「城主のたわごと9月」は「将門ツアー@茨城編」第二弾〜!

いよいよ「承平の乱」に突入ですゼ(^。^)。




     
  更新は上記の通りです〜。
「将門ツアー@茨城編」は、3回シリーズ(予定)の内、第2回に入りましたっ(^^)。

先月もお断りた通り、「作品の広場」の「将門雑記(風と雲と虹と)」の、まだ追い付いてない部分が、今回から先に出ております(^^ゞ。

通常「たわごと」と同様にお読み頂けるべく、「知らないとついてけない」という作りにはしてませんが、中にチョコチョコとドラマの内容が匂ってる点は、ご愛敬と思し召して頂ければっ(笑)。

又これも先月お断りの如く、「将門雑記」が追い付き次第、今回の「たわごと」にリンク貼りますので(^^ゞ、ちょっと変則的で恐縮ですが、ご了承賜りますようm(__)m。

では、宜しくご賞味下さい。

次回の更新も、来月上旬を狙ってます〜。

09月15日

城主
 
     




「作品の広場」の「将門雑記(風と雲と虹と)」21〜26話アップ。

「議事録」(だいたい)06/21〜07/20頃の更新〜。




     
  更新は上記の通りです(^^ゞ。

「風と雲と虹と」の原作「平将門」は、かなり終わりの方に近付いてます〜。
前に海音寺潮五郎サンが「分量を大幅にオーバーしてしまう癖がある」と書いてるのを読んだ覚えがありますが、今回も後ろに行くほど量が多い気がします(笑)。

思うにこれは(全部読んだら言うこと変わるかもしれないけど:笑)、「将門記」の記述に忠実に沿って話を展開してるからかな〜と(^^ゞ。

カッコ書きに記される発言は、そっくりそのままドラマで台詞として使われてますが、小説に描かれる将門は、内気な内面を深く掘り下げられ、所々まるで昔の私小説のように陰鬱な内情吐露が連続されます。

「突出してしまった謀反人」を描く考えからに思えますし、最初からラストを決めていたのだろうとも思います。
つまり「やむにやまれぬ事情と苦悩の重なった結果」を描く意思から、その複雑でナイーブな性格設定が施されているのだと思います。

そういう意味では、現代人にも理解できる等身大の将門像が現れている感じもします。

事態が移るたびに考えがグラついたり、落ち込んだり、葛藤など始終あって、行動への理由づけが丁寧にされてる分、全体としては統制の取れた人格の結果とされてない感じがしますし、それでも良いという感じがするのは、読んでて憂鬱とか面白くないという事も無く、活劇のような楽しさが満載だからですか(笑)。

そもそも「将門記」を決め細やかな小説に描くこと自体、かなり大変な作業だったと思いますし、ドラマでは描きようのない時代背景や、手を変え品を変えて登場する大勢の人物などは、やはり文章でしか書き表せない豊富さもあって、退屈せずに読み進んでて、そろそろ終わりに差し掛かってます(^^ゞ。

しかしこの原作を、さほど大きくストーリーや台詞など変える事なく、全く違った将門像に作り上げてるドラマの手法にも改めて驚きました(^^ゞ。

そして原作とドラマは、後ろに行けば行くほど違って行くように思います(^^ゞ。
原作の将門が勤勉実直なら、ドラマの将門が豪放磊落(笑)。

これも、最初からイキナリ逸脱するのではなく、後ろに行けば行くほど違いが際立って来るんです(笑)。
最終的に違いを際立たせたのは、決意の背景に何を持って来るかだった気がします。

ドラマでは、貞盛や秀郷や純友(あるいは暗に清盛や頼朝)とも比較し、ふるいにかけた結果、英雄でもない、政治家でもない、ましてや新皇でもない、千年を超えた現在もなお、我々の受け取れる唯一の姿にポイントを絞ってますが、これも或いは、原作者が書き起こした当初はなかった発想を、ドラマでは原作を下地に、最初から練り直せたからなのかもしれませんね〜。

で、「風と雲と虹と」ですが、来月(10月)はまだ再放送は無いようです(^^ゞ。

ただ、時代劇専門chは1ヵ月前しかネット告知されないので、既にスカパーかケーブルに入っておられる方は「来月やる(゚.゚)」と判ってから入れば間に合うんですが、加入自体がまだの方は、1ヵ月以内だと準備が間に合わない場合があるよう(設備が必要)なので、とりあえず加入だけしておいて、各チャンネルの方は見たい番組を知ってから入る、というのが無難かもしれません(^^ゞ。

次は……篤姫かっ(笑)。
やっぱここが本番なのでしょうかっ。和宮降嫁の前後から、ジワジワと書かれる台詞に凄みが増して来た感じがします!!(≧▽≦)

大奥だから、どっかでいつかは出るべきと思ってた事ですが、夫婦だ家族だと言う篤姫に対し、滝山が「大奥の女達は、殆どが男性と添う事もなく一生を終える」と、やはり言いましたね〜(笑)!

予想するに、こういう所から篤姫は、江戸城や大奥全体を家族と思っていくのでしょうが、家定や家茂との絆が出来上がるまでは、こうした大奥独特の世界観から少し距離を取って来た構成が、なかなか良かったのではないかと思います(^^)。

逆に一つだけ引っ掛かったのは、やはり篤姫の兄・今泉島津忠敬(今もこの名前でいいんだっけ)が、久光の家から養子を送り込まれて、早々と若隠居にさせられちゃう所ですか(^^ゞ。

今年は小松帯刀を主役級にする以上、久光をそう悪く描かなくて良かったという気はしますが、流刑地から戻って来た西郷と久光の遣り取りも、ちょっと唐突に感じたりしたかな〜?

篤姫を息子の嫁に貰えなかった恨みとかを、ちょっと確執っぽく描いた方が、この辺りの唐突な印象は薄かったかもしれませんね(^^ゞ。

そして最後に……三国志演義かっ。
これも読み終わりました。分量的には今読んでる「平将門」とそう変わらない量なんですが、出先に持ってく時だけ読んでたので、こっちは随分時間がかかりました(^^ゞ。

姜維・鍾会・トウ艾の三つ巴で、蜀の終焉と三人のそれぞれ最期が描かれ、意外と最後までハラハラ・ドキドキでしたっ(笑)。
結局、蜀・魏・呉の順番で、最後の最後にドドドッと三国ともに滅び、全てが晋に吸収されていく過程が、すべて演義仕立てで読めて、大変に満足しました(^^)。

それにしても司馬炎の「蜀の太守(劉禅)の仇を討つため、魏を滅ぼす!」とは、ナントいう大義名分(つまり「言い掛かり」:爆)でしょう!(笑)

面白かったのは、内通を装った者を敵地に赴かせ、敵が信用した隙をついて逆内通という手法(例えば赤壁の戦いにおける「苦肉の策」など)が、中盤あたりで何度も出て、そのたび「ありえんだろ(^_^;)」と思うぐらい、何度も騙されるという遣り取りが連続したのに、終盤に来ると、こういう亡命者が本気で寝返るようになっていく辺りですか……。

つまり「敵の敵は味方」って奴ですわ(笑)。

最初は同じ国が三勢力に別れていただけだったのが、その内に、自国における利権争奪が起こって来るため、むしろ亡命先としてアテにする本当の「外国」になって行く所が、時の流れって奴を思わされますね〜。

姜維、司馬師・司馬昭など、そのように前世代とは「もはや感覚的に全く違う世代」を現すべく、最後に主役級で登場した人物達にとっては、勢力が三分してる必然性が無くなって来ているような所が、とんでもなく長い時間の流れと、そこにやむことなき乱世を描いた、この読み物の妙味なのかもしれません。

長い乱世と言えば、我が千葉県の動乱も、本と末のひっくり返りの連続でしたが(笑)、ある日急に地元開催の講座がある事を知り、ちょっくら出掛けて拝聴して参りました(^^ゞ。

内容は、それもズバリ、戦国時代ですわっ(笑)。と言っても、始まりは1400年代からになりますが。

これもまた「敵の敵は味方」の世界で(笑)、複雑怪奇さは三国志以上ですが(^_^;)。。
あまりにめくるめく勢力の出没に、僅かな時間で全てを解説するもままならぬ内容であるにも関わらず、講師を務められた地元博物館の方の話がとても上手で、あっと言う間に時間が過ぎた感じがします(笑)。

以前にも、何やら有名な先生をお招きして、同じような企画を催した事がありましたが、話は今回の方が専門的なのに、今回の方が面白かった気がするのは、自分だけだったのか、ちょっと気になる所です(笑)。

こんな具合に、8月はわりと余裕がありまして、本を読んだり、ちょいと出かけたりしてましたが、月末が迫った頃から、イキナリ物凄い忙しくなりまして(*o*)、まぁちょっと遊び過ぎてそうなったという気もしなくはないんですが(爆)、8末から9初にかけて、ややご無沙汰の感です。

と言うのも、今月は夏休みを取って、どっか旅行したいと思ってるんですっ(^O^)。

私は8月ちょいと余裕だったんですが、亭主が忙しかったので、9月しか(毎年って気もするが:笑)遠出できなくなり、私もそろそろ忙しい時期に差し掛かる合間、何とか時間を作ろうと焦っているのです〜(笑)。

そんなこんなで、どこに入るかまだ判りませんが、9月の内にちょいと留守となります。
予めご了承をm(__)m。

先月は下旬あたりから、急に涼しくなって、首を寝違えてしまいました(^_^;)。。
暑い毎日、つい水分を取りすぎる癖がついてるものですから、急に涼しくなっても体が追い付かず、ある日起きたらイキナリって感じです。。

それが、だいぶ長引きましたね〜。。背中に来て腰にまで来てって感じで(;_;)。。

局地的な豪雨とか雷雨とか続いてますし、気温や湿度変化もいっそう激しくなるかもしれませんので、皆様も充分にお気を付け下さいませ(^_^A)。

では、来週は「城主のたわごと」の更新を行いたいと思います〜♪

09月08日

城主
 
     





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