「城主のたわごと10月」も、前回(9月)に引き続いて、日常レポ編です。 12月〜3月ごろまでの、前回の秋編に続いて、冬編(^^ゞ。 だいたい例年通りで、クリスマス、年末年始、正月の初詣、冬〜初春の風景に混ざって、今回は東京、目黒の「氷川神社」と、その目の前の大橋ジャンクション建設の現場が入ってます。 そして、あの震災の日から、半年以上が経ったんですね。。 今月も宜しくお付き合い下さいませm(__)m。 次回も、出来れば、なるべく前倒し気味に行きたいのですが、上手く行くかな〜(>_<)。。 がむばります!!(笑) 10月23日 城主 |
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更新は上記の通りです〜。 やっと「夏を振り返っていい時期」になったでしょうか(^_^A)。 何度か「涼しくなった(^_^A)」「寒くなった(*o*)」があった後で、「また蚊が飛んでるっ(^^;)」つう夏日が戻って来るので、どのタイミングで「季節の話」をすべきか迷います!!(笑) 去年のご挨拶を読むと、やはり熊など動物類の出没や異常繁殖、そして野菜高騰の話をしてるので、もはや「異常」の仕切りで話す内容じゃなくなってるのかもしれませんがっ(汗)。 それにしても、今日もたった今、PCがパワー不足を訴えて来たんで、渋々再起動かけたのに、なかなか落とせないので、何となく手をかざしたら、「うっ」と声が出るぐらい熱くて……10月も終わりに来て、熱暴走ですか(^^;;;)。。。 今、タオル敷いてラップかけて、凍った保冷剤乗せてます(汗)。。。 *真夏の対処* うん……動き始めた。ノートになったら、スグ冷えてくれて助かります(^_^A)。 ええ、デスクトップの熱暴走……あの地獄の日々を思うと……(つД`;)。。 さてさて、先月もお伝えした、あの大変旅行(^_^;)の後は、まぁこういう天候のせいもあるのか、亭主も不調ぎみになったで、このところの我が家は、ちょっと運動不足に陥ってましたが、その分、溜まってたテレビ番組の消化は進みました!(笑) ……今年のテレビ状況(何それ(^_^;))を振り返りますと……。 1月ごろ、遅れ馳せながら、「龍馬伝」を見終わりました(面白くなかったです(^_^;))。 「江」は、最初二話まで見てましたが、何か……ついていける雰囲気じゃなかったので(笑)、そのまま6月ごろまで放置状態でした(^_^;)。。 「坂の上の雲」、3月ごろまでに追い付いたと思います。 これ、思ってたほどノリノリにはなりませんでしたが(笑)、まぁ何とか見てます(^^ゞ。 途中、民法系も含め、ドラマ&歴史番組で、タイムトラベラー物っぽいのもやってましたが、う〜ん……正直どうでもいいです(笑)。 3月下旬から、時代劇専門で「北条時宗」やりました。これは欠かさず録りましたが、03/11より一ヶ月は、大震災関係(計画停電も含め)のニュースばかり見てましたから、4月3日から始まった「新撰組血風録」(NHK・BS)も溜めっ放しで……6月ごろまで行きましたか(^_^;)。 「北条時宗」を実際に見出したのは、4月半ばごろからで、最終回やった06/01までに追い付きましたから、そこで一度、「江」を見出したと思います。 その辺りの「ご挨拶」にも書いた通り、10話までが最悪、特に7話までは酷かったけど、その後まぁまぁになって、「利休切腹」あたりまで、わりと一気に見たと思います。 溜まっちゃうと大変な量になりそうな「江」が追い付いたので、ここで、ようやく「新撰組血風録」に入りました。こちらは本放送の終了が06/19でしたから、見始めた時には、もう放送が終わってましたが(^_^;)。。 いや〜今、振り返っても、今年の傑作は「新撰組血風録」に決まり!という感じのまま行きそうですねぇ(^^ゞ。 今、同じBS時代劇枠で、「塚原卜伝」をやってて、まだ初回しか見てないので何とも言えませんが(^^ゞ、初回を比較する限りでは、「血風録」の出来を追い抜くのは無理に思えます(^^ゞ。 その後、「江」はまた溜めてしまい(^_^;)、このほど(9〜10月)一気に追い付いて、春日局と揉めモード&大坂の陣に向かう……という辺りまで見ました(^_^A)。 うん、そうですね……ちょっと驚いたのは、徳川秀忠に充てられた向井理が、予想してたより遥かに上手ですね(・・;)。。 私、実は正直、この俳優さんは「水木しげる」の役(朝ドラ「ゲゲゲの女房」)の後は、わりと苦労する(か埋没する)んじゃ……とか思ってました(笑)。 それだけ「水木しげる」役がハマリだった、というのもありますが、あの水木役も、かなり役者の持ち味に合わせて作られてたのでは……と思えてたんです(^^ゞ。 こういうとこ、「新選組!」で山南敬助がアタリ役だった、堺雅人さんと重なる気もします。 今年の「江」と同じ脚本の「篤姫」で、徳川家定をやりましたが……どうもね(^_^;)。。 (そう言や、「塚原卜伝」も堺氏でしたね……大丈夫かな(^_^;)) 同じように、今年の「江」は、跡継ぎの悲哀や、病的な御曹司といった複雑な役どころを求められているので、どうなるかな……と思ってましたが、今年の向井氏は、かなり上手くこなしてると思います。 その「江」ですが、これまでの展開だと、「主役に有利な展開ばかり並び立てて行く気なんだな〜(-_-;)」と、ちょっとウンザリしかかってた所、江に対して、淀(茶々)や春日局などとの対立が、ここに来てわりと露骨に出て来たのが、少し好印象になってます。 なるほど。あんなに次々と大量に子供を産み続けたら、「もういいわ!次の子また産むから!」となって、産んだり育てたりするのに追われて、一人ぐらい目が行き届かない子が出ても仕方ないのかな〜と(^_^;)。。 その子供にとっては、一生恨みに残るような事だし、又、あんなに肉親の絆がどうこう、人に対してはうるさくこだわって来た人たちが……と思うと、スゴイ皮肉ではあるんですけど、その事に、江も秀忠も全く気付かない……という運びに、驚くほど不自然さが無いんですよね(^^ゞ。 そこに来るまで、二代・秀忠という人物が、ああまで家康に反抗的だったかな〜と、何でそういう話にしたがるのか、正直理解しかねつつ見てた所もあったんですが、なるほど、積み重なる確執みたいな面がないと、家光との齟齬もですが、大御所・家康との対立って、視聴者を説得しきれない部分かもしれません。 実際、家康と秀忠の間の対立じみた構図って、ドラマでアッサリ流される以上に、実際は色々あった感じがしますよねぇ(^_^;)。。 それと、地方の多くの廃絶大名が、実はこれらの対立に巻き込まれて……という面も多く疑えるので、実は日本全土的な問題でもあるんですよね(笑)。 ただ、家康に反抗的な秀忠像というのは、これまでの時代劇にあまり無い描き方だったので、そこで離れそうになるのを、わりと上手く繋ぎ止めたのは、「役者の力量」と言っていいでしょう(^^ゞ。 もっとも、そこに行く前に離れた視聴者の気持なら、凄くよく理解できます(爆)。 特に本能寺に「江の幽霊」が出て来たトコね(爆爆)。私もあそこは吐きました(爆爆爆) 大河ドラマって、これまでも、行き詰って新機軸を打ち出すたびに、コケクソに言われる事が多かったんですが、実は、そのように悪口言われる事を恐れてか、文句を言われそうなネタのドラマに限って、後に「名作」の評価を得た作品が多かったんです。 @歴史的に有名な人物を主役に扱わなかった作品 A女性を主人公にした作品 B歴史の裏側を創作した作品 C主人公が日本じゅうの地域に出没する作品 D現代劇っぽい味付(音楽や台詞などに)がされてる作品 ↑こういうものは、飛びついてギャアギャア罵る人が多いからです。 だからこそ、こうした物を扱う場合、何重にも用心の上に用心を重ね、むしろ「それがゆえに名作」とまで言われる物を打ち出して来ました。 ところが、ここ最近、そうした「用心深さ」が影を潜め、失敗すべくして失敗する作品を連発しています。 NHKは、司馬遼太郎を担ぎ出して、「坂の上の雲」をドラマ化してるわけですが、その最大のソースは、「日本人は(日露大戦の)成功の裏に潜む、既に始まっている失敗材料についての反省を怠って、(第二次世界大戦で)敗戦した」という所にあるはずです。 これと同じ事が、NHK自身に言えるというのは、「江」夫婦のように皮肉な結果です(笑)。 こうした事って、大河ドラマに限らず、このところ問題となる多くの事柄に当てはまるのかもしれません。 日本の経済や技術力などに陰りが出て来たのは、事実なんでしょう。 もはや右肩上がりの時代は終わった。……うん、確かにそれもそうでしょう。 冷戦が終結して、新しい価値観が生まれたかと言うと、単なる資本主義論に落ちて、先史時代からありそうな、古びた弱肉強食論に陥っている。……それもありましょう(^_^;)。。 しかし、そういう理屈を並べて、文句言う人の口を塞いでも、何の解決にもならないんです(^_^;)。。 震災以来、世間はとっくに意識が変わっているのに、どうも企業人だけが相変わらず「自己責任!ヽ(`Д´)ノ」とか言ってるズレた人が多い感じがします(笑)。 「こんな程度の低い人間が、これほど大きな会社(なり組織)に居るなんて、信じられない(・・;)!」と青ざめるような事が非常に多くなったと思います。 それは、もしかしたら、震災の対応が追い付かないという事情も多いにありましょう。 又ここ数年、労働者の低賃金や、使い捨て雇用が問題になって、企業は能力の低い人でもリストラしづらくなったのかもしれません(企業が言いそうな事ですよ:苦笑)。 しかし、だからと言って……。 市民や消費者・客が迷惑してもいい ↑これを大前提にする企業や組織は、異常だと思います(^_^;)。。 市民にも、前はワガママ意識の延長みたいな人も大勢居たのかもしれません。 でも今、市民あるいは消費者がわに、そんなに理不尽で自分勝手な要求してる人ばかりとは思えないんですよね(^_^;)。 台風の時には、海を見に行くな。屋根に登るな。外に出るな。 言われた通りに家にいたら、洪水が押し寄せて死んでしまった。それでも「自己責任!」とか言ってる人達って、どんだけ頭悪いんでしょう(^_^;)。。 よく、低レベルな物を作った事を批判すると、「すぐケナす」と逆批判を行い、 「誉めない姿勢がいけない」などと、観客の姿勢こそ叩く声を巷で聞きます。 私も少し前までは、「寛容じゃないといけないよね(^^ゞ」などと思った事はありました。 それには、確かにネット上などで、何でもかんでもあしざまに叩かれる事に、少々辟易していた事も原因します(笑)。 でも昔、それこそ歴史ドラマとか漫画とか、まだ充分な市民権を得ず、世の中に批判されやすかった頃、用心の上にも用心を重ね、批判に耐えうる内容の物を作っていた事を思うと、今はどうでしょう? テレビ番組にせよ、絵画や小説、音楽・漫画・ゲームといった、ありとあらゆる「創作物」に携わる人間の質が、ドンドン低下してるのは、コンピューターなどテクノロジーの導入や向上によって、大した苦労もせずに物が作れるようになった事も一因してるんでしょう。 そして、これら座ってれば自然と収益が入るような職種に限って、自分の事は棚に上げ、市民に対して、客に対して、大衆に対して、ひたすら厳しい注文ばかりすると感じます。 それでも、まだ競争力が存在する職種はマシかもしれません。 保険料、電話料金、受信料、基本使用料、地代、管理料といった、黙って座っていれば、何もしなくても自然と収入が入って来る……そういう職種に限って、レベルが低く、悪質な内容に走りがちな傾向を感じます。 客に対して、「クレーマー」「文句ばかり言う奴」という烙印を押しておいて、自分は面倒から逃れ、責任を果たさず、人に対してのみ厳しい事を言い、客でも、おりあらば労働させ、着々と利益のみ得て時間を稼ぐ。 日本人が「成功物語」ばかり追い求め、お守りでも購入するように、サクセス事項の真似ごとをし続ける限り、失敗を防ぐ事は出来ないと思います。 成功するためにやるべき事は、「成功に憧れる事」ではなく、「失敗を防ぐ事」だと思います。 失敗の言い訳に汲々としていても、多くは解決できないので、むしろ今後は、目を皿のようにして「失敗を探す」べきだと思います。 一方、NHKの震災特集は、かなり見どころがあると思います。 最近の物では、宮城県名取市閖上を襲った大津波についての特集がありました。 今は無いに等しくなった地図上に、一軒一軒の民家を再現して、被災者の当時の動きを、実に丹念に聞き取り調査を行っていました。 真相を究明するため、相手が被災者であっても、シビアに質問を重ねて、その反省点などを語らせる手法は圧巻でした。 ただし、本来こうした事は、国がやるべきであって……云々という声を聞きそうな所ですが、私は断じてそうは思いません。 タダに等しい事に対してさえ、市民があまりにも極度なクレーマーじみる事にも嫌悪感はあります(笑)。個人的な趣味の範囲に過ぎない事や、あまりに些細な事、筋違いの批判をするのはどうかと思います。 それでも、お金を貰うとは、厳しい事のはずです。 ましてやNHKは、今や究極の権力の座にあるのも事実です。 受信料を払わない人間には、訴えを起こす権限を持ったのです。 以前のままの自覚で通させて欲しいと言えば、それは甘えと言うしかありません。(多分そんな甘えた意識に留まってないと思います) 税金を徴収してるに等しいのですから、あの程度の実績調査が出来るのは当前。まだまだ、全く足りないぐらいです。 受信料を払う自由を市民に返還するまで、職員の全員が自殺するまで、もっともっともっともっともっともっと厳しい批判で追い詰めても構わないです。(ってか、心配しなくても、それぐらいの覚悟は出来てますよ(^^ゞ) そして、そうした市民意識の上昇の果てに、日本の再生が訪れるのだと思います。 どうも震災の後なのか、それより前からか、日本人は委縮してますよね(^_^;)。正直そっちの方が心配です。 ところで……震災特集も、他の自然災害などでも、このところ少し気になるのは、市民一人一人に責任追及する姿勢ですね(^_^;)。 同調性バイアスについてはともかく(正直私も、mixiみたいなベタベタ意識って、どうも好きになれないんで(^_^;))、正常性バイアスや愛他本能といった、津波みたい極端な災害でなければ、本来必要な本能まで、たかが西洋輸入の心理学者ふぜいが、偉そうに上から目線で、死んだ人の事まで批判してのけるのはどうかな、と思いました。 ま、この辺りの事まで、NHK批判すべきかは何とも言えません。 あの調査力だけで、大いに認めるべきとは思っています(^^ゞ。 NHKの番組で、わりと誉めれる物もあります。 「名曲探偵アマデウス」や「歴史秘話ヒストリア」などは、前にやってた音楽番組や歴史番組より、チマチマした枠を取り払った枠作りが出来ていて、面白いと思って見てます。あと世界遺産物や海外散歩っぽい番組、五分のショートながら、「山川草木」という番組がわりと好きです(^^)。 さてさて、そろそろ「城主のたわごと」の更新作業に戻ります(^^ゞ。 今回もこの後、わりとスグ行きたいと思います〜♪待っててね(^^)/~ 10月20日 城主 |
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