抜擢がありそうな雰囲気を放ってましたが、裏も表もある不足の無い役どころを、余す事無く演じてて、イイ感じです(^^ゞ。

テレ東の「忠臣蔵」は……まぁまぁですね(^^ゞ。「神様の女房」でもそうでしたが、ああいうヒロイン(堀部安兵衛の妻でした)は常盤貴子にやらせておけば、まず間違いが無いですよね(笑)。

……非常に「余計な事」でしょうが(笑)、個人的には内野聖陽と常盤貴子の結婚シーン、「一度は美男美女の組み合わせを見てみたかったですぅ〜(≧▽≦)」と思いましたよ(爆)。

役者としては、そう言われるとガッカリするのかもしれませんが、「美男美女」が「分相応」って考え方もあるんですよ世の中にはね(笑)。
時代劇とは、そういう一面もあるものなんです。

そういや時専から「値上がりのお願い」というのが来ましたねぇ(^_^;)。。よほど流行らないんですねぇ。わかる気がしますよ。

かなりの値上げですよ。と言っても500円台が700円台ですけどね。ウチも厳しいので、震災募金がこれで多少なり減るってぐらいアレです(←どんだけ貧乏かってぐらい貧乏です)、だから今後は、契約する月としない月が出そうです。。。

……で、時代劇不調の事情も充分理解しますので、今年のテレ東正月時代劇の音楽使い回しについては、「それで良か」と思います(笑)。←なら、言わないでやれよ(笑)
やっぱあの曲いいですよ。かなりイイです。鍵屋の辻ですよね(爆)←スルーしてやれって(笑)

あとは何でしたっけ。あ、先月、大河「平清盛」の事を話すと書きましたか。
前回も言った通り、まず「今年の大河に関しては、視聴率(が低い事)はあまり気にしなくていい」と思ってます(笑)。

テレビや時代劇を見る人が減ってるとか、率が分散してるとか、初回から低いからどうしようもないとかある中で、それでも率の高い年、途中からでも高くなる年もあるので、全く気にしなくていいとは言えないでしょうが……(^_^;)。。

何やらバッシングが凄いらしいですね(^^ゞ。なぜか私の目に触れる事が少なく……というか、全然読んでないので、そうストレスも溜めずにいて恐縮です(笑)。

一度だけ読んだ感じでは、清盛自身の人生や性格を印象づける逸話が殆ど無い事を、不人気の原因と分析する記事を読んだ事があります。
一面的には言えそうですが、清盛以外の人々……皇室や貴族や源氏や海賊や清盛の親や兄弟の葛藤も、これはこれで見てて面白いから、大半の見放し視聴者の反応と決めつけるのはどうでしょうか(^_^A)。

脚本家が「清盛に対するイメージが希薄、彼を取り巻く人々の方が濃厚」と言ってる通り、清盛自身について、これと言った歴史など無い、でいいと思いますぅ〜(^。^;)。。
さらに、廻りの人間関係の方がよほど面白い時代なので、それをやらず清盛の話をやれと言う方が、度を越えて気の狂った注文だと思いますぅ(笑)。

誉めたい所もいっぱいあるんですが、今回は先月「もうちょっと説明した方がいいかな〜と思う点も無くは無いですが」と書いた点だけ、とりあえず書きますね(^^ゞ。

特に「これは歴史をよく知らない人にはキツくないかな(^_^;)」と凄く思ったのは、「今の最高権力者(すなわち悪い奴)は誰か」がわかりにくい点です。

「権力者=悪人」という仕切りはどうのこうの、と反論が出そうな所ですけど、書物やHPのようにいつでもマイペースで読めばいいものならともかく、連ドラとか連載には時間の制限が付き物ですよね(^_^;)。
赤の他人が長々と付き合ってくれるんです。しかも金を払って。

特に今年の大河のように、複雑な人間関係、複雑な展開を織りなし続けるドラマは、進めば進むほど、「で、結局、悪いのは誰よ(^_^;)?」と割り切った見方で付き合うのが視聴者というものじゃないでしょうか。

清盛も忠盛も、源氏も、院も帝もその妻たちも、自分(や自分の愛する者)の思い通りにならない事を苦悩する人生を送ってるんですが、その原因たる「権力者(すなわち悪役)」が誰なのか、そもそも私自身、知識で脳内補正を行いながら見てたから面白く感じただけではないか、と振り返る事が少なくないです(^_^;)。

「特に今年の大河ドラマでは、それを是非示さないといけない」と強く思う決定的な理由は、「武士の世の中にする」を最初から、バーン!と持って来たからです。

この事自体は、非常に好印象です。
語りの頼朝が「清盛がいたから武士の世が来れた」的な言葉を言うのは、第一回から強烈に評価している点です。

ここを浮かせて、さも中身がありそうにウダウダ一年引っ張る設定だったら……弱い神経の持ち主のどうでもいい自負心をちょっとくすぐる程度の「弱い作品」に墜ちたと思います(10年ぐらい前のアニメみたいな:笑)。

武士が苦労して武士の世を作るからには、途中まででも結構ですから、「今はコイツが悪い奴ヽ(`Д´)ノ」とみんなが思ってついていく……という作りが必要なのです。

この先話をどうもっていくのかわかりませんが、「悪い奴」の方向性が後で変わっても、取っつきが面白ければ、わかりやすければ、みんなついてきますので。

で、その点についてですが、「説明している」つもりかもしれないけど、「今は誰々の御世(みよ)」という言い方や、「でも実際に権力を握っているのは誰々」程度では、深部にある葛藤の理由はわからないと思います(^_^;)。

@画面上にドンと系図を出す事が望ましかった

↑摂関家や平家や源氏の人間は、その時その時から、少しづつ出して行く手法を取っているのでいいとして、やはり問題は皇室の面々(^_^;)。

白河┬堀河−鳥羽┬後白河┬二条−六条
   ├清盛    ├近衛  └高倉┬安徳
   └ −−−−-└崇徳      └後鳥羽

<天皇についた順番>
白河→堀河→鳥羽→崇徳→近衛→後白河→二条→六条→高倉→安徳→後鳥羽

次が、一番重要な事↓
A院政の主導者(最高権力者)「」になるには、自分と自分の子の二代が「帝(天皇)」にならなくてはならない。

↑この点は、ナレーションとして何回も何回もしつこく言った方がいいです(^_^;)。

B「主権はにあり、は院の権利を裏付けるための道具に過ぎず、何の権限もない

↑これはさらに強く説明する必要があったと思います。

「今は鳥羽帝の御世(みよ)だが実際の権力を握っているのは白河院
「今は崇徳帝の御世(みよ)だが実際の権力を握っているのは鳥羽院

↑ドラマ内でも言ってたかもしれませんが印象が薄いです。意味もキチンと伝わらないと、なぜ天皇の妻が不倫をしてても、天皇には文句の一つも言えないのか、祖父との不倫では言えなかったのに、家臣との不倫になると、イキナリ冷たい態度に出れたのか、全くわからないと思います(^_^;)。

もしかしたら多くの人は、そこを「鳥羽の性格が弱いから」とか「他の愛人が出来て気が強くなったから」と思ったでしょうか。

勿論ここには、このドラマならではの、「深層の理由」があるのでしょうが、表面的な理由……すなわち「人目」があるから、深層の理由を隠す必要が出るのであって、時代劇に重要なのは、「表面的な理由」の説明なのです。

実はドラマでも、白河院が死んだ途端、鳥羽院がすこぶる強勢となってるんです(^_^;)。史実厨的に正しく、考証レベルでもOKが出てると思います。

しかし普通に時代劇の好きな人は、江戸時代か、せいぜい戦国時代のドラマばかり見てますよね。ってか、それしかないし(^_^;)。
平安期の権力不在な状態は、時代劇慣れしている人ほど、変な感じがしてしまうんです。←ここは気を付けないと

なので視聴者だけが、性格の変化か立場の変化か飲み込めない内に、二后の対立劇に入ってしまいました(正解は「立場の変化」です(^_^;))。

待賢門院(璋子)の性格設定が特異で(笑)、多くの人はそれゆえ面白く見てたと思うので、ここまでは、「性格重視で行く方がいいのかも(^^ゞ」と思って見てましたが、時代設定を呑みこませてない難点は、他の場面にも尾を引いてます。

例えば現在の所、藤原頼長が悪役ですが、彼が鳥羽院に面会して「順序立てて物事を進めるという事をご存知ないのか!」と憤るシーンなどは、「院政の中で実質権力を握るための四苦八苦」と言わないと、何を怒っているのかわからないです(^_^;)。

ましてや「最高権力者に対して、陰口ながらも悪態をつける度胸」という、彼独特の性格づけなど、全てが理解できず、非常に勿体無い「流し方」になってます(^_^;)。

C↑二代(院と帝)は出来るだけ「続けて」の即位が望ましい。間に他の候補者が即位してしまうと、他の系譜に帝位が流れる可能性が極めて濃厚となるから。

↑この点は院政に限らない(天皇による親政時代や摂関家などが主導する時代でも同じな)ので、そうしつこく説明を入れずとも、昔日の例を、作中の誰か(例えば信西や義朝や西行や忠盛)が時々、清盛に話す、といった手法でもいいかも。

ただ、どう説明するにせよ、崇徳から一度皇位が弟の近衛に漏れた事で、フヌケになるほどショックを受けるのは、父子の問題もあるでしょうが、自分の帝位が歴史的に否定された(無かった事にされたぐらい強烈な)事だからです。

鳥羽が死ぬ間際に、許してくれと言うぐらいで許せない、ゆえに鳥羽が崇徳に皇位をもう一度戻そうとまでする……というドラマの裏に張れた点なので、ここを呑みこませない内に進めたのは、ちょっと残念でした。

D自分が天皇になるためには、自分の父も天皇の経歴を持っている事が原則なので、都合三代の天皇即位が条件となりうるが、過去に、祖父や曾祖父が天皇という経歴でも、それを頼りに即位できる例もあるので、基本は自分と自分の子の二代という考えで良い。

↑必要があれば言ってもいい所ですよね(^^ゞ。ただ今の所、必要なシーンが無かった気がします(^_^;)。。
強いて言えば、崇徳の帝位を「白河院の子」と見なすかどうかですが、見なした場合、鳥羽系の子の即位は薄まってしまう可能性が強いです。

E摂関家や源氏が「昔日の勢いを失っている」割に活躍してる点

↑これは、どう説明したらいいのか、私にもわかりません(^_^;)。
と言うか、陰謀論者に多い「悪役にされた人を主役」にする典型的な欠陥のようにも思います(汗)。元々「平家を正統」と描く事に無理(問題)があります(笑)。

しかし、歴史に詳しくない人が、ここで「?」となる方がむしろ正解なのに、下手に詳しいと、ついていけてる頭にならなきゃならんので、正直ちょっと苦しいです(笑)。

摂関家についてのみになりますが、鳥羽院が実力を得た時、「白河院が嫌ってたから、自分は贔屓にする」←これを摂関家の人間を近くに呼ぶたびに、重々言うしかないでしょうね(^_^;)。。歴史的にもこれ以外に理由がある気がしません。

幼稚っぽい感じはしますけど(笑)、それだけ院政の世代交替って、凄いエネルギーのいる物だったんじゃないでしょうか。
そもそも院政を張る事によって、長期政権が確保されるわけですから、時代が覆された事を世に示す必要があったと思います。

じゃあ、そんな中で平家はなぜ生き残れた……のみか、前にも増して取り建てられたか。

↑平家と源氏に自由競争させて、漁夫の利を得るためじゃないんですか(^_^;)?
私はそう思ってましたけど……鳥羽院が清盛を気に入る辺りから、正直ちょっとついてけてません(^^ゞ。

書き始めると、沢山ありますねぇ(^_^;)。。それと、ドラマが進行すると、言った事が適当だったかどうかと思うかもしれないので、今日はこんな所にしておきます。

面白いと思ってる点についても書いてあげたい気がしますが、そろそろ「城主のたわごと」を書かないと(^_^;)。。
たわごと、だいぶ出来てるので、今回もこれよりスグ出したいと思います。待っててねー(≧▽≦)!

05月23日

城主

 
     





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