「城主のたわごと4月」、2007年9月の東北旅行は

ついに最終回(^^)。次は香取神宮に入りました〜♪





     
 

上記の通りです〜。

2007年9月の東北旅行、第6弾は3泊4日の4日目の夕方〜夜、上山温泉で最終回です〜。
そして今回から2度に分けて、千葉県佐原市の香取神宮に入るです(^^)。
宜しくご賞味下さいませ(^^)。

次回の更新は、5月10日ごろまでには入りたいと思うです〜!

04月20日

城主

 
     




「議事録」(だいたい)01/21〜02/20頃の更新

桜が早かったですっ! チラと見て春が終わるぅぅ〜!





     
 

更新は上記の通りです。

前からお話ししてる通り、3月は後半からだいぶ忙しくなり、そこへ桜が思わぬ早さで満開になってしまい、今年は今イチ桜を見過ごしました。。

4月に入ってから少し時間が出来たんですが、DVDの整理も出来ずに日を過ごしたので、実は今、CS時代劇専門chでは今「おんな太閤記」をやってるんですが、だいぶ撮りそびれてしまい(^_^;)、この4月は17日からだったか、「風と雲と虹と」も始まるので、これは何とか見たいと思ってます〜。

三国志演義は、なるべくゆっくり進んでおりましたが、成都攻略・漢中制覇・関羽出陣・関羽負傷、と進んで来てしまったので、今は時間が取れるまで手をつけないでいるです。

と言うのも、そろそろ名将たち(関羽・曹操・張飛・黄忠・劉備)の連続死の辺りに差し掛かりつつあるからです。「この辺は出来れば間を空けながら読みたくない」と、姑息な小休止に踏み切ってます(笑)。

さてさて、「篤姫」は何とか第一関門を突破しましたね!( ^O^)/∀☆∀\(^O^ )

最初の1クールで、小松帯刀を影ながら応援する幕末の志士達という、これだけで維新まで全て説明しきれる太い骨組みを作れ、この分なら坂本竜馬あたりは安心して見れそうな気がします(^^)。

最初から西郷が出て来たので、正直言うと、少しだけ気を揉んでました(^^;)。。
しかし西郷と大久保は小松家に出入りするようになり、今ようやく奥に住まう小松清猷の妹、お近が香を立てるお部屋まで入れるようになりました(^^)。

彼らのような身分の低い者達と、上は藩主・島津斉彬までの間を埋める一つ一つの過程を、ドラマ仕立てて、非常に丹念に描いて来たと思います。

間をすっ飛ばす爆弾級の理由付けが「小松帯刀(今まだ肝付尚五郎)の片思い」でした(笑)。
これが本来なら非常に面倒臭いハズの過程を、革新的に早めてくれたと思います〜♪

何と言っても、最初に尚五郎が西郷や大久保に近付いた第一歩が、篤姫(当時の於一)に「囲碁も剣もお弱いのですね〜」と言われて、って所がまさに「飛び級」もん。三階級特進ぐらいでしょうか(笑)。
ただこうした「飛び級」は、そうそう何度も使える手法でないし、若い頃だから通用する「歴史の闇の部分(笑)」なので、その後は長かったですね〜(^_^A)。

しかしお近の部屋に到達するまで、辛抱して西郷と大久保しか使わなかったのは二重丸です(^^)。海江田武次(有村俊斎でしたっけ(^^ゞ)あたりがそろそろ出て来てもいいのかもしれませんが、芋づる式に生麦や桜田門外も出そうなので、まだ要注意ですか(笑)。

もう一つは幕府側の重鎮連中ですが、これも正直、最初の頃はハラハラしました(^^;)。
篤姫に重点を置いてるので、どうしてもお歴々の露出度が低くなり、少ない出番で「篤姫擁立計画」をめぐる権力対立の構図をどう見せるか、といった感じでした。。

しかし、なるほど、そうですか。阿部伊勢(草刈正雄)と松平春嶽(矢島健一・キャー!)が結託でしたか(笑)。チラ目同志で確認しあいながら水戸斉昭をジンワリ懐柔!!
何が楽しいって、歴史ドラマは「陰湿な権謀術数」ですよっ! やっぱ大河はこうでなきゃ〜(笑)。

奥まった場で伝授されてきた香道や正式な礼儀作法など、NHKならではの教養講座を披露してくれ、視聴者には有難い一方で、物凄く莫大な数の人間をこなさなければならないので、1シーン1シーンを、要か不要か峻厳に見極めながら進まないとならない話でもあり、最初の1クールは「このドラマでは何を説明してくれ、何を説明してくれないか」を判らせなきゃならなかったと思います。
後者つまり「暗黙の了解」事項としましては、

@ 主要登場人物が実はお喋り(爆)
A 篤姫が異性(恋愛)に興味がない

この二項ですかね(^^ゞ。
ともにかなりの貢献をして来たのが、篤姫の兄「忠敬」という人物だったように思っています〜♪ *やんや・やんや*

実はこの設定は非常に難しいんですね(^_^;)。
特に@については、上層部(今回の場合は藩主)の近くに反動的人物がいて、そこから下々に情報が伝わるという手法がわりとよく使われると思います。

例えば、本当は藩主の実の息子なんだが、本人は島津氏に含む所があって(例えば母が不幸の死を遂げた等)、主家の転覆を謀る一味に利用される問題児だったり、市民革命を目指す正義の味方だったりしつつ、血筋ゆえに藩主から見逃されている、とかいった設定ですね(^^ゞ。

テレビも新聞も無い時代、「一定の広さに情報が漏れる」という設定上どうしても必要なんですが、大抵これに使われる人物は、個人的に過去あまり好きになれなかったです(^_^;)。

その点「忠敬」以上に、「尚五郎がお喋り」ってのは高得点ですっ(爆)。
ついに島津斉彬にまで達して、今や「薩摩で一番有名な片思い」に昇格!(笑)
尚五郎アッパレ(≧▽≦)!!

ただし「忠敬・篤姫兄妹を除く」という注意書きがつく点が面白く、その両親ですら知ってるのに、二人の子供は全く気付かないという、かなり難易度の高い構成だと思います。
どの時点でこれが二人にバレて行くのか(行かないのか)も、今後の見ものですね〜♪

あと実は最初……6話ぐらいまで、ですか、「跳ぶが如く」の影響で、高橋英樹がどうしても島津久光に見えて仕方なかったのです(笑)。
それと、篤姫が生母に似ているという話も、この先どう使われるのか心配でした。

が、尚五郎の片思い話で、藩主でありながら実は事情通……(笑)。
なぜ高橋英樹が斉彬なのか、やっと得心しました(≧▽≦)。

今年は前半この人にかかってる面が大きいですが、幾島の松坂慶子さんとも「国盗り物語」以来の相性か、噛み合って進んだ感じがします。

江戸に行っちゃってから路頭に迷う篤姫・幾島主従なんですが、大らかな斉彬の「意外な落とし穴」みたいな感じで、「あるある、こういう事(^_^;)、就職してみたら、採用時と話が違ってたのよねぇ」と生臭く現実を重ねながら見てます〜(笑)。

次はA。尚五郎が於一を妻に欲しいと今泉・島津忠剛(於一の父)に申し込む場面で、尚五郎は「於一には自分の口から言いたいから内緒にして欲しい」と補足するんですが、

父「断られたらどうするつもりなのじゃ」
尚五郎「決して諦めません!!!」

一見、尚五郎の一途さに感動するシーンなんですが、要するに二人して「断られる前提」に立ってるんですね(笑)。
これも兄、忠敬の「何せ妹はアレだから」の一言で片付けられて来た点なんですが、それだけで飲み込ませたお手並みは上手いと思いました(^^ゞ。

それにしても尚五郎の片思い、桁違いの物凄い効果ですっ、もう凄すぎて(笑)。
「北条時宗」の平頼綱(北村一輝)以来のヒットではないでしょうかっ(爆)。

実は彼の設定って、原作にも無いような……?
どうも時代考証の方の発案だったみたいな(゚.゚)?
鹿児島大学の教授だそうです。郷里の偉人・小松帯刀を描きたくて要望したそうで。何かスゴイ!と思いました!

確かに「この人が生きていたら、西南戦争は回避できた」とか言われるのが何となく頷ける、って描き方が好印象で、それも「冷静な視点で動乱を見守った」とか「思慮深い高潔」なんかじゃないのに、何気に男が惚れる(ってより助けてあげたいと思わせる)男、って出来がさらにスゴイ(笑)。

恋の悩みシーンで、大久保・西郷が途端に偉そうに腕を組み始めたり、紙のまだ貼ってない団扇でバタバタ扇いだり、これも於一が内職の賃金格差に驚いた後なので、骨だけの団扇が置いてある事が不自然じゃなく、細かい所まで行き届いた話で楽しいです(笑)。

あとNHK時代劇ファンと致しましては……(=^m^=)。
樋口可南子が本当に良かったです。「風神の門」と重ね合わせて見た人は多かったでしょう。
幕府の成立期に、遠ざかる輿に乗って、一度入ったら二度と出る事の適わぬ大奥に向かった役でした。
今回は幕府の終焉。年老いて今は母親役。同じ運命を担いながらも娘は、大奥に終止符を打ちに江戸に旅立つんですねぇ。。感慨深いです。

二点ほど現時点までで、ちょっと首を傾げたのは……。

一つは、江戸に来て思わぬ破談の様相を知らされる所までは、「うわ〜これまでの苦労は一体」と思わされて、すこぶる面白かったんですが、その後の二話ほどが、ちょっと展開が飛躍してるような、ぬるさが漂って来た気がして……。

西郷が篤姫の婚儀の準備役を命じられてました。
江戸の薩摩藩邸で篤姫と対面し、二人が知り合いだと斉彬が知る所までは良かったです。

が、斉彬は単に西郷の「いい意見書を書く」「仲間を推薦する度量」を買っただけで、町の様子を探る役にでもするつもりだったのを、西郷は篤姫が家定の正室になる事を知らされて、尚五郎に代わって自分が篤姫を守りたいと密かに決意して、身分も省みず願い出る、という話になるのだと思ってました(^^ゞ。

また病気の斉彬にかわって、西郷の斉興への鬱憤を篤姫が落ち着ける段は、まぁ納得したんですが、英姫との確執が決着してないので、斉彬の嫡男(虎寿丸でしたっけ)に姉として慕われるという展開は、その母親(側室なんですよね?)か乳母をまず手なずけ、さらに小の島や藤野といった老女を手なずけた後、という気がしてて、それが今回いきなり斉彬の父、斉興やお由羅との対面になって、ちょっと面食らいました(^_^;)。。

もう一つは、この先に興味の繋がる事なんですが、今泉忠剛(実父)は島津久光(今は重富・島津忠教)との縁組に拒否反応を示したのに、特にこれと言って報復じみた目に遭わずに死んだ点ですか……。
この後どう展開するのか気になりますね。

よくある手法だと、於一の知らない間に、於一のために実家が苦境に追いやられた挙句、心労から父が死亡なんて、橋田ガス子バリの展開にすると、怖さと悲しさ倍増の「伝統的な大奥話」って感じで、互いに物言えず輿から目線だけで交わす最後の別れのシーンなんか、今から怒涛の涙に暮れそうですが……。

ただこれも篤姫お披露目で両親との再会シーンの直前に、篤姫と久光が囲碁について話すシーンがあり、大変に意味深だったので、今後どう展開していくのか興味深々です〜♪

さてさて、今月も後半が又ちょっと忙しくなりそうです(^_^;)。
次回は来週「城主のたわごと」をアップの予定でいます。頑張るです!!(なるべく:笑)
ではでは〜♪

04月13日

城主

 
     





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